JPS588445Y2 - バイス装置 - Google Patents

バイス装置

Info

Publication number
JPS588445Y2
JPS588445Y2 JP2272878U JP2272878U JPS588445Y2 JP S588445 Y2 JPS588445 Y2 JP S588445Y2 JP 2272878 U JP2272878 U JP 2272878U JP 2272878 U JP2272878 U JP 2272878U JP S588445 Y2 JPS588445 Y2 JP S588445Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
operating shaft
vice
pair
clamping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2272878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54126297U (ja
Inventor
延雄 袴田
芳明 堀内
Original Assignee
株式会社マキタ電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マキタ電機製作所 filed Critical 株式会社マキタ電機製作所
Priority to JP2272878U priority Critical patent/JPS588445Y2/ja
Publication of JPS54126297U publication Critical patent/JPS54126297U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS588445Y2 publication Critical patent/JPS588445Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被加工材等を挟持するためのバイス装置に関す
るもので、例えば、被加工材の端部に対して4枚ののこ
刃で一度にほぞ加工するほぞ取り機等に用いられるバイ
ス装置に係り、その目的は被加工材等をきわめて簡単に
挟持し得るとともに該被加工材等を挟持したままで移動
して被加工材等に対する加工部位を加工工具等に簡単に
対応させることができるバイス装置を提供することにあ
る。
以下、本考案を具体化した図示の実施例について説明す
ると、図示実施例においては本例バイス装置をほぞ取り
機に用いた場合であって、図において1はほぞ取り機の
ベースで、その上面−吉例(第1図において右側)には
2本のコラム2,2が立設され、このコラム2,2には
それぞれ直交状に配置された縦のこ刃3及び横のこ刃4
を備えた左右の支持体(図示しない)が装設されていて
、この左右の支持体が一体的に昇降動するもので、また
縦のこ刃3及び横のこ刃4は駆動装置(図示しない)に
よってそれぞれ回転されるもので゛ある。
ベース1上の他方側(第1図において左側)にはバイス
ベット5が固設され、このバイスベット5の両側縁(第
2図において左右側縁)には第1のガイド杆6,6が突
片5a、5aを介して水平状に横架されている。
上面を開放した箱状に形成されたバイス枠7はその下面
に突設された突片7a、7aがそれぞれ第1のガイド杆
6,6に対し摺動可能に嵌合されていて、これによりバ
イス枠7全体は第1のガイド杆6,6に対して両のこ刃
3,4に向って進退動可能である。
バイス枠7の摺動用の操作レバー8はその下端部がほぼ
くの字状の曲折されており、その曲折部の一片8aのほ
ぼ中央部は支ピン9にてバイス枠7の突片7aの一部に
傾斜可能に支承され、他辺8bの下端は前記バイスベッ
ト5の側面に固定ピン10にて傾動可能に垂下されたリ
ンク11の下端とピン12にて連接されている。
しかして、操作レバー8を支ピン9を支点として前後(
第1図において左右)方向に傾動(押し及び引き動作)
によってリンク11の傾動を介して支ピン9が同方向に
変位されるため、バイス枠7がガイド杆6,6に沿って
進退動される。
前記バイス枠7の両側板7b、7bに摺動可能に嵌挿支
持された第2のガイド杆13,13は前記第1のガイド
杆6,6と直交する方向に配置されており、その両端(
第2図及び第3図において左右端)は該側板7b、7b
からそれぞれ延出されて保持板14.14が横架固定さ
れている。
操作軸15はほぼ中央から一方側(第3図において右側
)にがけて右の螺条部16がまた中央がら他方側(第3
図において左側)にかけて左の螺条部17がそれぞれ形
成されていて、第2のガイド枠13,13の中心部にお
いて該ガイド枠13,13と平行して配置されるととも
に、左の螺条部17がバイス枠7の側板7bを貫通して
保持板14に対して回転可能に支持されている。
