JPS5910318A - 水処理用ろ材及びろ過方法 - Google Patents

水処理用ろ材及びろ過方法

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JPS5910318A
JPS5910318A JP57118974A JP11897482A JPS5910318A JP S5910318 A JPS5910318 A JP S5910318A JP 57118974 A JP57118974 A JP 57118974A JP 11897482 A JP11897482 A JP 11897482A JP S5910318 A JPS5910318 A JP S5910318A
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sand
filtration
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water
filter medium
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Ryogo Tsukisaka
築坂 亮吾
Makoto Metsugi
誠 目次
Senji Imura
井村 宜二
Yukio Morise
森瀬 行夫
Kaoru Kikui
菊井 薫
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Shiraishi Central Laboratories Co Ltd
Kurimoto Ltd
Kurimoto Iron Works Ltd
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Shiraishi Central Laboratories Co Ltd
Kurimoto Ltd
Kurimoto Iron Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は優れたろ過性能を有する水処理用ろ材及びそれ
を用いたろ過方法に関する。
一般に、下水等の有機物含有廃水の廃水処理は。
BODの対象である有機物質、窒素化合物等を除去する
ために、活性汚泥法等の生物処理法を施し、次にこの処
理水を沈殿池、浮上槽等により沈殿物を分離した後、砂
ろ過性によシ微細な生物片等の懸濁物(5tbsptr
Lded 5olid 、以下SSと略す。)をろ去し
てSS濃度を5〜3000 pprlL程度に浄化する
方法が採られている。また、処理水を種々の目的に再利
用するためSS濃度をl PPm以下にしたい場合には
、砂ろ過前に凝集剤を添加して微細なSSを凝集させ大
粒化してから砂ろ過に供する等の方法が採られている。
上記の如き水処理における砂ろ過の機構は、水に浮遊す
るSSを篩で掬い上げて取り除く方法と同様である。即
ち、砂層の間隙にSSを捕捉せしめて、水のみを通過さ
せる仕組である。砂ろ過において砂の粒径は、篩目に相
当し、処理水中のSSをより多く捕捉するためには、よ
り細かな砂を用いることが必要となる。しかしながら、
砂がより細かくなるにつれてSSの捕捉性能が高められ
る反面、ろ過抵抗の増大及びろ過速度の低下がもたらさ
れるだけでなく、ろ過層の間隙径が狭くなるため、SS
によるろ過層の目詰りが早くなり、洗浄までのろ適時間
(ろ過サイクル)が短く寿るという大きな欠点が生じる
従来、上記欠点を改善するため、粒径の粗い砂と細かい
沙を併用し、粒径の粗い砂を流水入口側に配列して、大
々るSSを流水入口側でまず捕捉し、ろ過層のSS保貿
空間を最大限に有効利用する方法が採られてbる。しか
しながら、このようなろ過方法においては、−に配欠点
の改善がなお充分で彦<、また洗浄操作後、自動的に元
の配列に復元せしめるためには、比重が大きく異なる砂
を配合しなければならずろ材が高価なものとなるという
難点もある。
本発明者は、王制現状に鑑みて、SS捕捉性能が高く、
ろ適寸イクルが長く、ろ過抵抗が小さく、かつ安価々水
処理用ろ材を開発するため鋭意研究した結果、ろ退館を
カチオシ性ポリマーで被覆処理することにより目的が達
成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、ろ退館をカチオシ性ポリマーで被覆した
