JPS5892396A

JPS5892396A - 電気洗濯機

Info

Publication number: JPS5892396A
Application number: JP19025681A
Authority: JP
Inventors: 中西　卓
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1981-11-26
Filing date: 1981-11-26
Publication date: 1983-06-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、繊維製品管洗浄する電気洗濯機に関する。

従来、この糧の電気洗濯機には、噴流型、渦巻型、回転
型等の洗濯機が広く知られている。

洗濯槽の側面に取付は喪小さな回転羽根（パルセータ）
を高速回転させて槽内の洗濯水を噴流させる噴流型や洗
濯槽の底面に取付けた回転羽根を高速回転させて洗濯水
に渦流を起させる渦流型は、被洗物が捩れて回転羽根に
摘突することから、（イ）編地類では布地が伸び切り易
く、（ロ）ボタン、ホック等の付属品がとれ易く、（→
　裁目から糸がほつれ、糸屑になり易く、に）袖口や襟
の端部がすシ切れ易く、かつ液流による洗浄の念め（ホ）、被洗物重量に対する洗濯水量の比（浴比）が大
きく、多くの洗剤量を要する等の欠点がある。

また回転型の洗濯機は、内面に突板が設けられ多数の小
穴のあいた円筒状のドラムを水平に置いて、このドラム
を回転させ突板によって洗濯物を持ち上げ、突板が上部
に達したとき洗濯水の中に落され友た゛き洗いする。こ
の回転型の洗濯機は水や洗剤が少なくて済むが、洗浄効
果を高めるためにはドラムを大型化しなければならない
欠点がある。

本発明は、従来の洗濯機の欠点を解消するもので、（イ）水洗可能の繊維製品であれば、いかなる製品でも
布地を損傷させることなく、 ←）　小型の洗濯槽で、小さい浴比と少ない洗剤量で短
時間に洗濯することができる電気洗濯機を提供することを目的
とする。

本発明は、洗濯槽と、この洗濯槽の内部に貯えられた洗
濯水に水流を発生させる手段と、この洗濯槽の内壁近傍
に所定の間隔をおいてこの洗濯槽の底板に立設された複
数本の支柱と、この支柱の各各に取付けられた圧縮羽根
と、上記複数本の各支柱を同時に最大回転角度４５度の
範囲で往復回転させる駆動手段とを備えたことを特徴と
する。

なお上記水流を発生させる手段は洗濯槽を回転させる手
段もしくは洗濯槽の内面に取付けられたパルセータを含
むことが好ましい。

また上記圧縮羽根は各支柱毎に多数個取付けられ、隣接
する支柱に取付けられた圧縮羽根と互いに交差するよう
に設けられることが好ましい。

また各支柱毎に取付けられ九圧縮羽根て囲まれる空間に
その底端が洗濯槽の底板に至る深さの袋状もしくは筒状
のネットが設けられることが好ましい。

また前記洗濯槽を回転させる手段の回転軸と前記駆動手
段の駆動軸とが同軸構造であることが好ましい。

さらにこの洗濯槽を回転させる手段の回転軸が中空に形
成されこの回転軸を通して洗濯槽内の洗濯水が排出され
るように構成されることが好ましい。

以下本発明を実施例により図面に基づいて詳しく説明す
る。

第１図は本発明実施例洗濯機の一部切欠き斜視図、第２
図は同じく要部縦断側面図、第５図および第４図は第２
図のムム′断面図である。

第１図〜第４図において、洗１１１の内壁近傍には、４
本の支柱２がこの洗濯槽１の底板３に等間隔に立設され
ている。これらの支柱２の各先端は環状の上板５にポル
）６により螺着される。この上板５Ｆｉネジ７により洗
濯槽１の側面に螺着される。この各支柱２には多数のプ
ラスチック製の圧縮羽根９が取付けられている。この圧
縮羽根９は第１図に示すように隣接する支柱２に取付け
られた圧縮羽根９と互いに交差する。