そして、操作軸15はその右の螺条部16から端部にか
けて小径の軸部15aとして該軸部15aをバイス枠7
の側板7b及び保持板14に対し遊挿して該保持板14
から延出させている。
なお、軸部15 aの軸端には半径方向に係止ピン18
が突設されている。
また、小径の軸部15 aの外周にはねし筒19が端部
に座板20を介して回転可能に支承されており、このね
じ筒19は外周に刻設された螺条部19 aがガイド枠
7の側板7bの膨部21に刻設された螺条部21 a内
に螺合されていて、また外周の一端側(第3図において
右側)の軸部がL形の調節板22を介して保持板14に
回転可能に支承されている。
なお、ねじ筒19の軸部は保持板14から突出されてそ
の外周を断面角形の係合軸部23となしている。
そしてL形の調節板22は操作軸15に対するねじ筒1
9の位置決めをなすとともにその一部が保持板14にボ
ルト24等にて締着されている。
前記操作軸15の軸部15a、すなわち保持板14から
延出された軸部15aにはハンドル25が遊嵌され、こ
のハンドル25のボス部の一方側(第4図において右側
)には係止ピン18と係脱する保合溝26が形成され他
方側(第4図において左側)にはねし筒19の係合軸部
23と係脱する係合孔27が形成されている。
左右対の挾持部材28a、28bは前記バイス枠7内に
おいて、それぞれ操作軸15の右の螺条部16、左の螺
条部17に螺合されかつ第2のガイド枠13.13に対
して摺動可能に装設されており、この対の挟持部材28
a、28bの挾持底面29 a 、29 bはバイス枠
7の上面から若干突出して被加工材Wを支持するように
構成されている。
本実施例のバイス装置は上述のように構成されたもので
あり、その作用について説明する。
さて、加工すべき被加工材Wを対の挾持部材28a、2
8bの挾持底面29 a 、29 b上に載置したのち
、ハンドル25を第4図に示す中立の状態から第5図に
示すように図示右方へ移動してその保合溝26を操作軸
15の係止ピン18に係合させる。
この状態でハンドル25を回転すると、操作軸15のみ
が回転されるため、その右の螺条部16と左の螺条部1
7とにそれぞれ螺合された対の挟持部材28a、28b
はその螺合状態によって第2のガイド枠13.13に沿
って互いに向い合う方向へ移動される。
したがって対の挾持部材28a、28bによって被加工
材Wを挾持固止することができる。
なお、被加工材Wの挟持を解放する場合にはハンドル2
5を前述とは逆に回転することにより行なわれるもので
ある。
次に、前述のように被加工材Wを対の挾持部材28 a
、28 bにより挾持した状態において、ハンドル2
5を第6図に示すように図示左方へ移動して前述とは逆
に係合孔27をねし筒19の係合軸部23に係合せたの
ち、該ハンドル25を回転すると、ねじ筒19が操作軸
15の軸部15aに対して回転されるため、その外周の
螺条部19aと、これに螺合されたバイス枠7の螺条部
21 aとによって固定側のバイス枠7に対してねじ筒
19自体が第2図、第3図及び第6図に示す矢印方向へ
移動される。
したがってねじ筒19と一体的に操作軸15、第2のガ
イド枠13,13及び対の挟持部材28 a 、28
b等がバイス枠7に対して同方向に移動されるため、被
加工材Wが対の挾持部材28 a 、28 bにより挾
持されたままで移動される。
すなわち、その移動方向は第2図に示すようにほぞ取り
機における縦のこ刃3の軸線方向の移動であり、該縦の
こ刃3に対して被加工材Wのほぞ取りすべき加工部位(
はぞ幅)を簡単に対応させることができる。
また、第1図に示すように被加工材Wを対の挟持部材2
8 a 、28 bにて挾持した状態において、操作レ
バー8を図示矢印方向へ支ピン9を支点として引くか或
いは押動すると、この操作レバー8の曲折部及びピン1
2で連接したリンク11によってバイス枠7全体が第1
のガイド枠6,6に沿って両のこ刃3,4に対して進退
動(前記の移動方向と直交する方向)されるため、対の
挾持部材28a、28bも被加工材Wを挟持したままで
同方向に移動される。
すなわち、この移動方向は第1図に示すようにほぞ取り
機における横のこ刃4の軸線方向の移動であり、鉄構の
こ刃4に対して被加工材Wのほぞ取りすべき加工部位(
はぞの長さ)を簡単に対応させることができる。
なお、本実施例においては、バイス装置をほぞ取り機に
用いた場合について説明したが、これに限定するもので
はなく、他の機械にあっても簡単に用いることができる
また、操作軸15に遊嵌されたハンドル25はばね手段
等によって常に操作軸15或いはねじ筒19側に係合す
るようにしてもよく、この場合は前記実施例とは異なり
ハンドル25の中立位置がなくなる。
以上のように、本考案にあっては被加工材を挟持する対
の挟持部材をねじ嵌合によってそれぞれ相対する方向へ
移動可能になすとともに、該対の挟持部材を個々に移動
