JPS58848Y2 - 検体容器 - Google Patents

検体容器

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Publication number
JPS58848Y2
JPS58848Y2 JP4515278U JP4515278U JPS58848Y2 JP S58848 Y2 JPS58848 Y2 JP S58848Y2 JP 4515278 U JP4515278 U JP 4515278U JP 4515278 U JP4515278 U JP 4515278U JP S58848 Y2 JPS58848 Y2 JP S58848Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
lid
container body
container
protrusion
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Expired
Application number
JP4515278U
Other languages
English (en)
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JPS54148083U (ja
Inventor
徳弘 岡田
Original Assignee
東亜医用電子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東亜医用電子株式会社 filed Critical 東亜医用電子株式会社
Priority to JP4515278U priority Critical patent/JPS58848Y2/ja
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Publication of JPS58848Y2 publication Critical patent/JPS58848Y2/ja
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は臨床検査の分野で用いられる血液等の試料を
収納する検体容器に関し、その目的とするところは塗抹
標本作成用の筒棒を兼ね備えた検体容器を提供すること
にある。
例えば、血液検査で用いられる血液等の試料を収納する
検体容器は、一般にガラス製であるが、近年作業の能率
化のために、安価な使い捨て可能な合成樹脂製の容器が
多く用いられるようになった。
しかしガラス製に比べ軽量であり、転倒しやすく、蓋に
付着した試料が蓋の開閉によって、外部に洩れ出すとい
う欠点があった。
一方、血液の塗抹標本等を作成する場合には容器の蓋を
外し、別途用意したガラス棒や、毛細管などに試料を付
着させ、スライドグラス等に滴下させて作成していたが
、多数の試料を扱う場合には筒棒としてヘマトクリット
測定用の毛細管などを使用するため使い捨てにすること
は不経済であり、又一般のガラス棒等は個々の試料間に
おける汚染を防止するためにガラス棒に付着した試料の
拭き取りを完全にするなどの注意が必要であり、非常に
手間がかかるという欠点があった。
この考案の目的は上記欠点を解消し、外部へ血液が洩れ
出さないようにすると同時に、塗抹標本を容易に作成す
ることができるような容器を提供することにある。
以下図面の実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図は蓋部の説明図であり、第2図は容器本体の説明
図である。
蓋1は、中央から下部に突出する突出部2と突出部2の
先端に設けられた半球状の突起3と、外周縁4とで構成
される。
一方、血液等の試料5を収納する容器本体6は容器本体
6の外径の半分以下で、前記蓋1の突出部に嵌合する開
ロアと、開ロアの周縁にくぼみ8が設けられている。
底部9は安定性を良くするためにいく分くぼんでいる。
蓋1および容器本体6はポリエチレンあるいはポリスチ
ロール等の合成樹脂の成形面である。
人体から採取された血液等の試料5は、血液の場合で2
〜5ml程度であり、一方容器として扱い易い容積は1
0〜20 m lであり、これよりも小さいものは取り
扱いに不便であり、転倒しやすく、均一に攪拌させる場
合には、適当な空間がある方が短時間に行なえるなどの
理由から、通常試料の2〜5倍の内容積の容器が用いら
れる。
このため蓋1をはずした状態で誤って横転させても開ロ
アが小さいために試料5が外部へ流出することはない。
また、容器の密閉は蓋1の外周縁4によらず突山部2と
容器本体6の開ロアとの嵌合によってのみ行なわれるの
で、蓋の開閉に不要の力を必要とせず、また外周縁4を
指で持つだけであり、直接指が試料が付着した部分に触
れることが避けられる。
突出部2の先端付近は、容器本体6の内部へ挿入され振
盪の都度、先端の半球状の突起3に試料が一様に付着す
るので、塗抹標本を作成する場合には、突起3に付着し
た試料をスライドグラス等に容易に滴下させることが可
能であり、別に滴下用の塗抹棒などを必要としない。
また突出部2に付着した試料5は蓋の開閉に際し、わず
かずつで゛はあるが洩れ出してしまうが、くぼみ8に溜
まり、容器本体6の外壁にまで流れて指を汚したりする
ことはなく、<ぼみ8と外部とは通気性があり、自然に
乾燥してしまう。
以上のように本考案の検体容器を多検体の試料を処理す
る病院の検査室、あるいは検査センター等で用いれば、
作業の能率が向上されるだけでなく、直接試料が指など
に付着しないために、感染による検査員の発病などが未
然に防止されるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は蓋部の説明図であり、第2図は容器本体の説明
図である。 1・・・・・・蓋、2・・・・・・突出部、3・・・・
・・突起、6・・・・・・容器本体、7・・・・・・開
口、8・・・・・・くは゛み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納すべき試料体積の2乃至5倍の内容積を有し、且つ
    上部に外径の半分以下の直径の開口部を具え、その開口
    部の周縁に環状のくぼみを有する容器本体と、前記開口
    部に嵌挿し得る突出部を垂下せしめ、その突出部の先端
    に半球状の突起を有すると共に該突起よりは高い位置に
    その下端を有し、前記容器本体上部に嵌着される外周縁
    を有する蓋体とで構成された検体容器。
JP4515278U 1978-04-05 1978-04-05 検体容器 Expired JPS58848Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4515278U JPS58848Y2 (ja) 1978-04-05 1978-04-05 検体容器

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JP4515278U JPS58848Y2 (ja) 1978-04-05 1978-04-05 検体容器

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Publication Number Publication Date
JPS54148083U JPS54148083U (ja) 1979-10-15
JPS58848Y2 true JPS58848Y2 (ja) 1983-01-08

Family

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