JPS588578A

JPS588578A - 便槽水浄化循環装置

Info

Publication number: JPS588578A
Application number: JP10779481A
Authority: JP
Inventors: Kazutami Saito; 斉藤　和民
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-07-08
Filing date: 1981-07-08
Publication date: 1983-01-18
Anticipated expiration: 2001-07-08
Also published as: JPH0230312B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、使用水の循環再利用を可能とした便槽水浄化
循環装置に関する。

水洗便槽装置においては上水道の水が使用されているが
、その、−回当りの使用水量は多量であり−、しかも使
用済の汚水は一搬下水溝や河川等に排出されてい°る。

このため、水が不経済であるだけでなく、堺境衛生上種
々の問題を惹起している実状にある。　　゛そこで、本発明はかかる従来のものの諸問題を解決する
目的でなされたものであって、使用済の汚水を浄化装置
に送って浄水化し、浄化した水を循環させて再使用する
ようにしたものであり、かくすることにより使用水の大
巾な節約を可能とするとともに、環境衛生上の問題も解
決したものである。

以上、図面に沿って本発明の詳細な説明を行う。

第１図は、本装置の概略側面図であって、浄化ボックス
′１内には浄化殺菌槽２、中間槽３、浄水槽４が並設さ
れており、各檜はパイプ５．６にて相通じている。

７は逆止弁である。

浄水槽４の頂部には、上水道と連結される水パイプ８並
びに外気と通じる空気パイプ９が立設されており、各パ
イプ８、やにはフロートｌＯと連動する弁１１，１２が
設けられている。

また、浄水槽４の水は、パイプ２７を通って貯水タンク
２６、便器１３へ送られるようになっている。

浄化ボックスｌの側部には、−次槽１４並びにうわ水槽
１５が設置されており、便器１３から排出された汚水は
パイプ１６を通って一次槽１４へ流入する。

一次槽１４とうわ水槽１５の仕切り壁の上部には開口１
７があり、−次槽１４内のうわ水はこの開口１７からう
わ水槽１５へ流入するようになっている。また、−次ｍ
１４とうわ水槽１５の上部にはそれぞれ汲取口１８およ
び開口１９があり、常時は蓋２０．２１で覆われてかる
。また、−次槽１４の下部には、ｎす記パイナ９と連通
して外気と通じるパイプ２２が取付けられている。

第２図は、弁機構部の概略側面図であって、水バイブ８
にはフロート１０と連動する弁１１があり、またフロー
ト杆２３に軸着された杆２４．２５°の先端には弁１２
があり、フロート１０が上昇すると一方、の杆２５は回
転して空気バイブ９の弁１２を開くとともに、弁１１は
摺動して水パイプ８を閉塞するようになっている。

この弁１２に連結された他の二本のパイプのうち、一方
のパイプ９は前述のように外気へ通じており、他のパイ
プ２２は一次槽１４に通じている。なお、このパイプ２
２はフロー）１０の位置に無関係に外気に通じており、
常時−次槽１４へ空気を補給している◇ さて、水バイブ８から浄水槽４内へ水を圧送し、浄水槽
内の水位の上昇とともに、フロートｌＯが所定高さまで
上昇すると、弁１１は閉じて水の給送は停止されるとと
もに、弁１２は開いて浄水Ｉｍ４は外気と相通じ、浄水
槽内の水はパイプ１２を通って貯水タンク２６へ送られ
る。

そして、水位が下がるとフロート１０も下がり、弁１１
が開いて上水道から水が補給される〇一方、貯水タンク
２６のレバー２６／の操作によって便器１３から排出さ
れた汚水はパイプ１６を通って一次槽１４へ送られる。

−次槽内においては、汚物は沈澱しうわ水だけが開口１
７から隣りのうわ水槽１５へ流入する。

うわ水槽内の水は、水位差Ｈによって浄化殺菌２槽へ送
られるが、この浄化殺菌槽内には各種細菌類や輪生、貧
毛類が入れられており、これらの働きにより大腸菌は分
解される。この場合、汚水中にはパイプ２２から補給さ
れた酸素が十分に混入しており、上記細菌類等は活発に
活動できる。

そして、浄化殺菌された水は中間槽３を経て浄水槽４へ
送られるが、浄水槽４の水位が上昇してフロート１０が
所定高さまで上ると、再び水は貯水タンク２６へ圧送さ
れ、上記した水の循環が繰返されるのである。

なお、−次槽に沈澱する汚物は適宜汲取口１８から汲み
取られるようになっている。

以上説明したように、本発明によれば、汚水は浄化装置
にて浄化・されながら常時循環しつつ再使用され、不足
分のみが上水道から補給されるように“なっているので
、水の使用量はごく僅かでよいのである。Ｌｆ−かも、
汚物は適宜汲み取るようにしているので、従来゛のもの
のように汚物のたれ流しによる環境衛生上の問題を惹起
することがないのである。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の実施例を示すものであって、第１図は概
略側面図、第２図は弁機構部の概略側面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

便器から排出される汚水を、汲取口を有する一次槽に一
旦貯溜し、該−次偕内のうわ水のみを隣設されたうわ水
槽内へ送つ、た後、更に中間槽並びに浄水槽を経て、貯
水タン′りへ水を環流させる循環路が形成された浄化装
置であって、前記浄水槽の頂部に外気と通じる空気パイ
プと上水道と通じる水パイプを設けるとともに、両パイ
プに浄水槽内のフロートと連動する弁をそれぞれ設け、
浄水槽内の水位が所定高さまで上昇すると、フロートの
上昇により弁が動作して水バイブを閉塞するとともに、
空気パイプを開くようにしだ便槽水浄化循環装置。