また洗濯槽１の底板３の外側中心には、７ランジ１０が
固着される。このフランジ１０には回転軸１１の先端が
挿着される。この回転＠１１０基端はペース１３に固着
された軸受台１４に回転自在に挿入される。また回転軸
１１０基端近傍にはベベルギヤ１５が軸着され、このベ
ベルギヤ１５にはベベルギヤ１７が歯合する。このベベ
ルギヤ１７ハ変速機１８を介してモータ１９に連結され
る。ま次回転軸１１は中空に形成され、その先端は底板
３を貫通して設叶られた洗濯槽１の洗濯水の排出孔２１
に接続され、その基端にはホース２２が接続される。

また前記支柱２の各基端は、底板３を貫通して設けられ
、各基端にはプーリ２３が嵌着される。

この４個のプーリ２３には、ベルト２５が掛けられる。

この４本の支柱２のうち１本の支柱２０基端には駆動ア
ーム２６の一端、が軸着される。この駆動アーム２６の
他端にはカム７オロア２７が回転自在に取付けられる。

このカム７オロア２７はコイルバネ２９によりカム３０
に圧接する。このカム３０は前記回転軸１１と同軸の駆
動軸３１に偏心して固着される。この駆動軸３１は回転
軸１１に遊嵌し回転軸１１と独立に回転する。この駆動
軸３１０基端にはベベルギヤ３３が軸着され、このベベ
ルギヤ３３Ｋｉｌｔヘヘルギヤ３４が歯合する。このベ
ベルギヤ３４は変速機３５を介してモータ３７に連結さ
れる。

この駆動軸３１゛の回転速度マ１は、前記回転軸１１の
回転速ｔｖ２よシ僅かに大きくなるように変速機１８お
よび３５により設定される。また各支柱毎に取付けられ
た圧縮羽根９で囲まれる空間には、袋状のネット３８が
配設される。このネット３８はその底端が洗濯槽１の底
板３に至る深さを有する（ネット３８＃′ｉ第１図のみ
図示する）。

このような構成で、本実施例の洗濯機を使用するには、
まず第５図に示すように圧縮羽根９が洗濯槽１の内壁に
移動して開い良状態のとき、被洗物をネット３８の中に
入れ、所定の洗剤と水を洗濯槽ｌに入れる。次いでモー
タ１９および３７の図外のスイッチを入れれば、洗濯槽
１は回転軸１１により回転する。これＫより洗濯槽１内
の洗濯水に旋回流が生じる。同時にカム３０がこの回転
軸１１０回転速度ｖ２より僅かに大きい回転速度ｖ１で
回転する。これによりカム３０Ｆｉ洗濯槽１と相対的に
この回転速度差分の速度ΔＶで回転し、カムフォロア２
７を介して駆動アーム２６を揺動させる。この駆動アー
ム２６の揺動によシ支柱２Ｆｉ往復回転し、第３図およ
び第４図に示すように、圧縮羽根９が洗濯槽１の内壁と
洗濯槽１のほぼ中心部との間を往復運動する。

洗濯槽１内の被洗物は、前記洗濯水の旋回流により洗濯
槽ｌの内壁に移動し、また圧縮羽根９の圧縮作用により
洗濯槽１の中心部に移動する。これにより被洗物は、従
来の洗濯機にないもみ洗いを受ける。

被洗物の汚れが甚しい場合には、回転速度ｖ１と差分の
速度ΔＶとが大きくなるように、変速機１８および３５
に与える電流を調節する。反対に被洗物の汚れが軽微の
場合中薄手の布地の場合さらにはセータ類のような縮み
易い布地の場合には、回転速度ｖ１と差分の速度Δマと
が小さくなるように調節する。

なお上記実施例では、洗濯槽内部の洗濯水に旋回流を生
じさせる手段として、洗濯槽自体を回転させる例を示し
たが、洗濯槽の底面にノくルセータを取付けこのパルセ
ータを回転軸により回転させることにより洗濯水に旋回
流を生じさせるように構成することもできる。

