JPS5880090A - 油井酸性化用リン酸エステル/アルコ−ル混合物およびその使用方法 - Google Patents

油井酸性化用リン酸エステル/アルコ−ル混合物およびその使用方法

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JPS5880090A
JPS5880090A JP57179697A JP17969782A JPS5880090A JP S5880090 A JPS5880090 A JP S5880090A JP 57179697 A JP57179697 A JP 57179697A JP 17969782 A JP17969782 A JP 17969782A JP S5880090 A JPS5880090 A JP S5880090A
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alcohol
surfactant
volume
acid
phosphate ester
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JP57179697A
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ロイド・ダブリユ−・ジヨ−ンズ
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Original Assignee
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K8/00Compositions for drilling of boreholes or wells; Compositions for treating boreholes or wells, e.g. for completion or for remedial operations
    • C09K8/60Compositions for stimulating production by acting on the underground formation
    • C09K8/62Compositions for forming crevices or fractures
    • C09K8/72Eroding chemicals, e.g. acids
    • C09K8/74Eroding chemicals, e.g. acids combined with additives added for specific purposes

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  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油井あるいはガス′井を酸化する方法および組
成物に関する。より詳しく述べると、本発明は高分子量
アルコールおよび燐酸塩エステル界面活性剤を含有する
水性酸性化性溶液に関する。
炭化水素を浄化し、刺激し、そして炭化水素の生産を促
進するために油井およびガス井を酸性化しようとする一
般的な考え方が実施されてきた。
従って、塩酸、弗化水素酸、酢酸等の様な酸の水溶液の
注入が通常実施されている。アルコールおヨヒエチレン
グリコールモノプチルエーテルノ様な相互溶媒を刺激酸
に添加して固体ぬれを大きくし、酸とオイルの間の界面
張力を低下させそしてエマルジョンスラッジを分解して
いるのが一般的である。特に有用な混合物は米国特許第
8,819゜520に記載されている様なイソプロピル
アルコールおよびイソオクチルアルコールであって、該
特許ではイソプロピルアルコールはインオクチルを可溶
性にする必要な補助溶剤として作用し且つその組合せは
比較的高濃度で使用されなければならない。
オキシアルキル化ポリオール又は硫酸化オキシアルキル
゛化アルコールおよびグリコールエーテルと併用される
オキシアルキル化アルキルフェノールの如き界面活性剤
が上述した多くの目的のためにオキシアルキル化アルコ
ールおよびアルキルスルフォネートがブチルアルコール
中で使用されることが知られている様に酸中で使用され
ることが知られている。オクチルアルコールちるいはノ
ニルフェノールのエチレンオキシドアダクトの如きタイ
プの界面活性剤も使用されてきた。
然しなから、上述したものはどれも希望する効果を示さ
ない。グリコールエーテル、混合アルコール等は油状固
体の湿潤化、固体の分散あるいは表面および界面張力の
低下に関しては良好な界面活性剤ではない。そして、界
面活性剤はしばしば有害なエマルジョンを形成(安定化
)し且つオイルと酸との相容性の促進という点に関して
は水性酸性溶液への溶解度が極めて低い高級アルコール
程には効果的でない。
従来の組成物の欠点に鑑みて、本発明者等は、従来の酸
化溶液と併用するとすぐれたオイル分散特数、可溶化特
数、エマルジョンおよび固体ぬれ特数を持つ添加物を含
む新規な油井酸化溶液を発見した。本発明の酸化溶液は
;水性酸性溶液、C4〜C1oの脂肪族アルコール(疎
水性/親水性バラ7スが等しいアルコール)および該ア
ルコールを該酸性溶液中へ可溶性にするのに十分な効果
的量の界面活性剤から成る。本発明に従って、約20w
t%迄の酸を含む水性酸性溶液の少くとも約75容量部
、好ましくは90容量部(あるいはそれ以上)をC4〜
C1oの脂肪族アルコールとフォスフェートエステル界
面活性剤の混合物(該混合物は5容量部の界面活性剤当
り約8容量部迄のアルコールから成る)の25容量部迄
と併用される。
従って、本発明による酸化添加物あるいは濃縮物は、C
4〜G’toの実質的に水不溶性の脂肪族アルコールお
よびフォスフェートエステル界面活性剤から成る。又、
水溶性の低分子量アルコール(および/又はジオール)
と水の混合物を該濃縮物に稀釈剤として添加して酸化添
加物組成物を野外、特に低い環境温度下で取り扱い易く
することも出来る。
従って、本発明はフォスフェートエステル界面活性剤1
00容量部当り約20〜160容量部のC1〜C8゜の
実質的に水不溶性の脂肪族アルコールが配合されたフォ
スフェートエステル界面活性剤、界面活性剤と不溶性ア
ルコールの容量の合計にほぼ等しい量の水溶性低分子量
アルコール又はジオールと水の混合物(但し水は最終的
な酸化添加物の約2〜20容量%存在する)、から実質
的に成る酸化添加物を提供する。
更に、本発明は水性酸性溶液が通常酸化媒体であること
、高分子量のアルコールb” Ca〜C8のアルコール
でありそして好ましくはインオクチルアルコールである
ことそしてフォスフェートエステル界面活性剤が好まし
くはオキシアルキル化脂肪族アルコールのフォスフェー
トエステルであることを提供する。
本発明の主たる目的は、油井の酸処理中に改善された油
置換性能′を示す酸性化用添加剤および溶液を提供する
ことである。このような酸性化用添加剤または酸溶液を
、公知の酸性化処理方法、例えハフレフラッシュ(する
いは一番フシツシュ)し、次いでその他の溶剤等でフラ
ッシュする方法1あるいはその他の溶剤等でフラッシュ
し、次いでポストフラッシュする方法、と組合せて使用
することは、本発明の他の一目的である。本発明の濃縮
剤すなわち添加剤を、例えば酸性化用溶液と現場混合す
る際に、慣用の油田設備および操作で首尾よく使用でき
