JPS589411Y2 - 電話装置におけるハウリング防止回路 - Google Patents

電話装置におけるハウリング防止回路

Info

Publication number
JPS589411Y2
JPS589411Y2 JP16521079U JP16521079U JPS589411Y2 JP S589411 Y2 JPS589411 Y2 JP S589411Y2 JP 16521079 U JP16521079 U JP 16521079U JP 16521079 U JP16521079 U JP 16521079U JP S589411 Y2 JPS589411 Y2 JP S589411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
speaker
telephone
howling
hands
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16521079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5683161U (ja
Inventor
宮下博行
黒木徹
Original Assignee
岩崎通信機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 岩崎通信機株式会社 filed Critical 岩崎通信機株式会社
Priority to JP16521079U priority Critical patent/JPS589411Y2/ja
Publication of JPS5683161U publication Critical patent/JPS5683161U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS589411Y2 publication Critical patent/JPS589411Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハンドフリー電話機等においてフックスイッ
チの接点がメークブレーク間を移動する時に起る接点の
3点接触が原因で発生するハウリングを防止する回路に
関するものである。
従来この種の装置におけるフックスイッチは必要に応じ
て3点接触が起らない様に考慮される場合もあるがこれ
は寸法に余裕がないなどの理由で製造の調整に時間を要
するという欠点がある。
また、電話機回路に他の回路を付加して使用する場合に
は、切替えの際に電話機ループが一時的にも断とならな
いように、フックスイッチの接点は必ず3点接触した後
すなわち他の付加回路のループが形成された後に電話機
ループが開放されなげればならないという制約があり、
特別の場合を除き3点接触は避けられない。
本考案は、ハンドフリー電話機等のこれらの欠点を除去
するために、フックスインチがコンテイニアスでもトラ
ンスファでも使用できるように回路上の工夫をした電話
装置におけるハウリング防止回路を提供するものである
以下本考案を詳細に説明する。
まず、接点間の移動時3点接触があるとハウリングが発
生するとしたが、ここで3点が接触するとは、送受話器
、スピーカ、マイクロホンの全てが生かされ、かつフッ
クスイッチの位置で接続されることを意味し、〔スピー
カ出力→送話器人力→スピーカ〕というルートでハウリ
ングするものである。
これを防止するためには、従来の様にフックスイッチそ
のものをかえる方法以外に、送話器を殺すかスピーカ入
力を殺すという方法がある。
本考案は後者の考えを用いている。
第1図は本考案の実施例であり、Ll、L2は回線、1
はフックスイッチ、2は送話器、3は受話器、4はスピ
ーカ、5はマイクロホン、6はホトカプラ、7は電流を
制御する抵抗、8はホトカプラ6の出力にて制御される
トランジスタスイッチ、9はハイブリッド回路9−1.
受話アンプ9−2゜送話アンプ9−3を有するハンドフ
リー通話回路、10は電話機回路である。
この実施例の動作は次の通りである。
(1)フックスイッチ1が第1図の状態にある時、基本
的にはスピーカ4及びマイクロホン5の側に接続されて
いるが、ホトカプラ6及び抵抗7を通して送受話器2,
3の側にも接続されている。
しかし、抵抗7の値を送受話器2,3の動作には不充分
でありホトカプラ6の動作には充分な値に選んでいるの
で、ホトカプラ6の出力はONで、トランジスタスイッ
チ8はOFFとなり、送受話器2,3は機能せず、スピ
ーカ4とマイクロホン5が生きているという状態となり
、ハウリングは起らない。
(2) フックスイッチ1が第1図とは完全に逆側に
接続された時、スピーカ4とマイクロホン5は完全に切
り離されてしまうから当然ハウリングは起らない。
(3)フックスインチが3点接触をした時、送受話器2
,3とスピーカ4、マイクロホン5の双方の回路10,
9が接続される形となるホトカプラ6、抵抗7の直列回
路の両端がフックスイッチのメーク接点とブレーク接点
により短絡された形となり、ホトカプラ6には電流は流
れない。
従ってホトカプラ6の出力はOFFとなり、トランジス
タスイッチ8はONとなる。
これにより、スピーカ40入力が遮断された形となり、
双方の回路9,10が生きていてもハウリングは起らな
いこととなる。
なお、スピーカ40入力とマイクロホン5の出力に配置
されている抵抗、コンデンサー及びトランスの回路はあ
くまでも1例であり、本考案の本質とは関係ない。
また、3点接触時にハウリングが発生する原因として、
スピーカ、送話器というルートを示したが、ハンドフリ
ー通話回路9にてスピーカ4の入力とマイクロホン5の
出力の接続部にハイブリッドバランスを構成することも
多く、ここから回線をみたインピーダンスが、回線と送
受話器が並列になることによって変化し、バランスがく
ずれて・・ンドフリー通話回路内部におけるハウリング
も有りうろことであり、このような現象にも本考案は有
効である。
以上説明したように本考案は、フックスイッチに対し厳
密さを要しないという利点がある。
なお、実施例としてホトカプラ6にて検知する例を示し
たが第2図の様にこれを継電器におきかえ、巻線抵抗を
選択することにより、抵抗7を除くこともでき、さらに
は出力の回路を簡単にするということも可能である。
以上のように、本考案はスピーカ4及びマイクロホン5
を有するハンドフリー通話回路9と、送受話器2,3を
有する電話機回路10と、オンフック状態では前記ハン
ドフリー通話回路を回線に接続しオフフック状態では前
記電話機回路を回線L1.L2に接続するためのフック
スイッチ1とを備えた電話機装置において、前記フック
スイッチのメーク接点とブレーク接点間に電流検知素子
6を接続するとともに、該電流検知素子6に電流出力が
得られなくなったときに前記ハンドフリー通話回路9と
前記回線り、 、 L2間の交流信号伝達を抑圧して前
記スピーカを介するハウリングを防止するための制御回
路8を備えたことを特徴とする電話装置におけるハウリ
ング防止回路である。
これにより、簡単な回路構成により確実にハウリングを
防止するという特殊効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す回路図、第2図は第1
図の実施例の一部変形例を示す回路図である。 1・・・・・・フックスイッチ、2・・・・・・送話器
、3・・・・・・受話器、4・・・・・・スピーカ、5
・・・・・・マイクロホン、6・・・・・・ホトカプラ
、7・・・・・・抵抗、8・・・・・・トランジスタス
イッチ、9・・・・・・ハンドフリー通話回路、9−1
・・・・・・ハイプリント回路、9−2・・・・・・受
話アンプ、9−3・・・・・・送話アンプ、10・・・
・・・電話機回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピーカ及びマイクロホンを有するハンドフリー通話回
    路と、送受話器を有する電話機回路と、オンフック状態
    では前記ハンドフリー通話回路を回線に接続しオフフッ
    ク状態では前記電話機回路を回線に接続するためのフッ
    クスイッチとを備えた電話機装置において、前記フック
    スイッチのメーク接点とブレーク接点間に電流検知素子
    を接続するとともに、該電流検知素子に電流出力が得ら
    れな(なったときに前記ハンドフリー通話回路と前記回
    線間の交流信号伝達を抑圧して前記スピーカを介するハ
    ウリングを防止するための制御回路を備えたことを特徴
    とする電話装置におけるハウリング防止回路。
JP16521079U 1979-11-29 1979-11-29 電話装置におけるハウリング防止回路 Expired JPS589411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16521079U JPS589411Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 電話装置におけるハウリング防止回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16521079U JPS589411Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 電話装置におけるハウリング防止回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5683161U JPS5683161U (ja) 1981-07-04
JPS589411Y2 true JPS589411Y2 (ja) 1983-02-21

