JPS5891489A

JPS5891489A - 均一照明装置

Info

Publication number: JPS5891489A
Application number: JP56189999A
Authority: JP
Inventors: 敬森
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-11-27
Filing date: 1981-11-27
Publication date: 1983-05-31
Also published as: JPS626238B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、石英ガラスファイバー、或い、は、アクリル
樹脂、ポリカーボネート樹脂等の所謂プラスチック光学
用繊維、若しくは、これらの材料を用いた細管又は平板
を光搬送体として使用した照明装置の改良に係り、特に
、前記光搬送体の表面に該光搬送体の屈折率とは異なる
屈折率の光拡散層を設け、該光拡散層を通して光を放出
するようにした照明装置において、前記光拡散層を多４
数個設け、これら光拡散層の厚みを異ならしめ、或いは
、配設密度を異ならしめて、全体として均一照明を行い
得るようにしたものである。

石英ガラスファイツク−、プラスチック光学用繊維、若
しくは、これらを用いた細管、平板等は光搬送体として
周知であシ、本出願人は、これら光搬送体の表面に該光
搬送体材料の屈折率とは異なる屈折率の例えばエポキシ
樹脂等から成る光拡散一層を一布、硬化し、光搬送体内
を伝搬されてくる光を該光拡散層を通して外部に放出し
て照明に供するようにした照明装置について提案した０
本発明は、上述のごとき照明装置を更に改良して均一照
明を行い得るようにしたもので、具体的には、前述のご
とき光拡散層を多数個設け、これら光拡散層の厚みを異
ならしめて、或いは、配設密度を異ならしめて全体とし
て均一照明となるようにしたものである。

一般に、オーディオ等の音響機器では、各種の標示板や
レベルメータが使用されているが、これらは、部品の性
格から、全面にわたって均等な照度が要求される。一方
、使用する電源電圧は、トランスの二次側電圧（１２〜
２４Ｖ位）を用いなければならず、また、光源ランプは
、装置設計上の制約もあり、同時にスペース的にも余裕
がないので、小さいものとなシ、標示板の照度（透過型
、反射型のいずれの方式を採用しても）としては不十分
であり、また、平均した照度が得られないという本来的
な欠陥があった。また、光源としてＬＥＤなどを用いる
方式であると、照度の点で不十分なだけでなく、目的と
する面照度をうるには多数のＬＥＤを配置する必要があ
シ、配線が複雑になるばかシでなく、コストが高くなる
という欠点があった。

また、他の例として、例えば、自動車の運転席には、各
種の計器が配置されておシ、特に、速度計では、標示板
全面にわたって平均した光度の照明方式が要求される。

第１図は、従来の自動車速度計の概略構成図で、図中、
１は光源ランプ、２は反射鏡、３は標示板で、周知のよ
うに、光源ランプ１に近い点Ａでは、反射鏡２からの距
離を長くシ、光源ランプ１から遠い点Ｂでは反射鏡２か
らの距離を短くシ、それによって平均した均一照度を得
るようにしている。しかし、この照明装置は、光源ラン
プ１から位置的に遠い部分では照度が落ちるという本来
的な欠陥があり、構造的にも一定のスペースをとらざる
を得ないという不満があり、更には、製作上にも多数の
工程が必要となシ、価格的にも不満がある等の欠点があ
った。

