JPS589714B2 - 汚水処理装置 - Google Patents

汚水処理装置

Info

Publication number
JPS589714B2
JPS589714B2 JP51094756A JP9475676A JPS589714B2 JP S589714 B2 JPS589714 B2 JP S589714B2 JP 51094756 A JP51094756 A JP 51094756A JP 9475676 A JP9475676 A JP 9475676A JP S589714 B2 JPS589714 B2 JP S589714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewage
odor
chamber
evaporation
rotary evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51094756A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5320658A (en
Inventor
金子愛次郎
町田尚武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Kaneko Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP51094756A priority Critical patent/JPS589714B2/ja
Publication of JPS5320658A publication Critical patent/JPS5320658A/ja
Publication of JPS589714B2 publication Critical patent/JPS589714B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、新規で有用かつ改良された汚水処理装置に
関する。
この発明の重要な目的は、汚水槽内に収容された汚水を
回転する多数の蒸発盤へ付着させ、上記付着された汚水
は太陽熱の透過吸収作用により起成された温風の流通作
用で速かに蒸発散させて処理せしめると共に、悪臭を伴
なった排臭気は除臭剤を介して無臭状態の気体となした
後大気中に放散せしめることができる汚水処理装置を得
ることにある。
従来、発生した汚水を浄化させる技術として散水炉床方
式、塔形散水方式、活性汚泥方式、稀釈水放流方式およ
び地下浸透蒸発方式等多くの処理方式が知られている。
そして上述の散水炉床方式にあっては、礫と礫との間に
汚泥物が作業中に詰まって目詰り現象を起し、塔形散水
方式にあっては、汚水を高い所から重力落下させるため
に汚水が速かに流下してしまい、そのため処理時間が短
かくどうしても完全な汚水処理ができない許りか活性汚
泥方式にあっては汚水の濃度が変化すると浄化能力が急
に落ちて元に戻りにくい欠点を奏すると共に、一番経済
的な稀釈水放流方式や地下浸透蒸散方式にあっては、水
質汚染の問題から使用場所が限定され、何れの処理手段
を採用しても夫夫多くの欠点があって甚だ有効的な処理
手段が得られない現況であって、これが改善を強く望ま
れていたものである。
そこでこの発明の一つの重要な目的は、太陽の熱エネル
ギーを十分に活用して得られた温風によって汚水を速か
に蒸発散させて速かに汚水を経済的に処理することがで
きる汚水処理装置を提供することにある。
この発明の更に重要な他の目的は、汚水槽内に収容され
た汚水は通気可能の蒸発盤を多数間隔をおいて一体的に
連続したことで構成された回転蒸発装置の回転作用で汲
み上げられ、然かも蒸発盤に付着された汚水は、該蒸発
盤に対して略直交状態をもって送風機により強制的に流
通せられる温風を浴びて速かに蒸発散作用を営ませて処
理室より悪臭を伴なった排臭気として排臭し、汚水処理
を速かに終了させることができる汚水処理装置を提供す
ることにある。
この発明の更に他の主要な目的は汚水槽を配設した処理
室内に受熱加温室と蒸発散室と送風機とを順次設け、上
記受熱加温室の一側は吸気窓を介して外部と接続し、又
蒸発散室内には多数の蒸発盤からなる回転蒸発装置を設
置して僅かな施設費により汚水を根本より皆無ならしめ
ることができる汚水処理装置を提供することにある。
この発明の他の重要な目的は、上記のように構成された
処理室の排気側には通臭面を備えた排臭筒を接続せしめ
ると共に、通臭面上には除臭剤を堆積させて、処理室に
おいて蒸発された悪臭を伴なう湿った排臭気を送風機の
噴送作用で強制的に除臭剤間を通過させて除臭し、もっ
て無臭の気体として大気中に放散せしめることができる
汚水処理装置を提供することにある。
本発明装置の構成を添附図面に示された好適な一実施例
について説明する。
1は周囲を太陽熱の透過吸収作用が良好な材料からなる
壁板2(例えばビニール、その他)で塑成された処理室
であって、該処理室1内には発生した汚水を収容するた
めの汚水槽3が掘削成形されている。
そして上述汚水槽3上方の処理室1の始端側には受熱加
温室4を、又その次には蒸発散室5を連続状に配設する
と共に、受熱加温室4のー側には吸気窓6を設けて吸入
された外気を太陽熱エネルギーによって適当温度の温風
として蒸発散室5へ送り込むようにする。
上述した蒸発散室5内には一部が前記汚水槽3内へ没入
して汚水槽3内の汚水を吸い取って、これを流通する温
風の噴き当て作用で速かに蒸発散させるための回転蒸発
装置7が一対の軸受金具8,8により回転自在となるよ
う軸架されている。
