JPS588161B2 - チヨウジヤクカトウドウハカン - Google Patents

チヨウジヤクカトウドウハカン

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JPS588161B2
JPS588161B2 JP49087353A JP8735374A JPS588161B2 JP S588161 B2 JPS588161 B2 JP S588161B2 JP 49087353 A JP49087353 A JP 49087353A JP 8735374 A JP8735374 A JP 8735374A JP S588161 B2 JPS588161 B2 JP S588161B2
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JP
Japan
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pipe
corrugation
waveguide
radius
rectangular
Prior art date
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JP49087353A
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JPS5115178A (ja
Inventor
下石坂勝至
三輪景一
神田英男
大石勇
飛田進
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Priority to US05/581,901 priority patent/US3974467A/en
Priority to DE2525495A priority patent/DE2525495C2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロ波の伝送用線路として用いられる略矩
形断面を有する長尺可撓導波管に関し、その目的とする
処は、広周波帯域性、減衰特性、加工性に優れ、しかも
リジツドな矩形導波管との整合が簡単に行える導波管を
提供せんとするものである。
従来からマイクロ波の伝送用線路として用いられる導波
管としては、円形、矩形、楕円形等種々の断面形状を有
するものがあり、又これ等をドラム型の巻取器に巻取る
ようにしだ長尺可撓導波管が、工事の簡素化、接続点の
減少による信頼性の向上を目的として多用されるように
なってきた。
而して前記導波管中楕円形や楕円近似形の断面形状を有
するものは、比較的加工性が良好であると共に巻取機に
巻取った際の曲げ変形に対しても電圧定在波比(VSW
R)特性がそれほど損われないが送受信機の入力端子お
よびアンテナ近辺の給電線側に矩形の導波管を用いるた
め、この矩形と前記の楕円形又は楕円近似形状の導波管
とのインピーダンス整合をとる場合のインピーダンス変
換比が大きくなり、広周波帯域性が損われる欠点があっ
た。
しかも基本モード帯域が狭く、高次モードが矩形に比し
て早く発生することから帯域が狭くなる不都合があり、
又第1図イおよびロで示す楕円形の導波管と矩形の導波
管との比較において、高次モードの発生周波数を一致さ
せた場合では、第2図で示すように矩形導波管の方が減
衰量の低い値をとることがわかる。
従って第2図よりわかる減衰特性や前述のインピーダン
ス整合の面では、矩形導波管の方が格段有利となるので
あるが、この矩形導波管の場合、矩形状態での波付が非
常に難かしく、しかも巻取り可能な長尺物にした場合の
曲げ変形に対し、その電圧定在波比(VSWR)特性が
著しく損われる等の問題点があった。
因みに従来の可撓矩形導波管ではリジツドな矩形導波管
との整合を計るため、波付ピツチを小さくし、且つ矩形
角部の面取り半径を極力小さくするようにしていたが、
この場合において波付ピッチを小さくした薄肉パイプを
成形するには内型としての心金が必要となり、しかもこ
の心金内挿方式によっても加工性並びに電気特性を兼備
した矩形形態が具体化されておらず、長尺化した際の精
度が確保できない難点があった。
本発明は、広周波数帯域性、減衰特性、加工性に優れ、
しかもリジツドな矩形導波管との整合が簡単に行える導
波管を提供せんとするもので、以下その構成を1実施例
として示した図面について説明する。
第3図および第4図において1は断面円形の薄肉管を波
付けし、該薄肉波付管を断面口形が略矩形となるよう成
形した長尺可撓導波管である。
而してこの導波管1はその管内波長をλg、波付ピッチ
をP、比例定数をK、該管1の波付前の外径をD、該管
1の内厚をtとした場合の前記波付ピツチPをλg/1
0<P<2K√D・tの範囲とし、且つ該管1の波の深
さをh、該管1の内側角部2の曲率半径をR、該管1の
矩軸側寸法をbとした場合の前記曲率半径Rを、h≦R
≦0.46bの範囲とし、波付けした略矩形部3,4を
形成したものである。
一般に導波管における波付加工は縦突合溶接した薄肉管
に可撓性を与えるために行うが長尺のものを製作する場
合には外側からの力を加えるのみで波付加工できること
が好都合であり、このため薄肉管に内接するリング状の
