JPS588358B2 - 感圧複写紙の製造方法 - Google Patents

感圧複写紙の製造方法

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JPS588358B2
JPS588358B2 JP49108981A JP10898174A JPS588358B2 JP S588358 B2 JPS588358 B2 JP S588358B2 JP 49108981 A JP49108981 A JP 49108981A JP 10898174 A JP10898174 A JP 10898174A JP S588358 B2 JPS588358 B2 JP S588358B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧複写紙の製造方法に関するものである。
通常感圧複写紙は電子供与性有機発色剤を溶解した油滴
を内蔵する微小カプセルを主成分とする発色剤塗液を原
紙の片面に塗被した上葉紙と、片面に上記発色剤に接触
したときに呈色する電子受容性呈色剤を含む塗液を塗被
し反対面には上記発色剤塗液を塗被した中葉紙および原
紙片面に上記呈色剤塗液を塗被した下葉紙がある。
そしてこれら3種類のシートを上葉紙、下葉紙あるいは
上葉紙、中葉紙、下葉紙の順に組み合せてセットとし、
筆記あるいはタイプすると加圧部の微小カプセルが破壊
されて発色剤と呈色剤が接触し濃色の複写像が得られる
一般に発色剤塗液は高価な材料から成るので呈色剤の塗
布面をできるだけ緻密かつ平滑にして発色剤との接触性
を高め、発色剤の使用量を減じて最大限その機能を発揮
できるようにすることが望ましく、また発色剤層の表面
もできるだけ平滑でしかも発色剤塗液が過度に原紙層中
に浸透することなく比較的原紙表層部分に均一な発色剤
層を形成することが望ましい。
そのために前記中葉紙を製造する場合にはまず原紙の片
面に呈色剤塗液を塗布し、次いで反対面に発色剤塗液を
塗布する前にキャレンダーがけを行い呈色剤層を平滑化
すると同時に原紙の多孔性空間を減少せしめる処理が普
通行われている。
そしてこのような塗布、乾燥、平滑化処理の工程を連続
的に行う方法として例えば特開昭48−37213号は
、第1塗布装置、第1乾燥装置、マシンキャレンダー、
第2塗布装置、第2乾燥装置の順で配置した製造装置が
提案されているが、このような製造工程を実施する場合
には、一般に感圧複写紙が低米坪の原紙を基紙とするた
めに必然的に紙の水分むら、厚薄、たるみ、伸縮、カー
ル、ひじわなどの欠陥を付随し易く、これが操業性の低
下、あるいは商品価値の低下を招来する。
特に第1塗布装置および第1乾燥装置を経た紙匹か上記
の如き欠陥を付随したまま、続くキャレンダー装置なら
びに第2塗布装置に至るときは、キャレンダーニツプに
おけるひじわの発生を助長され易くこれが更に紙切れの
発生となり操業停止を余儀なくされる惧れがあるため比
較的操業速度が制約されたり、また紙面全体に亘る均一
な平滑性が得難いなどの難点を伴うし、第2塗布装置に
おいては発色剤塗液の浸透むらや、塗布むらを発生し感
圧複写紙の商品価値を著しく損ねることになる。
本発明はかかる感圧複写紙中葉紙の連続的製法に新規な
改良を加えるものであって、その第1の目的は極めて平
滑でしかも均一な呈色剤層と発色剤層を一工程で連続し
て高速かつ高能率に仕上げる両面被覆感圧複写紙の製造
法を提供することにある。
第2の目的は秀れた外観並びに物理的性質、発色性能を
備えた感圧複写紙を提供することにある。
第3の目的は広い範囲から呈色剤塗液を適用可能とする
感圧複写紙の製造法を提供することにある。
而して本発明の方法は、エアーナイフ、ブレード、ロー
ルその他適当なコークーヘッドを備えた第1塗布装置に
おいて呈色剤塗液を塗布し直ちに第1乾燥装置で乾燥し
たのち続いて無端帯状体を介してシリンダー面に紙匹を
緊密に接触させつつ進行させ更に、スーパーキャレンダ
ー、サーモプラニシャー、グロスキャレンダーの如き金
属ロールと弾性ロールの組み合せから成る加圧装置のニ
ツブに通紙せしめ、更に続いて紙四反対面に第2塗布装
置にて発色剤塗液を塗布し、第2乾燥装置にて乾燥せし
めることを特徴とするものである。
これを図面に従って実施例的に更に詳細に説明する。
第1図において、原紙1は送り出しロール11からテン
