JPS5889020A - 短時間停電防止装置 - Google Patents

短時間停電防止装置

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JPS5889020A
JPS5889020A JP18800781A JP18800781A JPS5889020A JP S5889020 A JPS5889020 A JP S5889020A JP 18800781 A JP18800781 A JP 18800781A JP 18800781 A JP18800781 A JP 18800781A JP S5889020 A JPS5889020 A JP S5889020A
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幸雄 藤原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −この発明は、再閉路成功地絡事故時の短時間停電事故
を防止する短時間停電防止装置に関するものである。
□  従来、一般に非接地三相三線式配電線路における
地絡事故保護をするのに、例えば第1図に示す方式でな
されている。第1図で、1は三相交流電源、2はこの三
相交流電源1に接続される三相配電線、3は零相電圧を
検出するための計器用変圧器、4は零相電圧によって動
作する地絡継電器、5は開閉器、6は前記三相配電線2
が有する対地静電容量、7は前記三相配電線2中にある
と仮定したギャップ状の地絡事故点である。
次に動作について説明する。第1図の構成において、開
閉器5が閉路状態のときの三相交流のぺクトル図は第2
図に示される如くであり、図中eaTeb e ecは
前記三相交流電源1の電源電圧で、電源電圧ピーク値を
Eとし、1相を基準にとると、次のように表わすことが
できる。
6a ”E sin act eb =E sin (ωt −”x )e、=gsi
o(ωt 4π) 11%に地絡事故がなく、線路の対地静電容量6が各相
ともC,で平衡しているときには、零相電圧は発生せず
、上記の電源電圧ea e eb p ecが平衡した
三相電圧として三相配電線2に課電される。
ここで、例えば第1図に示すように、1相のギャップ状
の地絡事故点1が放電し、抵抗値R5で地絡すると、次
のよ5な零相電圧■。が発生する。
V@ = −V6−@in (ωt−θ)この条件を第
2図のベクトル図で考えると、地絡事故により発生した
零相電圧v0によって中性点の接地電圧は点Oから02
に移動し、地絡後の各相の対地電圧はVa e vb 
a Vcで表わされる。この場合、線路の対地静電容量
6や地絡抵抗が変わると、点αは円線図8上を動(。
一般に配電線路での地絡事故時の保護を行うには、この
零相電圧がある設定レベルを越えると動作する地絡継電
器4の信号により開閉器5を閉略する方式を採用してお
り、地絡事故の後、ある設定動作時限、例えば20サイ
クル程度をもって開閉器5を開き、線、路を無電圧Bg
とする。この動作時限は、瞬間的な地絡事故による不必
要動作を防止するためのものである。
一方、配電線路の地絡事故は永久的な地絡事故は少なく
、上記停電後数秒〜数分間に自動的に開閉器5を閉略さ
せる再閉路送電動作において、何ら支障なく送電できる
ことが大部分を占める。これは、地絡事故点がギャップ
状の特性を示し、上記の短時間の停電により、放電した
ギャップの絶縁回復が行われるためである。
しかしながら、従来の地絡事故保護では、永久的な地絡
事故でない再閉路送電可能事故により、度々数秒−数分
程度の短時間停電をもたらし、これらは予告できない停
電であるため需要家に多大の損害を与えることがあった
。また一度再閉略成功事故があることは線略に何らの欠
陥があることを一意味し、その後このよ5な再閉路成功
事故が頻発し、事故点の発見も非常に困難な事故である
ため、社会的に大きな問題ともなることがあった。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、地絡事故時に地絡相を検…し、
地絡相を接地用のスイッチにより短時間接地することに
より短時間停電を防止できる装置を提供することを目的
としている。以下この発明の一実施例を図について説明
する。
第3図は第1図に示した系統にこの発明による短時間停
