JPS589426B2 - 液晶時計用自発光反射板 - Google Patents
液晶時計用自発光反射板Info
- Publication number
- JPS589426B2 JPS589426B2 JP53046544A JP4654478A JPS589426B2 JP S589426 B2 JPS589426 B2 JP S589426B2 JP 53046544 A JP53046544 A JP 53046544A JP 4654478 A JP4654478 A JP 4654478A JP S589426 B2 JPS589426 B2 JP S589426B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- liquid crystal
- luminous reflector
- phosphor layer
- promethium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K11/00—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
- C09K11/04—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing natural or artificial radioactive elements or unspecified radioactive elements
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液晶時計の夜間表示を可能にする自発光反射
板に関するものである。
板に関するものである。
電界効果形液晶表示素子は、外界の光を反射板で反射さ
せ、文字パターンを表示するものである。
せ、文字パターンを表示するものである。
したがって外界が暗い夜間では表示機能が失なわれる。
このような欠点を克服するために、液晶表示素子の下面
に、トリチウム(3H)ガスを封入すると共に内壁に螢
光材を塗布した自発光形のチューブを複数個配列して、
夜間の表示を可能とした液晶時計が提案され、既に公知
である。
に、トリチウム(3H)ガスを封入すると共に内壁に螢
光材を塗布した自発光形のチューブを複数個配列して、
夜間の表示を可能とした液晶時計が提案され、既に公知
である。
しかるにトリチウムガスをチューブ内に封入する技術は
極めて難かくし(USP3,817,733参照)たと
え効果的に封入され、シールされたとしても、期間がた
つにつれて漏えいして放射能汚染を招く惧れがある。
極めて難かくし(USP3,817,733参照)たと
え効果的に封入され、シールされたとしても、期間がた
つにつれて漏えいして放射能汚染を招く惧れがある。
またチューブを数個並べるので、互いの境界分布の輝度
が落ち、ムラのある光源となるのでチューブの上に透過
形光散乱体を置かねばならず、部厚い自発光光源となっ
てしまう。
が落ち、ムラのある光源となるのでチューブの上に透過
形光散乱体を置かねばならず、部厚い自発光光源となっ
てしまう。
このような欠点を克服するために、製作工程が比較的易
しく、固体であるため漏えいの惧れのないプロメシウム
(147Pm)を自発光螢光材に適用することが考えら
れる。
しく、固体であるため漏えいの惧れのないプロメシウム
(147Pm)を自発光螢光材に適用することが考えら
れる。
しかるに147Pmは220KeVの高エネルギーベー
タ線を出し、またこれを吸収する物質を介すると制動X
線が発生して、液晶腕時計のように人体に密着させて使
用する場合危険を伴うことがある。
タ線を出し、またこれを吸収する物質を介すると制動X
線が発生して、液晶腕時計のように人体に密着させて使
用する場合危険を伴うことがある。
本発明は147Pmのこのような欠点に鑑み、安全で均
一な輝度の液晶時計用反射板を提案することを目的とし
たものである。
一な輝度の液晶時計用反射板を提案することを目的とし
たものである。
本発明の一実施例を第1図に示す。
1は本発明に係わる反射板、2は147pmを放射線源
とする自発光螢光体平板で、通常塗布印刷工程により作
成される。
とする自発光螢光体平板で、通常塗布印刷工程により作
成される。
3はベータ線によって発光した螢光を反射させる白色の
乱反射材で、BaS04が推奨される。
乱反射材で、BaS04が推奨される。
それは、可視から紫外にかけて高い反射率が得られ、理
想に近い乱反射特性を有するばかりでなく、螢光材と密
着しても変質しにくい安定した物質であるからに他なら
ない。
想に近い乱反射特性を有するばかりでなく、螢光材と密
着しても変質しにくい安定した物質であるからに他なら
ない。
4は透明な高分子薄膜で、ベータ線を吸収する役目を負
う。
う。
5は上記乱反射材3の基板であると同時にベータ線が吸
収された際に生じる制動X線(吸収は2,3.4部分で
起る)を遮蔽するための金属ケースで、アルミニウム薄
板が推奨される。
収された際に生じる制動X線(吸収は2,3.4部分で
起る)を遮蔽するための金属ケースで、アルミニウム薄
板が推奨される。
6は、上記制動X線を吸収すると共に、螢光体2を反射
体として作用させるための透明ガラス板で、薄くても十
分制動X線が吸収されるようなPbの含有量を特に増大
させた鉛ガラスが望ましい。
体として作用させるための透明ガラス板で、薄くても十
分制動X線が吸収されるようなPbの含有量を特に増大
させた鉛ガラスが望ましい。
なお、Pbを含有するアクリル樹脂を用いれば、ベータ
線吸収と同時に制動X線も吸収するので好都合ではある
