JPS5889997A - 微生物を用いた竹屑の処理方法 - Google Patents
微生物を用いた竹屑の処理方法Info
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- JPS5889997A JPS5889997A JP18947981A JP18947981A JPS5889997A JP S5889997 A JPS5889997 A JP S5889997A JP 18947981 A JP18947981 A JP 18947981A JP 18947981 A JP18947981 A JP 18947981A JP S5889997 A JPS5889997 A JP S5889997A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bamboo
- compost
- mixing
- bamboo scraps
- added
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- Pending
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Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、微生物を用いて竹屑を堆肥化することによっ
て竹屑の処理を行う竹屑−の処理方法に関するものであ
る。
て竹屑の処理を行う竹屑−の処理方法に関するものであ
る。
民芸ブーム等で竹細工が盛んになるにつれて産業廃棄物
としての竹屑の処理が問題となってきた。
としての竹屑の処理が問題となってきた。
従来行われていた一般的処理方法は竹屑を焼却する方法
であるが、竹屑が少菫の場合はともがく大量になるにつ
れて煙害を生起している。
であるが、竹屑が少菫の場合はともがく大量になるにつ
れて煙害を生起している。
本発明者は竹屑が有機物であることに着目し、竹屑を使
用して有機質堆肥を製造することにより竹屑の処理を行
うことを思いついた＠ ところが竹は農業上有害な物質であるフェノール、テル
ペン種油、タンニン等を多く含んでいるため、これらの
除去が必要であり、また竹の場合は炭素率が太きく （
Ｃ／Ｎ； ３００ ）、側底有機質肥料とはなり得ない
と前文られていた。
用して有機質堆肥を製造することにより竹屑の処理を行
うことを思いついた＠ ところが竹は農業上有害な物質であるフェノール、テル
ペン種油、タンニン等を多く含んでいるため、これらの
除去が必要であり、また竹の場合は炭素率が太きく （
Ｃ／Ｎ； ３００ ）、側底有機質肥料とはなり得ない
と前文られていた。
しかし本発明者は、永年鋭意研究の結果、ストレプトミ
セス属菌、を主体とした発酵剤を添加することにより竹
屑が堆肥化することを見い出し、本発明をなすに到った
。
セス属菌、を主体とした発酵剤を添加することにより竹
屑が堆肥化することを見い出し、本発明をなすに到った
。
すなわち本発明は、細かく刻んだ竹屑に、家禽糞または
／および人畜糞尿を直接もしくはその他の堆肥原料を混
入したものを混入し、会費に応じて水分を追加し、これ
にストレプトミセス属菌を主体とする発酵剤を混入もし
くは散布することによって、これを接種し、培養するも
ので、この方法によって竹屑の地理と堆肥の製造とが同
時にでき、竹屑の処理問題を一挙に解決したものである
。
／および人畜糞尿を直接もしくはその他の堆肥原料を混
入したものを混入し、会費に応じて水分を追加し、これ
にストレプトミセス属菌を主体とする発酵剤を混入もし
くは散布することによって、これを接種し、培養するも
ので、この方法によって竹屑の地理と堆肥の製造とが同
時にでき、竹屑の処理問題を一挙に解決したものである
。
本発明で用いられる竹屑は細く粉砕したものが堆肥化し
易すいか、−辺が１〜２ＣＩＲのものでも構わない。
易すいか、−辺が１〜２ＣＩＲのものでも構わない。
本発明では上記竹屑に、鶏、あひる等の家禽糞または人
糞尿、牛糞尿、馬糞尿、豚糞尿等の人畜糞尿あるいは家
禽糞と人畜糞尿とを混ぜたものを混入する。これらの糞
尿は微生物の栄養源として、また堆肥全体の窒素含有率
を上昇させて理想的な炭素率（Ｃ／Ｎ ）である２５内
外にするためである。この意味からは窒素合有卑の高い
鶏糞を混入するのが好ましい。なお同時に他の堆肥原料
、例えばわら、木くず、米ぬか等を加えてもよい。
糞尿、牛糞尿、馬糞尿、豚糞尿等の人畜糞尿あるいは家
禽糞と人畜糞尿とを混ぜたものを混入する。これらの糞
尿は微生物の栄養源として、また堆肥全体の窒素含有率
を上昇させて理想的な炭素率（Ｃ／Ｎ ）である２５内
外にするためである。この意味からは窒素合有卑の高い
鶏糞を混入するのが好ましい。なお同時に他の堆肥原料
、例えばわら、木くず、米ぬか等を加えてもよい。
また、鶏糞を混入する場合は水分が少ないので水分含有
率を７０％以下、好ましくは６０９６程度になるように
水分調整を行う。他の糞尿の場合は尿の混入量によって
調整する。ここで得られた混合物にストレプトミセス属
菌を主体とする発酵剤を混入する。ストレプトミセス属
菌は放線菌の中でも繊維の分解をよく行うものであって
、このストレプトミセス属菌を主体とした発酵剤として
は、例えばＮＫ−５２（中村産業開発株式会ｄ看商標名
）があげられる。そして発酵剤を混入した後、好気的雰
