JPS589052Y2 - 反転ロストル - Google Patents
反転ロストルInfo
- Publication number
- JPS589052Y2 JPS589052Y2 JP1978033820U JP3382078U JPS589052Y2 JP S589052 Y2 JPS589052 Y2 JP S589052Y2 JP 1978033820 U JP1978033820 U JP 1978033820U JP 3382078 U JP3382078 U JP 3382078U JP S589052 Y2 JPS589052 Y2 JP S589052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverted
- loss
- rossdol
- rosdol
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は反転ロスドルの改良に関し、特に反転ロスド
ルの上部に設けたロスドル板の形状を改良して、未燃物
の落下を防止するとともに、ロスドル上のごみに対し燃
焼用空気の供給を円滑に行ない、更にロスドル上のごみ
の送出しを円滑に行なおうとするものである。
ルの上部に設けたロスドル板の形状を改良して、未燃物
の落下を防止するとともに、ロスドル上のごみに対し燃
焼用空気の供給を円滑に行ない、更にロスドル上のごみ
の送出しを円滑に行なおうとするものである。
都市ゴミや汚泥の燃却炉においては、嘴形、扇形、線形
等の所謂、反転ロスドルが用いられているが、これは、
第5図に示すように各ロスドル単体10′の上部に設け
たロスドル板12′が平面状に形成されると共に、これ
に垂直な通気孔23′が設けられているものであって、
そのため落塵が多い。
等の所謂、反転ロスドルが用いられているが、これは、
第5図に示すように各ロスドル単体10′の上部に設け
たロスドル板12′が平面状に形成されると共に、これ
に垂直な通気孔23′が設けられているものであって、
そのため落塵が多い。
しかもこの様なロスドル単体の多数が若干の間隙13′
を介して並設されているため、この間隙13′からさら
に多くの未燃物が落下し、熱灼減量を悪くする原因にな
っている。
を介して並設されているため、この間隙13′からさら
に多くの未燃物が落下し、熱灼減量を悪くする原因にな
っている。
そこで、この考案は、この様な反転ロスドルのロスドル
板の形状を改良して、落塵なできるだけ少なくしようと
するものである。
板の形状を改良して、落塵なできるだけ少なくしようと
するものである。
次にこの考案の実施例を第1図ないし第4図に示す嘴形
の反転ロスドルについて説明する。
の反転ロスドルについて説明する。
反転ロスドル10は垂直な基板11と、基板11の上部
に連設した水平なロスドル板12と、ロスドル板12の
一端に有する回転軸14に対する係合部16と、ロスド
ル板12の他端に設けた前記係合部16の回転軸心を中
心とする弧状板とからなっている。
に連設した水平なロスドル板12と、ロスドル板12の
一端に有する回転軸14に対する係合部16と、ロスド
ル板12の他端に設けた前記係合部16の回転軸心を中
心とする弧状板とからなっている。
この様な従来周知の反転ロスドル10において、この考
案の特徴はロスドル板12がその幅方向において、断面
略V字形状をなすと共に■字形状の谷部において水平部
21を設け、■字形状の両傾斜部22.22の上端に水
平方向外方への延長部20.20を連設し、さらに傾斜
部22には水平方向の通気孔23が開口している。
案の特徴はロスドル板12がその幅方向において、断面
略V字形状をなすと共に■字形状の谷部において水平部
21を設け、■字形状の両傾斜部22.22の上端に水
平方向外方への延長部20.20を連設し、さらに傾斜
部22には水平方向の通気孔23が開口している。
24はロスドル板12の基部に設けた補強用のリプであ
る。
る。
そして以上の様な反転ロスドル10が多数横方向に並設
されて、列をなすと共にその複数列を階段状に配設して
、ストーカ−が形成されるが、この場合各反転ロスドル
10はその上部のロスドル板12が断面V字形状に形成
され傾斜部20に通気孔23を水平方向に設けているの
で、ロスドル板12上に塵芥が供給されても、通気孔2
3を経由して下方に落ちることがない。
されて、列をなすと共にその複数列を階段状に配設して
、ストーカ−が形成されるが、この場合各反転ロスドル
10はその上部のロスドル板12が断面V字形状に形成
され傾斜部20に通気孔23を水平方向に設けているの
で、ロスドル板12上に塵芥が供給されても、通気孔2
3を経由して下方に落ちることがない。
さらに塵芥が通気孔23内に嵌入して目づまりをおこす
こともなく、又、仮りに一部の塵芥が嵌入したとしても
、側部から吹き込まれる空気によって容易に除去するこ
とが可能である。
こともなく、又、仮りに一部の塵芥が嵌入したとしても
、側部から吹き込まれる空気によって容易に除去するこ
とが可能である。
この様に通気孔23の目づまりを著しく少なくし得たの
で、空気が炉内に平均に行き渡り、ゴミの燃焼状態が従
来以上に改善されるものである。
で、空気が炉内に平均に行き渡り、ゴミの燃焼状態が従
来以上に改善されるものである。
更に、ロスドル板12を断面■字形状に形成したので、
ロスドルが90°回転した際ロスドルの上に乗ったごみ
が容易にロスドル面から離脱して次段のロスドル上に移
行する。
ロスドルが90°回転した際ロスドルの上に乗ったごみ
が容易にロスドル面から離脱して次段のロスドル上に移
行する。
また、■字形状の谷部に角部が存在する場合にはこの狭
小な角部に微少なごみが挾まれるおそれがあるが、本考
案においては■字形状の谷部ぺ水平部21を設けている
ので、ごみの離脱が、層容易になし得る。
小な角部に微少なごみが挾まれるおそれがあるが、本考
案においては■字形状の谷部ぺ水平部21を設けている
ので、ごみの離脱が、層容易になし得る。
更に、■字形状の両傾斜部22.22の上端には外方向
への水平な延長部20.20を連接しているので、この
ようなロスドル同士を並設した場合には、隣接する2つ
のロスドルの当接部分において水平な部分が存在するこ
とになり、ごみを安定よく載置することが可能である。
への水平な延長部20.20を連接しているので、この
ようなロスドル同士を並設した場合には、隣接する2つ
のロスドルの当接部分において水平な部分が存在するこ
とになり、ごみを安定よく載置することが可能である。
第4図には、この考案の反転ロスドルの他の利用方法と
して、従来の反転ロスドルと組み合わせて、交互に配設
