JPS5883733A - ドレツジヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドレンジャであって、浮揚装置及びこれに調節
可能に懸架されたフレームを備えておシ、同フレームに
、無端のコンベヤのための反転ホイールが設けられてお
り、同コンベヤが泥土を砕いてこれを上方へ搬出する部
材を備えており、かつこの搬出する部材によって排出さ
れた泥土を受容する部材が設けられている形式のものに
関する。

この種のドレンジャはパケットラダードレツジャとして
公知である。この種のドレンジャの利点は、浚渫すべき
泥土をカッティングするロータリカッタを備えて泥土と
水との混合物を吸上ケるサクションドレツジャに比して
被浚渫物単位立方メートル当シの消費エネルギが比較的
わずかなことにある。さらに利点とするところは、高い
濃度の被浚渫物を浚渫することができるので、砂、ねん
土、砂利及び石の浚渫に適していることにある。

反面、パケットドレツジャの欠点は、パケットのチェノ
が重いために、摩擦力が大きく従って摩耗が大きく、搬
送速度が例えば０，５ｍ／秒程度に小さいことにある。

重い構造及び大きな摩擦力は、パケットのチェノが泥土
に突さされてこれを持上げて搬送しなければならないた
めに生じる。

本発明の課題は軽量な構造を有するとともに大きな浚渫
能力を備えたパケットドレツジャを提供することにある
。

この課題を解決した本発明の要旨は無端の前記コンベヤ
が、その面に対して垂直方向の少なくとも一方向で可撓
的である無端のベルトから成り、同ベルトに、掘起し翼
又は仕切シ翼が設けられており、かつ、前記フレームに
上端及び下端の開いた管が設けられておシ、この管を通
って無端のベルトの上向きに走行する区分が走行し、か
つ、この管が前記翼を備えたベルトをわずかなギャップ
をおいて取囲んでおシ、かつ、フレームがこの萱を越え
て下方へ突出した部分を備えておシかつベル、トのため
の反転ホイールを有しておシ、前記突出した部分が鉛直
に対して相対的に、前記管の入口の丁度前方に位置する
ベルト区分が底に係合することができるような角度に調
節可能であることにある。

可撓的なコンベヤベルトは著しくスムースに反転ホイー
ルを周って走行するので迅速に運動することができる。

泥土を砕いてこれを上方へ搬送するために、コンベヤベ
ルトは翼又は仕切フを備えなければならない。パケット
ラダードレツジャのパケットの如く保護されずに水中を
運動すると、翼又は仕切シによって砕かれて搬送される
泥土が、水の上方でアンロードされる前に水中で完全に
又はほぼ完全に洗い流されてしまう。本発明によればこ
の欠点を回避すべく、翼又は仕切りを備えたコンベヤベ
ルトの上昇する区分の少なくとも水中に浸された部分、
有利には上方の反転ホイールを越えるまでがわずかなギ
ャップで管によって囲われる。これによって、翼又は仕
切り上の泥土は水中で洗い流されることなく上方へ搬送
されて排出される。このコンベヤベルトは補強材を備え
たゴムから成るのが有利であシ、ゴムは濡れた状態では
管の材質（一般に鋼）に対して低い摩擦係数を有する。

その上、翼又は仕切シは、コンベヤベルトが上方の反転
ホイールを周るさいに相互の間隔を拡げるので、翼と翼
との間に保持された泥土が良好に崩され、他面において
下方の反転ホイールを過ぎるところでは翼が閉じて泥土
を閉じ込める。

無端のコンベヤベルトを案内するための手段並びに前述
の管を備えたフレームは一般のノ々ケットラダーと同様
形式で位置角を調節可能である。

フレームに、下方へ延長した部分を設け、この延長部を
、管を備えた部分に対して相対的に水平軸線を中心に旋
回可能に枢着して、所望の堀起し角に調節できるように
するのが有利である。この延長部を後方下向きに傾斜さ
せると有利であり、このようにすれば、コンベヤベルト
の堀起し部位が前方上向きに傾斜して管の入口へ向かつ
て走行することになる。

堀起し部分のところで後方下向きに突出した延長部はコ
ンベヤベルトの両側に側板を備えることができる。この
側板によってコンベヤベルトの翼又は仕切りの通路の側
部が完全に又は部分的に閉鎖される。

翼の側縁を伸長可能な又は弾性的な側壁によって互いに
結合せしめて、弾性的なパケット形状にコンベヤベルト
を形成することも可能である。

コンベヤベルトの下向きに運動する戻り側が、少なくと
も前記延長部の上方の水中に浸された区分にわたって、
上部を水面の上方に位置させた管内を走行する如く構成
し、この管内に水中中から圧縮空気を供給すると有利で
ある。コンベヤベルトの戻シ側の前記区分を取囲むこの
管はその入口を水面の上方に有しているので、圧縮空気
の供給によシ翼の下向きの運動とあいまって、この管に
よって取囲まれた区分は空気によって完全に又はほぼ完
全に充たされ、これによって戻シ側の抵抗が著しく軽減
される。