上述の回転蒸発装置7は耐腐蝕性に富んだ材料例えばナ
イロン、ビニール、その他の合成繊維材料をもって網状
に編んで塑成した通気可能の蒸発盤8を多数等間隔をお
くように取付杆9を介し横列状に一体的に連結して構成
したものであって、上記蒸発盤8の始端側と後端側には
支持枠体10,10を配設して回転蒸発装置7が適切な
回転数をもって回転されるようにしてある。
上記処理室1の一側即ち排気側には受熱加温室4内にお
いて起成された温風を多数の蒸発盤8・・・・・・・・
・面に対し、略直交状となるように吸引流通させるため
の送風機11が配設され、然かもこれが送風機11を収
蔵した処理室1には、蒸発散室5において蒸発生された
悪臭を伴ない、然かも湿った排臭気を排出させるための
排臭筒12が接続されている。
そして上記排臭筒12の吐出側には多孔状の通臭面13
を設けると共に、上記通臭面13は土壌その他任意の材
料からなる除臭剤14を適当厚さ堆積せしめて悪臭の除
去を営ませ無臭状態として排出せしめる。
15は送風機11の電動機であり、16はは汚水槽3内
に設置した軸受用土台である。
次に本発明の作用について説明する。
今汚水槽3内に発生した汚水を収容した後、送風機11
および回転蒸発装置5を始動させる。
さすれば吸気窓6より吸入された外気は太陽熱の透過吸
収作用によって受熱加温室4内を流通する間に適当温度
に加温されて温風となって処理室1内に設けられた蒸発
散室5を通って送風機11側へ向け吸引流通せられる。
ところが蒸発散室5においては多数の蒸発盤8から構成
された回転蒸発装置7が一部を汚水槽3内に没入する状
態において遅速回転し、汚水を蒸発盤8面へ毛細管現象
で吸着させているので、上記吸着された汚水は前記蒸発
盤8・・・・・・・・・に対し略直交状態をもって順次
流通する温風を浴びて速かな蒸発作用を営み、汚水を蒸
発散させる。
従って温風が多数の蒸発盤8・・・・・・・・・を貫通
状に流通することで夫々の蒸発盤8・・・・・・・・・
に吸着された汚水は蒸発し悪臭を伴なった気体となって
排臭筒12内に排出され、排臭筒12の吐出側に設けら
れた通臭面13より除臭剤14中に噴出した後大気中に
放散される。
従って処理室1内において蒸発散された悪臭を伴なう気
体は、除臭剤14の効果を高める湿った状態の下で除臭
剤14間を流通するから速かに除臭され、完全な無臭状
態の気体となって大気中へ放散され何等公害問題を起さ
ず汚水処理作業を遂行できる。
要するに本発明は、前記のように構成したので、送風機
11により吸気窓6を介して受熱加温室4内へ吸入され
た外気を太陽熱の透過吸収作用のみで加温して温風とな
し、この温風を一側が汚水槽3内に没入しながら回転す
る多数の蒸発盤8・・・・・・・・・からなる回転蒸発
装置7へ略直交状に流通させたので、多数の蒸発盤面に
吸着された汚水は回転中に温風を浴びて速かに蒸発散し
、悪臭を伴なった気体となって排出せしめることができ
る。
従って、本発明装置にあっては汚水を完全に蒸発散させ
ることで根本より除去できるから、従来の汚水処理手段
に見られるが如き欠点もなく汚水処理が簡単な装置で達
成できる詐りか、処理室1より排出された悪臭を伴なっ
た気体は排臭筒12の通臭面13より湿った状態のまま
除臭剤14間を流通させて脱臭され、これを無臭状態の
気体として大気中に放散せしめ、もって如何なる場所に
おいても有効的な汚水処理を営ませることができる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示すものであって、第1
図は縦断正面図、第2図は回転蒸発装置の一部切欠した
斜視図である。 1・・・・・・処理室、3・・・・・・汚水槽、4・・
・・・・受熱加温室、5・・・・・・蒸発散室、6・・
・・・・吸気窓、8・・・・・・回転蒸発装置、11・
・・・・・送風機、12・・・・・・排臭筒、13・・
・・・・通臭面、14・・・・・・除臭剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 汚水槽を設けた処理室内に、受熱加温室および蒸発
    散室を連続状に設け、上記受熱加温室は吸気窓を介して
    外部と接続し、蒸発散室内には汚水槽中に一部が没入し
    た状態で回転する通気可能の蒸発盤を多数間隔をおいて
    一体的に連結して構成した回転蒸発装置を軸架し、前記
    処理室の一側には温風を回転蒸発装置へ略直交状態をも
    って流通せしめることができる送風機を設置せしめると
    共に、処理室に一端が接続された排臭筒の他端は通臭面
    に形成して、該通臭面上に除臭剤を堆積せしめたことを
    特徴とする汚水処理装置。
JP51094756A 1976-08-11 1976-08-11 汚水処理装置 Expired JPS589714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51094756A JPS589714B2 (ja) 1976-08-11 1976-08-11 汚水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51094756A JPS589714B2 (ja) 1976-08-11 1976-08-11 汚水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5320658A JPS5320658A (en) 1978-02-25
JPS589714B2 true JPS589714B2 (ja) 1983-02-22