ションロール12を経て第1塗布装置を構成するエアー
ナイフコーター10に入り、押えロール13,17によ
つで塗布ロ一ル14と接触し、塗液パン15中にある呈
色剤塗液16を供給される。
次いで紙匹はメタリングロード18,19によって過剰
塗液のかき落し、および塗布面の平滑化処理を受けたあ
とパッキンクロール20に支持されてエアーナイフ21
に移行し、塗液の計量および平滑化作用を受ける。
第1塗布装置における前記複数本のメクリングロンドは
必ずしも必要ではないが、エアーナイフに先立って余剰
塗液をかき落し予備計量すると共に塗被面の平滑化を行
うのでエアーナイフにおける塗料ミストの発生を軽減し
塗被むらの発生を補助的に予防する効果があり、特に高
速度下での塗布作業においては著しく顕著な効果を発揮
する。
第1塗布装置で呈色剤塗液を塗布された湿潤状態の紙匹
はガイドロール22,31に案内されて第1乾燥装置を
構成するトンネルドライヤー30に入り、ガイドロール
31,32,33,34によって支持された無端多孔性
ベルト35に支持されて進行し乾燥される。
第1乾燥装置としては低米坪の湿潤紙匹を乾燥する目的
に対しては図示する如きベルトコンベヤータイプのトン
ネルドライヤーが最も好ましいが、これに限定されるも
のでなく赤外線ドライヤーなど衆知の乾燥装置を組み合
せることは任意に行い得るものである。
なお第1乾燥装置における乾燥は完全な乾燥状態にまで
至らしめる必要はなく、ひき続くシリンダー通紙の際の
効果を考慮するならば呈色剤塗液の塗布面がシリンダー
面に付着して汚れることがない限りできるだけ紙水分は
多い目に保有するように乾燥するほうが有利であって、
例えば第1乾燥装置の出口の紙水分が7〜11%程度に
なる如く乾燥される。
逆にもし第1乾燥装置で過乾燥された場合には図示する
如き加湿装置49の設置によって適切な水分調節が可能
である。
かくして第1乾燥装置を経た紙匹はガイドロール36に
案内されてシリンダー装置40に至る。
ここで紙匹はカイドロール45,46で支持された無端
キャンバス48を介してシリンダー41,42,43,
44の表面に緊密に接触せしめられて進行する。
シリンダーの本数は特に限定するものでなくシリンダー
直径、操業速度などに応じて最底1本以上使用される。
またこれらのシリンダーはできるだけ平滑な表面を有す
べく例えは硬質クロムメッキなどを施こされるのが有利
である。
更にまたシリンダーは内部から均一に加熱または冷却で
きるように構造を持ち、通常は加熱シリンダーと冷却シ
リンダーが組み合せられる。
例えば図示の例において前段のシリンダーを加熱し、後
段のシリンダーを冷却することによう高温の紙匹が連続
的にキャレンダーに送られキヱレンダーロールの発熱が
増加することに起因する呈色剤層のロール面への粘着と
か弾性ロールの焼損などの障害を改善することができる
乾燥ドラム47は図示の例において無端キャンバスを常
時乾燥状態に保つために設置されているものである。
かかるドラム47は必ずしも必要ではないが、無端キャ
ンバスを常時乾燥状態に保つことにより紙水分のむらを
容易に防止でき、シリンダーの通紙効果を高めるので、
特に高速操業の場合に予想外の顕著な効果を発揮できる
ものである。
シリンダー装置40を経て紙匹は次いでガイドロール5
1に案内されて加圧装置50に至る。
加圧装置としては金属ロールと弾性ロールを組み合せた
スーパーキャレンダー、サーモプラニツシャー、グ冶ス
キヤレンダーなどの装置が使用可能であるが、特に後述
する如くより秀れた特性を発揮し得るスーパーキャレン
ダーが最も好ましく適用可能となる。
図示の例ではかかるスーパーキャレンダーが金属ロール
52,54とショアD硬度65〜90度の弾性ロール5
3を組み合せた3本ロール形式のものとして示されてい
る。
金属ロール52,54はチルドロールと称される鋳鉄製
のロールが好ましく使われるが、ニッケル、クローム等
を含有させた合金チルドロール、鋼鉄製ロールなども使
用可能であり、更にロール表面が硬質クロムメッキされ
たものでもよい。
更にまたこれら金属ロールが内部に加熱あるいは冷却手
段を有することもできるし、紙厚を均一に調節するため
に油圧等により内部からクラウン調節できるような所謂
スウイミングロールを使うのも有利である。
一方弾性ロールは十分所望の平滑性が得られ、ロール焼