ことを特徴とする水処理用ろ材、及びろ退館をカチオシ
性ポリマーで被覆してなる水処理用ろ材を用いて上向流
方式でろ過することを特徴とするろ過方法に係る。
本発明におけるろ退館としては、通常この種の用途に用
いられるものをいずれも使用出来、例えば川砂、海砂、
ケイ砂等を挙げることが出来る。
粒径は、特に限定されるものではないが、0.1〜5m
m程度であるのが適当である。
また、本発明で用いるカチオシ性ポリマーは、粒子荷電
がガチオシ性であるポリマー、及びを分子中に有するポ
リマーであって、砂に良く固着し、かつ水に難溶性(J
IS K−6828による水可溶分試験において、水可
溶分が5%以下)の皮膜を形成するものである。
その様なカチオシ性ポリマーとしては、以下のものを挙
げることが出来る。尚、以下の例示において(メタ)ア
クリレートとあるのは、アクリレート及びメタアクリレ
ートの双方を示すものとする。(メタ)アクリルとある
のも同様である。
fl)  メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ
)アクリレート、ルーづ0ピル(メタ)アクリレート、
イソづロピル(メタ)アクリレート、n−づチル(メタ
)アクリレート、tgγを−づチル(メタ)アクリし一
ト、2−エチルへ士シル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸エステル類、(メ5)アクリル酸ア三ド
及びそのメチロール化物、スチール、ビニルトルニジ、
α−メチルスチレシ等のスチレン系tツマー類、酢酸ビ
ニル、″jOピオシ酸ビニル等の脂肪酸ビニルエステル
類、アクリロニトリル、エチレシ、塩化ビニル、塩化ピ
ニリヂシ、づタジエシ、イソづレジ、りOOづレジ等の
ビニル単量体(Aとする)の少なくとも1種を2,2′
−アリビス(2−アミノジづ0バシ)塩酸塩等のカチオ
シ性開始剤を用いて重合することにより、ポリマー末端
にカチオシ構造を導入したポリマー。
(2)  上記ビニル単量体(A)に、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(
メタ)アクリレート、t−づチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、2−アミノエチルビニルエーテル、ビニ
ルピリジシ等のアミノ基を有するビニル単量体の少なく
とも1種をltルチ以上共重合したポリマー。
(3)水溶性のカチオシ性熱硬化性樹脂水溶液中で、上
記ビニル単量体(、()を乳化重合して得られるポリマ
ー(特公昭46−22922の製造法)9(4)  カ
チオシ性オリ1マー水溶液中で、上記ビニル単量体(7
)を乳化重合して得られるポリマー(特開昭54−21
485の製造法)。
(fl)  カチオシ性ユリア樹脂、カチ才シ性メラミ
シ樹脂、カチオン性ポリュリアーポリアミド共縮合樹脂
、カチオシ性エポ+シ樹脂等の熱硬化性ポリマー。
上記のカチオン性ポリマーの内、通常、(1)及び(2
)は固体、■マルジョシ又は有機溶剤の溶液として、(
3)及び(4)はエマルジョシとして、並びに(5)は
水溶液として用い、砂に被覆処理する。
本発明におけるカチオン性ポリマーの被覆量としては、
特に限定されることなく広い範囲から選択され、また用
いた該ポリマーの種類によっても変動するが、通常ろ退
館100重量部に対して0.005〜10重量部程度好
ましくは0.01〜5重量部である。0.005重量部
未満では本発明所期の効果が得られず、また10重量部
を越えて使用してもより以上の効果は望めず経済的に好
11−<ない。
本発明においてカチオン性ポリマーを砂に被覆処理する
方法は、使用する該ポリマーの性状により公知の方法か
ら適宜選択すれば良い。該ポリマーの性状に応じた被覆
処理方法の例を以下に示す。
使用する該ポリマーが、■マルジョシ若しくは熱硬化性
樹脂の水溶液の場合には、該ポリマーを砂に添加後、均
一に攪拌混合しながら加熱して、水を蒸発除去し、砂粒
表面上に該ポリマーの皮膜を形成せしめる。加熱温度は
、該ポリマーの硬化温度及び水分量によって左右される
が、通常100〜180℃程度である。また、使用する
該ポリマーが固体の場合には、砂を予め加熱して該ポリ
マーの融点以上とし、これに該ポリマーを添加後、均一
に攪拌混合しながら、砂粒表面上に該ポリマーの皮膜を
形成せしめる。固体ポリマーがべ′J1!シ、アセトシ
