JPS587568B2 - 粒状物の空気輸送におけるプラグ形成装置 - Google Patents
粒状物の空気輸送におけるプラグ形成装置Info
- Publication number
- JPS587568B2 JPS587568B2 JP53079424A JP7942478A JPS587568B2 JP S587568 B2 JPS587568 B2 JP S587568B2 JP 53079424 A JP53079424 A JP 53079424A JP 7942478 A JP7942478 A JP 7942478A JP S587568 B2 JPS587568 B2 JP S587568B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- transport
- valve
- valve plate
- granules
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- Expired
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
近時、空気輸送の諸型式のうち、プラグ式空気輸送が、
他の型式に比べて低風速輸送ができることから特に注目
されるようになった。
他の型式に比べて低風速輸送ができることから特に注目
されるようになった。
輸送風速を低速度にした場合の利点は種々あるが、その
主なものとしては、低速で輸送するため被輸送物を浮遊
させる必要がないこと、輸送時の摩擦損失が少ないこと
、高濃度混合比が実現できるため要する設備費が少くて
すみ、また輸送エネルギーを大きく節約できるなどであ
る。
主なものとしては、低速で輸送するため被輸送物を浮遊
させる必要がないこと、輸送時の摩擦損失が少ないこと
、高濃度混合比が実現できるため要する設備費が少くて
すみ、また輸送エネルギーを大きく節約できるなどであ
る。
このような利点をもつプラグ式空気輸送におけるプラグ
形成の手段は被輸送物の物性、所要輸送量または輸送距
離などの諸条件によっていろいろの発明考案がなされて
おり、本発明はそのうち比較的通気性のよい物性をもつ
ペレット状またはビーズ状の粒状物のプラグ式空気輸送
におけるプラグの形成装置に関するものである。
形成の手段は被輸送物の物性、所要輸送量または輸送距
離などの諸条件によっていろいろの発明考案がなされて
おり、本発明はそのうち比較的通気性のよい物性をもつ
ペレット状またはビーズ状の粒状物のプラグ式空気輸送
におけるプラグの形成装置に関するものである。
元来プラグ式空気輸送は、団塊プラグ状になり、易い性
質の粉状物を対象とすることが多く、ペレット状または
ビーズ状などの粒状物は粒度が太きいため比較的通気性
に富むので団塊になり難く、プラグの形成が困難である
ばかりか折角プラグを形成しても、その状態の保持が難
しく、粒状物のプラグ式空気輸送は困難とされている。
質の粉状物を対象とすることが多く、ペレット状または
ビーズ状などの粒状物は粒度が太きいため比較的通気性
に富むので団塊になり難く、プラグの形成が困難である
ばかりか折角プラグを形成しても、その状態の保持が難
しく、粒状物のプラグ式空気輸送は困難とされている。
本発明は、このように一般には不適当と考えられる粒状
物のプラグ輸送を、簡単な構成で容易な操作性をもった
プラグ形成装置を提供することによって実現するもので
ある。
物のプラグ輸送を、簡単な構成で容易な操作性をもった
プラグ形成装置を提供することによって実現するもので
ある。
以下実施例に基づき図面6こよって、本発明の構成なら
びに作用を説明する。
びに作用を説明する。
第1図は装置の全体の構成を示す側面図である。
すなわち、輸送さるべき粒状物を内蔵するブロークンク
1と該ブロークンク1の吐出口の背部を貫通して輸送方
向に向って開口する2次空気管2と、前記吐出口が輸送
管3と接続する部位に挾設されたプラグ形成用の開閉弁
6aがあり以下輸送管3が送り先のサイクロン4まで続
き、サイクロン4の下方には貯槽5が置設されている。
1と該ブロークンク1の吐出口の背部を貫通して輸送方
向に向って開口する2次空気管2と、前記吐出口が輸送
管3と接続する部位に挾設されたプラグ形成用の開閉弁
6aがあり以下輸送管3が送り先のサイクロン4まで続
き、サイクロン4の下方には貯槽5が置設されている。
又輸送管3の途中には、プラグ再形成用の開閉弁6bが
配設されている。
配設されている。
開閉弁6a,6bは、輸送されるべき粒状物の粒度より
稍小径の孔が可及的密に穿孔されたパンチングメタルあ
るいは板状の金網で作られた弁板が本体に嵌挿されてお
