JPS5882732A - 光沢のある中空成形品 - Google Patents

光沢のある中空成形品

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JPS5882732A
JPS5882732A JP56180938A JP18093881A JPS5882732A JP S5882732 A JPS5882732 A JP S5882732A JP 56180938 A JP56180938 A JP 56180938A JP 18093881 A JP18093881 A JP 18093881A JP S5882732 A JPS5882732 A JP S5882732A
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inner layer
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hollow molded
transparent
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JP56180938A
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JPS6361171B2 (ja
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Tatsuya Nakagawa
達彌 中川
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Ekuseru Kk
Cargill Meat Solutions Corp
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Ekuseru Kk
Excel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面に光沢が有シ外観の良い中空成形品に関す
るもので、特にプラスチックス材料を用いた中空成形品
に関するものである。
従来からプラスチックスの中空成形では、押出し機から
チューブ状のノ9リソンを押し出し、これを金型で挾み
、加圧流体で型に圧接させ、目的とする成形品を得るの
であるが、この加圧流体で型に圧接させる圧力が通常5
〜10 Kg/ax’程度であるため、完全に型に圧接
させることは難しく、必然的に表面の光沢を得ることが
困難とされている。上記困難性にもかかわらず光沢のあ
る中空成形品を得るための条件としては、まず原料とし
て結晶性の低い材質、例えば?リカーlネイト樹脂、A
BSII脂、ポリスチレン樹脂等を選び、型面に密着す
るようにΔリソンの表面を滑らかにできるメルトインデ
ックスの大なる材料を用いる。次に製造方法として、押
し出されたパリソンを型締めする前に放置する時間を設
けたシ、金型を90℃程度に暖めておいて徐冷しながら
、加圧流体の吹き込みを行なうことが必要である。又吹
き込み時におけるブロー圧力を通常の圧力の5〜10(
値に対して例えif 30 Kg/am2と数倍に増大
する方法、押出し温度を高くする方法、等も考えられる
。以上の基本的条件の他に補足的条件として、金型表面
を鏡面状に仕上け、押し出しダイスにもメッキ等を施し
て滑らかにし、かつ−貫した押し出し量が得られるよう
な精巧な装置を用いる等、が挙けられる。
然して、メルトインデックス大なる樹脂を原料とする場
合には)ぐリノンのドローダウン、成形品の耐衝撃性の
低下等の不都合が生じ、特に2層構造成形品等の内外層
同時押出しの場合は、装置の複雑化、高度技術の必要性
等によシ操作性に劣る。また成形用金型の型面仕上けで
、型面コーティングを施す場合にはがス抜き不良、成形
サイクルの延長、コーテイング材の耐久性等において難
点があシ、金製その物を鏡面仕上けするには費用が重み
、保守が面倒になる。ブロー圧力を増大する場合は金型
強度を大とすること、型締力を大とすること等によシ装
置が高価となる。さらに押出し温度を上昇させる場合は
、パリソンのドローダウンによる限界によシ制約され、
冷却時間の増大により成形サイクルが長くなり、金型温
度を上昇させる場合も゛冷却時間の増大によシ成形サイ
クルが長くなる。前述のようにパリソン押出し後の放置