Family

ID=14118938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51094756A Expired JPS589714B2 (ja) 1976-08-11 1976-08-11 汚水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589714B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5581775A (en) * 1978-12-15 1980-06-20 Matsushita Electric Works Ltd Evaporating treatment apparatus
JPS5673459U (ja) * 1979-11-09 1981-06-16
JPS57177587U (ja) * 1981-05-05 1982-11-10
JPS5863096U (ja) * 1981-10-22 1983-04-27 タキロン株式会社 蒸発処理装置
JPS58146594U (ja) * 1982-03-29 1983-10-01 千手 昌子 汚物浄化水の蒸発装置
JPS58183244U (ja) * 1982-05-27 1983-12-06 タキロン株式会社 糞尿蒸発装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5320658A (en) 1978-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4254515A (en) Compost-type toilet equipment
US20230125117A1 (en) Hot air circulating food waste dryer
JPH05115737A (ja) 脱臭除湿機能を有する吸着体を使用した脱臭除湿冷房方法
JPS589714B2 (ja) 汚水処理装置
FI56666C (fi) Foerfarande och anordning foer snabbkompostering av organiska avfallsaemnen
KR101147699B1 (ko) 순환적으로 제습제를 사용하는 탄약고 결로 방지를 위한 제습 시스템
KR100239212B1 (ko) 축사 공기청정 장치
JPH09108325A (ja) 吸着式脱臭装置
JPWO2002051454A1 (ja) 汚染空気の処理装置及びその処理方法
JP2000296310A5 (ja)
US2624420A (en) Apparatus for controlling humidity
JP2004301406A (ja) ホルムアルデヒド等の有害化学物質除去設備
JP3083732B2 (ja) 脱臭装置
KR20000053888A (ko) 미생물을 이용한 탈취장치
JPH05321319A (ja) 汚物貯留施設における脱臭装置
JPH0144393B2 (ja)
JP3377724B2 (ja) 発酵装置に用いる熱交換器
JP2004150103A (ja) 住宅内環境浄化システム
JPH05329324A (ja) 汚物貯留施設における脱臭方法と装置
JPS5861821A (ja) 悪臭ガスの脱臭処理方法及び装置
KR0165721B1 (ko) 변기의 분뇨처리장치
JPH079479U (ja) 家畜糞尿汚水簡易処理装置
JP3731878B2 (ja) 生ゴミ処理機
JP2004358287A (ja) 有機廃棄物処理装置
JPH0326092B2 (ja)