JPS5910127B2 - 長尺体の海底布設工法 - Google Patents

長尺体の海底布設工法

Info

Publication number
JPS5910127B2
JPS5910127B2 JP49018510A JP1851074A JPS5910127B2 JP S5910127 B2 JPS5910127 B2 JP S5910127B2 JP 49018510 A JP49018510 A JP 49018510A JP 1851074 A JP1851074 A JP 1851074A JP S5910127 B2 JPS5910127 B2 JP S5910127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laying
tugboat
ship
telephone
telephone line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP49018510A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50114011A (ja
Inventor
魁助 城山
三郎 北村
邦彦 本橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP49018510A priority Critical patent/JPS5910127B2/ja
Publication of JPS50114011A publication Critical patent/JPS50114011A/ja
Publication of JPS5910127B2 publication Critical patent/JPS5910127B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海底ケーブルや送水管等の長尺体を海底に布
設する布設工法に関するものである。
長尺体例えば海底ケーブルの布設は、装備の整った布設
船を使用し、この布設船だけで布設或は布設と埋設とを
同時に行う工法と、布設船を曳船により曳航しながら布
設或は布設と埋設とを同時に行う工法との二種類がある
工事規模や工事内容により一長一短あるが、本発明は後
者の場合の改良に関するものである。
従来、布設船と曳船とを使用して布設或は布設と埋設と
を同時に行う場合における曳船は、定められたルートに
沿って工事に適した速度で布設船を曳航することが役目
である。
布設船には、工事責任者が乗り、ケーブルの繰出し速度
、入水角、布設ルート、埋設機の姿勢等を監視しながら
指令を出している。
このような態勢で工事を進めていく場合、責任者の指令
は従来商用周波数のトランシーバーで曳船に伝えられて
いた。
しかしながら、近年漁船にも商用周波数のトランシーバ
ーが多く使用されるようになり、工事責任者からの指令
が混線で不徹底になることが多くなって来ている。
特に曳船と布設船との間の指令で、布設船上或は埋設機
において緊急事態が発生した時、例えば埋設機の転倒、
異常張力の発生、ケーブルのロック等の場合、曳船に急
停止等の指令を出すが、この指令が雑音により防害され
ればケーブル、船或は人身に大きな障害をもたらす危険
性がある。
また緊急の指令だけでなく、常時情報を流しておくこと
により作業の把握が完全になり、良好な工事が期待でき
ると共に緊急時の対処もスムーズになる。
本発明の目的は、混信等による受信防害を排除して工事
を進める゛ことができる長尺体の海底布設工法を提供す
るにある。
以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、海底ケーブルの布設工法に本発明を適用した
実施例を示したものである。
布設船1には、ケーブル2が積み込まれており、船尾よ
り海中に繰り出して海底3に布設する。
このような布設船1は曳船4により曳索5を介して曳航
される。
布設船1及び曳船4には、それぞれ連絡用電話機6,7
が搭載されている。
両電話機6,7を結ぶ電話線8は、曳索5をメツセンジ
ワイヤとして利用して下記のように布設船1と曳船4と
の間にかけ渡されている。
即ち、電話線8は十分な余尺をもって第2図に示すよう
にたるみをつけ一定間隔で曳索5に固定具9で固定して
いる。
固定具9としては、例えば麻ヒモを使用する。
しかして布設船1上の工事責任者は、曳船4上の船長等
と常に電話機6,7で連絡を取って布設工事を行う。
このようにすると、漁船等のトランシーバーからの雑音
に防害されずに工事を行うことができ、緊急事態の発生
も即時曳船4側に通報することができ、大事故に至るの
を未然に防止することができる。
また曳索5は通常ナイロン製のロープ等が使用されてい
て曳船4の牽引により数トンから20トン程度の張力が
かかつて伸縮するが、この曳索5に支持されている電話
線8は、十分な余尺をもってたるみをつけて支持されて
いるので曳索5の伸びで切断されることもない。
また電話線8は、たるみ部分で固定具9で曳索゛5に固
定されているので、たるみ部分が部分的に集合してしま
ってその間のたるみがなくなり、切断事故の発生をまね
くこともない。
第3図は、ケーブル2の布設と埋設とを同時に行う工法
に本発明を適用した実施例を示したものである。
この場合には、海底3に溝を掘る埋設機10を牽引ロー
プ11で布設船1が牽引し、埋設機10で海底3に溝を
掘りつつこの溝中にケーブル2を布設する。
他の部分は第1図の場合と同様であるので説明を省略す
る。
このような布設と埋設とを同時に行う工法においても、
電話機6,7で連絡をとりつつ行うと、従来の欠点を解
消することができ、第1図の場合と同様の効果を得るこ
とができる。
なお、上記各実施例ではケーブルの布設に本発明を適用
した場合について説明したが、送水管の布設の場合にも
本発明は同様に適用で≦るものである。
上記したように本発明においては、工事の指揮をする布
設船側とこの布設船を曳航する曳船側とが有線の電話で
連絡するようにしたので、漁船等のトランシーバーに指
令を妨害されることなく工事を安全に且つ信頼性をもっ
て行うことができる。
特に本発明では、曳船と布設船とを結ぶ曳索をメツセン
ジワイヤとして兼用して電話線を支持させたので、電話
線を支持するメツセンジャワイヤをわざわざ別個に張設
する必要がなく、電話線を手間をかけずに安い費用で支
持させることができると共に、曳索が布設船の曳航に使
用される関係で堅固に出来ており、且つ所定張力を付与
された状態で張設されることにより、電話線が風力等に
より異常に横揺れ又は振動して断線することを防止し、
更に電話線は十分な余尺をもってたるみをつけて曳索に
一定間隔で固定したので、曳索が曳航張力で伸びても電
話線が切断されることがなく、且つ電話線のたるみが集
中してしまうことによる電話線の切断も防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーブルの布設工法に本発明を適用した実施例
の説明図、第2図は第1図における曳索と電話線との取
付け構造を示した拡大図、第3図はケーブルの布設と埋
設とを同時に行う工法に本発明を適用した実施例の説明
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 布設すべき長尺体を布設船から海底に繰り出し、前
    記布設船は曳索を介して曳船で曳航するようにしだ長尺
    体の海底布設工法において、前記布設船と前記曳船とに
    は共に電話機を搭載し、前記布設船と前記曳船とに跨っ
    て前記両電話機を結ぶ電話線は十分な余尺をもちたるみ
    をつけて一定間隔で前記曳索に固定し、前記両電話機で
    連絡をとりつつ前記長尺体の布設を行うことを特徴とす
    る長尺体の海底布設工法。
JP49018510A 1974-02-18 1974-02-18 長尺体の海底布設工法 Expired JPS5910127B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49018510A JPS5910127B2 (ja) 1974-02-18 1974-02-18 長尺体の海底布設工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49018510A JPS5910127B2 (ja) 1974-02-18 1974-02-18 長尺体の海底布設工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50114011A JPS50114011A (ja) 1975-09-06
JPS5910127B2 true JPS5910127B2 (ja) 1984-03-07