るようにすることは、本発明の別の一目的である。これ
らの目的およびこれら以外の目的を以下においてさらに
説明する。
一般に、本発明の諸目的は、油井を処理するのに使用さ
れる酸溶液に対して、燐酸エステル界面活性剤とアルコ
ールとの混合物を配合することによって達成される。こ
のような配合は、注入前の酸溶液に対して上記混合物を
、別個のプレフラッシュまたは溶剤の一番先端成分とし
て、おるいは酸溶液と関連したポストフラッシュの形で
添MJ してその場で酸溶液と混合させることにより、
実施できる。アルコール成分は、それが実質的に水、従
って酸に不溶性であるが油とは相溶性であるように選択
される。燐酸エステル界面活性剤は上記アルコールを可
溶性とし、かくして非常な油置換能力をもつ酸性化用溶
液を生じさせるのに独特す適性を示す。
米国特許第8,819,520号明細書においては、油
置換のためにオクチルアルコール類を含む酸性化用溶液
を用いる利点は、酸性化用溶液と油相との間の界面張力
を観察することによって確立されたと記載されている。
オクチルアルコール類は、可成りの割合の補助溶剤低分
子量アルコールを存在させることにより、酸溶液中に溶
解された。上記米国特許明細書に見られる15%MCl
−インオクチルアルコール−イソプロピルアルコールに
関する三相状態図は、22容量%のインプロピルアルコ
ールがインオクチルアルコールを酸(15%MCl ’
)中に2容量%程度可溶化させ、また30容量%のイソ
プロピルアルコールがインオクチルアルコールを酸に2
0容量%可溶化させることを示している。上記米国特許
明細書には、すべての実用的目的のためには、オクタツ
ール類の代替となるものがなく、また上記C3アルコー
ル補助溶剤の代替となるものがないと記載している。従
ってアルコール補助溶剤を用いることによる高分子量。
アルコールの可溶化はC,アルコール類に限定されてい
るだけでなく、得られる酸性化用溶液のうちの少なくと
も24容量%が添加剤で占められることになる。   
  − これとは対照的に、本発明では高分子量アルコールの可
溶化は燐酸エステル界面活性剤の添加により行なう。ア
ルコールは、C4ないしC1oの実質上不水溶性のアル
コールのいずれであってもよい。燐酸エステル界面活性
剤および酸溶液と組合せたそのようなアルコール類のす
べては、油を含ム沈着物、スラッジおよびエマルジョン
を解体、分散させるのに効果的であることが判明した。
それらは実質的に油を含まない水性相および水を含まな
い油相を形成させ、固形物の表面を水で濡れ、た状態で
残こし、その表面にはエマルジョンの形成は見られない
。C6〜C8の範囲のアルコールは油含有スラッジの解
体および分散の速度が一層速いので、好ましい。一般式
RCHzOH(Rは分岐ヘプチル基)を有し、イソオク
チルアルコールと称して販売されている近縁異性体分岐
鎖−級アルコール類は特に好ましい。
高分子量のアルコールを酸溶液に可溶にするために用い
られるこれらの界面活性剤は分類上はリン酸エステル系
界面活性剤である。これらの界面活性剤はアルキルアル
コール、オキシアルキル化アルコールもしくはフェノー
ル類、または同様の化合物のモノ−およびジ−リン酸エ
ステルの混合物からできているアニオーン系の洗浄剤で
、1個またはそれ以上の末端ヒドロキシル基がリン酸さ
れ、次の一般式 〔式中、Rはアルキル基、フェニルもしくはアルキルフ
ェノール基、水素またはリン酸エステルであり、2およ
びVはそれぞれプロポキシ化度およびエトキシ化度を表
わす〕の化合物が生成している。このリン酸エステル系
界面活性剤は酸の形で用いるのが好ましい。しかしなが
ら、一部中和された形のものもそれが酸性化用溶液中で
酸の形に転化される程度までは本発明の目的に同等であ
る。本発明において有用な特に好ましいリン酸エステル
系界面活性剤はアメリカ特許第8,629,127号明
細書に記載されるようなオキシアルキル化脂肪族アルコ
ールのリン酸エステルでちる。このアメリカ特許明細書
をオキシアルキル化脂肪[アルコールのリン酸エステル
の記述として本明細書において引用、参照するものとす
る。本発明において有用なもう1つの好ましい系列のリ
ン酸エステル系界面活性剤はアメリカ特許第2.674
,619号明細書に記載されるいわゆるプルロニック(
Pluron4c)ポリオールのリン酸エステルである
。このアメリカ特許明細書もプルロニックポリオールの
リン酸エステルの記述として本明細書において引用、参
照するものとする。
酸性化用溶液を調製する際には、界面活性剤と高分子量
アルコールを予備配合して次に酸性化用溶液と混合され
る濃厚添加剤を造るのが好ましい。
しかしながら、水性酸性化用溶液と界面活性剤およびア
ルコールとの混合はいかなる順序でも同等に有効である
が、濃厚添加剤が現場に輸送でき、必要とされるときに
採油井現場で添加することができるのに対してこの点で
三者の混合は都合がよくない。
界面活性剤とアルコールの濃厚物を用いるとき、混合物
の凍結点を抑え、その粘度を制御する希釈剤が存在する
のが好ましい。希釈剤はメタノール、エタノール、n−
プロパツール、イソプロピルアルコール、t−ブチルア
ルコール、エチレンクリコールまたは同様の化合物のよ
うな低分子量の水溶性アルコールまたはジオールである
のが好ましい。有利に控、この希釈剤はまた高度に極性
の界面活性剤を、特に寒冷な気候での適用において、溶
液状で保持しておくために若干の水を含有しているべき
である。
酸性化用溶液自体、または添加剤濃厚物の組成物のいず
れを調製する場合も、高分子量アルコールの界面活性剤
に対する存在量は4容量部のリン酸エステル系界面活性
剤に対して高分子量アルコールが少なくともl容量部で
あるのが好ましい。
この濃度で酸性化用溶液は酸とともに個々に用いられる
いずれの成分に対しても優れた油分散性を示すようにな
る。好ましくは、アルコール対界面活性剤の比はアルコ
ール約8容量部対界面活性剤5容量部を超えるべきでな
い。この限界を超える濃度が有害であると言う訳ではな
いけれども、8:5の比がアルコールを可溶化して酸溶
液に溶かす界面活性剤の可溶化能の上限にはy相当する
2容量部のアルコール対8容量部の界面活性剤の比がほ
とんどのアルコール/界面活性剤組成物に対して特に好
ましい比であると思われる。
水性酸性化用溶液に後で加えられるべき濃厚物を調製す
る際に、希釈剤の低分子量アルコールまたはジオールと
水の混合、物は凍結点を抑え、粘度を下げ、そして高度
に極性の界面活性剤を溶液状に保持しておくのに十分な
景で存在すべきである。
一般に、濃厚物の取扱い能における改良は任意の容量の
アルコール(ジオール)/水の混合物を添加するとき観
察される。約50容量%(またはそれ以上でも)のアル
コール(ジオール)/水の混合物が得られる希釈された
濃厚物の添加剤の全容量に対して用いるのが好ましい。
対応する得られる水含量は低温での界面活性剤の分離を
防止するために約2〜20容量%であるべきである。
酸性化用溶液を調製する際、濃厚物対酸溶液の相対量は
酸/油エマルジョンの防止に対して0.2容量%程度の
低濃度であることができる。添加剤の最大の有効さは界
面活性剤と高分子量アルコールとの相対量に依存して約
10−20容量%までの濃度で得られるが、それより高
割合でも操作で。
きる。95容量%の酸15容量%の添加剤の混合物がほ
とんどの適用に特に好ましく、かつ適している。この濃
