JPS5878002A - 地熱発電プラントのフラツシヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｌ）発明の技術分野 本発明は、地熱発電プラントにおげろ地熱水の蒸気取出
に使用されるフラッシャに関する。

２）従来の技術 一般に、地熱水を利用して電力を得る地熱発電プラント
は、第１図の系統図に示さ、れるよ５Ｋ。

地熱井ｍｆｒｈら汲み上げられた地熱水な七ル−ＩｂＫ
連管履□を通して導入し、と工で地熱水と蒸気とに気液
分離し、分離された蒸気は主蒸気管Ｃな通して、蒸気タ
ーーンｄへ主蒸気止め弁や蒸気加減弁を介して供給し、
この蒸気ターーンｄＫ供給された蒸気はターーンを駆動
して、これ、に直結した発電機ａｔ’囲わし℃動力な取
り出すようＫなっている。

他方、上記セルレータｂで分離されて残った地熱水は、
連管ｆｖ通して上記セパレータｂよりも圧力の低い７ラ
ツシヤ！へ導入して、再度フラッシユさせて蒸気（７ラ
ツシ具蒸気）Ｖ生成し、さら−１こｆ？７ラツシ為蒸気
を蒸気管ｇｔ−通して蒸気ターーンｄへ供給して仕事を
するよ５になっている。

又一方、上記フラッシャ！に残った地熱水の一部は、Ｐ
レン管ｈｖ通して還元井ｌへ罠される。

さらに、上記蒸気タービンｄで仕事を了えた蒸気は、復
水器ｊで凝縮されて復水を生成し、冷却水（給水）と混
合して冷却水の一部となり、しかる後、給水ＩンゾｋＫ
よって冷却塔へへ移送されて回収されるようＫなってい
る。

他方、上記フラッシャＩの構造は、第２図に拡大して示
されるよ５に、横長いタンク本体ｍの一側に、地熱水の
流入ロｎｔ−附設し、この流入ロｎＫ噴射ノズルＯ１＃
設け、この噴射ノズルｏＫ対峙した上記タンク本体ｍ内
にフラッジ具板（邪魔板）ｐｔ直交して立設し、一方、
上記タンク本体ｍの上部Ｋｉ気流出口（ｌ附設し、上記
タンク本体ｍの下部にドレン排出口Ｔ’を設けたもので
ある。

従って、上述した従来の７ラツシヤｌは、流入口ｎから
タンク本体ｍ内に流入した地熱水を、噴射ノズルＯから
フラッシ工板ＰＫ陶って噴射して衝突させることくよっ
て７ラツシエさせ、これによって地熱水の有する熱エネ
ルギーが７ラツシ凰蒸気と熱水ドレンとを生成する。し
かして、フラッジ具蒸気は上記タンク本体ｍ内を上昇し
て蒸気流出口ｑより蒸気管ｇｖ通しセ、前述したよ５Ｋ
。

蒸気タービンｄ゛へ供給されて仕事な−ｇ″外他方、熱
水ドレンは、上記タンク本体ｍの下部に一旦貯溜された
後、ドレン排出口ｒより機外へ取出されて上記還元井ｉ
へ排棄されるようになっている。

即ち、上述したフラッシャ！では、噴射ノズルＯから噴
射した地熱水が、フラッシュ坂ｐＫＩＩ突した後、タン
ク本体ｍ−の四方へ飛散する。しかして、この飛散した
熱水ドレン及び７ラツシ具蒸気中の大粒水滴は、重力に
よって落下してタンク本体ｍの底部に貯蔵されてドレン
を生成する。

他方、フラッシュ蒸気中の比較的に小径の粒子（微小水
滴）は、フラッシュ蒸気の上昇気流によって、このフラ
ッジ具蒸気と共和、蒸気流出口ｑから蒸気’ｌｊｇｖ通
って蒸気ターーンｄへ移送される。

このよ５Ｋして、上記フラッシュ蒸気は微小水滴を同伴
する結果、蒸気タービンｄＫｌｌ入する蒸気の乾き度が
低下する。すると、これに比倒して、ターーン最終段附
近の湿り度が上昇し、ノズルや羽根の浸蝕が起るばかり
でなく、地熱水中に含まれる多量のシリカ、炭酸カルシ
ウム等が分離されずに７ラツシエ蒸気と共に蒸気ターー
ン附近のノズルや羽根に耐着して堆積し、通路面積を狭
（して出力の低下ｖＩＢ＜ばかりでなく、運転にも重大
な支障をきたすことも予測される。

