JPS5875819A - 静止誘導電器用多重円筒巻線 - Google Patents
静止誘導電器用多重円筒巻線Info
- Publication number
- JPS5875819A JPS5875819A JP17308881A JP17308881A JPS5875819A JP S5875819 A JPS5875819 A JP S5875819A JP 17308881 A JP17308881 A JP 17308881A JP 17308881 A JP17308881 A JP 17308881A JP S5875819 A JPS5875819 A JP S5875819A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- insulating paper
- wound
- insulator
- flanged
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1)発明の技術分野
本発明は静止誘導電器用多重円筒巻線に係り、特に工数
低減を図るに好適な層間絶縁構造に関する・ 2)従来技術 静止誘導電器用多重円筒巻線は、例えば、第1図に示す
ように、鉄心1に低圧巻@2を巻回して、その外側に高
圧巻線としての多重の円筒41縁が巻回されて成る。こ
の多重の円筒巻線は、側杖かの絶縁物パーリア3で構成
した絶縁の主間隙を介して、低圧巻線2の外側に巻かれ
ており、絶縁物パーリア3の最外側より1層間絶縁紙4
1円筒巻綜5、絶縁油を流して巻線の冷却を行うための
油道6、そしてまたその外側に、層間絶縁紙41円筒巻
線5.油道6という具合に円筒巻線が数層にわ九シ、同
心円状に巻回され、その最外側に静電シールド7が設け
られて成る。こむで、この層間絶縁紙4は端部において
帽子のつば状に加工され、層間に生じるコロナ放電が進
展して層間短絡などの事故を起きにくくする役目を果し
ている。このつば状に加工されたものを紙さきフランジ
と呼んでいるが、これは円筒巻115の中間部に位置す
る層間絶縁紙4と一体の構成になっている。
低減を図るに好適な層間絶縁構造に関する・ 2)従来技術 静止誘導電器用多重円筒巻線は、例えば、第1図に示す
ように、鉄心1に低圧巻@2を巻回して、その外側に高
圧巻線としての多重の円筒41縁が巻回されて成る。こ
の多重の円筒巻線は、側杖かの絶縁物パーリア3で構成
した絶縁の主間隙を介して、低圧巻線2の外側に巻かれ
ており、絶縁物パーリア3の最外側より1層間絶縁紙4
1円筒巻綜5、絶縁油を流して巻線の冷却を行うための
油道6、そしてまたその外側に、層間絶縁紙41円筒巻
線5.油道6という具合に円筒巻線が数層にわ九シ、同
心円状に巻回され、その最外側に静電シールド7が設け
られて成る。こむで、この層間絶縁紙4は端部において
帽子のつば状に加工され、層間に生じるコロナ放電が進
展して層間短絡などの事故を起きにくくする役目を果し
ている。このつば状に加工されたものを紙さきフランジ
と呼んでいるが、これは円筒巻115の中間部に位置す
る層間絶縁紙4と一体の構成になっている。
第2図および第3図は、この層間絶縁紙4において紙さ
き7ランノを加工する工程を説明するための図である。
き7ランノを加工する工程を説明するための図である。
第2図は何層目かの円筒巻線の上に円筒巻線の高さ方向
の長さよシ広い幅の絶縁紙を所定の絶縁の厚さとなるよ
うに巻き付けたところである0次に、この絶縁紙の上下
端部において、外側よ多数枚ずつlO傷程度の切夛込み
を入れて外側に折〕返す作業を絶縁紙の回りを回シなが
ら繰ル返すと、第3図のように絶縁紙の端部が帽子のっ
け状の形を呈してくる・こO作業を眉間絶縁紙30全厚
について行うと、最終的に第1図の層間絶縁紙30よう
に円筒巻線の端部で7ランノが形成され、いわゆる紙さ
き7ランジと呼ばれるものができる・ 3)従来技術の問題点 しかしながら、上記した紙さき7ランジは作業的に大変
能率の悪いものであり、しかもこの紙さき7ランジは、
1つの多重円筒巻線において、上下端を合わせてlOケ
所から20ケ所程度あり、作業時間を合わせると、巻線
を巻くための時間のうちかなシのウェイトを占めること
になる。また、巻線には、通電時の振動や電磁機械力に
対して十分な強度を得るため、巻線が巻き上がった後、
巻線の上下から圧力をかけて所定の圧力のtま固定する
作業が必要となる。このとき、巻線に加える上下からの
圧力は、紙さきフランジを通して巻線にかかることにな
るが、この7ランゾは何枚もの絶縁紙を重・ね合わせる
ため、圧力に対する寸法のアンバランスが生じ、多重の
円筒巻線に対して均等に圧力をかけることが困難となる
問題点がある。
の長さよシ広い幅の絶縁紙を所定の絶縁の厚さとなるよ
うに巻き付けたところである0次に、この絶縁紙の上下
端部において、外側よ多数枚ずつlO傷程度の切夛込み
