JPS5910404A - 鋼板の冷間タンデム圧延方法及びそのための装置 - Google Patents
鋼板の冷間タンデム圧延方法及びそのための装置Info
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- JPS5910404A JPS5910404A JP11879282A JP11879282A JPS5910404A JP S5910404 A JPS5910404 A JP S5910404A JP 11879282 A JP11879282 A JP 11879282A JP 11879282 A JP11879282 A JP 11879282A JP S5910404 A JPS5910404 A JP S5910404A
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- rolling oil
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0239—Lubricating
- B21B45/0245—Lubricating devices
- B21B45/0248—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0251—Lubricating devices using liquid lubricants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
- B21B1/28—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process by cold-rolling, e.g. Steckel cold mill
-
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B2267/00—Roll parameters
- B21B2267/18—Roll crown; roll profile
- B21B2267/20—Ground camber or profile
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼板の冷間タンデム圧延方法及びそのだめの装
置に係り、詳しくはステンレス鋼の冷間圧延に好適であ
ってその表面性状及び生産性が改善される鋼板の冷間タ
ンデム圧延方法及びそのための装置に関する。
置に係り、詳しくはステンレス鋼の冷間圧延に好適であ
ってその表面性状及び生産性が改善される鋼板の冷間タ
ンデム圧延方法及びそのための装置に関する。
従来、ステンレス鋼の冷間圧延は、ステンレス鋼の特殊
性、即ち拐質的に普通鋼と比べ硬い材料であるというこ
と、及びステンレス製品の品質を左右する表面性状の向
上を狙うという目的から、作業ロールの小さい圧延機（
例えば２０段ロール圧延機）により行なわれている。し
かしながら、通常この様な小径ロール多段圧延機は単ス
タンドで使用されることが多く、材料を所定の仕」二厚
与にするにはｌｌｌＪ回も繰り返し圧延する必要があり
、生産能率ｔｊ非常に低い。これに対し、近年、小径ロ
ール多段圧延機をタンデムに配置した例や、通常の大径
口 ルな持つ冷間タンデム圧延機でステンレス鋼を圧延
し、大幅な生産性の向上を図る方法が行なわれている。
性、即ち拐質的に普通鋼と比べ硬い材料であるというこ
と、及びステンレス製品の品質を左右する表面性状の向
上を狙うという目的から、作業ロールの小さい圧延機（
例えば２０段ロール圧延機）により行なわれている。し
かしながら、通常この様な小径ロール多段圧延機は単ス
タンドで使用されることが多く、材料を所定の仕」二厚
与にするにはｌｌｌＪ回も繰り返し圧延する必要があり
、生産能率ｔｊ非常に低い。これに対し、近年、小径ロ
ール多段圧延機をタンデムに配置した例や、通常の大径
口 ルな持つ冷間タンデム圧延機でステンレス鋼を圧延
し、大幅な生産性の向上を図る方法が行なわれている。
この冷間タンデム圧延機は一般に第１図にその概略を示
す如きラインを有し、圧延材５は巻戻し機１から控ロー
ル３を有する作業ロール２間を通過して圧延され巻取機
４に巻き取られる。この際圧延油量ヘッダー６からは圧
延油が圧延材に噴射される。なお、７はロール冷却用へ
ラダーである。
す如きラインを有し、圧延材５は巻戻し機１から控ロー
ル３を有する作業ロール２間を通過して圧延され巻取機
４に巻き取られる。この際圧延油量ヘッダー６からは圧
延油が圧延材に噴射される。なお、７はロール冷却用へ
ラダーである。
