JPS5883081A - ブレ−キシユ− - Google Patents
ブレ−キシユ−Info
- Publication number
- JPS5883081A JPS5883081A JP18205781A JP18205781A JPS5883081A JP S5883081 A JPS5883081 A JP S5883081A JP 18205781 A JP18205781 A JP 18205781A JP 18205781 A JP18205781 A JP 18205781A JP S5883081 A JPS5883081 A JP S5883081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake shoe
- synthetic rubber
- brake
- resin
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は脱水機等に使用するブレーキシー−に関するも
ので、その目的とするところは、必要な摩擦係数（制動
力）と、長期間の使用に耐える耐摩耗性を得ると共に、
高慣性力を制動する時にブレーキシューの摩擦係数が高
すぎるためにスティックスリップ現象を起し、停止時に
いわゆる鳴き音を発生するが、これを防止することので
きるブレーキシューを得ようとするものである。
ので、その目的とするところは、必要な摩擦係数（制動
力）と、長期間の使用に耐える耐摩耗性を得ると共に、
高慣性力を制動する時にブレーキシューの摩擦係数が高
すぎるためにスティックスリップ現象を起し、停止時に
いわゆる鳴き音を発生するが、これを防止することので
きるブレーキシューを得ようとするものである。
従来、乾燥時の布重量が２．８に９あるいは３．２に９
を洗う洗濯機の脱水機用ブレーキシューは慣性力が大き
いために、２．０ Ｋｇ 、 ２．２ Ｋｇ洗濯機など
の慣性力の小さい脱水機用のゴム・ガラスファイバー入
９ポリアミドレジン（６゜６−ナイロン）では、制動時
、ブレーキシューが摩擦熱で高温となシ摩擦係数が急激
に上昇し、いわゆる］！易き音が発生する問題とガラス
ファイバーの摩耗粉で、ブレーキシューの摩耗が増大す
るために第１図に示す様に、摺動側はフェノールレジン
を含浸させて熱プレス成形したアスベスト１．レバーと
の１所合ｌｌｌ１ｊは、ナイロンの成形品２として両者
を接着していた。また、アスベスト１０Ｉト１動側は、
必要な摩擦係数を得るために表面に露出したフェノール
層を取シ除き更に接着部は、接層力を得るためにフェノ
ール層を除くと共に凹凸をつくるため、両面サンドブラ
ストしていた。したがって、非常に高価なブレーキシュ
ーとなる。しかも接着工程の品質管理が困難であった。
を洗う洗濯機の脱水機用ブレーキシューは慣性力が大き
いために、２．０ Ｋｇ 、 ２．２ Ｋｇ洗濯機など
の慣性力の小さい脱水機用のゴム・ガラスファイバー入
９ポリアミドレジン（６゜６−ナイロン）では、制動時
、ブレーキシューが摩擦熱で高温となシ摩擦係数が急激
に上昇し、いわゆる］！易き音が発生する問題とガラス
ファイバーの摩耗粉で、ブレーキシューの摩耗が増大す
るために第１図に示す様に、摺動側はフェノールレジン
を含浸させて熱プレス成形したアスベスト１．レバーと
の１所合ｌｌｌ１ｊは、ナイロンの成形品２として両者
を接着していた。また、アスベスト１０Ｉト１動側は、
必要な摩擦係数を得るために表面に露出したフェノール
層を取シ除き更に接着部は、接層力を得るためにフェノ
ール層を除くと共に凹凸をつくるため、両面サンドブラ
ストしていた。したがって、非常に高価なブレーキシュ
ーとなる。しかも接着工程の品質管理が困難であった。
以上のことから、慣性力の小さい洗濯機と同じ様に熱可
塑性樹脂を使用した、はめ込みで組立工程の簡単なブレ
ーキシューが使える様なものの開発が望まれていた。
塑性樹脂を使用した、はめ込みで組立工程の簡単なブレ
ーキシューが使える様なものの開発が望まれていた。
本発明はこのような要望にこたえたもので、以下第２図
〜第６図にもとついて説明する。
〜第６図にもとついて説明する。
第２図の脱水機において、洗濯した衣類を脱水カゴ３に
入れ、脱水フタ４を閉めると、ワイヤー６が引っばられ
、ブレーキシュー６がブレーキホイール７の面よｐ離れ
る。これと同時に脱水モーター８に通電されて、脱水カ
ゴ３が毎分１７００〜１８００回転するので、衣類中の
水は、遠心力により外へ飛散して、脱水槽９の壁をった
い、排水口１ｏから排水ホース（図示せず）により、機
外へ排水される。脱水が終了して、脱水フタ４を開ける
とワイヤー５が緩み、第３図に示すスプリング１１がブ
レーキレバー１２を引張シ、プレーキシ′ニー６がブレ
ーキホイール７に巻き込まれ（巻キ込みブレーキ）ブレ
ーキが掛り脱水カゴ３を停止させる。この様に使用され
るブレーキツユ−６は、ポリアミドレジン（６，６−ナ
イロン）ＳＯ〜７０％、変成した超高分子ポリエチレン
６％〜１５％、カーボンファイバー１．５％〜３．６％
、合成ゴム（熱可塑性エラストマー）２０％〜６０％を
