JPS58974Y2 - 空中線装置 - Google Patents
空中線装置Info
- Publication number
- JPS58974Y2 JPS58974Y2 JP1976154447U JP15444776U JPS58974Y2 JP S58974 Y2 JPS58974 Y2 JP S58974Y2 JP 1976154447 U JP1976154447 U JP 1976154447U JP 15444776 U JP15444776 U JP 15444776U JP S58974 Y2 JPS58974 Y2 JP S58974Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radome
- antenna
- dielectric
- antenna element
- pressure
- Prior art date
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- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は外圧に対して強く、周波数帯域の広い空中線
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来の空中線装置を第1図に示し、次に説明する。
第1図において、1は取付座、2はバックキャビティ3
を有する共振器で、取付座1に取付げられている。
を有する共振器で、取付座1に取付げられている。
4は空中線素子で、共振器2とでスパイラル空中線5な
構成している。
構成している。
6は空中線素子4を外部水圧から保護するレドームで取
付座1に設けられている。
付座1に設けられている。
7は給電端、8はOリングである。
このように従来の空中線装置は第1図に示すように、空
中線素子1の後方に電波を前方のみに放射させるための
反射板として働き、バックキャビテイヲ有する共振器2
な有するスパイラル空中線5をレドーム6で覆いスパイ
ラル空中線5を外圧から外圧から保護する構造であった
。
中線素子1の後方に電波を前方のみに放射させるための
反射板として働き、バックキャビテイヲ有する共振器2
な有するスパイラル空中線5をレドーム6で覆いスパイ
ラル空中線5を外圧から外圧から保護する構造であった
。
このため、レドーム6とスパイラル空中線5との間は空
胴であったので、上記レドーム6はそれ自体で外部から
加わる水圧に耐え得る強度を必要とし、水圧が大きくな
ればその肉厚は厚くしなげればならなかった。
胴であったので、上記レドーム6はそれ自体で外部から
加わる水圧に耐え得る強度を必要とし、水圧が大きくな
ればその肉厚は厚くしなげればならなかった。
一方レドームの放射特性に及ぼす影響は主としてその材
質とその肉厚によるものが大きい。
質とその肉厚によるものが大きい。
この種の装置のレドームの材質としてはFRP(Fib
er Re1nforced Plastics)
が一般的に用いられる。
er Re1nforced Plastics)
が一般的に用いられる。
代表的な電気特性すなわち比誘電率4.2、誘電体損0
.014のFRPを材質としたレドームの電波の透過率
は第2図に示す如くである。
.014のFRPを材質としたレドームの電波の透過率
は第2図に示す如くである。
レド−ムの肉厚Vt、自由空間での電波の波長なλとす
ると、上記透過率は同図に示すようにt/λの値によっ
て周期的に変わるが、広帯域特性を要する空中線装置に
おいては最初の1/2周期以内でかつ透過率の良い値と
なるt/λの値を通常選ぶ。
ると、上記透過率は同図に示すようにt/λの値によっ
て周期的に変わるが、広帯域特性を要する空中線装置に
おいては最初の1/2周期以内でかつ透過率の良い値と
なるt/λの値を通常選ぶ。
t/λがこのような値においては、レドームの肉厚ty
薄くすれば波長の下限な低く、すなわち周波数の上限を
高くすることができ帯域幅は広くなる。
薄くすれば波長の下限な低く、すなわち周波数の上限を
高くすることができ帯域幅は広くなる。
反対にレド−ムの肉厚が厚くなれば周波数の上限は低く
なり帯域幅は狭くなる。
なり帯域幅は狭くなる。
従って従来の空中線においては、上述のように外部から
の圧力に耐え得るようにレドームの肉厚を厚くせざるを
得なかったため、周波数の上限が低くなり、帯域幅が狭
くなる欠点があった。
の圧力に耐え得るようにレドームの肉厚を厚くせざるを
得なかったため、周波数の上限が低くなり、帯域幅が狭
くなる欠点があった。
本考案は以上の如き欠点を解消するためなされたもので
、深海におけるような高外圧に対して十分強く、かつ周