度はまた添加剤の存在が主要な経済的要因ではなく、得
られる酸性化用溶液が依然として本質的に十分に強力で
ある点で従来法に対して特に有利である。約25%まで
のより高濃度は油性沈着物の最大可溶化が望まれる場合
に非常に有効である。
本発明に関し、それがどのように機能し、また従来法と
どのように相違し、そしてまたどのように用いられるか
をさらに十分に記述し、説明するためには、実験上の基
礎と観察についてさらに詳細に検討するのが適切である
高分子量アルコールを酸中で可溶化する際に有効な所望
の界面活性剤を見い出すために、いろいろな公知の界面
活性剤の群を用いて一連の選別実験を行った。実験操作
には約40ゴのある選ばれた濃度の酸溶液と約5−の界
面活性剤を50ゼのガラス栓付きメスシリンダーに加え
る操作を伴っている。この組み合わせを完全に混合して
溶解度をチェックした。11/の分取量の高分子量アル
コールを次に加えた。メスシリンダーに栓をして振った
。得られた混合物のアルコールの可溶化に対する挙動に
ついての観察結果を記録した。もう1mlの分取量のア
ルコールを加え、振る操作を有意の変化がそれ以上検出
できなくなるまで繰り返した。選別試験の結果は次の通
りである。
実施例1 対照試験あるいはブランク試験として、15重量%MC
Iを4511イソオクチルアルコールを5d取り、50
dのガラス栓付メスシリンダーに加えて、激しく振とう
した。形成した混濁分散液は直ちに2つの明瞭な不混和
層に分離した。5分後、はんの少し混濁した低級酸相上
に6プのほんの少し混濁し九油相が存在した。この挙動
は酸性媒中に本質的に不溶である高分子量アルコールの
典型と考えられた。
実施例2 15重量%のMCIを40rILeアリコートおよびト
レトライトAY 81 (Tretolite Ar1
1 )の商品名で販売されている液体界面活性剤(オキ
シアルキル化ポリオール、硫酸化オキシアルキル化アル
コールを有するオキシアルキル化アルキルフェノールお
よびグリコールエーテル)5rILl!ヲメスシリンダ
ーに入れ、混合した。泡を有する透明な溶液を得た。イ
ンオクチルアルコール1d加えると、混濁した分散液が
観察できた。インオクチルアルコールをさ′らにl m
l加えると相分離の結果、曇った分散を生じた。計am
/、4m/および5ゴとインオクチルアルコールを加え
てゆくと、コハク油エマルジョンを分離し、相の表面に
現れた。5d添加後、5分間経過した後、エマルジョン
相は7ばてあった。このことから界面活性剤が、44’
81であるとき、イソオクチルアルコールの可溶化はほ
とんどあるいは全く起こらないと結論した。
実施例8−5 実施例2で使用したインオクチルアルコールに代えて5
−のカプリルアルコール、ノルマルオクタンあるいはデ
シルアルコールを使用して実施例2の手法を繰り返した
。デシルアルコールを使用した場合に、より迅速に分離
したのを除いて、その結果は実施例2と同じであった。
実施例6 15重i%HC1を4Qmlとスルフ゛オニツク(Sr
brfonic) N −95の商品名で販売されテイ
ルノニルフェノールの9.5モル酸化エチレン付加生成
物を51とを界面活性剤として加えて、実施例2の手法
を繰り返した。スルホニツクN−95は酸に加えたとき
、ひと固まりとなり凝結した。加熱し激しく攪拌すると
透明な非常に泡立ちのよい溶液となった。インオクチル
アルコールを最初1ゴ添加し振とりすると気泡を除き透
明な溶液が得られた。さらにイソオクチルアルコールを
1d加えると同様にいくつかの相分離を生じた。8回目
の11の添加によって気泡を有し、油相の分離を生じた
混濁溶液となった。4回目のIll/のインオクチルア
ルコールの添加で、溶液は少し透明であるように見えた
が5回目の1rILlの添加で不透明なエマ化ジョンを
生じ、泡は発生しなかった。2回目の1dの添加後の溶
液は粘稠であった。5プのインオクチルの添加した後1
5分経過後、8m/の透明な油が約86m/の混濁エマ
ルジョンの中間層上に発生した。明らかに、多くのイソ
オクチルアルコール相はまだ分離されていた。1時間後
、底部に101、中間部に811および頂部に9TIL
l!の油の8つの透明な層が観察された。スルホニツク
N−95は酸性中でイソオクチルアルコール相対して弱
い可溶jヒ剤であり、エマルジョンを安定化させると結
論する。
実施例7 401+1/の15重I%HC1およびモA/ 70 
(Mo r−flO> nの商品名で販売されており、
ブチルアルコール中のオキシアルキル化アルコールおよ
びスルホン酸アルキルであると信じられている5dの商
用界面活性剤を用いて上記の手法を繰り返した。
はんの少し混濁した透明なコハク溶液を得た。インオク
チルアルコール11アリコートを添加すると、溶液は最
初の1ゴで混濁分散液に変化し、第2の11nl!で曇
った分散液に変化し、第8の1m/およびそれ以上のア
リコートの添加で油層が分離したエマルジョンに変化し
た。計5 mlのインオクチルアルコールの添加後1.
5dの分離が観察された。
5分後、12m/の大量のエマルジョンが混濁した残部
とともに存在していた。モレフロ■は15重景%HCI
中でインオクチルアルコールの可溶化剤とはならないと
結論する。
実施例& 同じ手法を用いて、40プの15重量%HC1をクレア
ファツク(Klearfac )AA −420の商品
名で販売されているリン酸エステル界面活性剤5dと混
合した。はんの少し泡を有する透明な溶液を得た。イソ
オクチルアルコール1Mアリコートを8回添加すると可
溶化して透明な溶液となった。
4回目の11R1の添加で混濁した安定な混合物を生じ
、5回目の11R1で安定なエマルジョンを生じた。
計5dのイソオクチルアルコールの添加後、15分間経
過後、1dの透明な油を頂上に分離した。
このリン酸エステル界面活性剤の性能は前記のように試
験を行なった他の界面活性剤より優れていると考えられ
る。
実施例へ クレアファツク(Klearfac )AA −040
の商品名で販売されている第2のリン酸エステル界面活
性剤5dと40プの15重景%HCIとの組み合わせか
らその界面活性剤の試験を行なった。再び1回目のイソ
オクチルアルコール1dを添加して、透明な可溶化溶液
を生じた。2回目の1m/の添加でほんの少し混濁した
溶液を生じた。8回目のlゴの添加で混濁分散液あるい
はエマルジョンを生じ144回目添加でエマルジョンと
なった。5回目のインオクチルアルコールIWLl添加
で白いエマルジョンを生じ、15分抜工マルジョンの頂
上にほんの少し混濁した油2ゴを生じた。
実施例1α Klearfac A A −270という名前で市販
されている8番目のリン酸エステル界面活性剤を同様に
試験した。この明澄な溶液に、イソオクチルアルコール
のアリコート1ゴを連続的に添加し、続いて混合した。
しかし、この場合、多分極くわずかに曇った明澄溶液(
81Ll)〜半透明位の曇り(9ml)まで変化するμ
合物が得られるまで全部で9ml!添加した。この生成
混合物は分類別には依然として安定混合物である。2時
間経過後でも、この911Ll!混合物はけつきpとし
た分離をおこさない曇ったままの安定な分散液のままで
あった。インオクチルアルコールの約41目〜7ゴ目で
極くわずかな発泡と乱光がみとめられた。イソオクチル
アルコール9m/1Klearfac AA−2705
mlおよび15 wt C/?HCl  40プからな
るこ−の組成物を一晩装置した。翌日観察したら、上層