しかして、圧延油量ヘッダー６は第２図に系統図を示す
如く、圧延油のタンク８からポンプ９及びバルブ１０を
経て配管１１によシ供給される圧延油を、圧延材５の板
幅の方向にわたって均一に噴射するように設けられてお
り、噴射された余剰の圧延油は配管１２によりタンク８
に戻されるよう構成されている。
如く、圧延油のタンク８からポンプ９及びバルブ１０を
経て配管１１によシ供給される圧延油を、圧延材５の板
幅の方向にわたって均一に噴射するように設けられてお
り、噴射された余剰の圧延油は配管１２によりタンク８
に戻されるよう構成されている。
一方１．一般にステンレス鋼の圧延油としては表面光沢
の向上を狙い潤滑と冷却を兼ねたストレート型鉱油が使
用されているが、本圧延油は冷却能力が小さく圧延速度
がぜいぜい３００〜４００ｍ／ｍｉｎ程度しか出せない
。この理由は圧延速度の増加に伴ない、圧延材料あるい
は作業ロールの温度上昇等によリロールと圧延材料間の
圧延油の油膜破断が生じ、その結果、ロールと材料との
金属接触を起し表向欠陥であるヒートストリークが発生
するだめであると考えられている。（なお、これまでの
圧延結鬼から、このヒートストリークは圧延板の板幅方
向で圧延圧力の高い部分で発生し易いことが判明してい
る１、） 特にステンレス鋼はヒ−トストリークが発生し易い材料
であり、ステンレス鋼をタンデム圧延機により高速で圧
延し生産能率の向上を狙うためには、潤滑性能および表
面性状の優れた圧延油が必要となって来る。しかるに潤
滑性能と表面性能は圧延油にとって相反する性能であり
、この両者を満足する圧延油を得ることは極めて難かし
いところから、ステ／レス鋼を冷間タンデム圧延機によ
って圧延するに際してヒートストリークを防止するにｔ
ユ、圧延速度を落さざるを得なかった。
の向上を狙い潤滑と冷却を兼ねたストレート型鉱油が使
用されているが、本圧延油は冷却能力が小さく圧延速度
がぜいぜい３００〜４００ｍ／ｍｉｎ程度しか出せない
。この理由は圧延速度の増加に伴ない、圧延材料あるい
は作業ロールの温度上昇等によリロールと圧延材料間の
圧延油の油膜破断が生じ、その結果、ロールと材料との
金属接触を起し表向欠陥であるヒートストリークが発生
するだめであると考えられている。（なお、これまでの
圧延結鬼から、このヒートストリークは圧延板の板幅方
向で圧延圧力の高い部分で発生し易いことが判明してい
る１、） 特にステンレス鋼はヒ−トストリークが発生し易い材料
であり、ステンレス鋼をタンデム圧延機により高速で圧
延し生産能率の向上を狙うためには、潤滑性能および表
面性状の優れた圧延油が必要となって来る。しかるに潤
滑性能と表面性能は圧延油にとって相反する性能であり
、この両者を満足する圧延油を得ることは極めて難かし
いところから、ステ／レス鋼を冷間タンデム圧延機によ
って圧延するに際してヒートストリークを防止するにｔ
ユ、圧延速度を落さざるを得なかった。
本発明の目的は従来部われている圧延油を使用して、表
向性状の品質を下げることなく潤滑性能、即ち圧延速度
の増加が可能となる工業的に極めて有利な鋼板の圧延方
法及びそのための装置を提供することにある。
向性状の品質を下げることなく潤滑性能、即ち圧延速度
の増加が可能となる工業的に極めて有利な鋼板の圧延方
法及びそのための装置を提供することにある。
本発明は、圧延鋼板表面と作業ロール表面との少なくと
も一方に圧延油を噴射しながら圧延する冷間タンデム圧
延方法において、噴射される圧延油の濃度は核圧延鋼板
の板幅方向にわたって異なることを特徴とする鋼板の冷
間タンデム圧延方法、及び圧延鋼板光面と作業ロール表
面との少なくとも一方に圧延油を噴射する圧延油噴射器
を備えた冷間タンデム圧延装置において、前記圧延油噴
射器は圧延鋼板の板幅方向に複数個配列されており、か
つ該圧延油噴射器は低濃度圧延油貯蔵用タンクと高濃度
圧延油貯蔵用タンクとに接続されていることを特徴とす
る冷間タンデム圧延装置によって、上記目的を達成する
ものである。
も一方に圧延油を噴射しながら圧延する冷間タンデム圧
延方法において、噴射される圧延油の濃度は核圧延鋼板
の板幅方向にわたって異なることを特徴とする鋼板の冷
間タンデム圧延方法、及び圧延鋼板光面と作業ロール表
面との少なくとも一方に圧延油を噴射する圧延油噴射器
を備えた冷間タンデム圧延装置において、前記圧延油噴
射器は圧延鋼板の板幅方向に複数個配列されており、か
つ該圧延油噴射器は低濃度圧延油貯蔵用タンクと高濃度
圧延油貯蔵用タンクとに接続されていることを特徴とす
る冷間タンデム圧延装置によって、上記目的を達成する
ものである。