治具を使用することが通常行なわれている。
この際管の内径を均一に加工するにはリング状治具の内
周で管の外周壁を単にその半径方向に押しつけて加工す
ることにより精度のよいものが得られるが、このような
方法で得られる波形形状に限界があることは、この種の
技術分野における実公昭40−35401号公報、特公
昭46−31449号公報などで述べられている通りで
あり、第4図において、加工の変形範囲dは波の深さh
に殆ど関係なく、ほゞ次式により表わせる。
(但し、Kは比例定数、Dは管の外径、tは管の肉厚)
尚Kは1〜1.5の値を取るがこの比例定数は前記各公
報の技術内容から容易に求め得る値であって管の材質に
より定まる。
従ってこのような状態で波付ピツチを小さくすると波付
管外径が縮小するのであり、このことは波形山部を加工
硬化させることになり、後で述べる成形を行った際の波
形山部の変形を少なくする効果を奏するが、この効果が
得られる波付ピツチの上限は前記特公昭46−3144
9号公報で示唆されている通り、である。
又波付ピッチをあまり小さくすると波形深さも小さくな
り、曲げに対する電圧定在波比(VSWR)特性はかえ
って悪くなるので工事上および巻取器へ巻付ける等の取
扱上必要な曲げ半径を考慮に入れると波付ピツチの下限
は管内波長をλgとしてλg/10程度となる。
従って波付ピツチPは にあることが波形山部に加工硬化を生じさせると同時に
曲げ特性も良好となる。
前記により波付ピツチPは定ったが、このPがにある断
面円形の 波付薄肉管を、入口形状が円形で出口形状が略矩形の金
型内に導入して成形する場合、成形前の波付薄肉管は前
記のように断面円形であるので理想的な矩形形状を得る
ことができず、前記第3図で示した管の内側角部2の曲
率半径Rを適正に定めなければならない。
このRの値は電気的にはできるだけ小さい方がよいので
あるが、あまり小さくすると製造上において成形に要す
る力が大きくなり、しかも寸法精度が悪くなって導波管
として使用できなくなる。
従って該曲率半径Rの最小値は、波付ピツチPを
範囲とした波 付け時にできる波形深さhと等しい値になることが製造
可能な限度である。
このようにして曲率半径Rの最小値は定まるが、該曲率
半径Rの値が大きくなると、特性インピーダンスが大き
くなり矩形導波管と接続した際の電圧定在波比(VSW
R)特性が第5図のように悪くなる。
このインピーダンスの違いを整合させるために変換器を
用いる必要があるが、この変換器として構造の簡単な4
分の1波長一段変換器が設計製作上の難易度において有
利である。
従って変換器を用いて整合をとる必要がある場合におい
ては、この変換器を用いることにより特性の安定なもの
が製作でき、安価となる。
ここで曲率半径Rの値を変えて4分の1波長一段変換器
で整合をとった際の比帯域と電圧定在波比(VSWR)
特性の関係は実験の結果から第6図、第7図に示すよう
になる。
また一般通信用マイクロ波給電用リジツド矩形導波管と
しては、比帯域20%、他導波管との接続部での劣化量
が電圧定在波比(VSWR)特性の値において0.02
以内程度に要求されている。
この条件と第6図、第7図に示す実測結果により曲率半
径の値を短軸側寸法bで割って得られる値の最大値は0
.46となるから、この0.46を前記短軸側寸法bに
乗ずれば曲率半径Rの最大値が定まり従って該曲率半径
Rはh≦R≦0.46bの範囲に定め得ることになる。
次に具体的数値に基づく実施例について説明すると、6
GHz用の長尺可撓導波管(銅製)において、λg÷6
4mm、K÷1.3、D=42mmφt=0.5mmと
するとPは6.4<P<11.9の範囲となる。
ここでP=8mmとするとh=2.5〜3.0となる。
又R/b=0.46であるからb=20とした場合、R
=9.2となり、2.5≦R≦9.2となる。
なおこのような略矩形形状の長尺可撓導波管と楕円導波
管との比帯域および電圧定在波比(VSWR)の関係は
、第6図に示すように比帯域を20%にとるとすると、
楕円導波管では1.065となり、略矩形導波管ではR
/b=0.46で1.02となる。
実際には波付けおよび成形による不整がこの値に加わる
ため最終的な電圧定在波比(VSWR)特性は更に悪く
なり、変換部で生ずる電圧反射量は極力小さくする必要
がある。
第7図でこの点を見ると電圧反射量1.02とすると、
楕円形状では比帯域6%になり、略矩形のものではR/
b=0.46で20%となる。
上記のように本発明は縦突合溶接した薄肉管を波付けし
、略矩形に成形して長尺の可撓導波管を得る際、導波管
として必要な均一性を保つための波付けピツチPを の範囲に設定して波付後の管径を波付前よりも小さくす
ると共に波形山部を加工硬化させ、又このようにして波
付けされた断面円形の管を入口が円形で出口が略矩形の
金型内で成形する場合において、導波管として必要な均
一性と良好な電気特性を保つために矩形内側角部の曲率
半径Rをh≦R≦0.46bとしたから、次のような特
徴効果が得られる。
(1)リジツドな矩形導波管との整合のとり易い広帯域
の可撓導波管が簡単に得られる。
(2)楕円断面を有する導波管より減衰量の小さい導波
管が得られる。
(3)広帯域のものを得られるため製造装置の種類を楕
