JPS588538A - スペントシエ−ルを吸収剤とする燃焼ガスの湿式脱硫法 - Google Patents
スペントシエ−ルを吸収剤とする燃焼ガスの湿式脱硫法Info
- Publication number
- JPS588538A JPS588538A JP56105867A JP10586781A JPS588538A JP S588538 A JPS588538 A JP S588538A JP 56105867 A JP56105867 A JP 56105867A JP 10586781 A JP10586781 A JP 10586781A JP S588538 A JPS588538 A JP S588538A
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- shale
- gas
- conduit
- oil
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、オイルシェール乾留方法における燃焼ガス
に対して、オイルシェールを乾留しり後ノス″ペントシ
ェール(廃シェール)を吸収剤として用いる湿式脱硫法
に関する。
に対して、オイルシェールを乾留しり後ノス″ペントシ
ェール(廃シェール)を吸収剤として用いる湿式脱硫法
に関する。
オイルシェール(油頁岩)とは、油脂分に富む藻類等の
遺物と鉱物、質が同時に堆積し、!!I類などが長い年
月の間に分解され、有機物として固体の形で含まれた堆
積鉱床であるとされ、オイルシェールは乾留によって油
分を生ずる。
遺物と鉱物、質が同時に堆積し、!!I類などが長い年
月の間に分解され、有機物として固体の形で含まれた堆
積鉱床であるとされ、オイルシェールは乾留によって油
分を生ずる。
近年石油代替エネルギー開発の意欲が高tb。
吾が国もオイルシェールからあ油(シェールオイル)に
注目し始めたところである。一般にオイルシェールは4
01/)ン〜1201/)ン程度のシェールオイルを乾
留によって産出する 。
注目し始めたところである。一般にオイルシェールは4
01/)ン〜1201/)ン程度のシェールオイルを乾
留によって産出する 。
が、乾留後のオイルシェールはスペント(廃シェール)
と呼称され、その量はオイルフェール1トンら九抄0.
7〜0.9トンにもなる。従って。
と呼称され、その量はオイルフェール1トンら九抄0.
7〜0.9トンにもなる。従って。
オイルシェールの大部分はスペ/トシェールとして残存
し、その量が美大となるため、処理が問題となる。
し、その量が美大となるため、処理が問題となる。
従来は、オイルシェールを採堀した後地に再度埋めもど
す方法がとられており、スペントシェールの有効利用状
はとんどなされていないのが現状である。
す方法がとられており、スペントシェールの有効利用状
はとんどなされていないのが現状である。
本発明者らは、スペントシェールの有効利用について、
鋭意探索の結果後述するとおり、スベントシェールのス
ラリーが二酸化イオウ(SOW)を吸収する事実に注目
し、この発明に至ったものである。
鋭意探索の結果後述するとおり、スベントシェールのス
ラリーが二酸化イオウ(SOW)を吸収する事実に注目
し、この発明に至ったものである。
その骨子はオイルシェールを乾留した後のスペントシェ
ール(廃シェール)を吸収剤とし。
ール(廃シェール)を吸収剤とし。
これを水中に懸勤させたスラリーにより燃焼ガス中の;
酸化イオウガス(Sα)を吸収除去するものである。
酸化イオウガス(Sα)を吸収除去するものである。
オイルシェールを乾留する工程では、水素(H7)を主
体に硫化水素(H,S )を含むガス(乾留工程で副生
ずるシェールオイルミストヲ含む)を副生するが、この
ガスを燃焼させて乾留工程の熱源とする方法が一般に行
われている。
体に硫化水素(H,S )を含むガス(乾留工程で副生
ずるシェールオイルミストヲ含む)を副生するが、この
ガスを燃焼させて乾留工程の熱源とする方法が一般に行
われている。
しかし、ガス中に含まれているHtS及びフェールオイ
ル中の硫黄分はこの過程で酸化されSαを生成する。
ル中の硫黄分はこの過程で酸化されSαを生成する。
Sαを含んだガスをそのまま放出することは。
オイルシー−ル乾留装置周辺の大気汚iを引きおこすこ
ととなり問題である。
ととなり問題である。
本発明の方法で湿式脱硫を行えば、吸収剤は乾留後のス