した場合を示している。
して、従来の反転ロスドルと組み合わせて、交互に配設
した場合を示している。
この場合、反転ロスドル10のロスドル板12の両延長
部20.20は、それぞれ隣接する周知の反転ロスドル
10′の平面状のロスドル板12’、12’の端部上方
に若干の間隙を介して位置している。
部20.20は、それぞれ隣接する周知の反転ロスドル
10′の平面状のロスドル板12’、12’の端部上方
に若干の間隙を介して位置している。
この様に本案の反転ロスドル10と、従来周知の反転ロ
スドル10′とを交互に組み合わせることにより、隣接
する反転ロスドル10,10′間の間隙を反転ロスドル
10の延長部20で覆ったもので、従来著しかったこの
箇所からの落慶を大幅に減少させることができる。
スドル10′とを交互に組み合わせることにより、隣接
する反転ロスドル10,10′間の間隙を反転ロスドル
10の延長部20で覆ったもので、従来著しかったこの
箇所からの落慶を大幅に減少させることができる。
さらにこの場合にも、反転ロスドル10の通気孔23に
対し、側部より空気を吹き込むため各反転ロスドル間の
間隙における目づまりをなくし、ゴミの燃焼効果を著し
ぐ向上させることができる。
対し、側部より空気を吹き込むため各反転ロスドル間の
間隙における目づまりをなくし、ゴミの燃焼効果を著し
ぐ向上させることができる。
ちなみに、従来の反転ロスドル中扇形もしくは嘴状の反
転ロスドルの場合、ロスドル間の間隙からの落慶のため
ゴミの熱灼減量を、2〜3%に維持するのが限度であっ
たが、上記のように本案の反転ロスドルと従来の反転ロ
スドルとを交互に組み合わせることにより、ゴミの熱灼
減量を、1%台に低下させることが可能となった。
転ロスドルの場合、ロスドル間の間隙からの落慶のため
ゴミの熱灼減量を、2〜3%に維持するのが限度であっ
たが、上記のように本案の反転ロスドルと従来の反転ロ
スドルとを交互に組み合わせることにより、ゴミの熱灼
減量を、1%台に低下させることが可能となった。
なお前記実施例は、嘴形の反転ロスドルについて、説明
したが、この外扇形、線形その他の形状のものについて
も、この考案を適用することができる。
したが、この外扇形、線形その他の形状のものについて
も、この考案を適用することができる。
以上の様にこの考案は反転ロスドルにおける上部のロス
ドル板の形状を改良することによって、通気孔からの落
慶な著しく減少させると共にこの反転ロスドルを従来の
反転ロスドルと組み合わせて用いる場合には、ロスドル
間の間隙からの落慶をも一層効果的に防止し得る実用性
の高いものである。
ドル板の形状を改良することによって、通気孔からの落
慶な著しく減少させると共にこの反転ロスドルを従来の
反転ロスドルと組み合わせて用いる場合には、ロスドル
間の間隙からの落慶をも一層効果的に防止し得る実用性
の高いものである。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2図は前回
の側面図、第3図は前回■−■線の一部省略端面図、第
4図は第1図の反転ロスドルと従来の反転ロスドルとを
交互に組み合わせた状態を示す一部省略断面図、第5図
は従来の反転ロスドルを一列に並設した斜視図である。 符号の説明、10・・・・・・反転ロスドル 12・・
・・・・ロスドル板、20・・・・・延長部、21・・
・・・・水平部、22・・・・・・傾斜部、23・・・
・・・通気孔。
の側面図、第3図は前回■−■線の一部省略端面図、第
4図は第1図の反転ロスドルと従来の反転ロスドルとを
交互に組み合わせた状態を示す一部省略断面図、第5図
は従来の反転ロスドルを一列に並設した斜視図である。 符号の説明、10・・・・・・反転ロスドル 12・・
・・・・ロスドル板、20・・・・・延長部、21・・
・・・・水平部、22・・・・・・傾斜部、23・・・
・・・通気孔。
Claims (1)
- 上部のロスドル板12がその幅方向において断面略V字
形状をなし、■字形状の谷部において水平部21を有し
、■字形状の両傾斜部22.22の上端に外方への水平
な延長部20.20を連接し、前記傾斜部22.22に
水平方向の通気孔23゜23を設けたことを特徴とする
反転ロスドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978033820U JPS589052Y2 (ja) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | 反転ロストル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978033820U JPS589052Y2 (ja) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | 反転ロストル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54138380U JPS54138380U (ja) | 1979-09-26 |
JPS589052Y2 true JPS589052Y2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=28890042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978033820U Expired JPS589052Y2 (ja) | 1978-03-15 | 1978-03-15 | 反転ロストル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589052Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046921U (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52121176U (ja) * | 1976-03-13 | 1977-09-14 |
-
1978
- 1978-03-15 JP JP1978033820U patent/JPS589052Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046921U (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54138380U (ja) | 1979-09-26 |
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