電防止装置9を三相配電線2に設置した実施例である。
10は地絡事故が生じたとき数msの時間内に地絡事故
相を検出する地絡相検出装置、11m、11b、11c
G!地絡した事故相だけを高速度で接地する三相各相に
星形KW続されたスイッチ、12は前記地絡相検出装置
10からの信号をもとにスイッチ11 a、  1 l
 b、  11 cを動作させる信号を送るクープル、
13は第4図に示されるような電圧−電流特性を有する
、例えば酸化亜鉛素子のような非直線抵抗体で、スイッ
チ11の中性点とアース間に接続される。14はこれに
並列につながる接地解除のためのスイッチで、スイッチ
Ilb、11cのいずれかの動作後裔用周波で約10サ
イクル後に閉略するものである。ここで、スイッチ11
 a、  1 l b、  11 cおよび14は動作
後適当な時間にリセットされる。
次に動作について説明する。第3図において、仮に地絡
事故点1が地絡しなげれば、地絡相検出装置10は動作
せず、スイッチ11a、11b、11Cは閉略したまま
であるので、この発明による短時間停電防止装置9がな
い場合と全く同様、線路に影響を与えずに送電される。
が再閉略成功地絡事故・な起したときの時間的な動作状
況を第5図で説明する。
第5図において、V、は地絡事故点があると考えられる
a相の対地電圧波形で、図のように電圧波形が急激に小
さくなる時刻tゆで地絡事故が発生するものとする。地
絡事故が発生すると、第2図のベクトル図で示したよう
に零相電圧11Qが発生し、対地電圧の三相バランスが
くずれる。地絡相検出装置10は、これらの電圧をベク
トル合成し、地絡事故相を数msの短時間に判別するも
のであるが、第2図の例のよ5に地絡抵抗値Rヨが小さ
い条件の事故では、事故相の対地電圧V、が他より着し
く小さくなるので、ベクトル合成の手段に頼ることなく
地絡相を判別できる。地絡相な判別後1.−旭川のスイ
ッチの事故相のスイッチ11a上述の方法で事故相が一
旦接地されると、ギャップ状の地絡事故一点7を流れる
地絡電流はなくなり、地絡事故点Tへ注入されるエネル
ギが消滅するため、導通状態であったギャップの絶縁回
復が始まる。これを第6図に示す。なお、第6図中横軸
は時間、縦軸は絶縁回復電圧を示し、実線にはさまれた
斜線領埴はばらつきな示している。また原点はギャップ
状の地絡事故点7の電流遮断時点に相当し、破線Bは地
絡事故直前の放電電圧を示す。−事故点の特性に依存す
るが、第6図に示すように約100 ms程度無電圧の
状態が続けば再閉略成功事故点の絶縁が回復し、場合に
よっては放電開始電圧Bより高くなることがある。この
ため事故相を短時間接地することにより、線路を元の正
常状態に戻すことが可能となる。
次に第5図の時刻t、で、スイッチ14を開路するσス
イッチ14を開路すると、自動的に事故相に非直線抵抗
体13が接続されることになる。
この非直線抵抗体13の特性は第4図に示され、線路対
地容量6によるが、約lOμA−100A程度の電流I
r に対し、制限電圧vrは三相電源電圧のピーク値E
程度に選ぶ。このように選ぶと、スイッチ14の開路後
に発生する異常電圧の発生を防止でき、#路電圧のピー
ク値8以上の電圧が加わらなくなり、異常電圧に起因す
る事故点の再放電を防止できる。
この点は、この発明の特有の効果であるので、さらに詳
しく説明する。
ここで、非直線抵抗体13がない場合を考えると、スイ
ッチ14を流れていた電流は、零相電流から理解できる
ようにほぼπ/ 2 (rad )進んだ電流であり、
スイッチ14の開放時に、前記した零相電圧v0のピー
ク電圧v0が線路に直流電圧成分として残る。このため
、対地電圧は時刻t、以後に元の交流成分か脈動成分と
なった直流電圧となり、最大時には元の正常時の丁度2
倍の高い異常電圧が加わることになる。この現象は三相
非接地配電線で引き起される間欠アーク地絡の原因とな
ることが従来から−知られている。この関係を第5図に
示すと、一点鎖線のv、Iとなる。
しかしながら、この発明のように、スイッチ14の開路
とともに、非直線抵抗体13が事゛故相に接続される“
薯、第5図の時刻t、以後の実線で示すように非直線抵
抗体13の動作により異常電圧分が、第4図の関係によ
り元の対地電圧のピーク値Eに抑制される。このため、
スイッチ14の開路時に発生する異常電圧によって、事
故点が再放電地絡することが防止できる。
