JPS5880402A - フラツシヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は地熱発電プラントなどＣ二使用される７クツシ
ヤに関する。

発明の技術的背景 地熱を利用して電力を得−るシステムとしては、＃Ｗ１
図に示すような地熱水式地熱発電システムが知られてい
る。すなわち、第１図１−おいて、地熱井１からの地熱
水は、セパレータ２（二導入されて地熱水と蒸気とシー
分離される。蒸気は蒸気タービン３へ供給され、残った
地熱水はセパレータ２より圧力の低いフラッシャ４へ導
入して再度フラッシュさせて蒸気１ニジ、この蒸気を蒸
気タービン３へ供給して蒸気タービン３および発電機５
より動力を取り出すように構成されている。

フラッジ５−４１−残留する地熱水は、還元井６６二戻
される。ま九蒸気タービン３９に仕事をした蒸気は、復
水餘７で＃縮して復水し、冷却水と混合して冷却水の一
部となってポンプ８で冷却塔９へ回収される。このフラ
ッシュ４の一例を第２図ｉ二示しているが、これは本体
容器１１に地熱水人口１２　。

噴射ノズル１３．案内板１４．蒸気出口１５およびドレ
ン出ロ１６０組み合せで構成されている。このフラッシ
ュ４Ｉ；おいて、地熱水人口１２から容器１１内へ流入
した地熱水は、噴射ノズル１３より容器１１の内部へ噴
射すると同時にその保有する熱エネルギ量Ｉ：対応して
その一部がフラッシュ蒸気となる。さらに地熱水は案内
＆１４に衝突すること１：よってフラッシュが促進され
る。フラッシュした蒸気は、容器１１の内を上昇して蒸
気出口１５を通って前記タービン３へ供給される。一方
残った地熱水は、ドレン出口１６から還元井６へ送られ
る０このようＣ；構成されたフラッシュ４において、噴
射ノズル１３より噴出した地熱水が、案内板１４　（−
衝突したのち、容器１１の内部へ平均的ｌ二飛散する０
この飛散した地熱水の水滴のうち、比較的Ｃ；径の大き
なものは重力１；よって下降してドレンとなるＯしかし
、径の小さな水滴は、フラッシュ蒸気の上昇流から受け
る抗力が重力Ｉ：うちかつて上昇流１：同伴され、蒸気
出口１５を通って蒸気タービン３へ流入する。

背景技術の問題点 こ＼でタービンシ：流入する蒸気が、７ラツシエ蒸気中
に水滴が同伴されて湿り度が増大したものであると、こ
れＣ：比例してタービン最終段付近の直り度が上昇して
ノズル、”−羽根の浸食が起きる。

さらＩ：地熱水の中Ｃ″−は、多量のシリカ、炭酸カル
シウムなどが溶けこんでおり、）２ツシ：Ｌ４でこれら
を含んだ水滴が分離されずＩ：、フラッシュ蒸気中に同
伴されて蒸気タービン３に流入すること（−なる。蒸気
タービン３　Ｉ：流入したフラッシュ蒸気中のシリカ、
炭酸カルシウムなどは、タービン３の入口附近のノズル
、羽根に析出して堆積し、通路面積なせばめそ出力を低
下させるばかりでなく、タービンの運転Ｃ二も重大な支
障をき九すことｇ；なる。

発明の目的 本発明の目的は、湿り度の低いフラッシュ蒸気が得られ
、しいては地熱水式地熱発電システムの性能向上および
信頼性向上Ｃ；役立ちフラッシャを得ようとするもので
ある。

発明の概要 本発＠は以上の目的を達成するため、蒸気出口とドレン
出口とを有する本体容器と、この容器内の一部口その容
器の接線方向−二のびるよう１；熱水入口管を導入しこ
の開咀：連接して多孔の彎曲板を設けて流路を形成しそ
の流路は容器内壁との間で下流−二向うにしたがって断
面積が広くしかつ七〇Ｓ終端を閉じて形成した７ツクシ
二室と、前記本体容慟内にあって前記フラッシュ室１：
隣接しその７ラツシエ蒸気の蒸気出口へ向う通路Ｉ：あ
って本体容器の軸線と撫直区＝配置した多孔板よりなる
温分分−童とから愈り、水滴の少なｌ、Ｎ温り度の低・
いフラッシュ蒸気を得るフラッシュに関するものである
。

発明の実施例 以下本発明を第３図ないし第５図口示す一実施例Ｃ；つ
いて説明する。第３図および第４図冒：おＩ、Ｎて、フ
ラッシュ本体容器２０菖二社、蒸気出口２１とドレン出
口ｎを有し、その内部に後述のフラッシュ１１２３と湿
分分離１１２４とを形成している０ブラツクエ豫ｎは評
細を第す図に示すよう一二容器加の接線方向嘉二延びる
熱水入口管６を設け、その開口端−一容器加の内部−；
嬌長する多孔四の彎曲板温を設置て容４１２０の内壁と
の関１；流路γを形成している。

この流路ｒは熱水入口管部−の開口から下＃ｌｃ二向う
にしたがって断面積が大きくなるよう直：彎曲板あの彎
曲率を設定してあり、その流路の終端は仕切１Ｅ２８で
閉じている。