に明澄な油が41生成され、また、下層の50m1!は
明澄で安定な溶液であった。従って、Klearfac
 AA−2705mは15wt%MCI中のイソオクチ
ルアルコール少なくとも約5ゼを永久的に可溶化させる
ことができる。更に詳細には、界面活性剤約25容量%
および15wt%HCI 75容量%からなる混合液に
インオクチルアルコールを可溶化させることができる。
このことは溶液中に配位錯体等め生成に特有であると思
われる特別な化学量論的事実の存在を示唆している。
前記の実施例から、前記のリン酸エステル類は全てイソ
オクチルアルコールを塩酸に可溶化させル他ツタイブの
界面活性剤よりもはるかにすぐれているものと思われる
実施例11〜14゜ 酸溶液中のリン酸エステル界面活性剤による他のアルコ
ール類の溶解性(更に詳細には、可溶化性、即ち、必ら
ずしも熱力学的平衡ではない)を試験するために、15
w6%HCl40m1およびKlearfac AA 
−2705mlからなる混合物を含有する別の計量容器
にヘキサノール、カプリルアルコール、n−オクタツー
ルおよびデシルアルコ−0化のサンプルを5M添加した
。デシルアルコール以外は全て明澄な溶液を生成した。
このことはアルコールのすぐれた可溶化性を示している
デシルアルコールは良好な可溶化性を特徴づける曇った
安定な分散液を生成した。
実施例15〜l& 別の商業的に使用可能な組成物を試験するために一連の
実験を行なって、リン酸エステル界面活性剤と混合され
た高分子量アルコールの濃厚物を製造する概念を試験し
た。このリン酸エステル界面活性剤は5%〜20%HC
IおよびHCI/HF混合物(即ち、混酸)のような坑
井処理用酸をいかなる濃度でも十分に溶解させることが
できた。現場に直接ひきわたし、そして、次いで、酸性
化媒体に添加できる。坑井酸性化添加物として簡単に市
販できる濃厚物を調製するように実験の1段どりをきめ
た。従って、濃厚物は安定であり、取扱いを容易にする
ため低粘度でなければならず、しかも、低凝固点を有す
る。このような実用的な特性を得るために、様々な担体
の存在を調査した。
実施例15では、リン酸エステル界面活性剤(Klea
rfac AA−270) 25 mlをインオクチル
アルコール25WLI!オヨヒイソプロビルアルコール
50ゴからなる担体溶液(粘度低下剤および凝固点降下
剤)に添加した。攪拌後、明澄な溶液が得られた。前記
混合物のサンプル5−を15wt%HCL溶液95ゴに
添加した。振とり後、曇った分散液が得られた。元のア
ルコール/界面活性剤混合物サンプル5ゴを攪拌しなが
ら前記酸分散液に追加した。明澄な溶液が生成された。
この事実から、低い総濃度で可溶化させるには界面活性
剤の高分子量アルコールに対する比率を増加させる必要
があるという結論が得られる。
実施例16では、Klea7fac AA −2708
5d1インオクチルアルコール15がおよびイソプロピ
ルアルコール5omtを混合することによって濃厚物を
調製した。再び明澄な溶液が得られた。この濃厚物を使
用し、5wt%HCl5 l Owt%HCI、 15
 wt%HC1および20wt%HCIで0.5容量%
、1.0容量%、8.0容量%、5.0容量%および1
0.0容量%濃度の濃厚物から明澄な溶液を作った。こ
のことは全ての濃度で溶解性であることを示している。
HCI/HF混合物中でも溶解性がみとめられた。
実施例17では、その他の可能な粘度低下剤および凝固
点降下剤を試験するために、KlearfacAA、−
2708QTnI!およびイソオクチルアルコール20
プを混合して明澄な溶液を得た。この混合物を試験し、
そして、メタノール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、およびエチレングリコール中にあらゆる濃
度で溶解できることを発見した。
実施例18では、Klearfac AA −2708
00m/、インオクチルアルコール200aff、イソ
プロピルアルコール400Mおよび水100rRtから
なる混合物を調製した。この明澄な溶液を流動点および
物性試験のために貯蔵した。水を添加し、該混合物を冷
却したとき高極性リン酸エステル界面活性剤が必らず溶
液中にとどまるようにした。
以上のデータから、実施例11〜14の濃厚組成物は乳
化抑制、坑井洗浄および坑井刺激全般用の酸添加剤とし
て、また、脱スラッジ剤、湿潤剤、分散剤、相互溶剤お
よび可溶化剤として使用することができるものと思われ
た。更に、最終の酸中に必要な濃厚物の量は酸/油の乳
化を抑制するには0.2容量%程度の僅少量でよく、ま
た、最大の効果を得るためには10〜20容量%以下で
よいと思われた。はとんどの用途に好適な酸中の濃厚物
の量は約′5容量%である。
実施例1a Pluraflo OF−90の商品名で販売されてい
る別の市販リン酸エステル界面活性剤を実施例11と同
様に試験した。
4011Llの15重量%HCIおよびPlurafl
o 0F−90をガラス栓付きメスシリンダーに入れ、
混合後、透明溶液を得、攪拌下に1dずつインオクチル
アルコールを連続的に添加した。5回または6回目の1
プイソオクチルアルコールの添加後、液は乱光色から僅
かに曇った外観になった。7回目の添加により、安定な
分散液を示し、8回目の添加では曇ったエマルジョンを
生じた。Pluro−flo OF−90の全般的性能
は、この界面活性剤が高級アルコールを溶解するという
能力が若干低いということによって示される程には多分
濃縮されない点を除き、実施例2と一致した。しかしな
がら、全般的にはこの界面活性剤はKleαデfacA
A−270の極めて満足すべき代替品であった。
実施例2α 混合タイプの界面活性剤の効果を試験するために、2(
1/のKlea?−fac AA−270を101rL
lの5urfonic N−95(リン酸エステル非イ
オン性界面活性剤混合物)に添加した。この界面活性剤
混合物5mlを4−0m1の15重量%HC1に添加す
ると透明な溶液が得られた。再び、1プずつのイソオク
チルアルコールを添加した場合、8回目の添加の後に淡
い曇り度から曇り分散液へ変化した。
4回目の添加では僅かな曇り度に戻り、5回目の添加で
は不安定に見える曇ったエマルジョンを生じた。このこ
とから、混合タイプの界面活性剤の使用に伴う利点はな
いことが判明した。
実施例2L 本発明の有用な効果を説明するために、一連の6つの酸
性化組成物の可溶化特性の比較視覚試験を行った。最初
の酸性化組成物はリン酸エステル/高分子アルコールを
含む95容量%の15重量%HCIを用いた実施例15
の組成物の5容量%溶液であった。他の5つの比較対照
物は公知の市販代替物であり次のようなものであった。
15重畳量HCI中の10容量%エチレングリコールモ
ノブチルエーテル; A−8olの商品名で販売されており米国特許8.81
9,520によって製造される15重量%HCI中の8
5容量%のイソプロピル/イソオクチルアルコール混合
物; 15真量%HCI中の5容量%の界面活性剤AY81(
実施例2): 15重量%MCI中の5容量%の界面活性剤Morfl
o [(実施例?);および15重量%HC1中の5容
量%の界面活性剤Swrfonic N−95(実施例
6)。
それぞれの試験液は水注入油井から回収された油状スケ
ールスラッジを溶解するために使用された。スラッジは
約20重量%の重質炭化水素、70重量%の酸可溶性鉱
