JPS589161Y2 - 冷媒分配器 - Google Patents

冷媒分配器

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Publication number
JPS589161Y2
JPS589161Y2 JP1977140764U JP14076477U JPS589161Y2 JP S589161 Y2 JPS589161 Y2 JP S589161Y2 JP 1977140764 U JP1977140764 U JP 1977140764U JP 14076477 U JP14076477 U JP 14076477U JP S589161 Y2 JPS589161 Y2 JP S589161Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
partition plate
liquid
wall
heat exchanger
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977140764U
Other languages
English (en)
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JPS5467367U (ja
Inventor
文雄 原田
誠 長井
康義 浜田
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Publication of JPS5467367U publication Critical patent/JPS5467367U/ja
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Publication of JPS589161Y2 publication Critical patent/JPS589161Y2/ja
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数個の冷媒出口から、冷媒をたとえば熱
交換器の各流路に導く冷媒分配器に関するものである。
まず、第1図、第2図、第3図に示す従来の冷媒分配器
について説明する。
第1図の冷媒分配器は、冷媒人口1を設けた器体2の反
冷媒入口側の壁部に複数の冷媒出口3を設けたものであ
り、第2図の冷媒分配器は、冷媒人口1を設けた器体2
の周壁部に複数の冷媒出口3を設けたものである。
図示してない膨張装置で膨張されて気液二相となった冷
媒は、冷媒人口1から器体2内に流入し、ついで、各冷
媒出口3を経て、図示してない熱交換器の各流路に導か
れる。
この場合、器体2内に流入した冷媒は気液二相のため、
複数の冷媒口3から流出する冷媒は同一でなく、シたが
って熱交換器の各流路での熱交換量に大きな差が生じる
第3図の冷媒分配器は上記の難点を除くためのもので、
下記の構造からなる。
冷媒人口1を設けた冷媒タンク4と複数の冷媒液出口3
を設けた器体2とは、冷媒導通管5によりつらねられて
おり、冷媒導通管5の下端は冷媒タンク4内の下方部に
開口している。
膨張装置で膨張されて気液二相となった冷媒は冷媒人口
1から冷媒タンク4に流入し、冷媒タンク4の上部に冷
媒液の割合いの小さい冷媒がたくわえられ、冷媒タンク
4の下部に冷媒液の割合いの大きい冷媒がたくわえられ
る。
冷媒タンク4に入った冷媒は、冷媒導通管5を経て器体
2内に流入し、ついで各冷媒液出口3を経て熱交換器の
各流路に導かれる。
ところが、膨張装置で膨張された冷媒は常に気相分と液
相骨が発生し、冷媒液の割合いの大きい冷媒のみを器体
2に流し続けることは困難であり、冷媒タンク4を設け
ただけの効果は得られず、熱交換器の各流路における冷
媒流量の不均一による熱交換量の不均一はさほど改良さ
れない。
この考案の目的は、器体内に流入した気液二相冷媒を気
相と液相とに分離し、液相分のみを分配することができ
る冷媒分配器を提供するにある。
この考案は上記の目的を遠戚するために、冷媒タンク部
を形成した密閉容器の下端部から熱交換器に導通する複
数個の冷媒液出口を開口し、上記密閉容器の冷媒タンク
部上方に中央部に衝突壁を形成し該衝突壁の周囲に多数
の穴を設けた全体として円錐形の第一仕切板を設け、該
第−仕切板の上方に多数の穴付の円錐形の第二仕切板を
設け、該第二仕切板の上方の密閉容器壁に圧縮機の吸入
側に導通する冷媒ガス出口を開口し、上記密閉容器壁を
貫通し他端を上記膨張弁に接続した冷媒入口の先端を上
記第一仕切板の下方から衝突壁に向けて開口するように
構成した。
以下、この考案を第4図および第5図に示す一実施例に
より詳細に説明する。
冷媒タンク部を形成した密閉容器の器体2の下端部から
熱交換器(図示せず)に導通する6個の冷媒液出口3が
接続し開口している。
9は第一仕切板で、衝突壁9aと該衝突壁9aの周囲に
多数の穴9bを設は全体として円錐形に形成されており
、上記冷媒タンク部上方の密閉容器の中央部に設けられ
ている。
10は第二仕切板で、上記第一仕切板9の上方に設けら
れており、該第二仕切板10は多数の穴付で円錐形に形
成されている。
6は冷媒ガス出口で、上記第二仕切板10の上方の密閉
容器である器体2に貫通して設けられており、先端は圧
縮機(図示せず)の吸入側に接続している。
8は冷媒噴射ノズル部で、冷媒人口1の先端に形成され
ており、該冷媒人口1は器体2を貫通して他端を膨張弁
