JPS589339B2 - ガスカネツキ - Google Patents
ガスカネツキInfo
- Publication number
- JPS589339B2 JPS589339B2 JP8597975A JP8597975A JPS589339B2 JP S589339 B2 JPS589339 B2 JP S589339B2 JP 8597975 A JP8597975 A JP 8597975A JP 8597975 A JP8597975 A JP 8597975A JP S589339 B2 JPS589339 B2 JP S589339B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric heater
- cylindrical electric
- temperature
- reflector
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高温ガス回路においてガスの温度調節用又は
制御用として使用されるガス加熱器の改良に係り、温度
調節又は制御性を向上したガス加熱に関する。
制御用として使用されるガス加熱器の改良に係り、温度
調節又は制御性を向上したガス加熱に関する。
高温ガス回路、たとえば水素ガスを利用した原子力プラ
ントの2次系熱交換回路では、循環するガスの温度を所
要の範囲に維持する必要がある。
ントの2次系熱交換回路では、循環するガスの温度を所
要の範囲に維持する必要がある。
その目的でガス加熱器が好適に使用される。
ガス加熱器の熱源に格別の限定条件はない。
が、従来はいわゆる間接加熱の形式であったがため、熱
効率および温度精度が低《、構造が大形化する傾向にあ
った。
効率および温度精度が低《、構造が大形化する傾向にあ
った。
これに代るものとして、抵抗加熱式の円筒形電気ヒータ
を使用し、ヒータを流体管路の一部とすることでガスの
直接加熱をし、構造の小形化と熱効率および温度制御精
度の向上を計ったものがある。
を使用し、ヒータを流体管路の一部とすることでガスの
直接加熱をし、構造の小形化と熱効率および温度制御精
度の向上を計ったものがある。
しかしながら、円筒形電気ヒータは発熱することによっ
て多量のふ《射熱を放散し、温度制御精度の点で技術的
な問題があった。
て多量のふ《射熱を放散し、温度制御精度の点で技術的
な問題があった。
本発明は、上記技術的な問題を鑑みなされたものであり
、更に温度制御精度を向上したガス加熱器を提供せんと
するものである。
、更に温度制御精度を向上したガス加熱器を提供せんと
するものである。
即ち本発明は、円筒形電気ヒータの発熱部外周にレフレ
クターを同心円状に被覆し、円筒形電気ヒータ囲りに狭
い環状の空間を設け、この空間の温度と円筒形電気ヒー
タとの温度をほ父等しくして、円筒形電気ヒータの温度
制御精度を向上するようにしたものであって、電気的に
接続された円筒形電気ヒータと、この円筒形電気ヒータ
の発熱部外周にある一定の環状空間を設けて、同心円状
に被覆したレフレクターと、更にこのレフレクターの外
周に同心円状に被覆した内壁管とで伝熱部を形成し、円
筒形電気ヒータからのふ《射熱をレフレクターにて遮断
して環状空間内の温度を保持して、熱損失による円筒形
電気ヒータの温度変化を小さくすることによって、温度
制御精度の向上を計ったことを特徴とするものである。
クターを同心円状に被覆し、円筒形電気ヒータ囲りに狭
い環状の空間を設け、この空間の温度と円筒形電気ヒー
タとの温度をほ父等しくして、円筒形電気ヒータの温度
制御精度を向上するようにしたものであって、電気的に
接続された円筒形電気ヒータと、この円筒形電気ヒータ
の発熱部外周にある一定の環状空間を設けて、同心円状
に被覆したレフレクターと、更にこのレフレクターの外
周に同心円状に被覆した内壁管とで伝熱部を形成し、円
筒形電気ヒータからのふ《射熱をレフレクターにて遮断
して環状空間内の温度を保持して、熱損失による円筒形
電気ヒータの温度変化を小さくすることによって、温度
制御精度の向上を計ったことを特徴とするものである。
以下本発明の一実施例について詳細に説明する。
図中1が抵抗加熱式の円筒形電気ヒータである。
その両端にガスの入口ノズル2と出口ノズル3が設けら
れている。
れている。
その出入口ノズルよりも端寄りの位置に、ほg同じ太さ
の導体4,5が円筒形電気ヒータ1の両端開口をガス密
封する構成で接合されている。
の導体4,5が円筒形電気ヒータ1の両端開口をガス密
封する構成で接合されている。
各導体4,5は、ブスパー6を介しアース電極7および
水冷電極8と接続されている。
水冷電極8と接続されている。
ヒータ1の外周には、レフレクタ−9が設置されている
。
。
このレフレクター9により内壁管10へのふく射熱を2
00℃以下に下げる。
00℃以下に下げる。
ヒータ1の両端の入口ノズル2および出口ノズル3は、
それぞれ個有の流体室11,12内に位置する。
それぞれ個有の流体室11,12内に位置する。
ヒータ1自身および導体4,5は、絶縁性と耐熱性に優
れたシール材13により流体密封を兼ねた構造で支持さ
れている。
れたシール材13により流体密封を兼ねた構造で支持さ
れている。
ヒータ1および導体4,5を含めて、材料の機械的強度
に不安をもたらす高温領域には、熱バウンダリーとして
の内壁管10を設置する。
に不安をもたらす高温領域には、熱バウンダリーとして
の内壁管10を設置する。
内壁管10の外周にカオールのような断熱材14を充填
し、最外周に圧カバウンダリーとしての圧力管15が配
置されている。
し、最外周に圧カバウンダリーとしての圧力管15が配