以下に本発明の実施例を第３図ないし第５図を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第３図は本発明の装置の一実施例を示す系統図である。
この実施例装置において濃度の異なる圧延油を貯蔵する
タンク１５．１５’からの圧延油はポンプ９により、各
々圧延板の板幅方向に配置された圧延油噴射器（本実施
例においてはヘッダー）１３゜１４に供給され、圧延材
５に噴射される。噴射された圧延油のうち余剰のものは
タンク８に集められ、濃度調節用の圧延油を貯蔵するタ
ンク１６から供給される圧延油ととも（二、タンク１５
．１５’に戻され、再び使用に供される。
タンク１５．１５’からの圧延油はポンプ９により、各
々圧延板の板幅方向に配置された圧延油噴射器（本実施
例においてはヘッダー）１３゜１４に供給され、圧延材
５に噴射される。噴射された圧延油のうち余剰のものは
タンク８に集められ、濃度調節用の圧延油を貯蔵するタ
ンク１６から供給される圧延油ととも（二、タンク１５
．１５’に戻され、再び使用に供される。
一般に圧延油の濃度が高い程、ロールと材料間に引き込
まれる圧延油量は多くなり、その結果油膜厚みが厚くな
り、潤滑性が向上する。しかし逆に油膜が厚いと材料は
ロールの拘束を受けずに変形し、圧延後の材料表面は自
由変形により、表面粗度が粗くなり光沢が悪化する。一
方圧延油の濃度が低いと潤滑性は悪いが光沢は向上する
。このように圧延油濃度は圧ＩＡ＠滑性と表面光沢に対
して逆の効果を与える要因となっている。本発明は上記
の因子を有効）二利用し、＠滑性能および表面性能の両
者共に秀れた鋼板の圧延を行なうものである。例えば、
一般に冷間タンデム圧延機の作業ロールのスタンドの土
下刃は各箇所で異なる場合がある。第４図に示す如き、
巻戻し機１からの圧延材５を作業ロール２と控ロール３
とで圧延し巻取機４で巻き取る場合、１７〜２１の５つ
のスタンドを使用し、その際、１８．２０のスタンドで
は圧下刃が大きく、１７，１９．２１のスタンドでは圧
下刃が小さい場合、圧延油相ヘッダー２２〜２６に供給
する圧延油は本発明を適用して、次のように構成するの
が好ましい。即ち、圧下刃の大きいスタンド１８．２０
（圧下刃１５００〜２０００ ）ン）では、一般に大き
い凸クラウン作業ロールを使用するが、この際、該ロー
ルへ噴射する圧延油濃度を第５図（８）に示すように板
幅方向に対して中央部で高（（６ａ＝ＩＱ〜２０チ）両
端部では低（（６ｂ＝２〜５チ）する。今、上記の作業
口、−ルの組み合せで材料を圧延した場合、圧延圧力の
冒い中央部では圧延油濃度が高いため、表面光沢はＩＩ
ＩＴＪ端部と比較すると悪化する傾向にあるが、逆に圧
延潤滑性は向上し、これによりヒートス） ＩＪ−りの
発生が抑えられる。−万両端部では圧延油′ｎｋ度が低
いため圧延潤滑性は悪い条件下にあるが圧延圧力ｉｄ仮
輻幅方向中央部り低いのでここにおいてもヒートストリ
ークの発生は抑えられるようになる。これに対し、圧下
刃の小さいスタンド１７，１９．２１ （圧下刃１００
０〜１２００トン）では、一般に小さい凸クラウン作業
ロールを使用するがその際該ロールへ噴射する圧延油濃
度を第５図（Ｂ）に示すように板幅方向に対して中央部
で低（（６ｂ＝２〜５チ）、両端部では＾く（６ａ＝１
０〜２０饅）する。このようにして圧延した場合、中央
部の圧延油濃度が低いにも拘わらず圧延圧力は小さいの
で圧延潤滑性は向上し、表面光沢についても低下するこ
とは無い。−万両端部では圧延圧力は中央部よｐ高くな
るが圧延油の濃度が筒いことから圧延性は向上する。
まれる圧延油量は多くなり、その結果油膜厚みが厚くな
り、潤滑性が向上する。しかし逆に油膜が厚いと材料は
ロールの拘束を受けずに変形し、圧延後の材料表面は自
由変形により、表面粗度が粗くなり光沢が悪化する。一
方圧延油の濃度が低いと潤滑性は悪いが光沢は向上する
。このように圧延油濃度は圧ＩＡ＠滑性と表面光沢に対
して逆の効果を与える要因となっている。本発明は上記
の因子を有効）二利用し、＠滑性能および表面性能の両
者共に秀れた鋼板の圧延を行なうものである。例えば、
一般に冷間タンデム圧延機の作業ロールのスタンドの土
下刃は各箇所で異なる場合がある。第４図に示す如き、
巻戻し機１からの圧延材５を作業ロール２と控ロール３
とで圧延し巻取機４で巻き取る場合、１７〜２１の５つ
のスタンドを使用し、その際、１８．２０のスタンドで
は圧下刃が大きく、１７，１９．２１のスタンドでは圧
下刃が小さい場合、圧延油相ヘッダー２２〜２６に供給
する圧延油は本発明を適用して、次のように構成するの
が好ましい。即ち、圧下刃の大きいスタンド１８．２０
（圧下刃１５００〜２０００ ）ン）では、一般に大き
い凸クラウン作業ロールを使用するが、この際、該ロー