(図示せず)に接続している。
そして、該冷媒噴射ノズル部8は上記第一仕切板の下方
から上記衝突壁9aに向けて開口している。
冷媒人口1の噴射ノズル部8から噴射させられた気液二
相の冷媒は衝突板9aに当って降下し、器体2の下部に
冷媒液が溜り、冷媒ガスは第一仕切板9と冷媒液との間
に一時的に溜る。
冷媒液が冷媒液出口3から流出するとともに、冷媒ガス
出口6から冷媒ガスが流出することにより、器体2の下
部の冷媒の液レベルが冷媒液出口3の位置より高く保た
れるようになっている。
したがって、冷媒液の分配量が均一化する。
また、冷媒ガス出口6から冷媒ガスが流出していくこと
により、器体2内に上昇流が発生する。
この流れにより、気液二相冷媒が衝突板9aに衝突した
時に生じる冷媒液滴が上昇するが、その液滴は第一仕切
板9および第二仕切板10に接触、もしくは衝突するこ
とにより、仕切板9,10に付着し、仕切板9,10お
よび器体2の周壁に沿って降下し、冷媒液として器体2
の下部に溜る。
これにより、冷媒ガス出口6から出る冷媒は、ガス化し
た冷媒のみとなる。
なお、穴付仕切板のかわりに金網等を設けても同様の効
果が得られる。
以上説明したこの考案によれば、冷媒液のみをほぼ均等
に各冷媒出口に分流させることができ、したがって熱交
換器の熱交換量を量大することができる。
その結果、同一の熱交換量を得る熱交換器では、従来の
ものにくらべて熱交換器の面積を少なくシ、小形、軽量
化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ従来の冷媒分配器を
示す断側面図、第4図はこの考案の一実施例を示す断面
側面図、第5図は第4図のVI−VI断面図である。 1・・・・・・冷媒入口、2・・・・・・器体、3・・
・・・・冷媒液出口、4・・・・・・冷媒タンク、5・
・・・・・冷媒導通管、6・・・・・・冷媒ガス出口、
7・・・・・・穴付仕切板、9・・・・・・第一仕切板
、9a・・・・・・衝突板壁、9b・・・・・・穴、1
0・・・・・・穴付第二仕切板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍サイクルを構成する膨張弁により減圧させた冷媒を
    熱交換器へ分配する冷媒分配器において、冷媒タンク部
    を形成した密閉容器の下端部から熱交換器に導通する複
    数個の冷媒液出口を開口し、上記密閉容器の冷媒タンク
    部上方に中央部に衝突壁を形成し該衝突壁の周囲に多数
    の穴を設けた全体として円錐形の第一仕切板を設け、該
    第−仕切板の上方に多数の穴付の円錐形の第二仕切板を
    設け、該第二仕切板の上方の密閉容器壁に圧縮機の吸入
    側に導通する冷媒ガス出口を開口し、上記密閉容器壁を
    貫通し他端を上記膨張弁に接続した冷媒入口の先端を上
    記第一仕切板の下方から衝突壁に向けて開口したことを
    特徴とする冷媒分配器。
JP1977140764U 1977-10-21 1977-10-21 冷媒分配器 Expired JPS589161Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977140764U JPS589161Y2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 冷媒分配器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977140764U JPS589161Y2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 冷媒分配器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5467367U JPS5467367U (ja) 1979-05-12
JPS589161Y2 true JPS589161Y2 (ja) 1983-02-18

Family

ID=29116020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977140764U Expired JPS589161Y2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 冷媒分配器

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JP (1) JPS589161Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4857240A (ja) * 1971-11-17 1973-08-11
JPS50104461A (ja) * 1974-01-25 1975-08-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4857240A (ja) * 1971-11-17 1973-08-11
JPS50104461A (ja) * 1974-01-25 1975-08-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5467367U (ja) 1979-05-12

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