損を避けかつロール損傷を受け難くするためにショアD
硬度が65〜90度であることが望ましく、最も好まし
くは78〜85度程度の硬度を選ぶのが良い。
また材質としてはコットン、ウール、ペーパー、アスベ
スト、硬質ゴム等が一般的であるが研摩によって平滑な
ロール表面を得易いコットン、ウール、ペーパー、アス
ベストが好ましく使用される。
この加圧装量において図示の例では3本ロール型式とし
て示されているがロール本数は特に限定するものでなく
2本以上の組み合せから成り、また金属ロールと弾性ロ
ールは図示の如く金属ロールと弾性ロールが交互に重ね
られる場合に限られず、同種のロールが連続して装架さ
れるような組み合せも当然包含されるものである。
ひき続き図面に従って説明すると、加圧装置50を経た
紙匹はテンションロール61を通って第2塗被装置を構
成するエアーナイフコーター60に入り押えロール62
,66によって、紙匹反対面が塗布ロール63と接触し
塗液パン64中の発色剤塗液65が供給され、次いでメ
タリングロツド67,68によって過剰塗液をかき落さ
れ更にパッキングロード69に支持されてエアーナイフ
70に移行して塗液の計量および平滑化作用を受ける。
なお発色剤塗液は例えば米国特許第2800457号明
細書に記述されているような方法によって製せられるも
ので、微小カプセル中にはアルキルナフクレン、ジアリ
ールアルカン、アルキルビフエニール、水素化クーフエ
ニールなどの非揮発性油中にクリスタルバイオレットラ
クトン、マラカイトグリーンラクトン、ベンゾイルロイ
コメレンブルー、ローダミンBラクタムなどの無色染料
を溶解した油滴が内蔵されている。
かくして発色剤塗液の塗布された湿潤状態の紙匹はガイ
ドロール71,72,81に案内されてガイドロール8
1,82,83,84によって支持される無端ベルト8
5を有するトンネルドライヤー80およびドラム91,
92,93を有するドラムドライヤー90で構成される
第2乾燥装置に送られ乾燥され、更にひき続きガイドロ
ール94,95,96を経て3本の折り返し棒から成る
反転装置97によって発色剤塗被面が下側になるように
反転せしめられ、ガイドロール98,100,101を
経てロール紙110として巻き取られる。
なお反転装置は感圧複写紙の二次加工の形態に応じて要
請ある場合に適宜使用するもので常時使用する必要はな
い。
上記説明において、製造装置の細部構造に各種の変更を
適宜行い得ることは勿論であり、例えば第1図において
第2乾燥装置の後に調湿装置99を設けたり、第2乾燥
装置のドラムドライヤーに無端キャンバスを組み入れた
りするのもその一例である。
上記に詳述した如き本発明の方法によって多くの利点が
もたらされるものである。
例えば第1塗布装置および第1乾燥装置において呈色剤
塗液を塗布、乾燥された紙匹は適当な含有水分を保有し
つつシリンダー面に無端キャンバスを介して緊密に接触
することによって加田装置に移行する以前に丁度アイロ
ンがけのような作用を受けてひじわ、カール、たるみ、
ボコツキなどの欠陥が矯正されるため従来加圧装置での
平滑化工程で問題提起されているしわの発生や平滑性不
均一などの支障は全く除かれ安定で高能率な操業が保証
されると共に加圧装置本来の持つ平滑化効果をも改善す
るものである。
また加圧処理工程での操業上の問題点が改善されるばか
りでなく、第2塗布工程で発生しがちな塗布むら、塗液
の浸透むらも除かれ商品価値の高い感圧複写紙が得られ
るものである。
更に特記されるべきことは、加圧処理の際に発生するひ
じわはスーパーキャレソダーのような弾性口ールを組み
入れる加圧装置に対してはロール表面の損傷(紙面に損
傷部分が疵として発現する)を惹き起すので、操業速度
を制限するか、厳密な工程管理が守られぬ限り著しい操
業性の低下を招くものであるため、実用的には損傷を受
け難い金属ロールのみから成るマシンキャレンダーを第
1乾燥装置の直後に配置せしめるのが一般的であった。
しかるに本発明によれば前述の如く加圧装置に至以前で
望ましくない紙質の欠陥が除かれるためひじわの発生等
は全く解消され、厳密な工程管理を特に要することなく
高速下に安定な操業がスーパーキャレンダーを組み入れ
てすら達成することができる。
かかるスーパーキャレンダーの組み入れはマシンキャレ
ンダーに較べて操業上および感圧複写紙品質の改善をも
