JPS5873642A - 結露防止方法 - Google Patents
結露防止方法Info
- Publication number
- JPS5873642A JPS5873642A JP16944681A JP16944681A JPS5873642A JP S5873642 A JPS5873642 A JP S5873642A JP 16944681 A JP16944681 A JP 16944681A JP 16944681 A JP16944681 A JP 16944681A JP S5873642 A JPS5873642 A JP S5873642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moisture
- layer
- insulation
- inorganic
- inorganic wool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は結露防止方法に関するものである。
硝子ウール、ロックウール等の無機質ウールのような断
熱材を用いることによシ、冷暖房費を大巾に節減するこ
とができ、新築建物においては断熱施工を行うことが省
エネ時代の常識となっているが、既存建築物にあっては
断熱施工の行なわれていないものが多い。
熱材を用いることによシ、冷暖房費を大巾に節減するこ
とができ、新築建物においては断熱施工を行うことが省
エネ時代の常識となっているが、既存建築物にあっては
断熱施工の行なわれていないものが多い。
新築の際、断熱施工を行なうのは極めて容易であるが、
既存建築物の天井裏等へ断熱施工を行なうのは谷・易で
ない。このような場合、無機質ウール粒状物を天井裏等
へ吹込む、吹込み工法が採用され、この方法は新建築物
の断熱工法にも用いられている。
既存建築物の天井裏等へ断熱施工を行なうのは谷・易で
ない。このような場合、無機質ウール粒状物を天井裏等
へ吹込む、吹込み工法が採用され、この方法は新建築物
の断熱工法にも用いられている。
天井裏に断熱層を形成せしめた場合、室内側から水分を
含んだ暖・かい空気が断熱層中を上昇すると、この水分
が、断熱層上面或は屋根裏等で凝結する結露現象を生じ
、木材の老化、断熱性能の低下等の障害を生じ易い。
含んだ暖・かい空気が断熱層中を上昇すると、この水分
が、断熱層上面或は屋根裏等で凝結する結露現象を生じ
、木材の老化、断熱性能の低下等の障害を生じ易い。
無機質ウールマットを使用する従来の新築時における断
熱工法においては、無機質ウールマットの下面に防湿層
（例えばポリエチレンのように水分の透過を阻止する層
）を一体的に設けることにより、水分が断熱材中を上昇
するのを防止して結露を防止することが行なわれた。
熱工法においては、無機質ウールマットの下面に防湿層
（例えばポリエチレンのように水分の透過を阻止する層
）を一体的に設けることにより、水分が断熱材中を上昇
するのを防止して結露を防止することが行なわれた。
しかしながら、吹込み工法においてはこのような方法を
採ることができない。天井裂に予め防湿層を形成させる
ことも提案されているが、この方法は多くの手間と費用
を要する難点がある。
採ることができない。天井裂に予め防湿層を形成させる
ことも提案されているが、この方法は多くの手間と費用
を要する難点がある。
このためＺ吹込み工法においては屋根裏に換気孔を設け
、結露の原因となる水分を換気孔から除去することが提
案されているが、除去すべき水分量が多い場合、換気能
力を極めて犬走する必要が孔を形成させる必要が生じ、
改築費が増大する。
、結露の原因となる水分を換気孔から除去することが提
案されているが、除去すべき水分量が多い場合、換気能
力を極めて犬走する必要が孔を形成させる必要が生じ、
改築費が増大する。
又、換気孔からの雨水の侵入等の新たな難点が発生する
。
。
重ねた結果、断熱材層を通過する水分の量は常に一定で
はなく、時間と共に変動することに着目した。例えば昼
間においては水分量は多く、夜間暖房を停止した場合水
分量は極めて少ない。
はなく、時間と共に変動することに着目した。例えば昼
間においては水分量は多く、夜間暖房を停止した場合水
分量は極めて少ない。
従来の吹込工法によるときは、換気孔による水分排出能
力（換気能力という）を”超える水分（過剰水分とい−
う）、が断熱材層中を上昇する場合、この過剰水分が断
熱材上部等で凝結し、或は屋根裏ヵ１．．工、。アカ８
１−６□工、ゎ る。この断熱材中に吸収され残存した水分（残存水分と
いう）は断熱材中を上昇する水分が換気能２カ、を下廻
った場合でも蒸発され難く、従って過剰水分は次第に断
熱材中に蓄積されてしまい、断熱能力を低下させ、或は
建家の劣化を招来する。。このため換気能力は最大の水
分上昇量以上とする必要がある。
力（換気能力という）を”超える水分（過剰水分とい−
う）、が断熱材層中を上昇する場合、この過剰水分が断
熱材上部等で凝結し、或は屋根裏ヵ１．．工、。アカ８
１−６□工、ゎ る。この断熱材中に吸収され残存した水分（残存水分と
いう）は断熱材中を上昇する水分が換気能２カ、を下廻
った場合でも蒸発され難く、従って過剰水分は次第に断
熱材中に蓄積されてしまい、断熱能力を低下させ、或は
建家の劣化を招来する。。このため換気能力は最大の水
分上昇量以上とする必要がある。
本発明は無機質ウール層上に、以下詳述するような水分
