JPS58738B2 - 高融点金属線棒の加工方法 - Google Patents
高融点金属線棒の加工方法Info
- Publication number
- JPS58738B2 JPS58738B2 JP7695878A JP7695878A JPS58738B2 JP S58738 B2 JPS58738 B2 JP S58738B2 JP 7695878 A JP7695878 A JP 7695878A JP 7695878 A JP7695878 A JP 7695878A JP S58738 B2 JPS58738 B2 JP S58738B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- mixed gas
- melting point
- wire rod
- metal wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/34—Methods of heating
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Wire Processing (AREA)
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タングステン、モリブデン等の高融点金属線
棒の加工方法に関する。
棒の加工方法に関する。
タングステン、モリブデンは、通常粉末を圧縮成形した
後焼結して例えば断面が約1〜2cm角、長さ50〜1
00cm程度の棒体とし、この棒体を転打加工した後、
圧延あるいは伸線して製品としている。
後焼結して例えば断面が約1〜2cm角、長さ50〜1
00cm程度の棒体とし、この棒体を転打加工した後、
圧延あるいは伸線して製品としている。
これらの加工は、熱間にて行なわれる。さて、従来の転
打加工は次のように行なわれていた。
打加工は次のように行なわれていた。
すなわち焼結後の棒体を転打加工が可能な1000℃〜
1500℃程度の高温に加熱するために棒体の側面に都
市ガス等の燃焼ガスと空気とを混合してなる混合ガスの
噴射口を設け、棒体の軸方向に対してほぼ直角の方向か
ら混合ガスを燃焼させながら棒体に直接吹きつげるとと
もに、更に高温を得るために混合ガスを吹き出す噴射口
に、別個に酸素ガスを供給して混合ガスの燃焼をより高
温の状態とし、この混合ガスおよび酸素ガスにより棒体
な充分な高温にした後転打加工を施こしていた。
1500℃程度の高温に加熱するために棒体の側面に都
市ガス等の燃焼ガスと空気とを混合してなる混合ガスの
噴射口を設け、棒体の軸方向に対してほぼ直角の方向か
ら混合ガスを燃焼させながら棒体に直接吹きつげるとと
もに、更に高温を得るために混合ガスを吹き出す噴射口
に、別個に酸素ガスを供給して混合ガスの燃焼をより高
温の状態とし、この混合ガスおよび酸素ガスにより棒体
な充分な高温にした後転打加工を施こしていた。
従来のこの加工方法は棒体を短時間で高温状態にすると
いう目的は充分に達成するのであるが以下のような改善
すべき点がまだ残っていた。
いう目的は充分に達成するのであるが以下のような改善
すべき点がまだ残っていた。
すなわちタングステン、モリブデンは高温では極めて酸
化しやすいにもかかわらず従来の方法では高温を得るた
めに特に混合ガスに酸素ガスを付加しており、このため
に生ずる未燃酸素等による材料の酸化による消耗が大き
い。
化しやすいにもかかわらず従来の方法では高温を得るた
めに特に混合ガスに酸素ガスを付加しており、このため
に生ずる未燃酸素等による材料の酸化による消耗が大き
い。
また混合ガスを燃焼させつつ棒体に吹きつけることによ
り棒体を加熱しているためいったん棒体に吹きつけられ
た混合ガスはその後は棒体の加熱に充分寄与することな
く排出される。
り棒体を加熱しているためいったん棒体に吹きつけられ
た混合ガスはその後は棒体の加熱に充分寄与することな
く排出される。
このため混合ガスの使用量が過大である。
したがって本発明の第一の目的は、高融点金属線棒の酸
化による消耗が著しく少ない加工方法を提供することで
ある。
化による消耗が著しく少ない加工方法を提供することで
ある。
本発明の他の目的は、混合ガスの燃焼による熱を有効に
線棒の加熱に利用して省エネルギーに寄与する加工方法
を提供することである。
線棒の加熱に利用して省エネルギーに寄与する加工方法
を提供することである。
本発明の他の目的は、線棒の加熱時の炉近傍の温度を低
減させかつ燃焼音を低減せしめること等により作業環境
を改善する加工方法を提供することである。
減させかつ燃焼音を低減せしめること等により作業環境
を改善する加工方法を提供することである。
すなわち本発明は、混合ガスを高融点金属線棒の軸方向
に沿って旋回させながら燃焼せしめ前記線棒の周囲を取
囲みかつ進行せしめることにより混合ガスの燃焼による
熱が前記線棒に寄与する機会を大ならしめて前記線棒を
充分に加熱したのち転打加工を施こすことを特徴とする
。
に沿って旋回させながら燃焼せしめ前記線棒の周囲を取
囲みかつ進行せしめることにより混合ガスの燃焼による
熱が前記線棒に寄与する機会を大ならしめて前記線棒を
充分に加熱したのち転打加工を施こすことを特徴とする
。
実施例を述べる。
図においてタングステン棒1を炉2の中を通過させて加
熱したのちスェージング装置の(ハンマ3により転打す
る。
熱したのちスェージング装置の(ハンマ3により転打す
る。
炉2の中でタングステン棒1は次のように加熱される。
混合ガス4は、炉の一端部から炉内部に供給され、着火
され燃焼しながら矢印Aのように旋回しつつタングステ
ン棒1の周囲を進行する。
され燃焼しながら矢印Aのように旋回しつつタングステ
ン棒1の周囲を進行する。
この混合ガス4はタングステン棒1に沿ってタングステ
ン棒1を充分に加熱する。
ン棒1を充分に加熱する。
上記したように本発明においては混合ガスの燃焼域が長
くタングステン棒を加熱する機会が多いため、混合ガス
に酸素ガスを加えなくてもタングステン棒は充分に加熱
された状態で転打加工することができる。
くタングステン棒を加熱する機会が多いため、混合ガス
