JPS5875772A - 鉛蓄電池用格子体のエキスパンドシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エキスバンド加工した格子体の表面処理を行
う段階を備えた鉛蓄電池用格子体のエキスバンドシステ
ム区間するものである。

従来のエキスバンドシステムＩ【よって加工された鉛蓄
電池用格子体は、船あるいは鉛合金の圧延シートをエキ
スバンド加工することｋよって作られているため、格子
体の表面に現われている粒界が少なく、鋳造による格子
体に比べ腐食が進行しｋくいという優れた特性を有して
いるか１反面、熟成の際には鋳造化よる格子体に比べて
格子体表面の活物質（ペースト）界面での重着性が悪く
、後工程で活物質の脱落が起こり品いという問題点を有
していた。更１こ、かかる密着性不良が原因で格子体と
活物質の界面Ｉｒ−クラックが入った場合−こは、その
近傍の活物質は化成されにくく化成時間終了後も硫酸鉛
の状態で白く残ってしまう。これは陽極板の場合特に顕
著でありその後の電池性能香こ容量低下などの悪影響を
及ぼしていた。

本発明は、圧延シートのエキスバンド加工によって作ら
れた格子体の表面を熟成中に腐食反応が起こり高いよう
な表面化改質することを目的としている。

上記の目的を達成するため化０本発明ではエキスバンド
加工された格子体の表面Ｉ【鉛を電着させる段階を備え
たことを特徴とするものである。

次に本発明の一実施例について説明する。

第１図は１本発明によるエキスバンドシステムの概念図
である。エキスパンダー１によってエキスバンド加工さ
れた格子体２は、格子体の表面に鉛を電着させるための
電解槽３内を通り鉛を電着させた後、格子体に付着した
電解液を水洗装置４で洗い流して整形装置５番こ送られ
。

続いて活物質充填装置６．裁断装置７へと送られる。電
解槽８をエキスパンダー１と整形装ぼ５の開基こ設置し
た場合の概念図を示したが、整形装置５と活物質充填装
置６０間に設置してもかまわない。格子体２の表面に船
を電着させる電解槽の構造として第２ＥＪを示したが、
安全面を考慮して階極となる格子体２はアースに落すよ
うにするのが望ましい。陽極８の材料としては、電解液
９を汚染する心配のない鉛あるいは炭素などを用いる。

鉛を電着させるための電解液９の組成は、従来から種々
知られているが。

本実施例では希硫酸−硝酸鉛を使用した。定電流電解を
行なった場合格子体２０表面に鉛を電着させる際の電流
密度は、システムを動かすときの格子体２の送り速度Ｉ
Ｃよって異るか、αｌ〜αＭＡ／ｄｍ″の電流密度て、
熟成後、格子体２と活物質の間の密着性に支障のない電
着量が得られる。

凍化１本発明による効果について述べる。

（１）　　ＩＩ解によって格子体２の表面に析出した鉛
は、適度８こ湿った状態では放置しておくだけで空気中
の酸素と反応して一酸化船Ｉ【なるという熟成中の格子
体表面の腐食反応（酸化反応）を進める上て極めてすぐ
れた性質を持っており、このような格子体の表面処理は
、−面一面格子体を鋳造していく不連続な生産方式では
コスト面および作業性などの面から適用できなかったが
、エキスバンドシステムという連続生産設備に組み込む
ことによりコスト面作業性などの面が改善でき所期の効
果を上げることができた。

（２）　　電着した鉛化より格子体表面の腐食反応が促
進され、エキスバンドシステム化おいて圧延シートを用
いること番こよる熟成後の密着性不良が改善できた。

（３）　　すでに述べたように、１１着させた鉛は非常
に活性であるため、格子体と活物質との界面の密着性は
活物質充填後、乾燥するだけで完了し、乾燥によるクラ
ックの発生、熟成工程を省いたこと−こよる活物質自体
の強度の低下について別途対策を講じておくことによっ
て従前の熟成工程を省略し、生産性を向上することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概念図、第２図は本発
明における電解槽の構造の一例を示した説明図である。 ｌはエキスパンダー、２は格子体、３は電解槽、４は水
洗装置、６は整形装置、６は活物質充填装置、７は裁断
装置、８は陽極、９は電解液 特許出願人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鉛あるいは鉛合金の圧延シートをエキスバンド加工した
   後、格子体の表面区鉛を電着させる段階を備えたことを
   特徴とする鉛蓄電池用格子体のエキスバンドシステム。