ルへ噴射する圧延油濃度を第５図（８）に示すように板
幅方向に対して中央部で高（（６ａ＝ＩＱ〜２０チ）両
端部では低（（６ｂ＝２〜５チ）する。今、上記の作業
口、−ルの組み合せで材料を圧延した場合、圧延圧力の
冒い中央部では圧延油濃度が高いため、表面光沢はＩＩ
ＩＴＪ端部と比較すると悪化する傾向にあるが、逆に圧
延潤滑性は向上し、これによりヒートス） ＩＪ−りの
発生が抑えられる。−万両端部では圧延油′ｎｋ度が低
いため圧延潤滑性は悪い条件下にあるが圧延圧力ｉｄ仮
輻幅方向中央部り低いのでここにおいてもヒートストリ
ークの発生は抑えられるようになる。これに対し、圧下
刃の小さいスタンド１７，１９．２１ （圧下刃１００
０〜１２００トン）では、一般に小さい凸クラウン作業
ロールを使用するがその際該ロールへ噴射する圧延油濃
度を第５図（Ｂ）に示すように板幅方向に対して中央部
で低（（６ｂ＝２〜５チ）、両端部では＾く（６ａ＝１
０〜２０饅）する。このようにして圧延した場合、中央
部の圧延油濃度が低いにも拘わらず圧延圧力は小さいの
で圧延潤滑性は向上し、表面光沢についても低下するこ
とは無い。−万両端部では圧延圧力は中央部よｐ高くな
るが圧延油の濃度が筒いことから圧延性は向上する。
上記の如く圧延板の板幅方向に濃度の異なる圧延油を噴
射出来る分割へラダーを任意のスタンドに配置すること
により、板幅全体にわたって、従来のステンレス用圧延
油で要求されていた表面光沢を損うことなく、又表面欠
陥であるヒートストリークを発生させることなく圧延速
度を従来以上に上昇させることが可能となる。
射出来る分割へラダーを任意のスタンドに配置すること
により、板幅全体にわたって、従来のステンレス用圧延
油で要求されていた表面光沢を損うことなく、又表面欠
陥であるヒートストリークを発生させることなく圧延速
度を従来以上に上昇させることが可能となる。
以下に本発明を数値を示して更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を越えない限り、以下の諸例に限定され
るものではない。
発明はその要旨を越えない限り、以下の諸例に限定され
るものではない。
実施例１．２及び比較例１
第４図に示す如き、５つの作業ロールにより、圧延油と
して牛脂系エマルジョンを使用して、３．。
して牛脂系エマルジョンを使用して、３．。
胴厚Ｘ１２５０＋ｍ幅のＳ Ｕ Ｓ ４．３０ステンレ
ス鋼板の圧延を行なった。第４図における各スタンド１
７〜２１の各々の圧下率及びロールクラウン条件は表１
に示す如くである。
ス鋼板の圧延を行なった。第４図における各スタンド１
７〜２１の各々の圧下率及びロールクラウン条件は表１
に示す如くである。
即ち、実施例１と比較例１では圧下率及びロールクラウ
ン条件を同じにし、各スタンドでの圧延油濃度を比較例
１では同一（３チ）としたのに対し、実施例１では第３
図に示す如きヘッダーにより、衣１に示すように圧延板
の板幅方向で圧延油濃度を変えて圧延を行った。また実
施例２においては、圧Ｆ率及び圧延油濃度の条件を実施
例１と同じにし、ロールクラウンをスタンド１９で太き
くシ、スタンド２０で小さくした場合の圧延を試験した
。
ン条件を同じにし、各スタンドでの圧延油濃度を比較例
１では同一（３チ）としたのに対し、実施例１では第３
図に示す如きヘッダーにより、衣１に示すように圧延板
の板幅方向で圧延油濃度を変えて圧延を行った。また実
施例２においては、圧Ｆ率及び圧延油濃度の条件を実施
例１と同じにし、ロールクラウンをスタンド１９で太き
くシ、スタンド２０で小さくした場合の圧延を試験した
。
各々の例で得られた圧延板の圧延速度、ヒートス） Ｉ
Ｊ−りの発生状況、光σ（を表１に示す。ただし光沢は
光沢度（反射率）で測定し、比較例１で得られた圧延板
の結果を１．０とした時の比率で示した。
Ｊ−りの発生状況、光σ（を表１に示す。ただし光沢は
光沢度（反射率）で測定し、比較例１で得られた圧延板
の結果を１．０とした時の比率で示した。
表１より、本発明（二より圧延油の濃度を板幅方向にわ
たって変えることによって、光沢そのものは悪化するこ
となく圧延速度を２０チ増加させることが可能であり、
また得られる圧延板の表面性状も極めて優ねていること
が明らかである。さらに、板幅方向の圧延油濃度を変え
ると同時にスタンドの圧下刃の大小（：よりロールクラ
ウンを適宜変えることにより、圧延速度を大幅に増加さ
せることも可能である。
たって変えることによって、光沢そのものは悪化するこ
となく圧延速度を２０チ増加させることが可能であり、
また得られる圧延板の表面性状も極めて優ねていること
が明らかである。さらに、板幅方向の圧延油濃度を変え