波数の上限を高め広帯域性を有する、海中において使用
して有用な耐水圧型の空中線装置を提供することを目的
とするものである。
、深海におけるような高外圧に対して十分強く、かつ周
波数の上限を高め広帯域性を有する、海中において使用
して有用な耐水圧型の空中線装置を提供することを目的
とするものである。
以下第3図に示すこの考案の一実施例を用いて、この考
案な説明する。
案な説明する。
第3図において、1は取付座、9は共振器で第1図にお
けるバックキャビティの部分に外部圧力に対して変形の
少ない材質の誘電体10を埋込んでいる。
けるバックキャビティの部分に外部圧力に対して変形の
少ない材質の誘電体10を埋込んでいる。
11は誘電板に金属板を密着させた空中線素子で、共振
器9とでスパイラル空中線12を構成している。
器9とでスパイラル空中線12を構成している。
13はFRPY材質とするレドームで、空中線素子11
に密着して設けられる。
に密着して設けられる。
なお7は給電端、14.15は01.)ングである。
誘電体10は、外部圧力に対し変形の小さいそしてその
誘電率がFRPよりなるレドーム13の誘電率より小さ
い材質である三弗化エチレンよりなるものである。
誘電率がFRPよりなるレドーム13の誘電率より小さ
い材質である三弗化エチレンよりなるものである。
すなわち、この三弗化エチレンのマイクロ波滞域での誘
電体損は0.0012〜0.0036であって、レドー
ム13を構成するFRPの誘電体損0.014よりもは
るかに少ない。
電体損は0.0012〜0.0036であって、レドー
ム13を構成するFRPの誘電体損0.014よりもは
るかに少ない。
また三弗化エチレンの機械的強度は2.300〜5,6
00に斜dと、深海中においても元号な強度を有し、工
作も容易である等、上記誘電体として理想的な特質4有
するものである。
00に斜dと、深海中においても元号な強度を有し、工
作も容易である等、上記誘電体として理想的な特質4有
するものである。
尚上記誘電体として誘電体損が少ねい点と工作が比較的
容易であることから、四弗化テフロン又はポリスチレン
を使用することも考えられるが、四弗化テフロンの機械
的強度は120Kg/cmsポリスチレンの機械的強度
は800〜1.120に91rrlであって、耐水圧型
構造の補強材としては使用出来ない。
容易であることから、四弗化テフロン又はポリスチレン
を使用することも考えられるが、四弗化テフロンの機械
的強度は120Kg/cmsポリスチレンの機械的強度
は800〜1.120に91rrlであって、耐水圧型
構造の補強材としては使用出来ない。
このような構造においては、外部からの水圧によりレド
ーム13に加わる力は空中線素子11を介して誘電体1
0に達し、誘電体10を圧縮する。
ーム13に加わる力は空中線素子11を介して誘電体1
0に達し、誘電体10を圧縮する。
この圧縮による誘電体10の圧縮応力が空中線素子11
を介してレドーム13には反対方向に加わる。
を介してレドーム13には反対方向に加わる。
従って、レドーム13は誘電体10の圧縮応力とレドー
ム13自体の有する強度とが加算された力で外部からの
水圧に耐えることになる。
ム13自体の有する強度とが加算された力で外部からの
水圧に耐えることになる。
すなわちレドーム13はそれ自体で外部からの水圧に耐
えるだけの強度を持つ必要はなく、外部からの水圧と誘
電体10の圧縮応力との差だけの力に耐える強度を有せ
ばよいことになる。
えるだけの強度を持つ必要はなく、外部からの水圧と誘
電体10の圧縮応力との差だけの力に耐える強度を有せ
ばよいことになる。
それ酸レドーム13の肉厚は従来のものに比しはるかに
薄くすることが可能となる。
薄くすることが可能となる。
その結果上述したように、空中線装置の上限の周波数を
高くすることができ広帯域特性を有するものとすること
ができる。
高くすることができ広帯域特性を有するものとすること
ができる。
なお、0リング14はこの空中線装置な取付けた機器の
内部に水が浸入するのを防ぐものであり、Oリング15
はレドーム13の取付面からスパイラル空中線12内部
に水が浸入するのな防ぐものである。
内部に水が浸入するのを防ぐものであり、Oリング15
はレドーム13の取付面からスパイラル空中線12内部
に水が浸入するのな防ぐものである。
又給電端7は高周波エネルギを授受する端子である。
以上は外部からの圧力が水圧の場合について説明したが
、この発明はこれに限らず外部からの圧力が風圧の場合
でも使用できる。
、この発明はこれに限らず外部からの圧力が風圧の場合
でも使用できる。
また本装置に使用する空中線はバックキャビティの形状
を変えることによりスパイラル空中線に限らず他の空中