ペントシエールを使用できるため。
ペントシエールを使用できるため。
他場所から受け′入れる必要がなく、入手が極めて容易
であり、かっランニングコストの低減が計れるものであ
る。
であり、かっランニングコストの低減が計れるものであ
る。
スペントシェールのso、吸収作用については詳細は不
明であるが1次のとb#)推定される。
明であるが1次のとb#)推定される。
オイルフェール中には、一般にドロマイト(MgCa(
COs)t)、 h ルt イト(CaCOs)、ナー
コライトCN&HCO,) 、 ドゥンナイト(Na
A/(OH)。
COs)t)、 h ルt イト(CaCOs)、ナー
コライトCN&HCO,) 、 ドゥンナイト(Na
A/(OH)。
C05)等の炭酸塩が含まれるとされている。シェール
オイルを得るために500〜600℃程度迄オイルシェ
ールが昇温されると、これらの炭酸塩の一部は以下のと
おり燃焼され0色を遊離する。
オイルを得るために500〜600℃程度迄オイルシェ
ールが昇温されると、これらの炭酸塩の一部は以下のと
おり燃焼され0色を遊離する。
Mg CIL (COs ) −+、Mg O+ Ca
COs + CotCaCOa→、C’aO+ Co
w′ 2 N aHCOs →N a 雪 COn +
HtO+ C0t2NaAA’ (OH)t Co
a−+Nag COs +A1w“α+2H,O+Cα
従っ〜て、スペントフェール中には上記の炭酸塩と、こ
れらの一部が燃焼された物質を含むこととなる。
COs + CotCaCOa→、C’aO+ Co
w′ 2 N aHCOs →N a 雪 COn +
HtO+ C0t2NaAA’ (OH)t Co
a−+Nag COs +A1w“α+2H,O+Cα
従っ〜て、スペントフェール中には上記の炭酸塩と、こ
れらの一部が燃焼された物質を含むこととなる。
炭酸塩及び炭酸塩を燃焼して得られるこれらの物質を含
むスペントシエールを水中に懸濁させ、スラリー状′と
すると、水中に炭酸塩及び炭酸塩を燃焼して得られる物
質が溶解し、これらが二酸化イオウガスと反応して亜硫
酸塩を生成することから脱硫剤として利用可能となると
考えられる。
むスペントシエールを水中に懸濁させ、スラリー状′と
すると、水中に炭酸塩及び炭酸塩を燃焼して得られる物
質が溶解し、これらが二酸化イオウガスと反応して亜硫
酸塩を生成することから脱硫剤として利用可能となると
考えられる。
以下統括反応式で示す。
MgCa(Ca)t+2sOt→Mg5O−+CasO
a +20へCaCO5+SOx →Ca SOs +
C0tNatCOs + Sα′→Nag
SOs +CαCaO+ Sol −+ Canos
MgO+ 80!→Mg5Os 生成した亜硫酸塩の一部はガス中の酸素により酸化され
て硫酸塩となる。上記反応によりSO。
a +20へCaCO5+SOx →Ca SOs +
C0tNatCOs + Sα′→Nag
SOs +CαCaO+ Sol −+ Canos
MgO+ 80!→Mg5Os 生成した亜硫酸塩の一部はガス中の酸素により酸化され
て硫酸塩となる。上記反応によりSO。
は吸収液中に固定されることとなる。スラリーのPHは
高いほど、Sαの平衡分圧が低く、従って高い脱硫率を
得られる。
高いほど、Sαの平衡分圧が低く、従って高い脱硫率を
得られる。
以下図面に基づいて本発明による方法の実施の態様を説
明する。
明する。
第1図はオイルシェールを乾留して得られる製品ガスの
一部を燃焼゛させ、これを乾留用熱源とする。移動格子
岱装置によるオイルシェール乾留方法に本発明の湿式脱
硫法を適用した1実施態様を示す□系統図である。第1
図において。
一部を燃焼゛させ、これを乾留用熱源とする。移動格子
岱装置によるオイルシェール乾留方法に本発明の湿式脱
硫法を適用した1実施態様を示す□系統図である。第1
図において。
移動格子1に積載された原料シェール′aは、導管2か
ら供給される燃焼ガスによって予熱される予熱区間、■
、導管3から供給される間接加熱された乾留生成ガスに
よって加熱乾留される区間U、導管鳴から供給される酸
素含有ガス流によって城留済みオイルフェール中に残留
する有機炭素が焼却される炭素回収区間■、導管5か、
ら供給される低温の乾留生成ガスによってシエール層が
冷却される第1冷却区間■、導管6か。
ら供給される燃焼ガスによって予熱される予熱区間、■
、導管3から供給される間接加熱された乾留生成ガスに