物質(主として炭化カルシウム)および10重量%の粘
度およびシリカ砂泥(酸不溶性微粉末)を含んでいた。
スラッジとほぼ同一のサンプルを過剰のそれぞれの酸性
化溶液に浸した。リン酸エステル/高級アルコール酸性
化溶液は半固形スラッジを他の溶液のどれよりも早く崩
壊させ、溶解しかつ分散させた。油は表面に浮遊し、砂
泥は水性酸層中に分散した。
実施例2z 更に試験するため、90重量部の炭酸カルシウムCCa
C05)および10重量部のカオリナイト粘土を混合す
ることにより合成の油井スラッジを調製した。この混合
物に、堅練りのペーストができるまで重質、ワックス状
粗製油を添加した。
実施例2a 上記のペース)5tをビーカー内で100mA’の1・
5重量%MCIを添加した。ガス放出(Co2の放出)
および油の放出によって証明されるような、ゆっくりし
た作用が観察された。少量の遊離した油は粘稠でかつ乳
化されており、しかも粘土は油状塊中に溜まっていた。
ペースト塊は室温で1時間放置後も崩壊しなかった。
実施例24−26 80容量%のKlearfac AA −270、20
容量%のインオクチルアルコール、4o容量%のイソプ
ロピルアルコールおよび1o容量%の水を含む本発明の
リン酸エステル/高分子量アルコール濃縮物を調製した
。したがって、15重量%HCI中の5容量%上記濃縮
物の混合液試験サンプル100dは1.5111tのg
l ear fac 、 1. Om/のイソオクチル
アルコールおよび2.Qm/のインプロピルアルコール
を含むことになる。
1.5WLlのKlearfac 、 2r、Om/の
イソプロピルアルコール、および96.57dの15重
量%HC1)F−含む、高分子量アルコールを含有しな
い酸性化溶液100rILlヲ調製シタ。
また、リン酸エステル界面活性剤が存在せず、1.0コ
のイソオクチルアルコール、2.OFMのイソプロピル
アルコール、および97.Oifの15重量%MCIを
混合した1100Iの酸性化混合物を調製した。この混
合物は曇っており、しばしば攪拌しないと分離を起す。
実施例22の合成油井スラッジサンプル5fをそれぞれ
toomrずつの酸性化溶液中に入れた。
イソオクチルアルコールを含まない溶液は実施例28の
単純な15重量%MCI溶液よりも速かにスラッジを崩
壊させた。球状物が消失するのに約30分を要した。頂
部の油は乳化(ゴム状)され、分散された証拠はなかっ
た。この固形分は水で濡ているように見えた。結果とし
ては多少の効果はあったが、満足できるものでなかった
界面活性剤を含有しない溶液は単なるMCIよりも僅か
に良好であったにすぎない。大部分のインオクチルアル
コールは表面上に浮遊するように見えた。起泡は観察さ
れなかった。遊離の油はイソオクチルアルコール相中に
存在した。エマルジョンは観察されなかった。1時間後
、油質ペーストのサンプル5fは完全には崩壊しなかっ
た。
イソオクチルアルコールおよびKlearfac 界面
活性剤の両者を含む酸性化溶液の場合、多量の泡の発生
を伴って油状ペーストの非常に速かな崩壊が生じた。エ
マルジョンは観察されなかった。溶液は溶解油(泡中に
若干の遊離油が存在)から暗色化した。全てのスラッジ
が10分間に崩壊した。
下部水性相中に懸濁した固形分は水で濡れていた。
上記の結果から、適正な比率でリン酸エステル/高分子
量アルコール混合物を、酸(15重量%MCI)に可溶
である組成物を作るために配合し、得られた組成物は、
油井および圧入井をつまらせる油質スラッジを崩壊し、
溶解しおよび分散きせるのにどの成分単独よりも著しく
優れていた。
この新たな組成物は界面活性剤単独の界面活性剤よりも
乳化を良く防止し、良好に起泡し、より良い界面活性お
よび洗浄性を持つことを示した。
実施例27〜2& 表面活性剤対高分子量アルコールの相対的な比率を変化
させた場合の効果を調べるため、下記2種の濃縮組成物
をつくった。
ルアルコール     ルチルコール 10容積%水      10容積%水濃縮物lの試料
5ゴを15重I%HCl95trtlに加え、濁った分
散液(エマルジョン)をつくった。
実施例22の油状油井(well)スラッジ5fを加え
ると、実施例26の場合よりも少ない泡立ちを伴なって
緩慢な反応が起った。油状のグローブ(glob)を分
解するには20〜80分を要した。
反応が緩慢なのは過剰のイソオフデルアルコールの存在
によるものと思われる。スラッジ中の固形物が1オイル
・ウエッティングの状態になるだめである。
5dの濃縮物2を95ゴの15重量%MCIに添加する
と、透明な酸性化用溶液(acidizingsolu
tion)が生じた。5fの油状スラッジを、濃縮物2
を含む酸性化用媒質loomlに添加すると、反応はも
つと速くなったが、実施例26の場合はど速くはなかっ
た。スラッジが分散するまでに約20分かかった。
先に示した数々の実施例の総合的考察からKlearf
ac AA −270のようなフォスフェート・エステ
ル表面活性剤が、アルコール約8部以下対表面活性剤5
部の比において、(多分ミセル溶液により)、オクチル
アルコールのような高分子量アルコールを可溶化して酸
性溶液とし得ることが理解される。最も安定な溶液は、
表面活性剤と高分子量アルコールの量が等しく、組成物
の全濃度(表面活性剤/アルコール複合体)が、酸中約
25容積%であるときに得られる。全濃度が、酸中僅か
5容積%であるとき(経済的な理由で望ましい)は、最
良の比は表面活性剤的8部対高分子景アルコール2部で
ある。高分子量アルコール僅か1部対表面活性剤4部と
いう場合であっても表面活性剤単独よりは優れている。
アルコール単独では溶解度が低いため、た・いていの目
的に、不都合である。
実施例29〜8α 各種の高分子量アルコールについて試験を行なうために
、n−ブチルアルコール、n−ヘキサノールおよびn−
デカノールを用いて8つの濃縮物をつくった。各濃縮物
は、80容積%のKleαデーfac、20容積%の高
分子量アルコール、40容積%のイソプロピルアルコー
ルおよび10容積%の水から構成されるものであった。
15重童%のHCl95容積%に濃縮物5容積%を添加
することにより、上記に対応する8種の酸性化用溶液を
つくった。得られた酸性化用溶液について先の実施例の
場合と同じ方法を用いて、合成油井スラッジの分解能力
を試験した。すべての場合に、かなりよくスラッジを崩
壊かつ分散させることができたが、ブチルアルコールお
よびデカノールを用いた溶液の場合は、表面活性剤単独
の場合に比し極めて著しく反応が速いというほどではな
く、シたがって結論としては、C6〜C8のアルコール
単独用することが好ましいが、C4〜C1oの範囲で実
質的な改善効果を得ることは可能であることが確認され
たと言える。すべての高級アルコール(C<〜Cto)
について、スラッジの油相を分解して透明化し、エマル
ジョンを形成しないことが観察された。このことより、
たとえ作用の遅いアルコールがあるとしても、油井処理
を行なうためには、表面活性剤(フォスフェートエステ
ル)単独の使用よりも優れていることは確かである。こ
の性質は、恐らく、高級アルコールがスラッジの油相へ
優先的に溶解することに何らかの関係があるものと思わ
れる。たとえば、ブチルアルコールよりも、もつと水溶
性のイソプロピルアルコールカ、Klearfacと共
に用いたときには、エマルジョン防止効果を生じなかっ