によって歪を緩和させるようにした場合には、放置によ
るドローダウンの増大によって偏肉となシ、成形サイク
ルが長くなるとともにピンチオフ強度が低下する等の難
点がある。
以上述べた如く、まず光沢のある中空成形品を得るため
の基本条件である徐冷時間の増加が、成形サイクルを延
長させ製造工数を増して直接原価アップとしてはね返っ
てくるという根本的欠点となっている。
本発明の目的線、深い光沢のある中空成形品を短時間の
成形時間で得ることにあるが、上述の如く、中空成形品
で光沢を得るためには多くの制約条件が存在し、これら
条件をすべて満足して、かつできるだけ安価な所望の製
品を得ることは不可能なように思われる。従って本発明
では、前述した原料や成形方法面を改良して目的とする
光沢ある中空成形品を得ることを諦め、光沢を発生させ
るのに必要な滑らかな面を、必然的に金型面と接触する
製品の表面で得ようとするのではなく、211以上の異
なった原料で2層以上に成形し、これらの層の境界で得
ることを提案するものである。即ち、本発明の特徴とす
るところは高圧化で一瞬に型内に材料を注入する射出成
形とは異シ、その成形方法上からどうしても粗くなる中
空成形品の表面を透明な材料の薄い被膜で覆い光を透過
させ、その内lIを着色した材料層として一体成形し、
物理的に滑らかとなる境界面で光を反射して深みのある
光沢を得る点である。二つの異なる物質の境界面は夫々
の物質の表面張力で十分に滑らかであシ、表となる方の
物質、即ち外被層に透明な物質を選べば、透明な外被層
を透過した光線は前記の滑らかな境界面で全反射され光
沢を生じる。又、前記外被層の透明度を下けないように
注意さえすれば、光沢度は表面の滑らかさには左右され
ないので、該外被層は内部の滑らかな境界面の保護層と
しての役割も果し、該外被層に硬くて耐薬品性及び耐候
性の良い物質を使用すれば光沢の耐久性も良くなる。
以下、添付の図面t−参考に本発明のグラスチックス中
空成形品及びその製造方法について詳細に説明する。第
1図で外被層のプラスチックス材料を第1ホツ/4−1
から、内部層のプラスチックス材料を第2ホツノ4−か
ら夫々投入する。
投入された材料は夫々の押出し機3,4で加熱浴融され
つつダイノズル5まで搬送される。次に第2図で示すよ
うに、グイノズル5では外被層材料は第1流路6から、
内部層材料は第2流路7から夫々下方へ通流し、グイノ
ズル5の下端にて合流し、相互に熱融着して一体成形さ
れた2層構造の管体、即ちパリソン8がダイノズル5の
下端から排出される。このようにしてグイノズル5から
押出されたパリノン8は、ダイノズル5の直下域に設置
された下部金型9に供給される。パリソン8が供給され
た下部金型9は上部金型10の直下域へ移動し、上部金
型10が下部金型9へ整合的に載置され型締め完了とな
る。そして金型内のバリン/8へ気体を吹き込み、管体
のバリン/8を所望の形状にモールド成形する。
以上の如く製造されたプラスチックス中空成形品を第3
図に示しである。第3図では透明な外被層11が不透明
な内部層120周面全体に被゛着してお夛、該中空成形
品の表面13には凹凸があったとしても前記両層の境界
面14は円滑に形成されている。外部からの光線(破線
指示)は前記円滑な境界面14で全反射され、轟該中空
成形品が光沢を放つ。
中空成形品の原材料としてプラスチックスを使う場合、
外被層、内部層ともに非結晶性樹脂、例えば外被層にア
クリル樹脂、ムSw脂(アクリルニトリル・スチレン樹
脂)、内部層にPC樹脂(fリカーがネイト樹脂)、ム
BS ltf H’& (7クリにニトリル争ブタジェ
ン!スチレン樹脂)の組合せにすると、極めて良好な光
沢のある外観が得られ、又両者とも結晶性の高い樹脂の
組合せ、例えば外被層をPP樹脂(/リプロピレン樹脂
)、内部層をPP樹脂(硬質ポリエチレン樹脂)として
も、単一材料の単層成形品に比べると光沢−Bsより多
く出て明らかに外観株改善される。
次に、本願の第2発明につめて説明する。外被層と内部
層の材料の組合せで、結晶性材料と非結晶性の材料、溶
融温度の違う材料の組合せのように2層間の材料の接着
性に不安がある場合は、その中間に両者に接着力のある
材料を介在させて3層にすれば良い、但し、この中間層
が透明な場合は内部層の色が尚骸中空成形品の色となる
が、該中間層が不透明な場合は所望の色に着色しなけれ
ばならない。又前記外被層と前記内部層の熱膨張率が大