線例えばダイポール空中線、ターンスタイル空中線等も
使用可能である。
を変えることによりスパイラル空中線に限らず他の空中
線例えばダイポール空中線、ターンスタイル空中線等も
使用可能である。
以上のようにこの考案の空中線装置によれば、高圧下に
おける外圧の一部は、FRPレドーム13よりもマイク
ロ波帯域での誘電体損がはるかに少ナイ三弗化エチレン
誘電体10により支持されるので、FRPレドーム13
の肉厚を薄くすることができ、マイクロ波帯域における
使用可能周波数の上限を高め、周波数帯域の広いマイク
ロ波用耐水圧型空中線装置が得られる効果がある。
おける外圧の一部は、FRPレドーム13よりもマイク
ロ波帯域での誘電体損がはるかに少ナイ三弗化エチレン
誘電体10により支持されるので、FRPレドーム13
の肉厚を薄くすることができ、マイクロ波帯域における
使用可能周波数の上限を高め、周波数帯域の広いマイク
ロ波用耐水圧型空中線装置が得られる効果がある。
又レドームの大きさは空中線の開口と同程度にすること
ができるので、空中線装置を小型にすることができる等
の効果がある。
ができるので、空中線装置を小型にすることができる等
の効果がある。
第1図は従来の空中線装置を示す断面図、第2図はレド
ームの厚さと電波の透過率の関係な示す特性図、第3図
はこの考案の一実施例を示す断面図である。 図において、10は誘電体、11は空中線素子、13は
レドームである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示すものとす
る。
ームの厚さと電波の透過率の関係な示す特性図、第3図
はこの考案の一実施例を示す断面図である。 図において、10は誘電体、11は空中線素子、13は
レドームである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示すものとす
る。
Claims (2)
- (1)空中線素子の後側に設けたバンクキャビティ内に
三弗化エチレンよりなる固形の誘電体を充填しかつ上記
空中線素子の前側にF’RP’&材質としたレドームを
密着させたことを特徴とする空中線装置。 - (2)空中線素子とその後側に設けたバックキャビティ
とで、スパイラル空中線が構成されてなる実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載の空中線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976154447U JPS58974Y2 (ja) | 1976-11-19 | 1976-11-19 | 空中線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976154447U JPS58974Y2 (ja) | 1976-11-19 | 1976-11-19 | 空中線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5372451U JPS5372451U (ja) | 1978-06-17 |
JPS58974Y2 true JPS58974Y2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=28762602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976154447U Expired JPS58974Y2 (ja) | 1976-11-19 | 1976-11-19 | 空中線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58974Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4998558A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-09-18 |
-
1976
- 1976-11-19 JP JP1976154447U patent/JPS58974Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4998558A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-09-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5372451U (ja) | 1978-06-17 |
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