吸放出層を設けることにより上述の難点を解決するもの
である。過剰水分は、水分吸放出層に吸収され、断熱材
中を上昇する水分量が換気能力より小となった場合、水
分吸放出層に吸収さｎた水分が蒸発するので、１日の平
均水分量に対応する換気能力を建家に附与することによ
り、断熱材中の水分の蓄積を防止することができる。一
般に平均水分量は最大水分量の５０俤程度であり、従っ
て本発明の方法によるときは、換気能力を従来法の５０
％程度とすることができる。
吸放出層を設けることにより上述の難点を解決するもの
である。過剰水分は、水分吸放出層に吸収され、断熱材
中を上昇する水分量が換気能力より小となった場合、水
分吸放出層に吸収さｎた水分が蒸発するので、１日の平
均水分量に対応する換気能力を建家に附与することによ
り、断熱材中の水分の蓄積を防止することができる。一
般に平均水分量は最大水分量の５０俤程度であり、従っ
て本発明の方法によるときは、換気能力を従来法の５０
％程度とすることができる。
次に本発明番更に具体的に説明する。
天井裏に無機−ウール粒状物を常法によって吹込んで無
機質ウール層を形成せしめる。無機質ウール粒状物とし
ては断熱用の無機質繊維マット（無機質ウール）の粉砕
物乃至切断物が好適に使用できる。その大きさは２〜５
ｃｒｎ程度のものが適当である。無機質ウール層の厚み
は、所望の断熱性能に応じて定められるが、通常１０〜
３０ｃＩｎ程度である。
機質ウール層を形成せしめる。無機質ウール粒状物とし
ては断熱用の無機質繊維マット（無機質ウール）の粉砕
物乃至切断物が好適に使用できる。その大きさは２〜５
ｃｒｎ程度のものが適当である。無機質ウール層の厚み
は、所望の断熱性能に応じて定められるが、通常１０〜
３０ｃＩｎ程度である。
無機質ウール層上に水分吸放出層を形成せしめる。珪藻
上、パーライト、デユーレックス（闇品名、デューレツ
クス工業株式会社製へ）等の水分吸放出剤をウール層上
に吹付けることにより好適な水分吸放出層を形成せしめ
うることが判明した。
上、パーライト、デユーレックス（闇品名、デューレツ
クス工業株式会社製へ）等の水分吸放出剤をウール層上
に吹付けることにより好適な水分吸放出層を形成せしめ
うることが判明した。
水分吸放出剤の量は水分吸放出層中に保持せしむべき最
大水分量に応じて簡単に求めることができる１、例えば
昼間のみ暖房を行ない、夜間暖房を停止する場合、暖房
停止直後の水分保持蓋が最大となり、この量は換気能力
と暖房時の水分上外陰、暖房時間から求めることができ
る。
大水分量に応じて簡単に求めることができる１、例えば
昼間のみ暖房を行ない、夜間暖房を停止する場合、暖房
停止直後の水分保持蓋が最大となり、この量は換気能力
と暖房時の水分上外陰、暖房時間から求めることができ
る。
無機質ウール層上に水分吸放出層を直接形成せ−しめる
前に、無機質ウール層上面に撥水処理を施こす等の方法
により水分の移行し難い物質よりなる層を形成せしめ、
その後水分吸放出層を形成せしめることにより、水分吸
放出層中に吸収された水分が無機質ウール層中に移行す
るのを完全に防止でき、一層好適な結果をうろことがで
きる。
前に、無機質ウール層上面に撥水処理を施こす等の方法
により水分の移行し難い物質よりなる層を形成せしめ、
その後水分吸放出層を形成せしめることにより、水分吸
放出層中に吸収された水分が無機質ウール層中に移行す
るのを完全に防止でき、一層好適な結果をうろことがで
きる。
なお水分吸放出剤としておが屑等を用いる場合、防腐処
理、難燃処理を予め施こすのが望ましい、。
理、難燃処理を予め施こすのが望ましい、。
Claims (1)
- 無機質ウール粒状物を天井裏に吹込んで形成せしめた無
機質ウール層上に水分吸放出層を設け、無機質ウール層
中を上昇する過剰水分を水分吸放出層を吸収せしめ、水
分吸放出層に吸収された水分を蒸発せしめて換気孔から
除去することを特徴とする結露防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16944681A JPS5873642A (ja) | 1981-10-24 | 1981-10-24 | 結露防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16944681A JPS5873642A (ja) | 1981-10-24 | 1981-10-24 | 結露防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5873642A true JPS5873642A (ja) | 1983-05-02 |
Family
ID=15886747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16944681A Pending JPS5873642A (ja) | 1981-10-24 | 1981-10-24 | 結露防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5873642A (ja) |
-
1981
- 1981-10-24 JP JP16944681A patent/JPS5873642A/ja active Pending
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