り、付設されたパワーシリンダ7によって往復動して輸
送管路を開閉するようになっている。
稍小径の孔が可及的密に穿孔されたパンチングメタルあ
るいは板状の金網で作られた弁板が本体に嵌挿されてお
り、付設されたパワーシリンダ7によって往復動して輸
送管路を開閉するようになっている。
この構成において、ブロークンク1内の粒状物は、2次
空気管2から放出する圧力空気によって付勢されて輸送
管3に進出しようとするが、閉状態の開閉弁6の弁板に
堰き止められ、圧力空気のみが、弁板の孔から透過して
輸送管3に流出する。
空気管2から放出する圧力空気によって付勢されて輸送
管3に進出しようとするが、閉状態の開閉弁6の弁板に
堰き止められ、圧力空気のみが、弁板の孔から透過して
輸送管3に流出する。
結果として弁板に堰き止められた粒状物は次第に密度を
増して団塊状のプラグを形成する。
増して団塊状のプラグを形成する。
こゝにおいて、図示していないが本装置に付属する制御
装置によって系統的に動作するパワーシリンダによって
弁板が急速に開状態に切換えられると、プラグ化して密
度を増して通気抵抗が犬となっていた粒状体は団塊のま
ゝ輸送管3内に圧し出されてプラグを形成する。
装置によって系統的に動作するパワーシリンダによって
弁板が急速に開状態に切換えられると、プラグ化して密
度を増して通気抵抗が犬となっていた粒状体は団塊のま
ゝ輸送管3内に圧し出されてプラグを形成する。
プラグ化した粒状物が開閉弁6aを通過し終った時点で
制御装置の設定に従って弁板は前述の逆の動作を行ない
輸送管路を閉止する。
制御装置の設定に従って弁板は前述の逆の動作を行ない
輸送管路を閉止する。
弁板が閉止すると、既に述べた最初の状態に戻り、粒状
物は弁板に堰き止められ、圧力空気は弁板を透過して前
回の動作で圧し出したプラグ状の粒状物を更に圧し進め
る。
物は弁板に堰き止められ、圧力空気は弁板を透過して前
回の動作で圧し出したプラグ状の粒状物を更に圧し進め
る。
一方堰き止められた粒状物はプラグ化して密度を増し通
気抵抗が大となっており、再たび弁体を開くとプラグ状
のまゝ輸送管3内に圧し出される。
気抵抗が大となっており、再たび弁体を開くとプラグ状
のまゝ輸送管3内に圧し出される。
このように開閉弁6の弁体を別設の制御装置の定められ
たプログラムに従って、開,閉することによって、連続
して供給される粒状物と圧力空気の混合物は、プラグ化
した粒状物の団塊と圧力空気の団塊に分離されて輸送管
3内を交互に圧送される。
たプログラムに従って、開,閉することによって、連続
して供給される粒状物と圧力空気の混合物は、プラグ化
した粒状物の団塊と圧力空気の団塊に分離されて輸送管
3内を交互に圧送される。
また、輸送管路の途中に配設された開閉弁6bは、輸送
中に崩壊する粒状物のプラグ再形成の用をなすもので、
その配設部位ならびに配設数は輸送装置に与えられる条
件によって異るが、何れの場合も輸送始端の開閉弁6a
の動作を基として、系統的にその動作が設定される。
中に崩壊する粒状物のプラグ再形成の用をなすもので、
その配設部位ならびに配設数は輸送装置に与えられる条
件によって異るが、何れの場合も輸送始端の開閉弁6a
の動作を基として、系統的にその動作が設定される。
第2図は本発明によるプラグ輸送の状態を示す説明図で
、気,固混合物が開閉弁6に堰き止められて粒状物は密
度を増し、圧力空気は弁板を透過して、前方に在るプラ
グを圧し進めつ5ある状態を示している。
、気,固混合物が開閉弁6に堰き止められて粒状物は密
度を増し、圧力空気は弁板を透過して、前方に在るプラ
グを圧し進めつ5ある状態を示している。
ここに本発明の作用効果を約言すれば、第一の利点とし
ては、開閉弁の弁板に透気性を付与したことである。
ては、開閉弁の弁板に透気性を付与したことである。
これは各プラグ間に空間部を作って本装置の輸送を成立
させる不可欠の要件でもあるが、それのみならず、通常
の透気性のない遮断弁のように閉止時に圧力空気の流れ
を遮断することがないため、空気源に対して有害な衝撃
または過負荷が防止される大きな利点を有する。
させる不可欠の要件でもあるが、それのみならず、通常
の透気性のない遮断弁のように閉止時に圧力空気の流れ
を遮断することがないため、空気源に対して有害な衝撃
または過負荷が防止される大きな利点を有する。
また本装置は、輸送条件に合せて弁板の開閉を司さどる
制御装置を別設するのみで輸送管系の継手部を利用して
所要個所あるいは所要個所毎にプラグ形成用開閉弁を配
設すれば、容易に粒状物のプラグを形成または再形成す
ることができ、また設置部位の変更あるいは設置数の増
減も可能であり、プラグの崩壊し易い粒状物のプラグ輸
送に適用することによって経済的な輸送を実現すること