囲気の下で切り返しを十分に行う。
率を７０％以下、好ましくは６０９６程度になるように
水分調整を行う。他の糞尿の場合は尿の混入量によって
調整する。ここで得られた混合物にストレプトミセス属
菌を主体とする発酵剤を混入する。ストレプトミセス属
菌は放線菌の中でも繊維の分解をよく行うものであって
、このストレプトミセス属菌を主体とした発酵剤として
は、例えばＮＫ−５２（中村産業開発株式会ｄ看商標名
）があげられる。そして発酵剤を混入した後、好気的雰
囲気の下で切り返しを十分に行う。
次に、堆肥化の経過を説明すると、
発酵初期に於ては竹の表面にかなりカビの発生を見るこ
とができ、また堆積物の温度は７５℃程度で竹屑の色は
白っぽい生竹の色である。
とができ、また堆積物の温度は７５℃程度で竹屑の色は
白っぽい生竹の色である。
カビの発生が治まってくるころからカビに代ってストレ
プトミセス菌が発生し始め、線菌の増殖を見ることがで
きる。この頃になると堆積物の温度は５０〜６０℃に下
がり、Ｐ）ｉも６．８〜７０ぐらいになる。また竹屑の
色は茶色に変化する。
プトミセス菌が発生し始め、線菌の増殖を見ることがで
きる。この頃になると堆積物の温度は５０〜６０℃に下
がり、Ｐ）ｉも６．８〜７０ぐらいになる。また竹屑の
色は茶色に変化する。
この状態で３０日程経過すると、竹に含まれている有害
物質であるフェノール、テルペン種油、タンニン１寡化
学変化を起こして消滅し、また炭素はＣＯｌとして空気
中に放出される。
物質であるフェノール、テルペン種油、タンニン１寡化
学変化を起こして消滅し、また炭素はＣＯｌとして空気
中に放出される。
そして、はぼ１５０日程度経過後は炭素率（Ｃ／Ｎ）が
２５程度で茶褐色の性質堆肥が出来上がる。この性質堆
肥は、原材料である竹がワラ類と比べ、かなり多くのリ
グニン、セルローズ等の繊維を有しており、これらは微
生物自体による分解をうけた後、土壌中でアミノ酸とよ
く結合して良質の腐植を形成するものである。
２５程度で茶褐色の性質堆肥が出来上がる。この性質堆
肥は、原材料である竹がワラ類と比べ、かなり多くのリ
グニン、セルローズ等の繊維を有しており、これらは微
生物自体による分解をうけた後、土壌中でアミノ酸とよ
く結合して良質の腐植を形成するものである。
次に、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例 １
１〜２ｃＩ１１の竹屑ｔ ００ｏ Ｋｇを地面に広げ、
該竹屑に鶏糞１５０Ｋｇ、水１００４’、 ＮＫ −５
２を４０Ｋｇ混入し、十分に攪拌をする。そして１ケ月
に１回程度の切り返しを施して１５０日経過した後竹屑
は性質堆肥に変化した。
該竹屑に鶏糞１５０Ｋｇ、水１００４’、 ＮＫ −５
２を４０Ｋｇ混入し、十分に攪拌をする。そして１ケ月
に１回程度の切り返しを施して１５０日経過した後竹屑
は性質堆肥に変化した。
この性質堆肥の分析結果は表１のとおりである。
表１
窒素全量（Ｎ ） ０．７１ （％）リン酸全量（
Ｐ、０．） ０．０７（９６）カリ全量（Ｋ、Ｏ）
０．２６ （％）粗腐植酸 ４．４５ （
％） ノルマルヘキサン抽出物０．１５ （％）次に、上記実
施例で得られた性質堆肥の幼植物による植害試験を行っ
た。
Ｐ、０．） ０．０７（９６）カリ全量（Ｋ、Ｏ）
０．２６ （％）粗腐植酸 ４．４５ （
％） ノルマルヘキサン抽出物０．１５ （％）次に、上記実
施例で得られた性質堆肥の幼植物による植害試験を行っ
た。
ｆ’ｌ ） 試験の方法
ノイ、６ウエルポツトに供試土壌を詰め、供試・対照の
両試料をそれぞれ土壌全層とよく混合した後、土壌水分
を最大容水量の約７０％になるように調整し、は種して
発芽並びに発芽後の生育状態を調査する。
両試料をそれぞれ土壌全層とよく混合した後、土壌水分
を最大容水量の約７０％になるように調整し、は種して
発芽並びに発芽後の生育状態を調査する。
（２） 試験設計
試験資料の分析成績（％）
性質堆肥５４，２３０．７１ （１，５５）対照パー
ク堆肥 ５６，０３ ０．８６ （１，９６）（３
）供試土壌および作物 腐植質火山灰土ｊＪ（東京都杉並） 早生小型山東菜（２５粒／１ポット） 試験区および施用量 注１）試験施用は、昭和５２年６月２７日付５３農蚕第
３６７８号農蚕園芸局長通達［昭和５２年度特殊肥料等
品質保全対策調査委託事業の実施について」の幼植物試
験法を準用する。
ク堆肥 ５６，０３ ０．８６ （１，９６）（３
）供試土壌および作物 腐植質火山灰土ｊＪ（東京都杉並） 早生小型山東菜（２５粒／１ポット） 試験区および施用量 注１）試験施用は、昭和５２年６月２７日付５３農蚕第
３６７８号農蚕園芸局長通達［昭和５２年度特殊肥料等
品質保全対策調査委託事業の実施について」の幼植物試
験法を準用する。
注２）共通肥料として、硫安、過方及び塩加を用い、Ｎ
、Ｐ、０．及びに、０として、それぞれ５０ダを施用し
た。
、Ｐ、０．及びに、０として、それぞれ５０ダを施用し
た。
注３）無施用区は共通肥料のみ施用。
栽培の概要
土壌充填、施用・水分調節、は種を同時に行い、２０日
経過後収量調査を行った。
経過後収量調査を行った。
（４）試験の結果
発芽は、は種２日後に開始し、供試・対照及び無施用区
の各区間に発芽開始日の差は見られなかった。発芽後の
生育を見′ると、供試一対照の両堆肥とも４０ｇ施用区
では生育に若干の遅れが見られたが、その他の施用量で
