JPS587316Y2 - ダイナモメ−タ - Google Patents

ダイナモメ−タ

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Publication number
JPS587316Y2
JPS587316Y2 JP8625577U JP8625577U JPS587316Y2 JP S587316 Y2 JPS587316 Y2 JP S587316Y2 JP 8625577 U JP8625577 U JP 8625577U JP 8625577 U JP8625577 U JP 8625577U JP S587316 Y2 JPS587316 Y2 JP S587316Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
cable
tension
dynamometer
load cell
Prior art date
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Expired
Application number
JP8625577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5413386U (ja
Inventor
原田勝三
松田峰雄
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP8625577U priority Critical patent/JPS587316Y2/ja
Publication of JPS5413386U publication Critical patent/JPS5413386U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS587316Y2 publication Critical patent/JPS587316Y2/ja
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は海底電線等のケーブルの繰出し、巻取り作業
において、ケーブルの張力計測に用いられるダイナモメ
ータの改良に関する。
海底電線の布設は周知のように専用のケーブル布設船に
よって施工され、ケーブルリールからドローオフホール
ドバンクギアを経てケーブルをケーブルエンジンドラム
に巻取り、さらにこのドラムから船首シーブを介してケ
ーブルを海中に繰出すようにしている。
そしてケーブルの布設や引揚げ時の垂直方向の張力を計
測するために、前記布設船では、ケーブルエンジンドラ
ムと船首シーブの中間に、ダイナモメータが配設されて
いる。
このダイナモメータの概要は一般に第1図に示すとおり
で、架台1上にロードテーブル2がピボット軸受3を介
して回動自在に取付けられ、このロードテーブル2の上
にケーブル4が載置される。
ロードテーブル2下面には押棒5が下向きに取付けられ
、その直下に位置する架台1上面に2出力型ロードセル
6が固定され、さらにこのロードセル6は高張力指示調
節計7と低張力指示調節計8に電気的に接続されている
ロードテーブル2上の負荷は押棒5を介して2出力型ロ
ードセル6に伝えられ、このロードセル6ではケーブル
張力の下向分力を検出し、その検出値は高張力指示調節
計7と低張力指示調節計8とによりそれぞれ増幅、指示
される。
なお、9はロードテーブル2および付属品の自重を消去
するための、バランスウェイトである。
ところで、前記ロードセル6は1つのケースに2つのセ
ンサが内蔵された特殊構造であるために、■外形が大き
いこと、◎保守保管が容易でないこと、○高価であるこ
と、○腐食等で内部絶縁が低下したような場合、センサ
が2つとも性能が一度に劣化する虞れがあり信頼性に乏
しいこと、■偏荷重の影響があること、などの欠点を抱
えている。
この考案は上記の欠点を解消して、高度の実用性を付与
したダイナモメータを提供するものである。
すなわち本考案は、ケーブルエンジンドラムと送出しシ
ーブとの中間に配設されて通過ケーブルの張力垂直成分
を計測するダイナモメータにおいて、中間部分をロード
テーブル下面の固定棒にピンジヨイントされた負荷分配
レバーと、同負荷分配レバーの両端付近に位置して架台
上に固定された複数個の1出力型ロードセルとを有し、
前記ケ−プルの張力垂直成分を前記負荷分配レバーを介
して前記複数個のロードセルに同時に伝達するようにし
たことを特徴とする。
以下、実施例の構造につき第2図を参照しながら説明す
る。
10は架台、11は架台10の上にピボット軸受12を
介して回動自在に取付けられたロードテーブル、13は
このロードテーブル11上に載置されたケーブル、14
はバランスウェイトである。
ロードテーブル11には下向きに固定棒15が取付けら
れ、その下端はピンジヨイント16を介して負荷分配レ
バー17が取付けられている。
一方、負荷分配レバー17の両端部に対応する前記架台
10の上面には、高張力ロードセル18と低張力ロード
セル19がそれぞれ固定される。
このうち高張力ロードセル18は高張力指示調節計20
に電気的に接続され、低張力ロードセル19はリミッタ
21を介して電気的に低張力指示調節計22に接続され
る。
以上の構成において、ロードテーブル11の負荷は固定
棒15から負荷分配レバー17を介して高張力ロードセ
ル18および低張力ロードセル19に伝えられ、これら
のロードセル18.19においてケーブル張力の下向分
力が検出され、その検出値は高張力指示調節計20と低
張力指示調節計22によってそれぞれ指示される。
低張力指示調節計22のフルスケールを超えるような場
合は、その張力検出信号はリミッタ21でカットされ、