た。したがって、油状スラッジの浸透性を改善し、かつ
エマルジョンの形成を最少限に抑えるために、本発明の
組成物が水溶性の低いアルコールを必要とすることは明
白である。
実施例81〜87゜ 本発明の濃縮物の中に水をどの程度入れればよいかを決
定するために、下記7種の濃縮物溶液をつくった。
容積%水 ’    0  2  8  510152
0上記の各溶液について、ASTM法D−97に従って
、流動点試験を行なった。第1表に結果を要約する。
第1表 濃縮物    観察された状態 l   白色固形物塊の著しい分離あり(+87) 2   白色固形物塊の著しい分離あり(−27”F) 8   分離初生ぜざるも粘度高しく一84下)4  
 分離初生ぜざるも粘度高しく一84下)5   分離
初生ぜざるも粘度高しく一84下)6   分離初生ぜ
ざるも粘度高しく一84下)7   塊状分離物(−2
57);凍結固形物(−84″F) 上記のことから次のように結論した。
広い温度範囲で流動性をもつ濃縮物を生ぜしめるために
は、水の量を少なくとも2%で約18%以下とすること
が好ましい。
濃縮物4(水の量5%)、および濃縮物6(水の量15
%)の比、重は、それぞれ、0.925および0.95
0と決定された。
濃縮物6CASTM D−98)については、引火点7
8℃、燃焼点88℃および粘度(10℃)88 cpと
決定された。
実施例8& さらにそのホスフェートエステルおよび高分子量アルコ
ールが稀釈剤の存在なしに酸に可溶であることおよびそ
の得られた酸性化溶液が高度に効果的であることを示す
ためにクレアファツク(Klearfac)A A −
2? Oのサンプル60ゴとインオクチルアルコール4
0rILeと混合して透明な粘ちょうな溶液を作った。
上記と5および15wt%の塩酸と混合した時、その表
面活性剤/高分子量アルコールブレンドがすべての割合
において可溶であることが確立された。すなわちその低
分子量アルコールが酸における高分子量アルコールの溶
解性のために不必要である。
その表面活性剤/アルコールブレンドのサンプル5ばと
5wt%のHCl95vtlと混合し合成油状スラッジ
5fに加えた。そのスラッジは急速に分解しそして溶解
した。
その方法は表面活性剤/アルコールブレンド8―および
マッド酸(12wt%HCI / 8 wt%HF)9
71を作って繰返された。その油状スラツ・ジは再び分
解しそして急速に溶解した。
そのホスフェートエステル/高分子量アルコールコンプ
レックスが低分子量アルコール又は水のような稀釈剤の
不存在において酸のみにおいて十分に作用をすることが
これから結論づけられた〇実施例89−47 他のタイプの酸を持った本発明の酸性組成物の相溶性を
テストするために一連の酸性溶液が80%表面活性剤、
20%イソオクチルアルコール、40%フィブロビルア
ルコールおよび10%水組“放物(実施例24)を下記
の表において特定されたホスフェートエステル/アルコ
ール濃縮物として使用して調整された。
前に示されたようにその表面活性剤/アルコール混合物
が添加されるその酸溶液は累層の酸性化のために普通に
使用された水溶性酸の水性溶液の任意のものであっても
良い。その水性酸溶液は、その酸約5%以下から約89
wt%までを含み、そのホスフェートエステル表面活性
剤/高分子量アルコール混合物は可溶性でありそしてそ
の酸溶液は安定である。好ましくはMCI溶液約7〜1
5wt%は十分な酸性において使用される。
本発明の酸性添加物は、公知の酸性処理剤の任意のもの
と本質的に相溶性であると思われている。
油含有組成物用の水溝水処理においてのようにそして他
の第二次および第三次回収系においてのように油生成井
戸を処理するために使用できる。油生成井戸において水
性酸性溶液および表面活性剤/アルコール添加物は油含
有組成物中に射出され、その後その井戸は油製遺πもど
される。水射出井戸においてその酸および表面活性剤/
アルコール添加物は油含有組成中に射出され、さらに流
体射出が行なわれる。
製造又は射出井戸において、その表面活性剤/アルコー
ル添加物は、その酸性溶液と混合でき又は酸溶液で先導
および/または追従でき又はそれらの組合せであっても
良い。これらの処理は各種の目的のための公知の溶剤、
しかしアスファルトおよび他の電析出物を除去するため
各種の芳香族溶剤、各種のイオウ溶剤等の前および後処
理と共に使用できる。
その酸処理に先たつその表面活性剤/アルコール添加物
の主要値はその酸の前の油の置換であり、それによって
混合および可能な乳化を減少させる。
バッチ又はスラッグ方法は油含有ストシタ中に酸の流れ
を防ぐかも知れない有機析出物を溶解し又は可溶性にす
るための作用をなす。表面活性剤/アルコール添加物を
射出するこのバッチ方法は天然に存在する乳化剤のため
に形成する傾向にある乳化物を破壊する作用をなす。そ
の後のスラッグ又はバッチ射出において存在する添加物
の濃度をコントロールすることによって乳化物破壊、有
機析出物除去および酸性化の機能は必要に応じて選択的
にコントロールできることが理解される。
その酸と混合されるその表面活性剤/アルコール添加物
の利点はその酸との接触におけるその油の溶解性、およ
びその酸によるその油の改良された置換であり、固体表
面物を残し、特にその酸に追従する微粉末固体水湿潤表
面活性剤/アルコール添加物は前の工程によって置換又
は溶解されない油および有機固体を置換しそして溶解す
るのに価値がある。その酸溶液に次いでの添加物のバッ
チ処理は残っている油の置換を確保するために水射出井
戸において特に価値があり、その組成物中に射出された
水の流れのために有用なより大きな孔空間を作る。
酸の量は井戸酸性化において通常使用される数百〜数千
ガロンの範囲内である。しかしながら処理は、ただちに
井戸孔を取囲む帯域のために主として行なわれ、そこで
容量は平均より少ない。好ましくはそれらは約500〜
5000米国ガロンである。他の方で述べたように米国
特許第8.548.945において推薦されたように形
成厚さlフィート当り約lO〜500ガロンの使用が満
足すべきである。
界面活性剤とアルコールの混合物から成る添加剤を前フ
ラッシング(preflush)する際のバッチ体積は
、酸溶液の体積の約1%(大量の酸処理の場合)から約
100%(少量の酸処理の場合)まで変化させることが
できる。このような場合、埋蔵石油との相互作用を考慮
に入れて、界面活性剤対高分子量アルコールの比も変え
ることができる。
界面活性剤とアルコールの混合物から成る添加剤を後フ
ラッシング(αfterflush) して酸溶液を油
層に圧入させる場合は各バッチの体積は一定にする必要
がある。
圧入井を洗浄(即ち、目詰りの原因となるスラッジ、エ
マルジョン及びスケールを除くのが目的であって油層の
酸処理は主たる目的ではない)する時、酸溶液の全体積
を少くし界面活性剤/アルコール混合添加剤の濃度を高
くするのが有利な場合が多い。一つにはコストダウンと
いう経済的メリットがある。更に実施例15におけるよ
うに高級アルコール対すン醸エステル界面活性剤の比を
高くしてコスト低下をはかることもできる(界面活性剤
は一番高価な成分である)。
上記のように、本願発明の主たる用途は採油井及び水攻
法その他に用いられる圧入井である。本願発明はガス井
やガス、コンデンセート井の処理に際しても有効な場合
がある。多くのガス井はある程度の量の油を産出するが
これは多くの油井がある程度ガスを産出するのと全く同