たらす効果が顕著であり極めて好ましいものである。
例えば第1図に示される如き金属ロールと弾性ロールで
形成されるニップ55,56に通紙せしめられることに
より紙匹の多孔性空間が充填され緻密化するばかりでな
く、金属口−ルと弾性ロールとの摩擦作用により著しく
平滑な呈色剤塗被面が得られまた外観的にもマシンキャ
レンダーの場合に発生し易いチルドマークの発生は全く
起らない。
更に呈色剤塗布面の反対側の紙面にも高度の平滑性と緻
密さが与えられるため、発色剤塗液の過度の浸透が防止
され、均質で平滑な発色剤層を形成することができる。
これらの利点はマシンキャレンダーの場合よりも通紙す
るニツプの数、紙の含有水分などの諸条件を比較的軽く
しても得られるので、操業速度の上昇、操業安定性の上
昇の面でも更に好ましい結果をもたらすものである。
更に、スーパーキャレンダーを組み入れて安定かつ高速
の操業が可能となることは、広い範囲の呈色剤、特に下
記する如き有機呈色剤を含む塗液の使用と関連して大き
な進歩をもたらすものである。
一般に感圧複写紙に使用される呈色剤としては酸性白土
、活性白土、アクパルガイド、カオリン、ベントナイト
、硅酸塩等の無機呈色剤、フェノール・アルデヒド重合
体、フェノール・アセチレン重合体、マレイン酸ロジン
樹脂、加水分解したエチレン無水マレイン酸共重合体、
サリチル酸アルデヒド重合体、サリチル酸アセチレン重
合体、上記各種重合体の多価金属塩、サリチル酸ないし
サリチル酸誘導体の如き芳香族カルボン酸、芳香族カル
ボン酸の多価金属塩の如き、有機呈色剤あるいは上記有
機呈色剤と金属酸化物、金属水酸化物、金属炭酸化物、
前記無機呈色剤から選ばれる1種以上との組み合せが知
られており、本発明はかかる呈色剤のいずれをも用いて
前記の如き利点が得られるものであるが、特に前記した
有機呈色剤あるいは有機呈色剤と金属酸化物、金属水酸
化物、金属炭酸化物、無機呈色剤から選ばれる1種以上
との混合物(これら金属化合物ないし無機呈色剤と有機
呈色剤の混合割合は通常、金属化合物および/または無
機呈色剤100乾燥重量部に対して有準呈色剤2〜10
0乾燥重量部である)の如き有機呈色剤を含有する呈色
剤塗液を用いて感圧複写紙を製造する際に従来のマシン
キャレンダーを組み込む方法では達せられない操業上、
品質上の利点をもたらすものである。
即ち、呈色剤を塗布した紙匹が乾燥後にマシンキマレン
ダーに通紙せしめられる場合には、特に呈色剤として比
較的熱可塑性の有機呈色剤を含む塗液を用いたとき合成
樹脂ラテックスバインダーの可塑化とも相俟って、マシ
ンキャレンダーのロール表面への粘着が起り易く、ロー
ル離れの劣化がしわの発生、紙切れを招く惧れがあり実
用上にや一難点を伴うものであった。
また品質面から見てもマシンキャレンダー処理の場合に
は発色剤の転移、浸透を妨げるような膜を形成し易いた
め発色むらやブリードのトラブルになり易く改善の余地
が残されるものであった。
而して本発明によれば前記したように所望の平滑性、緻
密さが比較的マシンキャレンダーの場合よりも軽い処理
条件で得られるのでロール表面への粘着傾向は改善され
、紙切れ、しわ発生の懸念も解消可能となるもので、従
来加圧装置を組み込んだ両面被覆感圧複写紙製造装置に
おいて有機呈色剤を含有する塗液の使用が実用上困難視
されていたのが一挙に解決され、また品質面でも発色剤
の転移性に秀れ、発色むらやブリードの欠点のない感圧
複写紙が高能率下に製造可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実現するための製造装置の一実
施例を示す概略の立面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連続して走行する紙匹の片面に第1塗布装置にて呈
    色剤塗液を塗布し第1乾燥装置にて乾燥し次いで該紙匹
    を無端帯状体を介してシリンダー面に緊密に接触させつ
    ゝ進行させ更に金属ロールと弾性ロールの組み合せから
    成るキャレンダーに通紙せしめたのち、ひき続き紙匹反
    対面に第2塗布装置にて発色剤塗液を塗布し第2乾燥装
    置で乾燥することを特徴とする感圧複写紙の製造方法。
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