は正常な生育を示し、試験期間中有害物質によると考え
られる障害症状は認められなかった。
の各区間に発芽開始日の差は見られなかった。発芽後の
生育を見′ると、供試一対照の両堆肥とも４０ｇ施用区
では生育に若干の遅れが見られたが、その他の施用量で
は正常な生育を示し、試験期間中有害物質によると考え
られる障害症状は認められなかった。
発芽等調査成績
収量調査成績
以上説明したように、本発明によれば従来焼却によって
処理していた竹屑な微生物を用（・て堆肥化することに
より煙害回避と堆肥製造と（・う−挙゛両得の方法が提
供できる。
処理していた竹屑な微生物を用（・て堆肥化することに
より煙害回避と堆肥製造と（・う−挙゛両得の方法が提
供できる。
特許出願人 大久保 茂 記
田中敏光
代理人 弁理士 梶 原 克 彦
Claims (1)
- 細かく刻んだ竹屑に、家禽糞または／および人畜糞尿を
直接もしくはその他の堆肥原料を混入したものを混入し
、必要に応じて水分を追加し、これにストレプトミセス
属菌を主体とする発酵剤を混入もしくは散布することに
よってこれを接種し、培養することを特徴とする微生物
を用いた竹屑の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18947981A JPS5889997A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 微生物を用いた竹屑の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18947981A JPS5889997A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 微生物を用いた竹屑の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5889997A true JPS5889997A (ja) | 1983-05-28 |
Family
ID=16241944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18947981A Pending JPS5889997A (ja) | 1981-11-24 | 1981-11-24 | 微生物を用いた竹屑の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5889997A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010047520A (ko) * | 1999-11-22 | 2001-06-15 | 양경선 | 대나무를 주재로한 유기질 비료의 제조방법 |
| JP2007097487A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Kitajima Shokuhin Kk | キノコ栽培用菌床の製造方法及びキノコ栽培用菌床 |
| JP2008127246A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Micro Media Japan Corp | 発酵堆肥の製造方法 |
| JP2009219668A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Chikusan:Kk | 発酵微粉末竹粉及びその製造方法並びに脱臭剤と入浴剤 |
| CN108191486A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-06-22 | 昆山合纵生态科技有限公司 | 一种落叶制肥用的微生物及其制备方法 |
-
1981
- 1981-11-24 JP JP18947981A patent/JPS5889997A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010047520A (ko) * | 1999-11-22 | 2001-06-15 | 양경선 | 대나무를 주재로한 유기질 비료의 제조방법 |
| JP2007097487A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Kitajima Shokuhin Kk | キノコ栽培用菌床の製造方法及びキノコ栽培用菌床 |
| JP2008127246A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Micro Media Japan Corp | 発酵堆肥の製造方法 |
| JP2009219668A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Chikusan:Kk | 発酵微粉末竹粉及びその製造方法並びに脱臭剤と入浴剤 |
| CN108191486A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-06-22 | 昆山合纵生态科技有限公司 | 一种落叶制肥用的微生物及其制备方法 |
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