よって加熱乾留される区間U、導管鳴から供給される酸
素含有ガス流によって城留済みオイルフェール中に残留
する有機炭素が焼却される炭素回収区間■、導管5か、
ら供給される低温の乾留生成ガスによってシエール層が
冷却される第1冷却区間■、導管6か。
ら供給される不活性ガスによってオイルシェール層がさ
らに冷却される第2冷却区間Vを移動−して乾留処理さ
れた後、スベントシェールとして系外に排出される。
らに冷却される第2冷却区間Vを移動−して乾留処理さ
れた後、スベントシェールとして系外に排出される。
■区間の流出物は気液分離装置7に供給されて該流出物
中の水分を除去し、ガスはプロワ−8を使用して1部は
導管9から吸収塔3oに導かれ、脱硫された後、導管3
7から系外に排出される。m区間の流出物は、必要なら
冷却器10で冷却した後、気液分離装置11に供給され
る。
中の水分を除去し、ガスはプロワ−8を使用して1部は
導管9から吸収塔3oに導かれ、脱硫された後、導管3
7から系外に排出される。m区間の流出物は、必要なら
冷却器10で冷却した後、気液分離装置11に供給され
る。
気液分離装置11において、m区間で乾留された油及び
水を分離されたガスはプロワ−12で冷却器13に送ら
れて冷却され、該ガス中に含有する低沸点の油分が凝縮
分離された後、そのガスの1部は導管14から製品ガス
として系外に取出される。
水を分離されたガスはプロワ−12で冷却器13に送ら
れて冷却され、該ガス中に含有する低沸点の油分が凝縮
分離された後、そのガスの1部は導管14から製品ガス
として系外に取出される。
気液分離装置7及び11.冷却器13で分離された油及
び水は油水分離装置15に移送されて分離され、製品油
は導管16から、水は導管17から系外に取出される。
び水は油水分離装置15に移送されて分離され、製品油
は導管16から、水は導管17から系外に取出される。
プ!ワー12で送られるガスの1部は導管5から■区間
に供給されて加熱された後、プロワ−18を用いて間接
加熱器19に送られて加熱され、熱ガスとなって導管3
がらm区間に供給される。間接加熱器19の熱源は導管
2oがら供給される製品ガスの燃焼熱及びプロワ−21
で送られるm区間の流出ガスの保有熱が使用されるが、
燃焼の際、製品ガス中に含まれているHt S及びフェ
ールオイルミスト中の硫黄分が酸化されるため、プロワ
−27により予熱区間Iに供給される燃焼ガス中にはS
αを含むこととなる。製品ガスの燃焼用空気はプロワ−
22で送られ空気予熱器23で加熱され導管24から供
給される加熱空気が2供される。また1間接加熱器19
の加熱ガス温度を調節するため必要なら導管25から不
活性ガスが供給される。m区間には導管4から加熱空気
が供給されて、乾留済みオイルフェール中に残留する有
機炭素が焼 却され、その燃焼ガスはプロワ−21によ
り。
に供給されて加熱された後、プロワ−18を用いて間接
加熱器19に送られて加熱され、熱ガスとなって導管3
がらm区間に供給される。間接加熱器19の熱源は導管
2oがら供給される製品ガスの燃焼熱及びプロワ−21
で送られるm区間の流出ガスの保有熱が使用されるが、
燃焼の際、製品ガス中に含まれているHt S及びフェ
ールオイルミスト中の硫黄分が酸化されるため、プロワ
−27により予熱区間Iに供給される燃焼ガス中にはS
αを含むこととなる。製品ガスの燃焼用空気はプロワ−
22で送られ空気予熱器23で加熱され導管24から供
給される加熱空気が2供される。また1間接加熱器19
の加熱ガス温度を調節するため必要なら導管25から不
活性ガスが供給される。m区間には導管4から加熱空気
が供給されて、乾留済みオイルフェール中に残留する有
機炭素が焼 却され、その燃焼ガスはプロワ−21によ
り。
間接加熱器19の熱源として供給される。またm区間に
は必要なら導管26から不活□性ガスが供給される。1
区間に供給されるガスは間接加熱器19のガスの他■区
間で加熱されプロワ−28で送られるガスも使用できる
。
は必要なら導管26から不活□性ガスが供給される。1
区間に供給されるガスは間接加熱器19のガスの他■区
間で加熱されプロワ−28で送られるガスも使用できる
。
1区間の流出ガスの1部はプロワ−8によシ導管6から
V区間に供給されてスペ/トシエールの冷却に供される
が、これは必ずしも必要ではなく例えば■区間において
スペントシェール′が充分冷却されておればその設置は
不要である。