様である6従って有機物がガス井の中やその1回りに堆
積する。
多くのガス井は水を産出する。従って鉱物もガス井の中
やその回りに堆積する。ガス井を酸処理してこのような
鉱物の堆積物を除去したりその他の方法でガス井へのガ
スの流量を増加−させると、油層中に存在する油が酸を
乳化させるが全く同様のことが油井でも起こる。このよ
うな用途においては、不発′明の添加剤が持つ発泡能力
は油層から酸を回収し窒素を同一目的に使用する場合に
有効であると考えられる。以上のことから明らかなよう
に、油井の酸処理に界面活性剤とアルコールの混合添加
剤を使用するのが望ましい状況というのはガス井やガス
・コンデンセート井においてもしばしば発生する。
本発明の界面活性剤とアルコールの混合物から成る添加
剤を酸処理に用いる方法とその利点は以下の実施例を読
むことべより一層はっきりする。
実施例4a 界面活性剤とアルコールの混合添加剤中の高分子量アル
コルとして置換アルコールを使用することの利点を実証
するため、末端水酸基を一個持ちサーフオニツクN 4
0 (5rbrfonic #40 )という商品名で
販売されているエトキシル化ノニルフェノール、(エチ
レンオキシド4モル付加物)ヲ用いた。サーフオニツク
N40は15重量%のMCI(インオクチルと同様)に
対してはほとんど溶解せずその代わり分轄(乳化)した
。サーフオニツク#40(251rLlり、プに57c
yOF−90(25M)及びイソプロピルアルコール(
5oν)から成る添加剤組成物を作った。15重量%の
HCIにおいてこの添加剤は2からIO容量%に亘つて
透明な溶液を形成した。15重量%のHCl中、5容量
%の添加剤溶液109m/を油分を含んだスラッジ5t
に添加した。観測された溶解/分散速度は前の実施例で
用いたイソオクチル系添加剤の場合程早くもなく完全で
もなかった。しかし結果的には満足すべきもので、固型
分は水で充分湿っており厚い(エマルジョン)油の層が
液面に現れることはなかつ九。エトキシル化ノニルフェ
ノールを使わずに同様の実験を繰り返したが、結果は不
満足なもので重い粘稠な油の層が液面に現江た。
結論としては、サーフオニツクN40は使用可能ではあ
るが線状高分子量アルコール程効果的ではなかった。
アルコールとしては、油溶性で実質的に水不溶性の一価
アルコールが好ましいが、その他のアルコールでもC6
〜qaの線状アルコールと同様な溶解性及び親水性親油
性バランス(HLB)を有するものなら使用可能である
。例えば、非常に高い分子量(Cscシイ−の脂肪族ア
ルコール類、ポリプロピレン又社ポリブチレングリコー
ル類、アルキル置換フェノール類、及びCI2〜22の
脂肪酸類の溶解性とHLBはこれらを数モルのエチレン
オキシドと反応させることにより実用範囲に調節するこ
とができる。こうして得られた物質は、必要な油溶性の
他にアルコール性を与えるための少くと(−個の末端水
酸基を有し、次の一般式で表わされる: A’t −Rt  0fCLC私−〇−)工CHt C
’Ht OHここでR1はCHs−又は−CH2CHz
OH1RtはC11〜Cwtの炭化水素鎖、ポリプロピ
レンオキシド、ポリブチレンオキシド、又は−(CH2
+5o−2oCO−脂肪酸残基、アルキル(C8〜C’
to)置換フェニル部分、XはR2に付加されるエチレ
ンオキシドのモル数を表わす8から15の整数である。
実施例47−5a 本発明の一連のフィールドテストを、水注入井、油生産
井、ガス生産井で行った。各フィールドテストではホス
フェートエステル系界面活性剤としての80 v/v%
のKlearfaz AA−270,20νす%のイン
オクチルアルコール、40 v/υ%のイソプロピルア
ルコール、I Q v/v%の水を使った。これらテス
トの結果を表8に示す。
」!−準 gaso    ノラ    Pettit / 6,
400’、 114)44    ラスタ     W
oodbine/8700’gα8ヘンダーツ7   
flodessa/’!000’oil    チェロ
キー   Woodbine / 8600 ’憂wi
w=水注入井 gα8=ガス生産 4$4)′に、 i l−泊生産 容量(ガロン)     生産量 475/25   250MCFD/600MCFD2
850/150  10MCFD/710MCFD実施
例54゜ 米国テキサス州スミス郡に位置し、2000bbl/ 
日(2000psiy)CD速度で6507(−トのP
a1wy累層に水を注入するのに使った水注入井を、5
 v/v%の実施例47〜58の添加物を含ム500 
ij o 70:) 15 w/wノHCI、と200
ガロンのキシレンとの混合物で処理した。このキシレン
と酸化剤溶液とを混合し、該累層に注入し、1時間浸漬
した。塩水とダイバータ−(diver−ter)混合
物を使って該累層をフラッシュし、8500ガロンの酸
化剤溶液(5V′τ%の添加物と共)を追加注入した。
ついで水を注入した。処理前に該井に2000bbl/
日(2000paig)の水を入れた。処理後に450
0 bbl (500paity”)の水を注入した。
従来組成物と比較しての、用いられる添加物の経済的利
点に加え、本発明の組成物を用いる方法によれば、注入
井操作に関連した節約、ガス生産井、油生産井に関連し
喪主産量の増加が達成される。
以上に本発明の好適態様をある程度詳しく述べたが、本
発明の精神、範囲から離れることなく界面活性剤/アル
コール添加物及び酸化剤溶液の製造、使用の方法を多様
に変えられることを認識、理解されたい。即ち、様々な
特定目的には腐食阻止剤、累層安定化添加物、トレーサ
ー化合物、エマルジョン破壊剤、アスファルテン溶媒等
の他の酸安定性添加物を存在させることもできる。それ
故、本発明は、本明細書に例示目的で記載した態様には
限定されないことを理解されたい。
特許出願人  ロイド・ダブリュー・ジョーンズ代 (外4名) 手続補正書 昭和rり年り7月/&日 特許庁衣官若 杉 和 大股 2゜発明の名称 srb 44 k11’# 化/Fl ’/ −/ h
t x−スP IL/ / 711/ :) −tし、
ルζ゛b 家・ h ”t−” 4つイtmメシチ、6
、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 i%   ロイドパ・グ′フ゛°す、−1し・’、 −
>l・・4、代理人 5、補正の対象 −531−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L  Ca)  酸水溶液: (b)C4ないしCsoの脂肪族アルコール;および (c)  前記アルコールを前記酸溶液を前記酸溶液に
    溶解させるに有効な量のリン酸エステル界面活性剤、 からなる、油産出累層を処理するだめの酸性化組成物。 220重量%以下の酸を含む少なくとも75体積部の前
    記酸水溶液を約25体積部以下の前記脂肪族アルコール
    と前記リン酸エステル界面活性剤との混合物と混合し、
    前記混合物は5体積部の界面活性剤当り約8体積部まで
    のアルコールからなる特許請求の範囲第1項記載の酸性
    化組成物。 a 前記酸は、MCI、 HF、酢酸、スルファミド酸
    、くえん酸、グリコール酸、NH4HF2、およびこれ
    らの混合物からなる群から選ばれる特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の酸性化組成物。 屯 前記脂肪族アルコールはCGないしC8アルコール