を入れて外側に折〕返す作業を絶縁紙の回りを回シなが
ら繰ル返すと、第3図のように絶縁紙の端部が帽子のっ
け状の形を呈してくる・こO作業を眉間絶縁紙30全厚
について行うと、最終的に第1図の層間絶縁紙30よう
に円筒巻線の端部で7ランノが形成され、いわゆる紙さ
き7ランジと呼ばれるものができる・ 3)従来技術の問題点 しかしながら、上記した紙さき7ランジは作業的に大変
能率の悪いものであり、しかもこの紙さき7ランジは、
1つの多重円筒巻線において、上下端を合わせてlOケ
所から20ケ所程度あり、作業時間を合わせると、巻線
を巻くための時間のうちかなシのウェイトを占めること
になる。また、巻線には、通電時の振動や電磁機械力に
対して十分な強度を得るため、巻線が巻き上がった後、
巻線の上下から圧力をかけて所定の圧力のtま固定する
作業が必要となる。このとき、巻線に加える上下からの
圧力は、紙さきフランジを通して巻線にかかることにな
るが、この7ランゾは何枚もの絶縁紙を重・ね合わせる
ため、圧力に対する寸法のアンバランスが生じ、多重の
円筒巻線に対して均等に圧力をかけることが困難となる
問題点がある。
4)発明の目的
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、作業性に優
ぐれ、かつ、巻線締付作業時の巻線に対する締付圧力管
理の容易な静止誘導電器用多重円筒巻線を提供すること
を目的とする・ 5)発明の構成 この目的を達成するため、本発明社、予めフランジ加工
された絶縁物を7ランジ加工されていない層間絶縁物の
間に挿入することによ)、円筒巻線間に配置するフラン
ジ付層間絶縁物を構成するようにしたことを特徴とする
の 6)発明の実施例 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。
ぐれ、かつ、巻線締付作業時の巻線に対する締付圧力管
理の容易な静止誘導電器用多重円筒巻線を提供すること
を目的とする・ 5)発明の構成 この目的を達成するため、本発明社、予めフランジ加工
された絶縁物を7ランジ加工されていない層間絶縁物の
間に挿入することによ)、円筒巻線間に配置するフラン
ジ付層間絶縁物を構成するようにしたことを特徴とする
の 6)発明の実施例 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明する。
第4図は従来の紙さきフランジに代る眉間絶縁紙端部構
造のフランジ部を示す図である。層間絶縁紙4を巻くま
での構造は従来と同様であるが、層間絶縁紙4を巻き付
層る際、その幅を従来の紙さき7ランゾを加工するほど
広くとらず、従来の7ランゾを加工するに要した幅分だ
け狭い層間絶縁紙4を円筒巻線5のIII接油′道6の
外側に巻き付けていく、更に、との層間絶縁紙4を所定
の眉間絶縁寸法まで巻き付ける加工の途中、任意のとこ
ろで眉間絶縁紙40幅をいくらか狭くして、その代シニ
プレスが−ドのような絶縁物で、予に67 ランジ形に
形成されたアングルリング80片端を巻き込み、また、
その上からもとの幅の層間絶縁紙4を巻き付ゆて、フラ
ンジ付の層間絶縁を構成する。このように構成した層間
絶縁物の上に次の円筒巻線5を巻き、以下同様にして上
述したフランジ付層間絶縁物を細道6を介して各円筒巻
線間に配置していくことによシ、多重円筒巻線を構成す
る。
造のフランジ部を示す図である。層間絶縁紙4を巻くま
での構造は従来と同様であるが、層間絶縁紙4を巻き付
層る際、その幅を従来の紙さき7ランゾを加工するほど
広くとらず、従来の7ランゾを加工するに要した幅分だ
け狭い層間絶縁紙4を円筒巻線5のIII接油′道6の
外側に巻き付けていく、更に、との層間絶縁紙4を所定
の眉間絶縁寸法まで巻き付ける加工の途中、任意のとこ
ろで眉間絶縁紙40幅をいくらか狭くして、その代シニ
プレスが−ドのような絶縁物で、予に67 ランジ形に
形成されたアングルリング80片端を巻き込み、また、
その上からもとの幅の層間絶縁紙4を巻き付ゆて、フラ
ンジ付の層間絶縁を構成する。このように構成した層間
絶縁物の上に次の円筒巻線5を巻き、以下同様にして上
述したフランジ付層間絶縁物を細道6を介して各円筒巻
線間に配置していくことによシ、多重円筒巻線を構成す
る。
第5図は第4図で眉間絶縁紙40間に巻き込んだアング
ルリング8の単体の図である。アングルリング8はプレ
スが−ドのような絶縁物で作られ、専用の機械によって
円筒の片端に帽子のつばが付いたような形状に加工され
る。
ルリング8の単体の図である。アングルリング8はプレ
スが−ドのような絶縁物で作られ、専用の機械によって
円筒の片端に帽子のつばが付いたような形状に加工され
る。
このようにして、多重円筒巻線のフランジ付層間絶縁物
を構成すれば、従来の紙さき7ランゾのように、作業者
によシ絶縁紙をl0CII@度の幅に切り裂いて折夛曲