V区間に供給されてスペ/トシエールの冷却に供される
が、これは必ずしも必要ではなく例えば■区間において
スペントシェール′が充分冷却されておればその設置は
不要である。
脱硫用吸収剤として使用するスペントーシェールbは、
粉体であればそのまま原料調製槽29にて補給水d及び
/又は導管34にて供給される水及び/又は導管35に
より供給されるF液と混合された後、吸収塔30に供給
される。スペントシエールbが塊状であればクラッシャ
ーにて粉砕し粉体として原料調製槽に供給するのが好ま
しい。調製された吸収スラリー液は導管36により吸収
塔に□供給される。
粉体であればそのまま原料調製槽29にて補給水d及び
/又は導管34にて供給される水及び/又は導管35に
より供給されるF液と混合された後、吸収塔30に供給
される。スペントシエールbが塊状であればクラッシャ
ーにて粉砕し粉体として原料調製槽に供給するのが好ま
しい。調製された吸収スラリー液は導管36により吸収
塔に□供給される。
吸収塔30では循環ポンプ31にてスラリーが循環され
、導管9により導入されたガスと接触してS osを吸
収除去する。浄化されたガスは導管37より排出される
。Sowの吸収を終えたスラリーはスラッジ分離装置3
2にて固液分離さ′れる。
、導管9により導入されたガスと接触してS osを吸
収除去する。浄化されたガスは導管37より排出される
。Sowの吸収を終えたスラリーはスラッジ分離装置3
2にて固液分離さ′れる。
カルシウムの亜硫酸塩及び硫酸塩は溶解度が低いためス
ラッジCとして分離される。F液は導管33により一部
は系外に排出され、残部は導管35により再度原料調製
槽に供給して循環使用される。
ラッジCとして分離される。F液は導管33により一部
は系外に排出され、残部は導管35により再度原料調製
槽に供給して循環使用される。
以上の説明の如く2本発明の方法で湿式脱硫を行えば、
吸収剤を他場所から受は入れる必要がなく、スペントシ
ェールがそ!pまま有効利用でき、入手が非常に容易と
なるばかりでなく経済的にも非常に有利となることは明
らかである。
吸収剤を他場所から受は入れる必要がなく、スペントシ
ェールがそ!pまま有効利用でき、入手が非常に容易と
なるばかりでなく経済的にも非常に有利となることは明
らかである。
第2図は、第1図にお轄る予熱区間と加熱乾留置間を1
つの区間で行うことによって簡略化された移動格子式装
置によるオイルシェール乾留方法に本発明の湿式脱硫法
を適用した場合の1実施態様を示す系統図である。
つの区間で行うことによって簡略化された移動格子式装
置によるオイルシェール乾留方法に本発明の湿式脱硫法
を適用した場合の1実施態様を示す系統図である。
第2図において、移動格子1に積載された原料シェール
aは、導管2から供給される間接加熱された乾留生成ガ
スによって、予熱および加熱乾留される区間!、導管3
から供給される酸素含有ガス流によって乾留済みオイル
フェール中に残留する有機炭素が焼却される炭素回収区
間■、導管4から供給される低温の乾留生成ガスによっ
てシェール層が冷却される第1冷却区間覆、導管5から
供給される不活性ガスによってオイルシェール層がさら
に冷却される第2冷却区間■を移動して乾留処理された
後、スペントシェールbとして系外に排出される。1区
間の流出物は、冷却塔6に供給されて該流出物中の水分
及び低沸点の油分が凝縮分離された後。
aは、導管2から供給される間接加熱された乾留生成ガ
スによって、予熱および加熱乾留される区間!、導管3
から供給される酸素含有ガス流によって乾留済みオイル
フェール中に残留する有機炭素が焼却される炭素回収区
間■、導管4から供給される低温の乾留生成ガスによっ
てシェール層が冷却される第1冷却区間覆、導管5から
供給される不活性ガスによってオイルシェール層がさら
に冷却される第2冷却区間■を移動して乾留処理された
後、スペントシェールbとして系外に排出される。1区
間の流出物は、冷却塔6に供給されて該流出物中の水分
及び低沸点の油分が凝縮分離された後。
ガスはプロワ−8を使用して一部は導管9から製品ガス
として系外に取出される。
として系外に取出される。
冷却塔6で分離された油及び水は油水分離装置7におい
て分離され、製g油は導管1oから。
て分離され、製g油は導管1oから。
水は導管11から系外に取出される。
プロア8で送られるガスの1部は導管4から■区間に供
給されて加′熱された後、プロア12を用いて間接加熱
