JPS588097A - ステロイドの製造方法 - Google Patents

ステロイドの製造方法

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JPS588097A
JPS588097A JP10674481A JP10674481A JPS588097A JP S588097 A JPS588097 A JP S588097A JP 10674481 A JP10674481 A JP 10674481A JP 10674481 A JP10674481 A JP 10674481A JP S588097 A JPS588097 A JP S588097A
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JP
Japan
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acetylene
acid
dione
reaction
reaction product
Prior art date
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Pending
Application number
JP10674481A
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English (en)
Inventor
Hiroki Okujima
奥島 弘已
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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Publication of JPS588097A publication Critical patent/JPS588097A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステロイドの製造方法に関し、詳しくはステロ
イド合成の中間原料として使用できる17β−ヒドロキ
シプレグンーへグージエン−λO−インー3−オンの製
造方法に関するものである。
従来アンドロスタ−714L−ジ番ンー3./ 7−ジ
エンを−チ5ン化して77β−ヒト・キシブレグンー/
、タージエン−20−イン−3−オンとする反応におい
て−fi、’ tert−ブトキシカリウム等のアルコ
キシカリウムを使用す、るのが常法とされていた。本発
明者番は通常の高純度ざjチカセイカリではなく脱水さ
れたりOチ以上の純度をもつカセイカリを使用しかつ特
定の後処理を用いて、安価にかつ簡便に高収率にエチニ
ル化反応を実施し得ることを見出し本発明に到達した。
すなわち本発明は、非プロトン性溶媒中で純度りO−以
上のカセイカリとアルコールを反応させた後反応生成物
に、20℃以下でアセチレンを供給し、得られたアセチ
レン付加物とアンドロスタ−/、4t−ジエン−3,/
7−ジオンを20℃以下で反応させた後、酸と接触させ
、さらにアルカリで中和することにより/7β−ヒドロ
キシプレグンー/l−ジエン−,20−イン−3一オン
を生成させることを特徴とするステロイドの製造方法に
ある。
以下本発明をさらに詳細に説明する。
本発明方法においてはまず非プロトン性有機溶媒中でカ
セイカリとアルコールを反応させる。
非プロトン性有機溶媒としてはテトラヒドロフラン、ジ
オキサン、ジメチルフォルムアミド、N−メチルピロリ
ドン等があげられるが工業的にはテトラヒドロフランが
一般的テある。
カセイカリとしては純度20%以上特に好ましくはり3
嗟以上のものが使用される。
一方アルコールとしてはメタノール、エタノール、n−
7’ロバノール、イソプロパツール、n−ブタノール、
5ec−ブタノール、tθrt−ブタノール等の低級脂
肪族アルコールおよびエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エ
チレングリコールモノアルキルエーテル等が通常用いら
れる。
特にアルコールの選定には溶剤の回収精製を考え合わせ
て選択するのがよい。
カセイカリとアルコールとの反応温度はi。
〜to℃好ましくはコ。〜jo℃である。反応時間は通
常数分から数時間程度である。
ついで得られた反応生成物にアセチレンを供給、して反
応させる。
反応温度は通常−,20−2゜℃程度、好ましくは−!
〜10℃程度で゛あり反応時間は通常数分から数時間程
度である。
さらに得られたアセチレン付加物をアンドロスタ−/、