ができ、省エネルギー面にも大きな効果を有する。
制御装置を別設するのみで輸送管系の継手部を利用して
所要個所あるいは所要個所毎にプラグ形成用開閉弁を配
設すれば、容易に粒状物のプラグを形成または再形成す
ることができ、また設置部位の変更あるいは設置数の増
減も可能であり、プラグの崩壊し易い粒状物のプラグ輸
送に適用することによって経済的な輸送を実現すること
ができ、省エネルギー面にも大きな効果を有する。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示す側面図で
あり、第2図は本発明による粒状物のプラグ輸送の状態
を説明する部分図である。 1…ブロータンク、2…2次空気管、3…輸送管、4…
サイクロン、5…貯槽、6…プラグ形成用開閉弁、7…
パワーシリンダ、8…プラグ。
あり、第2図は本発明による粒状物のプラグ輸送の状態
を説明する部分図である。 1…ブロータンク、2…2次空気管、3…輸送管、4…
サイクロン、5…貯槽、6…プラグ形成用開閉弁、7…
パワーシリンダ、8…プラグ。
Claims (1)
- 1 ベレットまたはビーズ等粒状物の空気輸送において
、透気性を有し、かつ粒状物は通過させない孔径をもつ
多孔板または板状の網をもって弁板とした開閉弁を、輸
送管系の始端および輸送管系の所要個所に所要数を猷設
して、付属した制御装置によってこれを系統的に開閉し
、輸送用空気ならびに被輸送物を定常的に供給しつゝ、
弁板閉止時に被輸送物をせき止めて団塊状とし、弁板を
開放してこれを輸送管系に間欠的にプラグとして供給す
ることを特徴とする粒状物の空気輸送におけるプラグ形
成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53079424A JPS587568B2 (ja) | 1978-06-29 | 1978-06-29 | 粒状物の空気輸送におけるプラグ形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53079424A JPS587568B2 (ja) | 1978-06-29 | 1978-06-29 | 粒状物の空気輸送におけるプラグ形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS557147A JPS557147A (en) | 1980-01-18 |
JPS587568B2 true JPS587568B2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=13689472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53079424A Expired JPS587568B2 (ja) | 1978-06-29 | 1978-06-29 | 粒状物の空気輸送におけるプラグ形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587568B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673931B2 (ja) * | 1986-04-23 | 1994-09-21 | 神鋼鋼線工業株式会社 | 成形複合板の製造方法 |
CN105947680A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-09-21 | 芜湖美威包装品有限公司 | 泡沫粉料的气力运输装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4994079A (ja) * | 1972-10-25 | 1974-09-06 | ||
JPS50106383A (ja) * | 1973-11-15 | 1975-08-21 |
-
1978
- 1978-06-29 JP JP53079424A patent/JPS587568B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4994079A (ja) * | 1972-10-25 | 1974-09-06 | ||
JPS50106383A (ja) * | 1973-11-15 | 1975-08-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS557147A (en) | 1980-01-18 |
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