この場合、スイッチ11 a、  1 l b、  1
1 cおよび14のリセット状態への復帰を変電所継電
器が動作する前の時刻t、に行うと、非直線抵抗体13
に流れる電流により変電所継電器が動作しないようにで
きる。またこの場合、スイッチ11a。
11b、11cが先に開路状態になることはもちろんの
ことである。
なお、上記の説明では、ある−相のギャップ状の地絡事
故点7について述べたが、その事故発生確率は少ないが
、第7図のようにギャップ状の地絡事故点Tが7at7
bの2箇所となり、多少の時間差をもって地絡事故に至
ることがある。この場合、スイッチ11と直列に抵抗、
静電容量、インダクタンス、非直線抵抗のようなインピ
ーダンス要素2を直列に挿入すれば、−2箇所地絡事故
時に、線路に流れる短絡電流を小さな値に制限できる。
この場合も短時間停電防止装置9の1箇所地絡時の短時
間停電防止機能は何ら変化しない。
以上のようにこの発明によれば、非接地三相三線式配電
#iA路において、地絡事故時に地絡相を短時間接地さ
せることによりギャップ状の地絡事故の絶縁を回復させ
ることができると同時に、上記短時間接地解除時に事故
相に非直4I抵抗体を接続する回路とすることにより接
地解除後に配電線に発生する異常電圧の発生防止を行っ
たので、再閉略成功事故による短時間の停電事故を確実
になくすことができる。またこれにより停電にともなう
Sw家の被害を永久事故時だけの最少限の停電にととめ
られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の配電線路の地絡事故保繰方式を示す図、
第2図は地絡事故時の電圧ベクトルを示す図、第3図は
この発明による短時間停電防止装置の一実施例を系統に
適用した場合の構成を示す図、第4図は非直線抵抗体の
電圧−電流特性を示す図、第5図は第3図に示した短時
間停電防止装置の動作時間を示す甲、第6図は再閉路成
功ギャップ状の地絡事故の絶縁回復特性を示す図、第7
図はこの発明の短時間停電防止装置の他の実施例を示す
接続図である。 図中、1は三相交流電源、2は三相配電線、3は計器用
変圧器、4は地絡継電器、5は開閉器、6は対地静電容
量、1は地絡事故点、9は短時間停電防止装置、10は
地絡相検出装置、11.14はスイッチ、12はクープ
ル、13は非直線抵抗体、2はインピーダンス要素であ
る。なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す
。 代理人 葛野信−(外1名) 第6図 第7図 「

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  非接地三相三線式配電線路の地絡事故相を検
    出する地絡相検出装置、前記三相各相に星形に接続され
    る接地用のスイッチ、前記星形接続の中性点と7−入間
    に接続される非直線抵抗体iこの非直線抵抗体に並列に
    接続される接地解除用のスイッチから成り、前記地絡相
    検出装置により地絡相を検出後、直ちに当該事故相を前
    記接地用のスイッチにより接地し、所定時間後前記接地
    解除用のスイッチを開いて前記非直線抵抗体を事故相に
    接続し、かつ変電所地絡継電器動作前に前記接地用のス
    イッチと接地解除用のスイッチをリセットする構成とし
    たことを特徴とする短時間停電防止装置。
  2. (2)接地用のスイッチの各相分は直列接続されたイン
    ピーダンス要素を備えたことを特徴とする特許請求の範
    囲第0)項記載の短時間停電防止装置。
  3. (3)  非直線抵抗体の電圧−電流特性を、三相対地
    電圧ピーク値の電圧のとき、10μA〜100Aの電流
    範囲に設定したことを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項または第<2)項記載の短時間停電防止装置。
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JPS5889020A true JPS5889020A (ja) 1983-05-27
JPH0130366B2 JPH0130366B2 (ja) 1989-06-19

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