低張力指示調節計22がオーバースケールしないように
なっている。
この考案ではロードセルの容量は限定する必要はないが
、低張力指示調節計22の測定荷重範囲は一般にO〜1
0t、高張力指示調節計20の測定荷重範囲はO〜30
tにそれぞれ設定される。
そして通常は表示精度の高い低張力指示調節計22に基
づいて計測を行ない、伺らかの理由でケーブル張力が1
0tを越えたときは、高張力指示調節計20の目盛を読
むようにする。
これは、海底電線等の張力測定に際し、ダイナモメータ
のロードセルとしては、通常0〜30tの測定荷重が要
求されているが、一般にはケーブルに3を以上の張力が
働くことが少ないため、測定表示精度を高める意味で上
記の条件が設定されるのである。
つぎに、この考案では負荷分配レバー17のレバー比a
/ bは通常1に設定されるが、これも任意に設定す
ることが可能であり、これによって任意の容量のロード
セルを使用することができる。
またこの考案では負荷分配レバー17の機能によってケ
ーブル張力の下向分力をロードセルにかけられるように
なっているため、ロードセルの数は2個以上使用するこ
とができ、ロードセルの取付高さも差があっても差支え
ない。
さらに、ケーブルのロードテーブルも実施例に限定され
ずたとえばケーブル案内部をV形みぞを有するシーブと
し、その上から圧着シーブでケーブルを挾み込み、上記
V形シーブを強制駆動方式とした構造でもよい。
以上で明らかな如く、この考案のダイナモメータは架台
上に複数個の1出力型ロードセルを固定し、負荷分配機
能を有するレバーを介してこれらのロードセルに同時に
負荷を与えるようにしであるので、つぎのような実用的
に顕著な効果を奏することができる。
すなわち、1出力型のロードセル、つまり標準型ロード
セルを使用するので、2出力型ロードセルと違って保守
保管が容易なこと、安価なこと、ロードセル容量を小さ
なものにできること、ロードセルの外形が小さくなるこ
と、ロードセルの互換性つまり使用上の融通がきくこと
、などの効果を奏することができる。
そして1出力型ロードセルを複数個使用するので、たと
えば1個のロードセルが腐食等の原因のため内部絶縁が
低下しても、他のロードセルでそれをバックアップでき
、機器の信頼性が高い。
また、負荷分配レバーのレバー比に応じて任意容量のロ
ードセルを選択できるし、偏荷重の影響もない。
したがって、この考案のダイナモメータは、海底電線を
はじめとするケーブル張力計測作業分野に対し、高度の
実用性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は海底電線等のケーブル張力計測作業に使用’;l
”’rtgダイナモメータを示すもので、第1図は従来
例、第2図はこの考案の一実施例を示しており、各図の
イは正面図、口は側面図である。 1.10・・・・・・架台、2,11・・・・・・ロー
ドテーブル、3,12・−・・・・ピボット軸受、4,
13・・・・・・ケ−プル、5・・・・・・押し棒、6
・・・・・・2出力型ロードセル、7,20・・・・・
・高張力指示調節計、8,22・・・・・・低張力指示
調節計、9,14・・・・・・バランスウェイト、15
・・・・・・固定棒、16・聞・ピンジヨイント、17
・・・・・・負荷分配レバー セル、19・・・・・・低張カロー ンタ。 18・・・・・・高張力ロード ドセル、21・・・・・・リミ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルエンジンドラムと送出しシーブとの中間に配設
    されて通過ケーブルの張力垂直成分を計測するダイナモ
    メータにおいて、中間部分をロードテーブル下面の固定
    棒にピンジヨイントされた負荷分配レバーと、同負荷分
    配レバーの両端付近に位置して架台上に固定された複数
    個の1出力型ロードセルとを有し、前記ケーブルの張力
    垂直成分を前記負荷分配レバーを介して前記複数個のロ
    ドセルに同時に伝達するようにしたことを特徴とするダ
    イナモメータ。
JP8625577U 1977-06-30 1977-06-30 ダイナモメ−タ Expired JPS587316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8625577U JPS587316Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 ダイナモメ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8625577U JPS587316Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 ダイナモメ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5413386U JPS5413386U (ja) 1979-01-27
JPS587316Y2 true JPS587316Y2 (ja) 1983-02-08

Family

ID=29010665

Family Applications (1)

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JP8625577U Expired JPS587316Y2 (ja) 1977-06-30 1977-06-30 ダイナモメ−タ

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JPS5413386U (ja) 1979-01-27

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