コンベヤベルトの張シを得るために、有利には上方の反
転ホイールにテンション部材によって弾発力を負荷して
おくことができる。このテンション部材は液力シリンダ
として形成されることもできる。

コンベヤベルトのための管又は両方の管をそれぞれ入れ
子犬に伸縮自在に構成することができる。この場合には
テンション部材が作業深さの調節部材としても役立てら
れる。

ドレンジャの運動方向でみて搬出管の下部の前方に、流
動化装置を設けると有利で、ある。この流動化装置自体
は公知であシ、例えば水撃装置、振動装置又は渦発生装
置又はカッティング装置として形成される。

圧縮空気の接続部を搬出管に、有利にはその下端の近く
ににも設けることができる。圧縮空気は軽量の液柱を生
ぜしめ、かつ、このようにして搬出管によって泥粒子を
吸上げることができることは周知のことである。本発明
によってコノ原理はコンベヤベルトの翼による泥土の搬
出と組合わされる。それにも拘らず構造は軽量である。

さらに、コンベヤベルトによって生じる上昇流は気泡に
よって促進される。

オランダ国特許第１５３２９１号によれば、翼を備えた
無端のベルトによって作業する堀起し装置が公知である
が、しかしこの装置はサクションダクトの入口へ泥土を
搬送するに過ぎない。

さらに、オランダ国特許第７０１２５９２号明細書によ
れば乾燥したベラＰ上の泥土又はスラッジを上方へ搬送
する堀起し装置が開示されておシ、この装置でも同様に
受取部材を備えた無端のコンベヤベルトが使用されてい
るが、これも泥土を管内へ搬送するだけのものである。

さらに、オランダ国特許第６５７２１号明細書によれば
、掘起し部材を備えた無端の２ベルトによって作業する
トレンチ掘起し機が開示されているが、この機械では泥
土が側方へ排出されるだけであシ、管は設けられていな
い。この機械は水中では使用できない。

次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明する。

第１図に示す第１実施例において、詳細に図示しないフ
レームに、コンベヤベルト３のための上方の反転ホイー
ル１、下方の反転ホイール２が支持されておシ、コンベ
ヤベルト３には多数の翼４が一体に形成されている。さ
らにコンベヤベルト３の内面に接して上方のガイドホイ
ール５及び下方のガイドホイール６が、かつコンベヤベ
ルト３の外面に接して上方のガイドホイール７及び下方
のガイドホイール８がフレームに配置されている。

さらにフレームは搬出管９を支持しておシ、これの前壁
１０はその下端に、ガイドシュー１２を備えた支持構造
１１を備えている。このガイドシュー１２はジェットノ
ズル１３の如き流動化装置を備えることができる。

下方の反転ホイール２を支持したフレームの下部１４は
所望ならばガイドホイール６の軸１５を中心に旋回可能
に配置されてもよい。このようにすれば、図示しない液
力シリンダによって、搬出管９に対して相対的に下部１
４を種々異なって傾斜させることができる。

上方の反転ホイール１はフレームに案内されて、略示し
たテンション部材１６によって弾発されている。この７
７７３７部材１６は液力シリンダ又はばねから成ること
ができる。

さらにフレームはコンベヤベルト３の戻シ側１８のため
の管１７を支持している。この管１７の入口１９は水面
の上方に位置しており、管１７の下端２０はガイドホイ
ール８の真上に位置している。この管１７には圧縮空気
供給部２１が設けられている。

さらに、掘起し部２２のところには破線で示す如くコン
ベヤベルトの両側に側板２３がクレームに設けられてお
シ、この側板２３の下縁２４は翼の端縁よシも若干下方
に位置している。

第２図から判るように、翼４の間には翼４及びコンベヤ
ベルト３に一体形成された側壁２５゜２６が設けられて
おり、この側壁は側壁２５の如く弾性伸長可能な材料か
ら成つ、ていてもよく、又は側壁２６の如く折畳み可能
に形成されていてもよい。この側壁２５の外縁２７（第
１図参照）は翼４の外縁２８から若干離れて位置しても
よい。このようにして形成されたパケット形状の翼は上
方の反転ホイール１のところで拡開してシュート２９へ
の泥土の放出を助成しかつ下方のガイドホイール６のと
ころで狭まることができる。

第１図では搬送管９及び管１７が鉛直に位置するような
位置にフレームが位置している。しかしパケットラダー
で一般に行なわれる鉛直に対する角度調節は、調節可能
な下部１４との組合わせによって可能であシ、これによ
ってコンベヤベルトの掘起し特性が良好となる。一般の
パケットラダードレツジャのパケットに対比して、本発
明装置では比較的小さな翼が高速で運動し、これによっ
て著しく高い搬出能力が得られる。コンベヤベルトに一
体に形成された弾性的なイム翼は、移動不能な物体例え
ば著しく大きな石片に遭遇したさいにこれを避けること
ができる。