又一方、既に提案されているこの種の地熱発電ゾテント
の７ラツシヤは、第３図に示されるよ５に、横長いタン
ク本体ｌＰ３にフラツシユ量２、気液分離室３及び蒸気
室４ｖ多孔仕切板５と偏平な液滴分離器（網目による々
ストエリミネータ）６とによつく区分して形成し、上記
フツッシ具室２の位置する上記タンク本体１に地熱水の
流入ロアを設け、この流入ロアの近傍の７ラツシエ室２
ＫＰレンキヤツチヤ８を附設し、さらに、上記気液分離
室３の直下の上記タンク本体ＩＫ網板仕切板１０を介し
てドレン排出口９′ｌｋ：設け、上記蒸気室４の位置す
る上記タンク本体ｌの上部に蒸気流出口１１　ｖＷ＆け
たものである。

従って、上述したフラッシャは、流入ロアからタンク本
体ｌ内に流入した地熱水は、上記流入ロアに附設された
噴出ロアｍから鏡板１４に向つ【噴出して衝突させると
共に、上・記フラツシエキャッチャ８によってフラッシ
ユ（減圧沸騰）させ、これＫよつ℃、地熱水の有する熱
エネルギーが熱水と分離して蒸気を生成する。そして、
７ツツシニした蒸気は気液分離室３及び液滴分離器６ｖ
通って蒸気室４へ乾き度の高い蒸気となって移送さね、
しかる後蒸気流出口１１から、機外へ取出されるよう罠
なっており、他方、゛フラッジ具して残った熱水ドレン
は、上記タンク本体１の底部に一旦貯溜された後、ドレ
ン排出口９より機外へ取出されるよう和なっている。

しかしながら、上述したフラッシャは、タンク本体ｌの
限られた長さの室内で水滴の水平飛行距離をできるだけ
長くして水滴を自重で落下させなければならず、しかも
、気流による上昇流の発生を極力抑制して落下する水滴
による干渉を避けて乾き度の高い蒸気を生成することに
難点がある。

３）発明の目的 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、地熱水の飛散を制御し、しかも蒸気の流れｔ−ＵｆＬ
化（層流化）して７ツツシエ蒸気の上昇［’に抑制する
と共に、積極的に微小水滴を除去し、併せて、乾き度の
高い７ラツシエ蒸気を得るようにして蒸気タービン運転
時の信頼性の向上な図ることを目的とする地熱発電プラ
ントの７ラツシヤを提供するものである。

４）発明の構成 本発明の構成は、タンク本体内にフラッシュ室。

気液分離室及び蒸気室な多孔仕切板と階段状をな丁液滴
分離器によって区分して形成し、上記フラッシュ室の位
置する上記タンク本体く地熱水の流入口を設け、この流
入口の近傍の７ラツシエ室にドレンキャッチャを附設し
、上記気液分離室の直下のタンク本体にドレン排出口ｔ
Ｗ＆け、上記蒸気室の位置する上記タンク本体に蒸気流
出口を設けたものである。

５）発明の実施例 以下、本発明は上述した具体例と同じ構成部材には同じ
符号を附して説明する。

第４図及び第５図において、符号ｌは、横長い形状のタ
ンク本体であって、このタンク本体ｌ内には、フラッシ
ュ室２、気液分離室３及び蒸気室（蒸気生成室）４が多
孔仕切板５と階段状ｔな丁液滴分離器１２とＫよって区
分して形成されている。

又、上記フラッシュ室２の位置する上記タンク本体ｌの
中１！には地熱水の流入ロアが設けられており、この流
入ロア０内端部には噴出ロアａが上記タンク本体ｌの鏡
板１ｍ　Ｋ対峙して設けられている。さらに、この噴出
ロアｍの外がわの７ラツシユ室２には、断面が略樋状を
なすドレンキャッチャ８が輪状和して附設されており、
上記気液分離室３の直下の上記タンク本体ｌには、ドレ
ン排出口９が網板仕切板１０ｔ−介して設けられている
。さらに又、上記蒸気室４の位置する上記タンク本体１
１１Ｃは蒸気流出口１１が附設されている。

特に、本発明による上記液滴分離は、第５図に示される
ように、各水平部に蒸気中に含まれる微小水滴を除去す
る各液滴分離体１２＋１が上段から下段に向って徐々に
流通面積を大きくして附設されている。