本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
第２図に、その一実施例を示す。第２図において、１０
は豆ランプ、光ファイバーの出光端等から成る光源、１
１は石英ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂
等から成る光搬送体、１２は該光搬送体１１０表面に設
けられた多数個の光拡散層で、該光拡散層１２は例えば
２液反応型のエポキシ樹脂又はシリコン樹脂等で構成さ
れ、該光拡散層１２の屈折率ｎは光搬送体ＩＪの屈折率
ｎ。に対してｎ。／ｎ＝０．８７〜０．９５になる↓う
に選ばれている。なお、光拡散層１２は、光搬送体１１
の表回に２液反応型のエポキシ樹脂又はシリコン樹脂を
塗布、硬化させることによって、或いは、光搬送体１１
の上にマスキングフィルムを被せ、スプレー吹き、ガン
吹き等によって形成することができる０而して、光源１
０よりの光は光搬送体１１内に導入され、該光搬送体ｌ
ｌ内を矢印方向に伝搬されていく間に光拡散層１２を通
して外部へ放出され、照明に供されるが、その場合、光
源１０に近い部分では光束密度が高く、光源から遠ざか
るにつれて低くなるので、必然的に、光源から遠い方の
部分での光放出量が減少して均一照明を行うことができ
ない。

本発明は、上述のごとき不備を解決した均一照明装置に
係り、第２図に示した実施例においては、光拡散層１２
の厚みを光源１０に近い部分で厚くし、光源１０から遠
ざかるにつれて薄くするようにしたもので、このように
すると、光源１０に近い部分の光拡散層は光減衰量が大
きく、光源から遠ざかるにつれて光拡散層での光減衰量
が少なくなシ、結果的に、均一照明を得ることができる
。なお、その場合、光搬送体１１の裏面及び（又は）終
端面全反射鏡面にすると、光搬送体１１内に導入された
光をより効果的に利用することができる。

第３図は、本発明の他の実施例を示す概略平面図、第４
図は、第３図のＩＶ−ＩＶ線断面図で、この実施例は、
光拡散層の厚みを一定にする代シに、その配役密度を光
源１０に近い方では粗く、光源から遠ざかるにつれて密
にするようにし、もって、結果的に均一照明となるよう
にしたものである。

第５図は、前述のごとき光拡散層の他の例を示す部分的
拡大図で、この実施例は、前記光拡散層１２を凹レンズ
状に構成し、もって、該光拡散層よシ放出される光をよ
り効果的に拡散するようにしたものである。なお、この
凹レンズは、第６図に示すように、マスキングフィルム
１５にて光搬送体１１０表面をマスキングし、該マスキ
ングフィルム１５の穴１６の中にエポキシ樹脂等の光拡
散層形成物質１２をスプレー、ガン等によって入れると
、該光拡散物質１２はその表面張力、穴１６の径等によ
って定まる曲率でその表面が凹状に形成される。従って
、樹脂硬化後に、マスキングフィルムを取り外せば、容
易に凹レンズ′状の光拡散層を形成することができる。

以上の説明から明らかなように、本発明によると、構造
が簡単で機械的に堅牢で、しかも、安価な均一照明装置
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の均一照明装置の一例を示す概略構成図
、第２図は、本発明による均一照明装置の一実施例を示
す概略側断面図、第３図は、本発明の他の実施例を示す
概略平面図、第４図は、第３図のＩＶ−ＩＶ嶽断面図、
第５図は、光拡散層の一例を示す拡大断面図、第６図は
、第５図に示した凹レンズ状光拡散層の作り方を説明す
るだめの側断面図である。１０・・光源、１１・・・光搬送体、１２・・・光拡散
層。第　　ｌ第２第３＋＋第５第６

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、透明体の光搬送体と、該光搬送体の表面に般け
られた光拡散層とからなり、前記光搬送体を通して伝送
されてきた光を前記光拡散層を通して放出するようにし
た照明装置において、前記光拡散層を多数個有し、これ
ら光拡散層が全体として均一照明を行うように構成され
ていることを特徴とする均一照明装置。
（２）、前記光拡散層の厚みを異ならしめて均一照明を
行うようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１
）項に記載の均一照明装置。
（３）、前記光拡散層の厚みを同一にし、かつ、配設密
度を異ならしめて均一照明を行うようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項に記載の均一照明装置
。
（４）、前記光拡散層が凹レンズであることを特徴とす
る特許請求の範囲第（３）項に記載の均一照明装置。