げ、紙さき7ランジを構成するという根気のいる作業を
なくすことができ、大幅な作業改善になる。また、巻線
を上下から圧力をかけて締付ける作業においても圧力が
ブレスピードなどの一体の絶縁物でできているアングル
リングを通して巻線にかかるため、従来の実績の多い円
板巻線と同様な構造となり、巻線に対する締付圧力の管
理が容易になる。
を構成すれば、従来の紙さき7ランゾのように、作業者
によシ絶縁紙をl0CII@度の幅に切り裂いて折夛曲
げ、紙さき7ランジを構成するという根気のいる作業を
なくすことができ、大幅な作業改善になる。また、巻線
を上下から圧力をかけて締付ける作業においても圧力が
ブレスピードなどの一体の絶縁物でできているアングル
リングを通して巻線にかかるため、従来の実績の多い円
板巻線と同様な構造となり、巻線に対する締付圧力の管
理が容易になる。
7)発明の効果
以上のように、本発明によれば、フランジを有する多重
円筒巻線の層間絶縁物の構成に大幅な作業改善が図られ
、しかも、巻線の締付圧力管理が容易になる静止誘導電
器用多重円筒巻線が得られる。
円筒巻線の層間絶縁物の構成に大幅な作業改善が図られ
、しかも、巻線の締付圧力管理が容易になる静止誘導電
器用多重円筒巻線が得られる。
#!1図は従来の靜止靜導電器用多重円筒巻線の縦断@
面図、第2図および第3図は従来の多重円筒巻線の7ラ
ンジ付層間絶縁構造を説明するための概念図、絡4図は
本発明の一実施例を示す多重円筒巻線の層間絶縁物の端
部構造の一部断面図、第5図は第4図で使用したアング
ルリングの単体斜視図である。 1・・・鉄心、2・・・低圧巻線、3・・・絶縁物パー
リア、4一層間絶縁紙、5・・・円筒巻線、6・・・細
道、7・・・静電シールド、8−・・アングルリング。 第2図 第3図
面図、第2図および第3図は従来の多重円筒巻線の7ラ
ンジ付層間絶縁構造を説明するための概念図、絡4図は
本発明の一実施例を示す多重円筒巻線の層間絶縁物の端
部構造の一部断面図、第5図は第4図で使用したアング
ルリングの単体斜視図である。 1・・・鉄心、2・・・低圧巻線、3・・・絶縁物パー
リア、4一層間絶縁紙、5・・・円筒巻線、6・・・細
道、7・・・静電シールド、8−・・アングルリング。 第2図 第3図
Claims (1)
- 多重に重ね巻きされ、かつ、直列に接続された各円筒巻
線間に7ランジ付層間絶縁−が配置されて成る静止誘導
電器用多重円筒巻線において、予め7ランゾ形に形成さ
れた絶縁物をフランジ加工されていない眉間絶縁物の間
に挿入して前記フランジ付層間絶縁物を構成し九ことを
特徴とする静止誘導電器用多重円筒巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17308881A JPS5875819A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 静止誘導電器用多重円筒巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17308881A JPS5875819A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 静止誘導電器用多重円筒巻線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5875819A true JPS5875819A (ja) | 1983-05-07 |
Family
ID=15953974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17308881A Pending JPS5875819A (ja) | 1981-10-30 | 1981-10-30 | 静止誘導電器用多重円筒巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5875819A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104377016A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-02-25 | 合肥华威自动化有限公司 | 动态过载有载宽幅调压配电变压器 |
-
1981
- 1981-10-30 JP JP17308881A patent/JPS5875819A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104377016A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-02-25 | 合肥华威自动化有限公司 | 动态过载有载宽幅调压配电变压器 |
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