器13に送られて加熱され。
給されて加′熱された後、プロア12を用いて間接加熱
器13に送られて加熱され。
熱ガスとなって導管2から1区間に供給される。
間接加熱器13の熱源は導管14から供給される製品ガ
スの燃焼熱及びプロワ−15で送られる■区間の流出ガ
スの保有熱が使用されるが。
スの燃焼熱及びプロワ−15で送られる■区間の流出ガ
スの保有熱が使用されるが。
燃焼の際製品ガス中に一部まれているH、S及びフェー
ルオイル中の硫黄分が酸化されるため、エアヒータ17
に移送される排ガス中にはSOかを含むこととな−る。
ルオイル中の硫黄分が酸化されるため、エアヒータ17
に移送される排ガス中にはSOかを含むこととな−る。
製品ガスの燃焼用空気は、プロアー16で送られエアヒ
ータ17で加熱され導管18から供給される加熱空気が
供される。
ータ17で加熱され導管18から供給される加熱空気が
供される。
またエアヒータ゛17にはプロワ−19によりP1区間
で昇温された不活性ガスが供給され、保有熱を回収す名
。
で昇温された不活性ガスが供給され、保有熱を回収す名
。
■区間には、導管3から加熱空気が供給されて、乾留済
みオイルフェール中に残留する′有機炭素が焼却され、
その燃焼ガスはプロワ−15によね1間接加熱器13の
熱源・とじて供給される。また■区間には必要なら導管
20からの不活性ガスの一部が導管3を通じて供給され
る。
みオイルフェール中に残留する′有機炭素が焼却され、
その燃焼ガスはプロワ−15によね1間接加熱器13の
熱源・とじて供給される。また■区間には必要なら導管
20からの不活性ガスの一部が導管3を通じて供給され
る。
間接加熱器13の燃焼ガスは冷却塔21を通って導管5
から■区間に供給されスベントシェールの冷却に供され
る。
から■区間に供給されスベントシェールの冷却に供され
る。
第2図において、スペントシェール6は、第°1図と同
様に、燃焼ガスの脱硫のための吸収剤として利用される
。スペントシェールbは、原料調製槽22にて、補給水
d及び/又は導管23より供給される水及び/又は導管
24により供給されるF液と混合された後、吸収塔25
に供給される。調製された吸収スラリー液は導管26に
より吸収塔に供給される。吸収塔25では循環ポンプ2
7にてスラリーが循環され。
様に、燃焼ガスの脱硫のための吸収剤として利用される
。スペントシェールbは、原料調製槽22にて、補給水
d及び/又は導管23より供給される水及び/又は導管
24により供給されるF液と混合された後、吸収塔25
に供給される。調製された吸収スラリー液は導管26に
より吸収塔に供給される。吸収塔25では循環ポンプ2
7にてスラリーが循環され。
導管2Bにより導入されたガスと接触してSαを吸収除
去する。浄化されたガスは導管29より排出される。S
αの吸収を終えたスラリーはスラッジ分離装置30にて
固液分離され、スラッジCは系外に排出される。−液は
導管31により一部は系外に排出され、残部社導管24
により再度原料調製槽に供給して循環使用される。
去する。浄化されたガスは導管29より排出される。S
αの吸収を終えたスラリーはスラッジ分離装置30にて
固液分離され、スラッジCは系外に排出される。−液は
導管31により一部は系外に排出され、残部社導管24
により再度原料調製槽に供給して循環使用される。
以上の説明の如く、第2図におけるオイル・シェール乾
留方法においても、第1図の方法と同一に、吸収剤を他
の場所から受は入れる必要がなく、スペントシェールが
そのまま有効利用できる点で、非常に有利である。
留方法においても、第1図の方法と同一に、吸収剤を他
の場所から受は入れる必要がなく、スペントシェールが
そのまま有効利用できる点で、非常に有利である。
実施例1
内容積31めロータリーアトマイザ−行李型試験機に、
スペントシェル粉末20fと純水2Iを仕込み吸収スラ
リー液とし、これに2870ppmのSαを含む窒素ガ
スを毎分10.4Nj吹き込んで約60分間吸収させ、
第3図及び第4図に示す結果を・得た。
スペントシェル粉末20fと純水2Iを仕込み吸収スラ
リー液とし、これに2870ppmのSαを含む窒素ガ
スを毎分10.4Nj吹き込んで約60分間吸収させ、
第3図及び第4図に示す結果を・得た。
吸収スラリー液温度線55℃に保持している。
吸収スラリー液のPH値は初期10.4であり。
Sαの吸収にともなって低下するが、50分後にも5.