が、現時点では、鉛ガラス程にはPb濃度を上げる技術
が発達していない。
線吸収と同時に制動X線も吸収するので好都合ではある
が、現時点では、鉛ガラス程にはPb濃度を上げる技術
が発達していない。
将来当然その技術も発達するものと思われる。
本発明にあっては、以上のような構成をとるので、外界
の明るい昼間では、自発光螢光体は光源の役目をせず単
なる反射体として作用し、夜間は面光源としての作用を
する。
の明るい昼間では、自発光螢光体は光源の役目をせず単
なる反射体として作用し、夜間は面光源としての作用を
する。
そして147 Pm自発光螢光体は平板状に構成される
ので、3H封入自発光螢光チューブのような輝度のムラ
も現われず、ましてや透過形光散乱体などの余分な素子
は全く必要としない。
ので、3H封入自発光螢光チューブのような輝度のムラ
も現われず、ましてや透過形光散乱体などの余分な素子
は全く必要としない。
このため、全体の厚さも薄くなり、腕時計用反射板とし
て好適となる。
て好適となる。
また平板状のため塗布印刷が可能となり、多量生産に適
合する。
合する。
また147Pmは固体の酸化物(Pm2O3)として螢
光材(ZnS:Cu)の粒子の表面を覆うので、たとえ
破損しても3Hガスのように外部に拡散し放射能汚染を
起すことはない。
光材(ZnS:Cu)の粒子の表面を覆うので、たとえ
破損しても3Hガスのように外部に拡散し放射能汚染を
起すことはない。
さらに本発明にあっては、高エネルギーのベータ線を吸
収する高分子膜、螢光材、白色乱反射体からの制動X線
は、鉛ガラスと金属ケースで吸収させ、外部へのX線放
出を防ぐので腕時計のように人体に密接する器具に使用
しても何等危険を伴わない。
収する高分子膜、螢光材、白色乱反射体からの制動X線
は、鉛ガラスと金属ケースで吸収させ、外部へのX線放
出を防ぐので腕時計のように人体に密接する器具に使用
しても何等危険を伴わない。
さらに反射板単位として輸送、あるいは腕時計への組み
込み作業を行ってもベータ線は勿論のこと、制動X線も
素子単体で防護されているので、アセンブリーメーカー
でも安全に取扱うことができる。
込み作業を行ってもベータ線は勿論のこと、制動X線も
素子単体で防護されているので、アセンブリーメーカー
でも安全に取扱うことができる。
本発明の他の実施例では、自発光螢光体乎板2全面に自
発光塗料を塗布せず、第2図に示すように「時]あるい
は「時」 「分」を表わす数字表示部分7に限定して塗
布し、その他の部分、たとえば「日付」「午前午後」「
秒」を表示する部分8は7と同一材料でしかも147P
mを含まない通常?螢光材を塗布する。
発光塗料を塗布せず、第2図に示すように「時]あるい
は「時」 「分」を表わす数字表示部分7に限定して塗
布し、その他の部分、たとえば「日付」「午前午後」「
秒」を表示する部分8は7と同一材料でしかも147P
mを含まない通常?螢光材を塗布する。
このような構成とすれば、7の部分に高濃度の147P
mを入れても、反射板1全体としての放射能強度は規制
値以内に止まり、しかも7部分の輝度が向上して時刻表
示のコントラストが向上する。
mを入れても、反射板1全体としての放射能強度は規制
値以内に止まり、しかも7部分の輝度が向上して時刻表
示のコントラストが向上する。
また7,8は同一材料が塗布されるので、昼間では均一
な反射率の反射板となり、夜間昼間に亘って高表示品質
となる。
な反射率の反射板となり、夜間昼間に亘って高表示品質
となる。
. 第1図は本発明の一実施例図、第2図は本発明の他
の一実施例図である。 2は147Pm自発光螢光体平板、6は薄形の鉛ガラス
を表わす。
の一実施例図である。 2は147Pm自発光螢光体平板、6は薄形の鉛ガラス
を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光反射性を有し、少なくとも一部分に放射性元素プ
ロメシウム(147Pm)を含有してなるけい光体層と
、上記けい光体層の一方の面にあり、上記けい光体層か
らのけい光を反射および散乱させるための反射層と、上
記反射層の上記けい光体層と反対側にあり、上記プロメ
シウムから発生するベータ線に基因して生じる制動X線
をしやへいするためのケースと、上記けい光体層の上記
反射層と反対側にあり、上記プロメシウムから発生する
ベータ線を吸収し、かつ上記けい光体層からの光を透過
するための第1のカバーと、上記第1のカバーの上記け
い光体層と反対側にあり、上記プロメシウムから発生す
るベータ線に基因して生じる制動X線をしやへいし、か
つ上記けい光体層からの光を透過するための第2のカバ
ーとかラ構成されていることを特徴とする液晶時計用自
発光反射板。 2 上記けい光体層が時間表示部分に相当する領域にの
み上記プロメシウムを含有していることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の液晶時計用自発光反射板。 3 上記反射層が硫酸バリウムからなっていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶時計用自発光
反射板。 4 上記ケースが金属からなっていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の液晶時計用自発光反射板。 5 上記第1のカバーが透明高分子膜からなっているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶時計用
