JPS5879852A - 土中窯式石灰焼成炉 - Google Patents

土中窯式石灰焼成炉

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JPS5879852A
JPS5879852A JP17775081A JP17775081A JPS5879852A JP S5879852 A JPS5879852 A JP S5879852A JP 17775081 A JP17775081 A JP 17775081A JP 17775081 A JP17775081 A JP 17775081A JP S5879852 A JPS5879852 A JP S5879852A
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furnace
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kiln
lime
zone
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達 地崎
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Chisaki Co Ltd
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Chisaki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 石灰焼成炉には、昔から用いられている小規模の土中窯
式(徳利窯ともいう、)のはかに、大規模な立型シャフ
トキルン式やロータリーキルン式のものがある。このう
ち土中窯は原始的のものである妙れども、安価な固体燃
料を使用すること、自然通風による省電力操業であるこ
と、構造が簡単で故障が少なく、夜間は無人操業を行い
得ること、轡の利点があるので、現在でも小型の焼成炉
として広く多数に稼動をしている。
土中窯の徳利状をした炉本体は懸崖を切シ開いた土中に
埋められていて、その上端および下端は大気中に開口し
ていて自然通風が行われる・その上部開口から関けつ的
に投入された粗粒状の石灰原石および粗捗状のコークス
(無煙炭をも用い得る。)が混合状態かあるいは層状で
炉本体を充満し、その上部は予熱帯を、中部は焼成帯を
、下部は冷却帯を構成する。炉本体の下端開口には排鉱
機が取付けられていて、両者の間隙から自然通風によっ
て燃焼用空気が炉本体内を上昇する。そして冷却帯にお
いて上部から降下してくる焼成石灰が冷空気によって冷
却され、温り九空気は焼成帯へ上昇して燃料を燃焼させ
、この燃焼熱によって石灰原石の脱炭酸分解が行なわれ
る。焼成帯で発生する炭酸ガスおよび燃焼ガスは合体し
てその上部の予熱帯に入シ、上部開口から投入されて降
下する原料をガスの顕熱によりて予熱したのち、上部開
口から大気中に排出される・ 上部開口からの紳ガス温度はjl’+300℃、焼成帯
の温度は1000℃ないし1200℃、下部開口から排
出される焼成生石灰の温度は約100℃で、窯の生石灰
生産能力は8童10ないし15tである。炉本体の大き
さは大体内径2,5米、高さ8米くらいである・ この土中窯の欠点は、均質な焼成を行うことができなく
て、硬質生石灰、軟質生石灰および未燃焼コークスの混
合されたものが無底から取出されることである。そして
この混合生産物を別の場所でそれぞれに選別をする必要
がある。
不均質焼成を生ずる理由は、炉本体内の石灰原石および
焼成石灰の充填が均一に行われず、炉壁に沿りた部分社
粗で炉芯部では密な充填となる傾向を生ずることに原因
がある。すなわち、炉体の壁藺近くには粒子間に大きい
間隙が形成されてガスの通過速度なら(に量は大きく、
燃焼が完全に行われるので温度が高くなり、硬焼生石灰
が生成されるが、炉体の芯部ではこの間−が小さくなっ
てガスの通過速度ならびに量が少なくなシ、燃焼が不完
全となるので温度が低(なシ、未燃焼コークスの混った
軟焼ならびに未焼成の生石灰が生成されるのである。
この欠点を除く目的で、本発明者は先に特願昭55−1
32406号において、炉芯部に炉底から上方に向つて
両市した先端部が封鎖された炉芯コラムを設けることに