ると同時にスタンドの圧下刃の大小（：よりロールクラ
ウンを適宜変えることにより、圧延速度を大幅に増加さ
せることも可能である。
（１１）
以上の通り本発明（二よれば、冷間タンデム圧延装置に
おいて従来使われている圧延油を使用して、鋼板の表面
性状の品質をドげることなく圧延速度を増大させること
ができる。
おいて従来使われている圧延油を使用して、鋼板の表面
性状の品質をドげることなく圧延速度を増大させること
ができる。
また、本発明はステンレス鋼の圧延以外にも、高速、高
圧下の出廷で月つ表面品質の高グレードを要求される薄
物材の圧延についても適用可能である。例えば、最近、
ビール罐や清涼飲料水の罐は冷間圧延後そのままで製品
となるものが増加し２ており、冷間圧延後の表面性状は
無視できないほど、品質向上が要求されているが、本発
明はこのようなビ ル罐や、清涼飲料水鑵あるいは、電
解クロム酸処理鋼のような圧延後の表面性状が表向処理
後もそのまま残される状態で最終製品となるような鋼材
に対しても適用できる。
圧下の出廷で月つ表面品質の高グレードを要求される薄
物材の圧延についても適用可能である。例えば、最近、
ビール罐や清涼飲料水の罐は冷間圧延後そのままで製品
となるものが増加し２ており、冷間圧延後の表面性状は
無視できないほど、品質向上が要求されているが、本発
明はこのようなビ ル罐や、清涼飲料水鑵あるいは、電
解クロム酸処理鋼のような圧延後の表面性状が表向処理
後もそのまま残される状態で最終製品となるような鋼材
に対しても適用できる。
第１図は従来の冷間タンデム圧延装置の概略を示す断面
図、第２図は従来の圧延装置の圧延油相ヘッダーを説明
する系統図である。第３図は本発明の圧延装置の圧延油
用ヘッダーを説明する系統（１２） 図、第４図は本発明を採用する冷間タンデム圧延装置の
匝略を示す断面図、第５図は本発明の圧延油噴射状況を
説明する図であり、第５図（５）は板幅方向中火・部の
圧延油濃度が高く、両端部の圧延油濃度が低い場合、第
５図０は板幅方向中央部の圧延油濃度が低く、両端部の
圧延油濃度が高い場合を示す。 １・・・巻戻し機、２・・・作業ロール、３・・・控ロ
ール、４・・・巻取機、５・・・圧延材、６・・・圧延
油用ヘッダー、７・・・ロール冷却用ヘッダー、８・・
・タンク、９・・・ポンプ、１０・・・バルブ、１１．
１２・・・配管、１３゜１４・・・圧延油相へラダー、
１５．１５’・・・タンク、１６・・・濃度ｆＡ節用タ
ンク、１７〜２１・・・スタンド、２２〜２６・・・ヘ
ッダー。 第１図 第２図
図、第２図は従来の圧延装置の圧延油相ヘッダーを説明
する系統図である。第３図は本発明の圧延装置の圧延油
用ヘッダーを説明する系統（１２） 図、第４図は本発明を採用する冷間タンデム圧延装置の
匝略を示す断面図、第５図は本発明の圧延油噴射状況を
説明する図であり、第５図（５）は板幅方向中火・部の
圧延油濃度が高く、両端部の圧延油濃度が低い場合、第
５図０は板幅方向中央部の圧延油濃度が低く、両端部の
圧延油濃度が高い場合を示す。 １・・・巻戻し機、２・・・作業ロール、３・・・控ロ
ール、４・・・巻取機、５・・・圧延材、６・・・圧延
油用ヘッダー、７・・・ロール冷却用ヘッダー、８・・
・タンク、９・・・ポンプ、１０・・・バルブ、１１．
１２・・・配管、１３゜１４・・・圧延油相へラダー、
１５．１５’・・・タンク、１６・・・濃度ｆＡ節用タ
ンク、１７〜２１・・・スタンド、２２〜２６・・・ヘ
ッダー。 第１図 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）圧延鋼板表面と作業ロール表面との少なくとも一
方に圧延油を噴射しながら圧延する冷間タンデム圧延方
法において、噴射される圧延油の濃度は該圧延鋼板の板
幅方向にわたって異なることを特徴とする鋼板の冷間タ
ンデム圧延方法。 （２、特許請求の範囲第１項記載の鋼板の冷間タンデム
圧延方法において、該圧延油の濃度は板幅方向中心部に
おいて高く、板幅方向両端部において低いことを特徴と
する方法。 （３）特許請求の範囲第１項に記載の鋼板の冷間タンデ
ム圧延方法において、該圧延油の濃度は板幅方向中心部
において低く、板幅方向両端部において高いことを特徴
とする方法。 （４）圧延鋼板表面と作業ロール表面との少なくとも一
方に圧延油を噴射する圧延油噴射器を備えた冷間タンデ
ム圧延装置にふ・いて、前記圧延油噴射器は圧延鋼板の
板幅方向に複数個配列されており、かつ該圧延油噴射器
−低濃度圧延油貯絨用タンクと尚濃度圧延油貯蔵用タン
クとに接続さｔＩでいることを特徴とする冷間タンデム