また洗濯槽の外部に洗濯槽内の洗濯水を循環させる水ポ
ンプを設け、このポンプの噴流により被洗物を洗濯槽の
中心部からその内壁の方へ移動させることもできる。

ｉ丸目転軸と駆動軸とを各別のモータおよび変速機によ
り駆動する飼を示したが、回転軸のモータの回転出力を
変速手段を用いて駆動軸の駆動力としてもよい。

さらにネットは袋状に限らず、筒状であってもよい。

以上述べたように本発明によれば、洗濯槽内の洗濯水に
旋回流を生じさせる状態で、圧縮別層を洗濯槽の内壁と
洗濯槽の中心部との間を往復運動させることにより、従
来の電気洗濯機に見られないもみ洗いを行うことができ
、（イ）被洗物に均等に力が加わるため、部分的に布地を
損傷させることなく、（ロ）旋回流の速度および圧縮羽根の往復速度を調節す
ることにより、布地の種類や汚れの程度に応じた洗濯方
法を採ることができ、水洗可能の繊維製品であれば、い
力１なる製品でも洗濯することができ、Ｇ−→　小製の洗濯槽で洗浄効果が得られることにより
、究極的に小さい浴比で少ない洗４１量で短時間に洗濯
することｄ！でき、に）洗濯槽内に袋状のネットを配設することによシ、従
来の洗濯機で使用したネットを用いる必要のない優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例洗濯機の一部切欠き斜視図。第２図は同じく要部縦断側面図。第３図および＃Ｉ４図は第２図のムＡ′断面図。１・・・洗濯槽、２・・・支柱、３・・・底板、５・・
・上板、６・・・ボルト、７・・・ネジ、９・・・圧縮
羽根、１０・−７ランジ、１１・−回転軸、１３・・・
ペース、１４・・・軸受台、１５．１７・・・ベベルギ
ヤ、１８・−・変速機、１９・・・モータ、２１・・・
排出孔、２２・−・ホース、２３・・・プーリ、２５・
・・ベルト、２６−・・駆動アーム、２７・・・カムフ
ォロア、２９・・・コイルバネ、３０・・・カム、３１
・・・駆動軸、３３．３４・・・ベベルギヤ、３５・−
・変速機、３７・・・モータ、３８・・・ネット。第２ｖ４

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗濯槽と、この洗濯槽の内部に貯えられた洗濯水
に水流を発生させる手段と、この洗濯槽の内壁近傍に所
定の間隔をおいて仁の洗濯槽の底板に立設された複数本
の支柱と、この支柱の各各に取付社られ喪圧縮羽根と、
上記複数本の各支柱を同時に最大回転角度４５度の範囲
で往復回転させる駆動手段とを備えた電気洗濯機。
（２）　　水流を発生させる手段が洗濯槽を回転させる
手段である特許請求の範囲第（１）項記載の電気洗濯機
。
（３）　　水流を発生させる手段に洗濯槽の内面に散付
けられ友パルセータを含む特許請求の範囲第（１）項記
載の電気洗濯機。
（４）　　圧縮羽根が各支柱毎に多数個取付けられ隣接
する支柱に取付けられ九圧縮羽根と互いに交差するよう
に設けられた特許請求の範囲第（１）項ないし第（３）
項のいずれかに記載の電気洗濯機。
（５）各支柱毎に取付けられた圧縮羽根で囲まれる空間
にその底端が洗濯槽の底板に至る深さの袋状もしくは筒
状のネットが設けられ九特許請求の範囲第（１）項ない
し第（４）項のいずれかに記載の電気洗濯機。
（６）洗濯槽を回転させる手段の回転軸と駆動手段の駆
動軸とが同軸構造である特許請求の範囲第（２）項ない
し第（５）項のいずれかに記載の電気洗濯機。
（７）洗濯槽を回転させる手段の回転軸が中空に形成さ
れこの回転軸を通して洗濯槽内の洗濯水が排出されるよ
うに構成され九特許請求の範囲第（６）項記載の電気洗
濯機。