5を保持し、この間Sα吸収率は99.6チ以上であっ
た。吸収したSα量と仕込んだスベントシェール量から
シェール1 f当F)のSα吸収量を求めると約2.8
mmoJ/fとなりた。
5を保持し、この間Sα吸収率は99.6チ以上であっ
た。吸収したSα量と仕込んだスベントシェール量から
シェール1 f当F)のSα吸収量を求めると約2.8
mmoJ/fとなりた。
なお、オイルシェール社米国コロラド産を使用し、50
0℃で乾留後のスペントシェールを電気炉にて1000
℃3時間加熱し、粉末としまたものを使用また。オイル
フェール中の炭酸塩は23.5%(Cαとして)であっ
た。
0℃で乾留後のスペントシェールを電気炉にて1000
℃3時間加熱し、粉末としまたものを使用また。オイル
フェール中の炭酸塩は23.5%(Cαとして)であっ
た。
実施例2
コロラド産オイルシェールを500℃で乾留後、粉末と
したものを供試スペ/トシエールとして実施例、1と同
じ条件で試験を実施した。吸収スラリー液のPH値は初
期8.0で69.Sα吸収にともなって低下するが50
分後にも5.0を保持し、この間Sol吸収率社97チ
以上であ以上の実施例によりスペントシェールは湿式脱
硫吸収剤として使用できることが判明した。
したものを供試スペ/トシエールとして実施例、1と同
じ条件で試験を実施した。吸収スラリー液のPH値は初
期8.0で69.Sα吸収にともなって低下するが50
分後にも5.0を保持し、この間Sol吸収率社97チ
以上であ以上の実施例によりスペントシェールは湿式脱
硫吸収剤として使用できることが判明した。
第1図、第2図は本発明の実施態様を示すフロー・シー
ト、第3図及び第4図はスペントシェールを吸収剤とし
た場合の脱硫性能を示す実験図である。 、、11 第1頁の続き ■廃 明 者 沖野進 広島市西区観音新町四丁目6番 22号三菱重工業株式会社広島研 究所内
ト、第3図及び第4図はスペントシェールを吸収剤とし
た場合の脱硫性能を示す実験図である。 、、11 第1頁の続き ■廃 明 者 沖野進 広島市西区観音新町四丁目6番 22号三菱重工業株式会社広島研 究所内
Claims (1)
- オイルシェール乾留方法において乾留用熱源として〜用
いたオイルシェール乾留ガスの燃焼ガスにオイルシェー
ルを乾留した後のスペントシェールのスラリーを接触さ
せて該燃焼ガス中の二酸化イオウを吸!除去することを
特徴とするスベントシェールを吸収剤□とする燃焼ガス
の湿式脱硫法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105867A JPS588538A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | スペントシエ−ルを吸収剤とする燃焼ガスの湿式脱硫法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105867A JPS588538A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | スペントシエ−ルを吸収剤とする燃焼ガスの湿式脱硫法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS588538A true JPS588538A (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=14418902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56105867A Pending JPS588538A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | スペントシエ−ルを吸収剤とする燃焼ガスの湿式脱硫法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4622213A (en) * | 1985-09-09 | 1986-11-11 | Uop Inc. | Sulfur dioxide removal from gas streams |
CN1046211C (zh) * | 1992-09-16 | 1999-11-10 | 北海道电力株式会社 | 废气的处理工艺 |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP56105867A patent/JPS588538A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4622213A (en) * | 1985-09-09 | 1986-11-11 | Uop Inc. | Sulfur dioxide removal from gas streams |
CN1046211C (zh) * | 1992-09-16 | 1999-11-10 | 北海道电力株式会社 | 废气的处理工艺 |
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