    である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の酸性化組
    成物。 & 前記リン酸エステル界面活性剤がオキシアルキル化
    脂肪アルコールのリン酸エステルである特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の酸性化組成物。 6 前記酸がHCI、HFまたはこれらの混合物であり
    、前記脂肪族アルコールがオクチルアルコールであり、
    および前記リン酸エステル界面活性剤がオキシアルキル
    化脂肪アルコールのリン酸エステルである特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の酸性化組成物。 7 前記酸水溶液が15重量%のHCIであり、前記脂
    肪族アルコールがインオクチルアルコールであり、およ
    び前記リン酸エステル界面活性剤がクリアファツクCK
    learfac ’)AA −270またはプルラ7 
    o (Plrbraflo) OF−90である特許請
    求の範囲第6項記載の酸性化組成物。 & さらに有効量の低分子水溶性アルコールまたはジオ
    ールからなる特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    酸性化組成物。 a 少なくとも90体積部の前記酸を10体積部以下の
    前記混合物と混合する特許請求の範囲第2項記載の酸性
    化組成物。 1α(ロ))  C4ないしCIoの実質的に水溶性の
    脂肪族アルコール;および (b)  +77酸工ステル界面活性剤とからなる、酸
    性化添加剤。 LL (α)水溶性低分子量アルコールまたはジオール
    ;および (b)、水 と噛・ジ血る、特許請求の範囲第10項記載の酸性化添
    加剤。 1z前前記水溶性分子量アルコールまたはジオールはメ
    タノール、エタノール、n−プロパツール、イソプロピ
    ルアルコール、t−ブチルアルコール、およびエチレン
    グリコールからなる群から選ばれる特許請求の範囲第1
    1項記載の酸性化添加剤。 1a 前記アルコールがCBないしCaアルコールであ
    りおよび前記界面活性剤がオキシアルキル化脂肪アルコ
    ールのリン酸エステルである特許請求の範囲第10項、
    11項、または12項記載の酸性化添加剤。 14 アルコールと界面活性剤の比が界面活性剤4体積
    部当り1体積部のアルコールないし界面活性剤5体積部
    当りアルコール8体積部である特許請求の範囲第10項
    または第11項記載の酸性化添加剤。 l&アルコールと界面活性剤の比が約2ないし8である
    特許請求の範囲−第14項記載の酸性化添加剤。 1a−水溶性アルコールと水が前記得られる添加剤の約
    50体積%以下である特許請求の範囲第11項記載の酸
    性化添加剤。 17  前記水が少なくとも2体積%で約20体積%以
    下にある特許請求の範囲第16項記載の酸性化添加剤。 1a アルコールと界面活性剤の比が界面活性剤4体積
    部当りアルコール1体積部ないし界面活性剤5体積部当
    りアルコール8体積部である特許請求の範囲第16項な
    いし第17項記載の酸性化添加剤。 1a  アルコールと界面活性剤の前記比が約2ないし
    8である特許請求の範囲第18項記載の酸性化添加剤。 随前記アルコールがC6ないしC,アルコールである特
    許請求の範囲第18項記載の酸性化添加剤。 2L 前記不溶性アルコールがインオクチルアルコール
    である特許請求の範囲第18項記載の酸性化添加剤。 
     ・ 2z前記酸がMCIである特許請求の範囲第18項記載
    の酸性化添加剤。 2a前記低分子量アルコールがイソプロピルアルコール
    である特許請求の範囲第18項記載・の酸性化添加剤。 24リン酸エステル界面活性剤100体積部当り約20
    ないし16060体積実質上水不溶性脂肪族アルコール
    、および実質上前記界面活性剤および不溶性アルコール
    の体積の和に等しい水溶性低分子量アルコールまたはジ
    オールと水とのある体積の混合物が加えられたリン酸エ
    ステル界面活性剤から本質的になる酸性化添加剤。 慈前記界面活性剤がオキシアルキル化脂肪アルコールの
    リン酸エステルであり、前記実質上水不溶性脂肪族アル
    コールは約150体積部のC6ないしCaアルコールで
    あり、および低分子量アルコールと水との前記混合物は
    界面活性剤と不溶性アルコールの合計に等しい体積であ
    り、および前記水は約18体積%である特許請求の範囲
    第24項記載の酸性化添加剤。 気前記不溶性アルコールがイソオクチルアルコールであ
    りおよび前記低分子量アルコールがイソプロピルアルコ
    ールである特許請求の範囲第25項記載の酸性化添加剤
    。 4 油産出累層を、C4ないしC1o脂肪族アルコール
    と前記アルコールを酸水溶液に溶解させるに有効な量の
    リン酸エステル界面活性剤とを含む酸水溶液と接触させ
    る工程からなる、油産出累層を処理する方法。 鰍前記すン酸エステル界面活憔剤がオキシアルキル化脂
    肪アルコールのリン酸エステルである特許請求の範囲第
    27項記載の方法。 2a 前記脂肪族アルコールはCGないしC,アルコー
    ルである特許請求の範囲第26項または第27項記載の
    方法。 槌前記脂肪族アルコールがイソオクチルアルコールであ
    る特許請求の範囲第26項または第27項記載の方法。 8L 前記リン酸エステル界面活性剤がクレアファツク
    (Klearfac)AA−270またはプ/I/ ラ
    フ 0(Plrbraflo)OF −90である特許
    請求の範囲第28項記載の方法。 8z前記酸水溶液は低分子量ア、ルコールあるいはジオ
    ールをも含む特許請求の範囲第27項記載の方法。 8a(α)酸水溶液; (6)  以下の式: %式% からなるアルコール、(式中、Rs ta、 cnsま
    たは−C昂CH20H; R2はCOないしC2を炭化
    水素鎖、ポリプロピレン酸化物、 +CHt$CO−の脂肪酸残留物の ポリブチレン酸化物、 またはアルキル置換フェニル基で6F);zは約8ない
    し15の整数である) (c)  前記アルコールを前記酸溶液に溶解させるに
    有効な量のリン酸エステル界面活性剤、とからなる、油
    生産累層を処理するための酸性化組成物。 諷前記累層を特許請求の範囲第88項記載の組成物と接
    触させる工程からなる、辿生産累層を処理する方法。
JP57179697A 1981-10-13 1982-10-13 油井酸性化用リン酸エステル/アルコ−ル混合物およびその使用方法 Pending JPS5880090A (ja)

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PH19371A (en) 1986-04-02
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