均一に混合分散させて成形したものである。好ましい配
合割合の例を示すと、ポリアミドレジン６８．６％、超
高分子ポリエチレン６．６％、カーボンファイバー３％
、合成ゴム３２％である。
入れ、脱水フタ４を閉めると、ワイヤー６が引っばられ
、ブレーキシュー６がブレーキホイール７の面よｐ離れ
る。これと同時に脱水モーター８に通電されて、脱水カ
ゴ３が毎分１７００〜１８００回転するので、衣類中の
水は、遠心力により外へ飛散して、脱水槽９の壁をった
い、排水口１ｏから排水ホース（図示せず）により、機
外へ排水される。脱水が終了して、脱水フタ４を開ける
とワイヤー５が緩み、第３図に示すスプリング１１がブ
レーキレバー１２を引張シ、プレーキシ′ニー６がブレ
ーキホイール７に巻き込まれ（巻キ込みブレーキ）ブレ
ーキが掛り脱水カゴ３を停止させる。この様に使用され
るブレーキツユ−６は、ポリアミドレジン（６，６−ナ
イロン）ＳＯ〜７０％、変成した超高分子ポリエチレン
６％〜１５％、カーボンファイバー１．５％〜３．６％
、合成ゴム（熱可塑性エラストマー）２０％〜６０％を
均一に混合分散させて成形したものである。好ましい配
合割合の例を示すと、ポリアミドレジン６８．６％、超
高分子ポリエチレン６．６％、カーボンファイバー３％
、合成ゴム３２％である。
上記ブレーキシュー６の摩耗性は、□第４図の実験デー
ターに示す椋に・山性力の大きい脱水機を止める場合に
慣性力の小さい脱水機ヲ止める従来のブレーキシュー（
ガラス６．６％ ゴム３６％入り６．６−ナイロン）に
比べ、実施例のブレーキシューは、６倍以上の耐摩耗性
を示す。これは、カーボンファイバーが潤滑性を持って
いるのに対して、ガラスファイバーは、鯵耗したガラス
粉が研摩粉になり摩耗を増大させるためである。更に、
慣性力の小さい脱水機のブレーキシューの摩擦係数とす
べり速度は、第６図に示される様に、脱水機の停止直前
に摩擦係数（制動トルク）が急激に大きくなり、最大値
に近つくため、ステインクスリップ現象を生じ、停止時
に鳴き音を発生するのに対して、実施例のブレーキシュ
ーは、融点の低い結晶性樹脂（たとえば超高分子ポ＋）
エチレン）が軟化して、潤滑作用をするので、急激な
摩擦係数の上昇がなく、摩擦係数の岐大憧も下がるため
、スティックスリップ現象は起らないので鳴き音も発生
しない。
ターに示す椋に・山性力の大きい脱水機を止める場合に
慣性力の小さい脱水機ヲ止める従来のブレーキシュー（
ガラス６．６％ ゴム３６％入り６．６−ナイロン）に
比べ、実施例のブレーキシューは、６倍以上の耐摩耗性
を示す。これは、カーボンファイバーが潤滑性を持って
いるのに対して、ガラスファイバーは、鯵耗したガラス
粉が研摩粉になり摩耗を増大させるためである。更に、
慣性力の小さい脱水機のブレーキシューの摩擦係数とす
べり速度は、第６図に示される様に、脱水機の停止直前
に摩擦係数（制動トルク）が急激に大きくなり、最大値
に近つくため、ステインクスリップ現象を生じ、停止時
に鳴き音を発生するのに対して、実施例のブレーキシュ
ーは、融点の低い結晶性樹脂（たとえば超高分子ポ＋）
エチレン）が軟化して、潤滑作用をするので、急激な
摩擦係数の上昇がなく、摩擦係数の岐大憧も下がるため
、スティックスリップ現象は起らないので鳴き音も発生
しない。
又従来の慣性力の大きい脱水機用アスベスト接着ブレー
キシューｔこ比べ、低コストで品質の安定した、無公害
ブレーキシューである。
キシューｔこ比べ、低コストで品質の安定した、無公害
ブレーキシューである。
上記したように本発明によれば、融点の異なる熱可塑性
結晶性樹脂の混合物を主成分として摩擦係数補強のため
に合成ゴム（熱可ｆｆｉ性エラストマー）を混合し、耐
岸耗性補強のためカーボンファイバーを添加してブレー
キシューを構成しているため、摩擦係数の調整は、合成
ゴムの配合比率で調整でき、摩耗性はカーボンファイバ
ーの潤滑性のため優れている。更に、家電製品は、屋内
で使用されるために、機器が異冨な音を発生することは
、その機器を実用化できないことになるが主成分樹脂を
融点の異なる二成分系にしているので、ブレーキ時賑擦
熱で摺動面の主成分樹脂がガラス転移点にまで温度上昇
すると、急激に摩擦係数が上昇してステックスリップを
起すも、これ’１ｆ（１１４の一成分が低い融点である
ために、軟化して潤滑性全示し摩擦係数の」二昇を防ぐ
ことになり、停止直前の鳴き音防止ができる。又、熱＋
１Ｉｆｆｊ性樹脂であるために、成形がｆ□ｊ単にでき
るもので、従来の［１１ｊ題を完全に解消しているもの
である。なお、本発明は脱水機のブレーキシューについ
て説明したが、これに限らず他の回転体の制動に用いる
こともできることはいうまでもない。
結晶性樹脂の混合物を主成分として摩擦係数補強のため
に合成ゴム（熱可ｆｆｉ性エラストマー）を混合し、耐
岸耗性補強のためカーボンファイバーを添加してブレー
キシューを構成しているため、摩擦係数の調整は、合成
ゴムの配合比率で調整でき、摩耗性はカーボンファイバ
ーの潤滑性のため優れている。更に、家電製品は、屋内
で使用されるために、機器が異冨な音を発生することは