因に、上記各液滴分離体１２ａは、例えば、ワイヤメツ
シュ（金網）タイプ又はシエブ四ン！（気体と液体の慣
性買置の相違を利用した分離体）の建ストエリ建ネ―り
を使用することが望ましい。

しかして、上記階段状の液滴分離器ｎは気液分離室３内
を飛行する湿り気のある蒸気中の水滴を蒸気の上昇気流
に防げられることなく、自重によって落下するようにな
り−１しかも、タンク本体ｌの底部に近い程、水平飛行
距離を大きくとれるから、気液分離効率な向上すること
ができると共ｋ。

さらに、上記各液滴分離体１２ｍが蒸気中和含まれる建
ストを積極的に除去し得るようＫなっている。

又、上記液滴分離器１２は蒸気の流れを整流化して）ｅ
ツシニ蒸気の上昇気流の発生を極力抑制して自重で落下
する水滴の干渉ｔ１ａけて乾き度の高い蒸気を生成して
蒸気室４へ流出するよう和なっている。

従って、上記流入ロアからタンク本体ｌ内に流入した地
熱水は、上記流入ロアの噴出ロアｍから鏡板Ｌｍ　Ｋ向
って噴射して衝央させると共に、上記フラッシュキャッ
チャ８によってアップＶ瓢（減圧沸騰）させ、これＫよ
って地熱水ｔドレン。

（熱水）と分離して湿り気のあるフラッシュ蒸気を生成
する。そして、このフラッシュ蒸気は、多孔仕切板５か
ら気液分離室３へ移送され、こ工で減速された水滴は自
重によって落下し、さらに。

上記階段状の液滴分離器化の各液滴分離体１２ａ！通過
することＫよって乾き度の高い蒸気となって蒸気室ＪＫ
ｆｉ人し、しかる後、蒸気流出口１１から機外へ取出さ
れるようＫなっている。

他方、フラッシュして残った地熱水（ドレン）は、上記
タンク本体ｌの底部に一旦貯溜された後、ドレン排出口
９から機外へ排棄されるよう罠なっている。

６）発明の変形例 次に、第６図に示される実施例は、本発明の他の実施例
であって、これは階段状ｔな丁液滴分離器１２の垂直部
に各液滴分離体１２ｂ’ｔ’上段から下段に向って流通
面積を徐々に大きく形成して設けたものであって上述し
た実施例と同じ構成ｔもつものである。

７）発明の効果 以上述べたように本発明Ｖｃたれば、階段状をな丁液滴
分離器Ｌ２によってミストを積極的に除去すると共に、
蒸気の流れ’ｔ’＊Ｉ７ｉ！化して上昇気流の発生な抑
制して落下する水滴群による干渉を避けることによって
乾き度の高いフラッシュ蒸気を生成できるばかりでなく
、構成も簡素であるから組立も蓉易である等の優れた効
果な有”するものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は地熱発電プラントの系統図、第２図は、従来の
地熱発電プラントの７ラツシヤの断面図。 第３図は、既に提案されている地熱発電プランジの７ラ
ツシヤの断面図、第４図は本発明による地熱発電プラン
トの７ラツシヤの断面図、第５図は本発明の要部を示す
斜視図、第６図は本発明の他の実施例を示す図である。 ！・・・タンク本体、２・・・フラッシュ室、３・・・
気液分離室、４・・・蒸気室、５・・・多孔仕切板、７
・・・流入′口、訃・・ドレンキャッチャ、９・・・ド
レン排出口、１１・・・蒸気流出口、１２・・・液滴分
離器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　タンク本体内に７ラツシエ室、気液分離室及び蒸気
   室を多孔仕切板と階段状の液滴分離器とくよって区分し
   て形成し、上記フラッシュ室の位置する上記タンク本体
   に地熱水の流入口を設け、この流入口の近傍のフラッシ
   ュ室にドレンキャッチャを附設し、上記気液分離室の直
   下の上記タンク本体にドレン排出口を設け、上記蒸気室
   の位置する上記タンク本体に′蒸気流出口を設けたこと
   Ｖ＊徴とする地熱発電プラントのフラッシャ。 λ　階段状の液滴分離器を上段から下段に向って陣通直
   積を徐々に大きく形門し−たことを特徴とする特許請求
   “の範囲第１項都載の地熱発電プラント−のフラッシャ
   。 ３、階段状ｔな丁液滴分離器の各水平蔀若しくは各垂直
   部に各液滴分離体を上段から下段に向って流通面積を徐
   々に大き（形成して設けたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項又は第２項記載の地熱発電プラントの７ラツ
   シヤ。