Family

ID=29676132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16521079U Expired JPS589411Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29 電話装置におけるハウリング防止回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS589411Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5683161U (ja) 1981-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6277727A (ja) コ−ドレス電話機用回線切替回路
JPH0129456B2 (ja)
JPS589411Y2 (ja) 電話装置におけるハウリング防止回路
JPH04233891A (ja) ボタン電話用インタフェース装置
JPH01276988A (ja) 構内電話交換機
JPH0821992B2 (ja) 複数端末通信制御装置
JP2752270B2 (ja) 交換機能を有する電話機システム
JPH0238550Y2 (ja)
JPH0323747Y2 (ja)
JPH01852A (ja) 電話装置を用いた警報システム
JPS6340441A (ja) 自動通報装置等の外付電話機接続回路
JPH0122797B2 (ja)
JPH02260955A (ja) ホーム電話器の誤接続防止通話方式
KR200241073Y1 (ko) 전화기의 송화 자동 차단 장치
JPH11510035A (ja) 通信装置用の補助装置
JPH079477Y2 (ja) 送受話回路用切り替え回路
JPS6394752A (ja) 電話機回路
JPH01288145A (ja) 拡声通話終話時のハウリング防止方式
JPS61174832A (ja) デ−タ伝送システム
JPS5925435B2 (ja) ボタン電話装置における局線着信音停止方式
JPH0580076U (ja) 電話機インターフェース回路及び電話装置
JPS63135045A (ja) 電話通信方式
JPS61202551A (ja) ヘッドセット切替方法
JPH0444786U (ja)
JPH0399563A (ja) ボタン電話装置