、その機器を実用化できないことになるが主成分樹脂を
融点の異なる二成分系にしているので、ブレーキ時賑擦
熱で摺動面の主成分樹脂がガラス転移点にまで温度上昇
すると、急激に摩擦係数が上昇してステックスリップを
起すも、これ’１ｆ（１１４の一成分が低い融点である
ために、軟化して潤滑性全示し摩擦係数の」二昇を防ぐ
ことになり、停止直前の鳴き音防止ができる。又、熱＋
１Ｉｆｆｊ性樹脂であるために、成形がｆ□ｊ単にでき
るもので、従来の［１１ｊ題を完全に解消しているもの
である。なお、本発明は脱水機のブレーキシューについ
て説明したが、これに限らず他の回転体の制動に用いる
こともできることはいうまでもない。
第１図は従来のプレーキンニ一部分の斜視図、第２図は
本発明の一実施例ケ示すブレーキシューを用いた脱水機
の断面図、第３図は同ブレーキ機構の斜視図、第４図、
第６図はそれぞれ本発明と従来例との比較特性図である
。 ６・・・・・・ブレーキ／ニー、７・・・・ブレーキド
ラム。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名簗３
図 第４図 利動回鉄 第５図 １ｉｌｉ１転ｔＸ ＜ｒｔｙｒｎ＞
本発明の一実施例ケ示すブレーキシューを用いた脱水機
の断面図、第３図は同ブレーキ機構の斜視図、第４図、
第６図はそれぞれ本発明と従来例との比較特性図である
。 ６・・・・・・ブレーキ／ニー、７・・・・ブレーキド
ラム。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名簗３
図 第４図 利動回鉄 第５図 １ｉｌｉ１転ｔＸ ＜ｒｔｙｒｎ＞
Claims (1)
- 融点の異なる熱可塑性結晶性樹脂の混合物を主成分とし
、これに合成ゴム、カーボンファイバーを混合して成形
したブレーキシュー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18205781A JPS5883081A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | ブレ−キシユ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18205781A JPS5883081A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | ブレ−キシユ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5883081A true JPS5883081A (ja) | 1983-05-18 |
| JPH0120197B2 JPH0120197B2 (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=16111583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18205781A Granted JPS5883081A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | ブレ−キシユ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5883081A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6162627A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブレ−キシユ− |
| JPH0332698A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機のバンドブレーキ |
| JP2009249454A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 摩擦材 |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP18205781A patent/JPS5883081A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6162627A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブレ−キシユ− |
| JPH0332698A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機のバンドブレーキ |
| JP2009249454A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 摩擦材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0120197B2 (ja) | 1989-04-14 |
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