管１７内を運動するコンベヤベルトの戻り側１８は下方
へ駆動力を作用する。管１７の入口が水面の上方に位置
するために１管１７の下端２０の近傍にしか水が侵入し
ない。圧縮空気の供給と下方への駆動作用とによって、
管１７内にはまったく又はほとんど水が侵入しない。

第３図に示す第２実施例が第１図の第１実施例と異なる
点は搬出管９の上端が反転ホイール１の上方のところま
でしか延びていないことにある。

さらに、テンション部材が液カシリンダ３０によって形
成されておシ、搬出管９及び管１７が入れ子犬に形成さ
れ、これによって下方部分９ａ及び１７ａが上方部分９
ｂ及び１７ｂ内で・移動可能である。液力シリンダ３０
によって、フレームの下部１４の作業深さがコントロー
ルされる。

さらに、搬出管９内に空気を供給することができる。空
気の供給は例えば空気接続部３１から行なわれる。供給
された空気は液柱を軽量化し・かつ°７ゝヤゝ“トの上
昇する区分を牟持１　。

する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の縦断面図、第２図は第１
図の■−■線に沿った断面図及び第３図は本発明の第２
′実施例の縦断面図である。 １．２・・・反転ホイール、３・・・コンベヤベルト、
４・・・翼、５，６，７．８・・ガイドホイル、９・・
・搬出管、１０・・・前壁、１１・・・支持構造、１２
−・・ガイドシュー、１３・・・ジェットノズル、１４
・・・下部、１６・・・テンション部材、１７・・・管
、１８・・・戻シ側、１９・・・入口、２０・・・下端
、２１・・・圧縮空気供給部、２２・・・掘起し部、２
３・・・側板、２４・・・下縁、２５．２６・・・側壁
、２７・・・外縁、２８・・・外縁、２９・・・シュー
ト、３０・・・液力シリンダ、３１・・・空気接続部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　　Ｐレツジャであって、浮揚装置及びこれに調節
   可能に懸架され念フレームを備えておシ、同フレームに
   、無端のコンベヤのための反転ホイールが設けられてお
   シ、同コンベヤが泥土を砕いてこれを上方へ搬出する部
   材を備えてお夛、かつ、この搬出する部材によって排出
   された泥土を受容する部材が設けられている形式のもの
   において、無端の前記コンベヤが、その面に対して垂直
   方向の少なく・とも一方向で可撓的であ右無端のベルト
   から成り、同ベルトに、堀起し翼又は仕切り翼が設けら
   れてお）、かつ、前記フレームに上端及び下端の開いた
   管が設けられてお多、この管を通って無端のベルトの上
   向きに走行する区分が走行し、かつ、この管が前記具を
   備えたベルトをわずかなりヤツゾをおいて取囲んでおシ
   、かつ、フレームがこの管を越えて下方へ突出した部分
   を備えておシかつベルトのための反転ホイールを有して
   おり、前記突出した部分が鉛直に対して相対的に、前記
   管の入口の丁度前方に位置するベルト区分が底に係合す
   ることができるような角度に調節可能であることを特徴
   とするドレンジャ。 ２、　フレームの前記下方へ突出した部分が、堀起し角
   の調節のために、前記管を支持したフレーム部分に対し
   て相対的に水平軸線を中心に旋回可能である特許請求の
   範囲第１項記載のドレンジャ。 ３、　前記下方へ突出した部分が、ベルトの両側に側壁
   を備えておりかつこれを結合せしめており、この両側壁
   が翼の通路の側部を完全に又は部分的に閉鎖している特
   許請求の範囲第１項又は第２項記載のドレンジャ。 ４、ベルトの下方へ走行する戻力側が、前記突出部分の
   上方に位置する少なくとも水中に浸された区分で、別の
   管を通過しておシ、この管はその入口で水面の上方に位
   置しておシ、かつ圧縮空気のための水面下の供給部を備
   えている特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれか１
   項記載のドレンジャ。 ５、ベルトのためにテンション部材が設けられている特
   許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれか１項記載のド
   レンジャ。 ６、前記テンション部材が上方の反転ホイールに係合し
   ている特許請求の範囲第５項記載のドレンジャ。 Ｚ　ベルトのための単数又は複数の前記管が、互いに相
   対運動可能なテレスコープ状部分から成る特許請求の範
   囲第５項又は第６項記載のドレンジャ。 ８、無端のベルトの翼又は仕切シの側縁が、伸長可能な
   又は折曲がらない側壁によって互いに結合されている特
   許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれか１項記載のド
   レンジャ。 ９　ドレンジャの運動方向でみて搬出管の下端部の前方
   に流動化装置が位置している特許請求の範囲第１項乃至
   第８項のいずれか１項記載のドレンジヤ。 １０、ベルトの下向きに走行する区分のための管がその
   下端部の近傍に圧縮空気供給−を備えている特許請求の
   範囲第１項乃至第９項のいずれか１項記載のドレンジャ
   。