よって、炉芯部に原料やガスの通ることを排除し、炉芯
コラムの外表面と接する原料および焼成石灰に大きい粒
子間隙を生じて、炉本体全体に均一な通気が可能となっ
て均質な製品を未燃焼コークスを殆んど供なうことなく
取得する発明をおこなった。
上記の前発明におゆる炉芯コラムはその上端部が封鎖さ
れている。その理由は、前発明の炉芯コラムは、例えば
本発明者の特願昭55−13105号に見るような連続
的機械投原を供なう大規模な石灰焼成、炉を対象とした
からである。
すなわち、この場合の焼成炉の本体上端は原料投入口を
除いて封鎖されており、排ガスの除去は自然放散ではな
くて送風機による強制通気であるので、炉芯コラムの上
端部はこれを封鎖せざるを得ないのである。この炉芯コ
ラムは高温度の炉本体内部に固定されているので、炉芯
コラム内W1シの鉄製芯管が熱によりて変形を生ずる恐
れがある。4I願昭55−132406号お明細書や図
面に紘記載されていないけれども、実際Kaこの炉芯コ
ラム内に冷却空気を強制流通させてこれ1′冷却する必
要があるのである。
本発;明は、前記の炉芯コラムの設置を小規模な土Φ−
゛式石灰焼晟炉に応用してなるものである。ただしこの
場合の炉芯コラムはその上端が開口していて炉本体の上
端に達するか、あるいはそれ以上に上方に延びている。
そしてその開口は封蓋を以て通気自在に被われている。
炉芯コラムの下端は炉本体の冷却帯下端と同じく外気に
通じていて、自然通風による空気の一部がとの炉芯コラ
ムの内部を自然に上昇して上端開口から外気中に放散さ
れ、これによって炉芯コ図面について本発明になる石灰
焼成炉の構造および作用効果を説明する。懸崖土質1中
に埋設して構築された焼成炉の本体2は、周知のようK
その内部に原料声料および焼成品の予熱帯A、焼成帯B
および冷却帯Cが上から順に形成される。炉本体の上端
および下端は開口していて通風自在となっている。炉本
体2の上端を被う上置の架台Sに取付けられたホイスト
4によって原燃料移送用のバスケット5が移動して、こ
れに容れられた原石および燃料コークスの混合したもの
、あるいは各別のものが炉本体中に関けり的に投入され
る。炉本体2の下端開口からは適宜の手段を以て焼成品
が間けっ的に炉本体から取出されて、架台6に支えられ
た排鉱機2中に集められ、これを出た製品はベルトコン
ベア1によりて他の場所に移送される。
炉本体2の芯部に鉄製の芯管9を立て、その下端部は架
台1oに固定された懸架11に固定され、その上端部は
炉頂の上に懸架され九架台1jlCIIl定されゐ一芯
管9の外面は防熱のために2重の耐大煉瓦層13でライ
ニングされる。
芯管#O上端および下端は開口していて通風自在と碌っ
ている。芯管I上端の上方には通気自在の封蓋14が載
置されていて、バスケット5から投下される原料が芯管
9中に落下するのを防ぐ。
この外面が耐火煉瓦ライニングされた芯管9(綜合して
炉芯:1ラム15と称することにする。)kよって、既
述のように炉底から炉内への自然通風の一部の空気で芯
管9が冷却防熱されつつ、炉芯部に原石、燃料コークス
および焼成品が進入してくることが排除され、炉芯コラ
ム15の外側にのみ均質に分布された粒状物の大きい間
隙を縫って燃焼用空気および排ガスが各部均一に上昇し
て、燃焼は茸全におこなわれて未焼コークスが製品中に
混入することが防がれ、均質な製品を能率よく得ること
ができる。tた焼成温度や時間を適宜調整することによ
って、硬質生石灰また祉軟質生石灰を自由に製造するこ
とができて、選別の必要がなくなる。
またr来の土中窯では炉壁部において雌完全燃焼ができ
るけれども、炉芯部においては空気不足の丸めに未燃の
COfスを発生して、排気中のCa2度が1〜21Gに
達し、放散熱量の損失となるほかに1環境衛生上有害を
供逢うのであるが、本発明の炉で社このCOの生成がな
く麿る利益がある、また生産の能率がよいので、従来の
日量生石灰12tの炉を用いておよそ8産2010生責
をおζなうことができる。さらにまた、焼成帯の状況が
安定化するので、煉瓦寿命が長くなるという特長をも有
する。
次に、燃料用コークス塊はこれを輸送する途中に受ける
衝撃によって粉砕された微粉末がこれに混在することが
ある。この微粉末の混在し九塊コークスをそのままで炉