円形状のものよりも少なくできる。
(4)波付ピッチを波形山部も加工硬化できる値とした
から従来不可能とされていた上記効果をもつ略矩形断面
への成形が導波管としての精度を確保して具現できる。
(5)リジツドな矩形導波管との整合をとる変換器の構
造が簡単且つ安価にできる。
叙上の通り本発明は各種の特徴効果を有する断面略矩形
の長尺可撓導波管を提供し得た次第である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは楕円導波管と矩形導波管の断面形状を示
す線図、第2図は同上の両導波管の減衰量比較図、第3
図は本発明導波管の矩形形状を示す断面図、第4図は同
上の波形形状を示す断面図、第5図は矩形内側角部の曲
率半径と電圧定在波比(VSWR)特性との関係を示す
図表、第6図は比帯域と電圧定在波比(VSWR)特性
との関係を示す図表、第7図は矩形内側角部の曲率半径
と比帯域との関係を示す図表である。 1・・・・・・導波管、2・・・・.・・内側角部、3
,4・・・・・・略矩形部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縦突合溶接された断面円形の薄肉管を波付けし、且
    つ該薄肉波付管の断面口形を略矩形に成形すると共にそ
    の波形深さを周方向に略一定とした長尺可撓導波管であ
    って、該管の管内波長をλg、波付ピッチをP、比例定
    数をK(Kの値は1〜1.5)、該管の波付前の外径を
    D、該管の肉厚をtとした場合の前記波付ピツチPを、
    λg/10<P<2K√Df・tの範囲とし、且つ該管
    の前記波形深さをh、該管の内側角部の曲率半径をR、
    該管の短軸側寸法をbとした場合の前記曲率半径Rをh
    ≦R≦0.46bの範囲としたことを特徴とする略矩形
    断面を有する長尺可撓導波管。
JP49087353A 1974-07-30 1974-07-30 チヨウジヤクカトウドウハカン Expired JPS588161B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49087353A JPS588161B2 (ja) 1974-07-30 1974-07-30 チヨウジヤクカトウドウハカン
US05/581,901 US3974467A (en) 1974-07-30 1975-05-29 Long flexible waveguide
DE2525495A DE2525495C2 (de) 1974-07-30 1975-06-07 Flexibler schraubenlinienförmig gewellter, längsnahtgeschweißter Rechteckhohlleiter

Applications Claiming Priority (1)

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JP49087353A JPS588161B2 (ja) 1974-07-30 1974-07-30 チヨウジヤクカトウドウハカン

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Publication Number Publication Date
JPS5115178A JPS5115178A (ja) 1976-02-06
JPS588161B2 true JPS588161B2 (ja) 1983-02-15

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ID=13912501

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JP49087353A Expired JPS588161B2 (ja) 1974-07-30 1974-07-30 チヨウジヤクカトウドウハカン

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4291613A (en) * 1979-02-23 1981-09-29 Ross Operating Valve Company Monitor for double safety valves

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JPS4210044Y1 (ja) * 1964-10-20 1967-06-01
US3396350A (en) * 1964-08-06 1968-08-06 Telefunken Patent Waveguide
US3444487A (en) * 1965-10-01 1969-05-13 Telefunken Patent Waveguide having corrugated exterior and smooth metal coated interior
JPS4959990A (ja) * 1972-10-16 1974-06-11

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