自発光反射板。 6 上記第2のカバーが鉛含有ガラスからなっているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶時計用
自発光反射板。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53046544A JPS589426B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 液晶時計用自発光反射板 |
US06/030,703 US4285055A (en) | 1978-04-21 | 1979-04-16 | Self-luminescent light source for liquid crystal display watch |
GB7913554A GB2019874B (en) | 1978-04-21 | 1979-04-19 | Self-luminescent light source |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53046544A JPS589426B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 液晶時計用自発光反射板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54139747A JPS54139747A (en) | 1979-10-30 |
JPS589426B2 true JPS589426B2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=12750240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53046544A Expired JPS589426B2 (ja) | 1978-04-21 | 1978-04-21 | 液晶時計用自発光反射板 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4285055A (ja) |
JP (1) | JPS589426B2 (ja) |
GB (1) | GB2019874B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743477A (ja) * | 1993-07-27 | 1995-02-14 | Seiko Corp | 時計用夜光文字板構造 |
US20050179008A1 (en) * | 2004-02-18 | 2005-08-18 | Zhiguo Xiao | Light-storage self-luminescent glass and the process for producing the same |
DE102010000749A1 (de) * | 2010-01-05 | 2011-07-07 | Lange Uhren GmbH, 01768 | Uhr |
JP2013058621A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Advanced Power Device Research Association | 半導体装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1388855A (en) * | 1918-02-09 | 1921-08-30 | Radium Dial Company | Luminous article |
US2885561A (en) * | 1955-06-03 | 1959-05-05 | Karl W Lange | Luminescent indicating device |
US4104627A (en) * | 1974-05-03 | 1978-08-01 | Merz & Bentili Nuklear Ag | Digitale, an indicating device containing liquid crystals |
US3950078A (en) * | 1974-10-16 | 1976-04-13 | Timex Corporation | Liquid crystal display |
US4126384A (en) * | 1976-08-13 | 1978-11-21 | Rca Corporation | Self-illuminated liquid crystal display device |
-
1978
- 1978-04-21 JP JP53046544A patent/JPS589426B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-04-16 US US06/030,703 patent/US4285055A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-04-19 GB GB7913554A patent/GB2019874B/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54139747A (en) | 1979-10-30 |
GB2019874A (en) | 1979-11-07 |
US4285055A (en) | 1981-08-18 |
GB2019874B (en) | 1982-07-07 |
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