することなく前記被加工材を挾持するときの移動方向と
同方向にねじ嵌合にて移動させるように構成したもので
あるがら、被加工材の挟持を簡単に行なうことは勿論の
こと、被加工材の挟持状態を保持したままで対の挟持部
材を移動して該挟持後の被加工材の位置をきわめて簡単
に設定することができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2図
は一部破断の正面図、第3図は同じく一部破断の正面図
、第4図〜第6図は要部の作動状態を示す断面図である
。 3:バイスベット、13:第2のガイド杆、15:操作
軸、19:ねじ筒、25:ハンドル、28a、28b:
挾持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイスベット上に可転横架された操作軸には被加工材を
    挾持するための1対の挟持部材を相反方向への移動可能
    にねし嵌合するとともに、前記バイスベット上に前記操
    作軸の軸方向と直交する方向への水平移動可能に並設さ
    れたバイス枠には前記操作軸に前記軸方向への移動を規
    制して遊嵌されたねし筒をねし嵌合し、このねじ筒を回
    動したときには前記操作軸と被加工材を挾持した前記両
    挟持部材とが共動して前記軸方向に水平移動されるよう
    に構成したことを特徴とするバイス装置。
JP2272878U 1978-02-23 1978-02-23 バイス装置 Expired JPS588445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272878U JPS588445Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 バイス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272878U JPS588445Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 バイス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54126297U JPS54126297U (ja) 1979-09-03
JPS588445Y2 true JPS588445Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=28858017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2272878U Expired JPS588445Y2 (ja) 1978-02-23 1978-02-23 バイス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588445Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54126297U (ja) 1979-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2325082A (en) Rip gauge
US1846641A (en) Radial saw arm
KR101278663B1 (ko) 가공물 고정장치
US2502640A (en) Fixture for portable power-driven tools
JPS588445Y2 (ja) バイス装置
US3958491A (en) Machine tool
JPH10511612A (ja) 締付装置
JPH0512032U (ja) 多刃切断機における丸刃移動装置
JPS5924482Y2 (ja) 「ほぞ」
JPH0215607Y2 (ja)
US2898955A (en) Insulation block holding device for power saws
JPS5852022Y2 (ja) 切断機におけるバイス装置
JPS6232803Y2 (ja)
JPS6232807Y2 (ja)
JPH0730274Y2 (ja) 研磨装置
JPH0414163Y2 (ja)
US594874A (en) Bicycle-vise
CN220094851U (zh) 一种板材切割台锯
JPS5917603Y2 (ja) チェ−ンのみ機の送り装置
JPH0532249Y2 (ja)
JPS6232806Y2 (ja)
JPH0215608Y2 (ja)
JPS6018257Y2 (ja) 帯鋸盤における帯鋸刃案内具
US2488318A (en) Machine for forcing fittings into the ends of wooden bars
JPS5816806Y2 (ja) チェ−ンのみ機