に酸素ガスを加えなくてもタングステン棒は充分に加熱
された状態で転打加工することができる。
このことによりタングステン棒の酸化、特に未燃酸素に
よる酸化消耗を従来の方法と比較して格段に少なくでき
る。
よる酸化消耗を従来の方法と比較して格段に少なくでき
る。
また、混合ガスの燃焼はタングステン棒に沿って有効に
なされ燃焼が終った後に排出されるため混合ガスの使用
量は格段に少なくてよい。
なされ燃焼が終った後に排出されるため混合ガスの使用
量は格段に少なくてよい。
また、混合ガスの燃焼は炉の内部でほとんど終了するの
で、炉の外で燃焼することはなく、また燃焼音は従来と
比較して少なくなり作業環境の改善に寄与する。
で、炉の外で燃焼することはなく、また燃焼音は従来と
比較して少なくなり作業環境の改善に寄与する。
直径3〜6朋のタングステン棒を本発明方法と従来の方
法とで加■し比較した。
法とで加■し比較した。
得られたタングステン棒の表面を比較すると本発明方法
によるものは加工前とほとんど同じ状態であったのに対
し、従来の方法によるものの表向は黄色の酸化層が観察
された8タングステンは、10〜100μ程度の極細線
に加工されて用いることが多いことを考慮すると、転打
加工段階での材料損失を少なくすることは極めて効果が
ある。
によるものは加工前とほとんど同じ状態であったのに対
し、従来の方法によるものの表向は黄色の酸化層が観察
された8タングステンは、10〜100μ程度の極細線
に加工されて用いることが多いことを考慮すると、転打
加工段階での材料損失を少なくすることは極めて効果が
ある。
また、燃焼に供した都市カス量の使用量は従来の60〜
70%でよく、従来都市ガス量とほぼ同等量使用しでい
た酸素ガス量は全く使用する必要がなかった。
70%でよく、従来都市ガス量とほぼ同等量使用しでい
た酸素ガス量は全く使用する必要がなかった。
また、燃焼音は、測定すると5〜10ボン減少し聴感上
も騒音が減少することが確認された。
も騒音が減少することが確認された。
更に従来は炉から排出された混合ガスが炉外で燃焼する
ことがあったため炉近傍が相当の高温となりタングステ
ン棒の挿入等の作柴が困難であったが、本発明方法によ
れば燃焼による熱は炉外で線棒の加熱に寄与し、炉外で
の燃焼はなく楽に作業ができるようになった。
ことがあったため炉近傍が相当の高温となりタングステ
ン棒の挿入等の作柴が困難であったが、本発明方法によ
れば燃焼による熱は炉外で線棒の加熱に寄与し、炉外で
の燃焼はなく楽に作業ができるようになった。
なお、炉内に導入する混合ガスの空気をあらかじめ予熱
しておくことは混合ガスな炉内で充分に燃焼せしめ、線
棒を短時間で充分加熱することに効果がある。
しておくことは混合ガスな炉内で充分に燃焼せしめ、線
棒を短時間で充分加熱することに効果がある。
この観点から炉内を通過し炉外に排出された燃焼後のガ
スを炉入口に導き空気の予熱に供することは好ましい。
スを炉入口に導き空気の予熱に供することは好ましい。
、
図は本発明方法の一実施例を示す図である。
1……タングステン棒、2……炉、3……ハンマ、4…
…混合ガス4、
…混合ガス4、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1高融点金属線棒の軸線に清って混合ガスを旋回させな
がら高融点金属線棒の周囲で混合ガスを燃焼せしめ、こ
の燃焼による熱により高融点金属線棒を加熱したのち転
打加工を施こすことを特徴とする高融点金属線棒の加工
方法。 2混合ガス中の空気は燃焼前に予熱しである特許請求の
範囲第1項に記載の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7695878A JPS58738B2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 高融点金属線棒の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7695878A JPS58738B2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 高融点金属線棒の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS556419A JPS556419A (en) | 1980-01-17 |
JPS58738B2 true JPS58738B2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=13620287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7695878A Expired JPS58738B2 (ja) | 1978-06-27 | 1978-06-27 | 高融点金属線棒の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58738B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59183719A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-18 | 株式会社東芝 | コーヒー製造機 |
JPS61225969A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | Sharp Corp | 光学読取装置 |
CN110306180A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-10-08 | 杨唯加 | 用于提高钨钼棒表面硬度的热轧工艺 |
-
1978
- 1978-06-27 JP JP7695878A patent/JPS58738B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS556419A (en) | 1980-01-17 |
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