、へ十サシ等の有機溶剤に可溶である場合には、有機溶
剤に溶解した該ポリマーを砂に添加後、均一に攪拌混合
しながら、加熱して、有機溶剤を蒸発除去し、砂粒表面
上に該ポリマーの皮膜を形成しても良い。
本発明において、ろ退館にカチオン性ポリマーを被覆処
理する場合の機器としては、加熱装置を備えたリボシづ
し:、Iター、づラネタリーミ士す−。
ヘシシュル型高速ミ十す−、ソリッドエアー型流動乾燥
器、その他攪拌混合と加熱の両機能を有する機器であれ
ばいずれも使用できる。
斯くして得られる本発明水処理用ろ材を用いてろ過する
方法としては、下向流方式及び上向流方式あいずれも採
用し得るが、前者の場合は後者に比べてろ過抵抗が大き
く、目詰如が早いので後者の方式が%に有効である。本
発明水処理用ろ材を用りて上向流方式による急速砂ろ過
流を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明水処理用ろ材を用いてろ過する場合に
使用するろ通塔の一例を示す。第1図において、ろ過す
べき水(原水)を流入管(1)の一方から導入し、フラ
シジ(2)及びバラ士27 (81で固定さく6)を通
して上向流方式によりろ過する。ろ過された水(処理水
)は溢流管(7)より流出する。ろ過は1−3Ky/c
J程度の加圧下に120〜300m/day程度の速度
で行なうのが好ましい。ろ過をしている間、圧力計接続
管(5)に接続した圧力計によりろ過抵抗を測定し、ろ
過抵抗が一定の値に達したときに原水を止め流入管fl
の他の一方から洗浄水を流入させ1.5〜5Ky/♂程
度の圧力で20〜90分程度洗浄する。
本発明の水処理用ろ材は、一般の砂ろ過例えば下水処理
、産業排水処理、中水道システム等の緩速及び急速砂ろ
過装置に用いるのに好適であり、や。1&k、従や。玩
、砂、よ6.55□カ率ヵ1高くなる。その際、前述し
た様に、上向流方式によった場合はSS除去率が高くな
るのみならず、ろ過抵抗が小さい、ろ過サイクルが長い
等の顕著な効果を奏する。また、本発明の水処理用ろ材
は本発明の水処理用ろ材が上記の如き優れたろ過性能を
示す理由は、廃水中のSSが、主として負に荷電してい
るため、カチオシ性ポリマーで被覆されて正に荷電した
本発明水処理用ろ材に対して静電気的に吸着されること
、及び該吸着がろ過層内で均一に起こることによると考
えられる。
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明する。
実施例 1 攪拌機、温度計及び冷却器を取り付けた丸底フラスコに
水900重量部、アクリル酸エチル100重量部、2.
2′−アリビス(アミノ、;づOバ、7)塩酸塩50重
量部を入れ、窒素雰囲気下、70℃で攪拌し寿から、4
時間乳化重合し、カチオシ性エマルジョシポリマーを得
た。
平均粒径0.8m均婢係数1.5のろ退館5Kfと、粗
粒砂として平均粒径2闘の砂I Kyとを、リボシづレ
ジタ−に入れ、均一になる様子備混合後、攪拌下に上記
で得たカチオシ性エマルジョシポリマ・−を、ポリマー
成分量として122となる量、噴霧添加し、均一になる
まで混合して、その後、120℃で1時間加熱して水を
除去し、カチオシ性ポリマーを被覆したろ過砂約6〜を
得た。これを処理砂■とした。
実施例 2 実施例1と同様に予備混合後の砂に市販のカチオシ性エ
マルジョシポリマー(商標名: VONCOATSFC
7−50、大日本イシ士化学■製)を、ポリマー成分量
として12Fとなる量、噴霧添加し、均一になるまで混
合した後、110℃で30分間加熱して水を除去し、カ
チオシ性ポリマーを被覆したろ過砂約6紛を得た。これ
を処理砂■とした。
実施例 3 実施例1と同様に予備混合後の砂に、市販の力チオシ性
ユリア樹脂水溶液(商標名:ユーラミシP−1500、
三井東圧■製)を、ポリマー成分量として129となる
量、添加し、攪拌混合しながら、140℃で30分間加
熱して水を除去し、カチオシ性ポリマーを被覆したろ過
砂約6Kfを得た。これを処理砂■とした。
比較例 1 比較として、平均粒径0.8!IJI均等係数1.5の
ろ退館5Kfと、平均粒径2uの粗粒砂IKfとを、リ
ボシづし:Jイタ−均一になる様に混合し、被覆処理し
ていないろ過砂約6Kfを得た。これを無処理砂とした
実施例 4 処理砂I、n、m及び無処理砂を、第1図と同様のろ通