弘−ジエン−3,17−ジオンとを反応させるがアンド
ロスタ−/、クージェンーム77−ジオンは上記反応に
使用した溶剤に溶解又はけんだくした状態で用いること
もできる。
反応時間は通常数分から数時間程度である。
反応温度は通常−SO℃〜+、20’Cから選ばれる。
特に好ましいのは−S℃〜/(7℃である。
上記反応において前記カセイヵリ及びアルコールの使用
量はアンドロスタ−/、F−ジエン−3,17−ジオン
に対しそれぞれ弘〜30倍モル、  □2〜is倍矢ル
程度から選択される。前記非プロトン性有機溶媒はアン
ドロスタ−/、弘−ジエン−3,/7−ジオンに対し通
常! −j Orttl程度が使用される。ついで反応
混合物は酸、たとえば塩酸等の鉱酸水溶液又はシュウ峰
、酢酸等の有機酸またはその水溶液、と10℃〜♂O℃
、好ましくは、23℃〜10℃で接触させる。この操作
によって反応によって生成した目的物の前駆体が有効に
目的物に変換され収率が向上する。
この酸接触反応の時間は通常数分から数時間である。こ
の操作が完結すればアルカリ水溶液で中和を行ない、有
機溶媒を留去して目的物のけんだ〈液とするか有機溶媒
で抽出して分液するか反応に用いた溶媒の沸点等を考慮
して常法により目的物を単離すればよい。また17β−
ヒドロキシブレグンー/、≠−ジエン−20−イン−3
−オンを原料としてステロイド誘導体の合成を行おうと
する時は単離することなく前記の抽出液をそのまま利用
することもできる。
以下実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが本
発明はその要旨を超えない限りこれら実施例に限定され
ない。
実施例/ テトラヒドロ7ラン、2!−にりj%線純度カセイカリ
7.jllを加えさらにエタノール4’、j m/を添
加しSO℃で30分間反応させた。フレーク状であった
カセイヵりはカニ状に変化した。
その生成物を10℃に冷却しアセチレンを30分間通人
した。ついでアセチレンの供給を続けながら激しい攪拌
下にアンドロスタ−/、クージエン−3,17−ジオン
の2.!l1f2!−のテトラヒドロフラン、2jdに
溶解した溶液を約!分間で滴下した。30分後に反応液
の一部を抜き出し塩酸水溶液で酸性とした後!r優の炭
酸水素ナトリウム溶液で中和してクロロホルム抽出を行
なう。そのクロロホルム溶液をガスクロマトグラフで分
析すると、原料のアンドロスタ−/、クージエン−3,
7フージオンはほとんど認められず面積百分率で37、
ff%の目的物に相等するピークの外に面積比で弘へ7
−を示す不明分のピークが得られた。しかし原料がほと
んど消失していることが確認できたので直ちに次の操作
に移行した。即ち/♂チ塩酸水溶液tito−を添加し
て30℃で攪拌した。前記と同様に反応液の一部を姶き
出して同様の処理を行ないガスクロマトグラフで分析す
ると不明分の面積百分率は減少し目的物の面積比が増加
していた。最終的に11%塩酸水溶液を添加してから4
jt分後のガスクロマトグラフは不明分は完全に消失シ
目的の77β−ヒドロキシプレグンー/、クージエン−
20−イン−3−オンに相等するヒータのみとなった。
以上のことがらが確認できたので反応液を30%のカセ
イソーダ溶液で中和を行ない、テトラヒドロフランの留
去を行なった。白色の結晶が水にけんだぐしている状態
となったので濾過を行ない結晶を乾燥し秤量したところ
結晶の重量はコ、7りIであった。この結晶の分析を行
なうと、/7β−ヒドロキシプレグンーl、ゲージエン
ーコo−イン−3−オンは2、tjltまれていた。
原料より目的物までの収率はり61.2チ(モル)であ
った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非プロトン性溶媒中で純度り0%以上のカセイカ
    リとアルコールを反応させた後反応生成物に20℃以下
    でアセチレンを供給し、得られたアセチレン付加物とア
    ンドロ艮ター/、クージエン−3,/7−ジオンを20
    ℃以下で反応させた後、酸と接触させ、さらにアルカリ
    で中和することにより/7β−ヒドロオキシプレグンー
    /J4−ジエン−コク−イン−3−オンを生成させるこ
    とを特徴とするステロイドの製造方法。
JP10674481A 1981-07-08 1981-07-08 ステロイドの製造方法 Pending JPS588097A (ja)

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