圧延装置＃Ｌ０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11879282A JPS5910404A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 鋼板の冷間タンデム圧延方法及びそのための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11879282A JPS5910404A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 鋼板の冷間タンデム圧延方法及びそのための装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5910404A true JPS5910404A (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=14745209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11879282A Pending JPS5910404A (ja) | 1982-07-08 | 1982-07-08 | 鋼板の冷間タンデム圧延方法及びそのための装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910404A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0362241A1 (en) * | 1987-05-28 | 1990-04-11 | Edwards William J | FLOW CONTROL FOR COOLANT. |
| US5006181A (en) * | 1987-03-10 | 1991-04-09 | Nippon Kokan Kabushiki Kaisha | Lubricating method for warm rolling of high silicon steels |
| FR2682896A1 (fr) * | 1991-10-29 | 1993-04-30 | Lorraine Laminage | Dispositif de refroidissement et de lubrification d'une piece metallique soumise a des contraintes thermiques et mecaniques elevees. |
| CN106391706A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-02-15 | 浙江东南金属薄板有限公司 | 一种轧硬卷工艺 |
-
1982
- 1982-07-08 JP JP11879282A patent/JPS5910404A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5006181A (en) * | 1987-03-10 | 1991-04-09 | Nippon Kokan Kabushiki Kaisha | Lubricating method for warm rolling of high silicon steels |
| EP0362241A1 (en) * | 1987-05-28 | 1990-04-11 | Edwards William J | FLOW CONTROL FOR COOLANT. |
| EP0362241A4 (en) * | 1987-05-28 | 1991-09-11 | William John Edwards | Coolant flow control |
| FR2682896A1 (fr) * | 1991-10-29 | 1993-04-30 | Lorraine Laminage | Dispositif de refroidissement et de lubrification d'une piece metallique soumise a des contraintes thermiques et mecaniques elevees. |
| CN106391706A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-02-15 | 浙江东南金属薄板有限公司 | 一种轧硬卷工艺 |
| CN106391706B (zh) * | 2016-12-01 | 2018-07-20 | 浙江东南新材科技有限公司 | 一种轧硬卷工艺 |
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