塔(金網から溢流管までの高さ900襲、内径200u
のものを使用した)に充填高さ600闘で各々充填し、
下水処理場の2次処理廃水(SS濃度9.0 ppm 
)を、下部から上部へ流れる上向流方式により、ろ過速
度300 m / dayでろ過した。
ろ過量始時およびろ過開始から4時間経過後のろ過抵抗
を第1表に示す。
第  1  表 本実験においては、ろ過抵抗が2000 mAgに達し
た時に1洗浄を行った。第2表に洗浄を行うまでの時間
、すなわちろ過サイクルの時間を示す。
第  2  表 次に、下水処理場からの2次処理廃水(原水)として、
SS濃度が2.4 nm 及ヒ9.Oppm o 2 
種類のものを、処理砂1.I、厘及び無処理砂を充填し
た各々のろ通塔に通した。原水及びろ過後の水(処理水
)のSS濃度並びにSS除去率(%)を第3表に示す。
第  3  表 第1表、第2表及び第3表から明らか表様に、本発明水
処理用ろ材は、SS除去率が高い、ろ過抵抗が低い、及
びろ過サイクルが長いという優れたろ過性能を有するこ
とが判る。
実施例 5 処理砂■及び無処理砂を実施例4で用いたろ通塔に各々
充填高さ600I!Jで充填し、下向流方式又は上向流
方式により、下水処理場の2次処理廃水(SS濃度20
 ppm )をろ過速度300m1を第4表に示す。
第  4  表 第4表から明らかな様に、本発明水処理用ろ材を下向流
方式で用いた場合、SS除去率は下向流方式よシもわず
かに高いが、ろ過抵抗は無処理砂より高く、結果として
ろ過サイクルが無処理砂より短くなる。これに対し、−
h向流方式で用いた場合には、SS除去率は下向流方式
と同様に高く、かつろ過抵抗も無処理砂より相当低くな
り、結果としてろ過すイクルが長くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明水処理用ろ材を用いてろ過する場合に
使用するろ通塔の一例を示すものである。 図中の各記号は以下のものを示す。 l・・・・・流入管    21・・・・フラシジ3・
・・・・パラ士シ   4・・・・・金網5・・・・・
圧力計接続管  6・・・・・本発明水処理用ろ材7・
・・・・溢流管 (以 上) 第12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ ろ過砂をカチオシ性ポリマーで被覆したことを特徴
    とする水処理用ろ材。 ■ カチオシ性ポリマーの被覆量が、ろ過砂100重量
    部に対して0.005〜lO重量部である特許請求の範
    囲第1項に記載の水処理用ろ材。 ■ ろ過砂をカチオシ性ポリマーで被覆してなる水処理
    用ろ材を用いて上向流式でろ過することを特徴とするろ
    過方法。
JP57118974A 1982-07-07 1982-07-07 水処理用ろ材及びろ過方法 Expired JPS5940488B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331538A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 Kensetsusho Doboku Kenkyu Shocho 固定化用担体
JPS6331595A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 Kensetsusho Doboku Kenkyu Shocho 活性汚泥の処理方法
EP0559525A2 (en) * 1992-02-28 1993-09-08 Tomoegawa Paper Co. Ltd. Thermal printing medium and method for preparing the same
JP2013027821A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Takuma Co Ltd 砂ろ過装置とそれに用いるろ過砂の製造方法

Cited By (5)

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EP0559525A3 (ja) * 1992-02-28 1995-01-18 Tomoegawa Paper Co Ltd
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