幅に違う等の物理的性質の違いによシ接着が困難な場合
は、中間層に前記物理的性質の緩衝層となるような材質
を選んで物理的に密着させれば良い。
第4図では、不透明な中間層15が外被層11と内部層
12で挾まれている。外部からの光線 。
(破線指示)は中間層15と外被層11との滑らかな境
界面16で全反射され光沢が生じる。この場合内部層1
2が透明であっても不都合はない。
次に第5図では、透明な中間層17が外被層11と内部
層12で挾まれている。この場合、外部からの光1li
l(破線指示)ti透明な中間層17を透過し、不透明
な内部層12と透明な中間層17の滑らかな境界面18
で全反射されて光沢を生じる。
本発明の発明者による実験結果を第1表に示す。これは
同一の金型及び装置を用いて、同等の外観、即ち光沢の
ある中空成形品を得るために要した時間を従来方法と比
較したものである。
従来の単層成形品では、パリソンを金製上に吐出しはじ
めてから吹き込み成形後成形物を離型するまでの最初の
1サイクルに7分間要し、2回目で5分間要して合計で
12分の成形時間となっている。これに対し、本発明に
よるところの第1表に示す夫々の材料を使った仕様1の
製品では1回目と2回目の成形時間の合tlが1分50
秒で従来の方法による場合の約1/7となシ、仕様■の
製品では合計時間が1分40秒で従来の方法による場合
の約IAとなっている。これは本発明によシ生産性が約
7〜8倍に向上したことを意味する。ここで活性化ポリ
オレフィンとしては無水マレイン酸とエチレンのクラフ
ト重合した活性化ポリエチレンを用いたが、接着性を増
すためにエチレン酢酸ビニル共重合体等の粘着付与剤を
添加してもさしつかえない。
以上述べた如く、本発明によれば、深みのある光沢を表
面に持つ中空成形品を短時間で成形でき、安価な光沢の
ある外観の秀れた中空成形品を得ることができる。又、
前記光沢が各種薬品にも強く、外的損傷にも強い耐久性
のある光沢とすることも可能となる。
第    1    表
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスチックスの2層中空成形装置の1例を示
す説明図、第2図は前記装置のうちのグイノズルの1例
を示す模式的断面図、第3図は2層構造中空成形品の模
式的断面図、第4図と第5図は3層構造の模式的断面図
であシ、斜線部は不透明部分を、破線は光線を表わす〇
(符号の説明) 1:第1ホツノや−2:第2ホッパー 5:ダイノズル   6:第1流路 7:第2流路    8:パリソン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加圧流体を内側に吹き込んで成形する中空成形品に
    訃いて、内部層と前記内部層の外周面上に被着形成させ
    た外被層とを有し、前記内部層が実質的に不透明である
    と共に前記外被層が実質的に透明であシ、これら両層間
    に形成される滑らかな境界面で光を反射して光沢を得る
    ことを特徴とする中空成形品。 2、前記外被層を透明な樹脂から構成し、前記内部層を
    着色された樹脂から構成した特許請求の範囲第1項記載
    の中空成形品。 3、加圧流体を内側に吹き込んで成形する中空成形品に
    おいて、内部層と、前記内部層の外周面上に被着形成さ
    れた中間層と、前記中間層の外周面上に被着形成された
    外被層とを有し、前記外被層が実質的に透明であると共
    に前記中間層と前記内部層のうち少なくとも一層が実質
    的に不透明であシ、透明層と不透明層の間で形成される
    滑らかな境界面で光を反射して光沢を得ることを特徴と
    する中空成形品口 4、前記外被層を透明な樹脂から構成し、前記中間層を
    着色された樹脂から構成した特許請求の範囲第3項記載
    の中空成形品。 5、 前記外被層と前記中間層を透明な樹脂から構成し
    、前記内部層を着色された樹脂から構成した特許請求の
    範囲第3項記載の中空成形品0
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JPS6361171B2 JPS6361171B2 (ja) 1988-11-28

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