Family

ID=11973613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49018510A Expired JPS5910127B2 (ja) 1974-02-18 1974-02-18 長尺体の海底布設工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5910127B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0322713B2 (ja) * 1983-04-11 1991-03-27 Japan Storage Battery Co Ltd

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0322713B2 (ja) * 1983-04-11 1991-03-27 Japan Storage Battery Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS50114011A (ja) 1975-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6350085B1 (en) Cable deployment system and method of using same
CN109311524B (zh) 紧急船舶牵引系统和方法
JP2001515210A (ja) 多重流動体を曳航するための方法およびシステム
CA1225285A (en) Anchor line tensioning device
US4458631A (en) Stop assembly for securing a buoy line connecting a mooring anchor to the associated buoy
US8950350B2 (en) Extensible shield for protecting the attachment ends of a stretchable mooring rode segment
EP1318072A2 (en) Mooring systems
US5065687A (en) Mooring system
JPS5910127B2 (ja) 長尺体の海底布設工法
JP2002523290A (ja) 船舶の非常時曳航システム
US3929087A (en) Method of retrieving anchors
JP3743529B2 (ja) 無人潜水機システム
CN107614371B (zh) 紧急用拖航装置
US11661151B2 (en) Mooring tensioning arrangement and a method for longitudinal cross tension of a mooring system
JP6949690B2 (ja) 浮体係留方法および浮体
CA1037268A (en) Pipe support for floating pipelaying vessel and method of operating same
US6239388B1 (en) Device for reducing the time for measuring on a cable
JP2716079B2 (ja) 水中探査用計測機器のえい航ケーブル
JPH019760Y2 (ja)
JPS62189904A (ja) 水底ケ−ブルの布設方法
JPS58175904A (ja) 通信用海底ケ−ブルの布設方法
Suzuki et al. Submarine cable burying system with guiding equipment
Yumori Development of a small boat deployment and recovery system for fiber optic acoustic arrays
Ballweg Raytheon's integrated systems for UPLOW. A cable burial system
JPH01190209A (ja) 海底ケーブル陸上部の布設法