に投入すると、微粉末コークスが炉面上で直ちに燃焼し
てしまって、その熱量は石灰の焼成には用いられないで
排ガス中に逸散する。この微粉末コークスを有効に利用
する目的で、本発明の追加の発明として、炉芯コラムの
内側に挿入され九噴送・ナイノを通じて、圧縮空気によ
って微粉末コークスを炉O焼成帯の中央部に吹き込み、
燃料としてこれを利用し得ることを見出した。
図面について説明すると、予め塊コークスから分離され
九黴粉末コークス、またはコークス製造所等から別室さ
れる安価な微粉末コークス類を炉頂上屋の架台3に固定
された貯槽2Jに貯蔵する。貯槽21の下端に自動送出
ロータリーパルf21を介して接続された送出管23を
延長して、炉芯コラム15の芯管9内に挿入固定し、そ
の先端を焼成帯中央部位置の炉芯コラム壁に設けられた
開孔24へ突き出す、貯槽21から連続して微粉末コー
クスを落下させながら、空気圧送機25によって圧力2
ないし10−一の圧縮空気を送出管2S中に送入すると
きは、送出管下端のノズルから空気にまじって微粉末コ
ークスは炉本体の焼成帯中に吹き込まれ、此旭で完全燃
焼するのである。
上記の送出管23は、図面では簡略化して1本となって
いる妙れど龜、焼成帯への吹き込みを均一に行うために
、実際には複数本を芯管9内へ挿入固定する。従来の土
中窯ではこのような送出管を炉本体中に挿入固定するこ
とは実際上不可能であるが、本発明になる炉では幸に炉
芯コラムが存在するので、これを利用して上記のように
非常に容易に送出管を炉本体中に挿入固定することがで
きる。
さらにまた、最近になつて、一般の石灰焼成炉の焼成帯
中へ僅少量の水蒸気を吹き込むときは、焼成温度が嵩〈
て4活性の大きい軟質の生石灰が得られることが報ぜら
れている。(日本石灰協会発行「石灰製造技術ハンドブ
ック」1979年版、3740頁参照、)もしもこれを
実施に移したい場合には、上記の送出管23に吹き込む
空気中に水蒸気供給手段26からの水蒸気を混入すれば
容品にこれを実行し得る利点がある。あるい#iまた、
空気の代シに水蒸気だけを送出管に圧入することも培え
得る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明石灰炉の縦断的説明図である。 1・・・炉本体、ム・・・予熱帯、3・・・焼成帯、C
・・・冷却帯、j−・・パスケ、ト、1・・・排鉱機、
8・・・ベルトコンベア、9・・・芯管、11・・・耐
火煉瓦層、14−・・封蓋、1j・・・炉芯コラム、2
1・・・徽粉末コークス貯檜、XZ−・・自動送出パル
プ、23・・・送出管、j4・・・炉芯コラムの開孔、
25・・・空気圧送機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (13懸崖土中に埋め込まれた、予熱帯、焼成帯および
    冷却帯よりなる炉本体の芯部に、上端および下端が炉本
    体の各端部に開口して空気の流通自在な中空の炉芯コラ
    ムを般社てなる土中廂式石灰鋳成炉。 (2)  51崖土中に壌め込まれ丸、予熱帯、焼成帯
    および冷却帯よりなる炉本体の芯部に、上端および下端
    が炉本体の各端部に開口して空気の流通自在な中空の炉
    芯コラムを設け、該炉芯コラムの内部に微粉末コークス
    類を空気圧送する九めの複数本の送出管を設け、峡送出
    管の下端ノズルを焼成帯の中心の高さに炉芯コラム壷を
    貫通し九それぞれの開口中に突色出してなる土中窯式石
    灰焼成炉。 (3)炉芯コラムの上端を原料落下を避するための空気
    流通自在の封蓋で被うことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の土中窯式石灰焼成炉。 (4)送出管中に水蒸気を混入させる手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の土中窯弐石灰
    焼成炉。
JP17775081A 1981-11-05 1981-11-05 土中窯式石灰焼成炉 Granted JPS5879852A (ja)

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