湿分分離１ｉ１２２は第４図シー、示すようＣ二容−加
の内部にあって７ラツシ５−室２３Ｉｎ１１１１て形成
されている。すなわちこの湿分分離ｌｉ！２２は７２ツ
シ−５ｔｎで発生したフラッシュ蒸気が蒸気出口２１０
至る通路の途中に１！ｔｉ２０の軸線とＩｉ［ｇ二設置
した多孔画直板（資）ｓ　３１とフラッシュ室ｎからの
ドレン通路とを区別する多孔水平板３２とで形成されて
いる０以上のよう擢；構成された本発明の７ラツシユＣ
；おいて、地熱水入口１怒から入り要地熱水は、地熱水
の飽和圧力よりも低く保たれている容１１２０の内部の
゛フラッシュ室詔に導かれる。このフラッシュ室おで地
熱水は、入口管すが容器加の接線方向である仁とおよび
流路γが下流Ｉ：向って断面積が大きいことから、遠心
力と重力と５二よって容１Ｂ２０の内面にそうで滑らか
１二流入する０フラツシユ室お内での地熱水は、その飽
和圧力から容１Ｂ２０の内圧まで減圧されるため、地熱
水の保有する熱エネルギ１に対応した地熱水が７ラツシ
為蒸気８１となる。こ−で本発明感−おけるフラッジＪ
Ｌｉｉｉ２３Ｆｉ。

上山が半円筒状の彎−板加で形成され、流路ｎの最終端
は仕切板路で閉じられているため、７２ツシエ蒸気８１
ＩＩｉ矢示のよう１二彎曲あの多孔四から７２ツシ工室
ｎの上方へ導かれ、熱水ドレン８璽は矢示のよう番−７
ラツシ二皇ｎから流出して容器器の内部に大きく飛散す
ることなくその下部ドレン流路を過ってドレン出口ｎか
ら容器器の外部へ流出する。

１方フラッシュ蒸気ａｈ　ｔｉｔ　ｓ彎曲板温の多孔四
やフラッシュ室田の側面−口部からＩＦ器加内Ｃ二流出
するが、フラッシュ蒸気８１の中１＝同伴されてくる小
径の水滴は、多孔―直１［３０１−よって速度分布が均
−Ｉ：なって湿分分離１！２４１：流入し、しかも低速
で湿分分離１ｉ１２４を通過することＣ；より小径の水
滴が重力Ｃユよって自然落下して湿分は除去される。

ついで多孔垂直板３１を経て流下するフラッシュ蒸気は
、その間Ｃ二乾き飽和蒸気となって蒸気出口２１から容
器器の外部べ流出する。

発明の効果 以上のように本発明においては、フラッシュ室がその地
熱水の流路を容器の接線方向で下流Ｉ：向って断面積を
大きくしかつ多孔の彎曲板で形成したこと１＝より、熱
水ドレンの水滴は捕集されてフラッシュ蒸気ｌ：同伴さ
れて１１榛内１−侵入することを大きく低減することが
できる。また湿分分離室も多孔の垂直板で形成したこと
５二より、フラッシュ蒸気中虐；同伴されてくる小径の
水滴を分離させることかできる。かくしてフラッシュ案
および分離室の両機能の作用によって湿り度の低いブッ
クシュ蒸気が得られ、タービンのノズル、羽根の侵蝕が
なく、水滴中覗二含まれるシリカ塩、カルシラ五カどの
析出堆積の恐れがなくなり、地熱水式地　　　“熱発電
システムの性能向上と信頼性向上Ｉ−大きく寄与するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】 第１図は地熱水式地熱発電システムを示す系統図、第２
図６二従来の７２ツシヤを示す縦断面図、論３図は本発
明Ｃ−よる７２ツシヤの一実施例を示す斜視図、第４図
はその７ラツシヤの縦断正面図、第５Ｎは本発明フラッ
シャのフラッジ：Ｌ室を拡大して示す縦断側面図である
。 加・・・本体容＠　　　　　２１・・・蒸気出口ｎ・・
・ドレン出口　　　日・・・フラッシュ室２４・・・湿
分分離ＩＩＫ２５・・・熱水入口管２６・・・多孔彎曲
＆２７・・・熱水流路側・・・仕切板　　　　　四・・
・多孔：ｘ＋、３１・・・多孔垂直Ｉ［３２・・・多孔
水平板８１・・・フラッシュ蒸気　日３・・・ドレン（
８７３３）代理人　弁理士　猪　股　祥　晃第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　蒸気出口とドレン出口とを有する本体容器と
   、この容器内の一部Ｃ二その接線方向覆二のびるように
   熱水入口管を導入しこの開口に連接して多孔彎曲板を設
   けて容器内壁との間に下流に向うて断面積が大きくなる
   流路を形成したフラッシュ基と、前記本体容器内１：あ
   って前記フラッシュ室ζ：隣接しそのフラッシュ蒸気の
   蒸気出口へ向う通路Ｃ″−あって本体容器の軸線と垂直
   に配置した一対の多孔垂直板よりなる湿分分離室とから
   なるフラッシャ（２）　　フラッシュ基の流路の最終端
   ミニ仕切板を設けた特許請求の範１２ＩＩＩｌ／１．１
   項記載のフラッシャ（釦　湿分分離室の一対の多孔垂直
   板に多孔水平板を設けた特許請求の範囲第１項記載のフ
   ラッシャ