置されている。
ちなみにこの細長い管状の加熱器の軸方向長さは310
0mm、管外径は216mmψ程度である。
0mm、管外径は216mmψ程度である。
ガス回路から分岐されたガス導管15,16は、加熱器
に対しほg直角な方向から、入側および出側の流体室1
1,12へ接続されている。
に対しほg直角な方向から、入側および出側の流体室1
1,12へ接続されている。
以上のように構成した本実施例の作用を次に説明する。
加熱器は、図示省略の外部電源から例えば定格電力50
kWの供給を受けて運転される。
kWの供給を受けて運転される。
入口側の導管15を約650℃で入った水素ガスは、流
体室11を経由して入口ノズル2から入ってヒータ1内
を流れる際に相当の加熱を受け、出口側の導管16を出
る流体温度は約780℃に調整される。
体室11を経由して入口ノズル2から入ってヒータ1内
を流れる際に相当の加熱を受け、出口側の導管16を出
る流体温度は約780℃に調整される。
こうして温度調節を受けた望ましい温度の水素ガスは、
再び主回路に戻ってゆくのである。
再び主回路に戻ってゆくのである。
上記水素ガスが所定の温度に調節される過程において、
円筒形電気ヒータ1から放射されるふく射熱はレフレク
タ−9によって反射され、円筒形電気ヒータ1を加熱す
ると共にレフレクター9と円筒形電気ヒータ1との間の
空間の温度を保つ。
円筒形電気ヒータ1から放射されるふく射熱はレフレク
タ−9によって反射され、円筒形電気ヒータ1を加熱す
ると共にレフレクター9と円筒形電気ヒータ1との間の
空間の温度を保つ。
このようにして、レフレクター9によってふく射熱を反
射することにより、上記空間温度は円筒形電気ヒータ1
とほぼ同じ温度になる。
射することにより、上記空間温度は円筒形電気ヒータ1
とほぼ同じ温度になる。
かくの如く、円筒形電気ヒータ1囲りの温度を一定温度
に調整して、円筒形電気ヒータ1の温度を安定化させた
状態で水素ガスを流し、所定の温度にする。
に調整して、円筒形電気ヒータ1の温度を安定化させた
状態で水素ガスを流し、所定の温度にする。
以上詳述した通り本発明のガス過熱器によれば、円筒形
電気ヒータの発熱部外周に一定空間を存してレフレクタ
ーを設けたので、円筒形電気ヒータの温度はほy制御さ
れた所望の温度にすることができ、円筒形電気ヒータの
温度調節乃至は制御の精度をより向上させることができ
る。
電気ヒータの発熱部外周に一定空間を存してレフレクタ
ーを設けたので、円筒形電気ヒータの温度はほy制御さ
れた所望の温度にすることができ、円筒形電気ヒータの
温度調節乃至は制御の精度をより向上させることができ
る。
又このように温度調節乃至は制御された円筒形電気ヒー
タの内部にガスを流すことにより、所望温度のガスを得
ることができる。
タの内部にガスを流すことにより、所望温度のガスを得
ることができる。
図面は本発明によるガス加熱器の一例を表わした断面図
である。 1……円筒形電気ヒータ、9……レフレクター、10…
…内壁管。
である。 1……円筒形電気ヒータ、9……レフレクター、10…
…内壁管。
Claims (1)
- 1 円筒形電気ヒータの両端に導体を接続し、該導体に
ブースバーを介してアース電極と水冷電極とを接続して
成る電気的に接続された円筒形電気ヒータと、該円筒形
電気ヒータの発熱部外周にある一定の環状空間を設けて
同心円状に被覆したレフレクターと、更に該レフレクタ
ーの外周に被覆した内壁管とで熱交換部を形成し、円筒
形電気ヒータからのふく射熱をレフレクターで遮断して
円筒形電気ヒータ囲りの雰囲気温度を保持し、円筒形電
気ヒータの温度変化を小さくしたガス加熱器,
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8597975A JPS589339B2 (ja) | 1975-07-14 | 1975-07-14 | ガスカネツキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8597975A JPS589339B2 (ja) | 1975-07-14 | 1975-07-14 | ガスカネツキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS529142A JPS529142A (en) | 1977-01-24 |
JPS589339B2 true JPS589339B2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=13873817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8597975A Expired JPS589339B2 (ja) | 1975-07-14 | 1975-07-14 | ガスカネツキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589339B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128683U (ja) * | 1974-08-24 | 1976-03-02 |
-
1975
- 1975-07-14 JP JP8597975A patent/JPS589339B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS529142A (en) | 1977-01-24 |
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