JPS5871Y2 - 保冷容器 - Google Patents

保冷容器

Info

Publication number
JPS5871Y2
JPS5871Y2 JP4886179U JP4886179U JPS5871Y2 JP S5871 Y2 JPS5871 Y2 JP S5871Y2 JP 4886179 U JP4886179 U JP 4886179U JP 4886179 U JP4886179 U JP 4886179U JP S5871 Y2 JPS5871 Y2 JP S5871Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cooling
cooling container
lid
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4886179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55149162U (ja
Inventor
正 堀田
Original Assignee
株式会社シマノ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シマノ filed Critical 株式会社シマノ
Priority to JP4886179U priority Critical patent/JPS5871Y2/ja
Publication of JPS55149162U publication Critical patent/JPS55149162U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5871Y2 publication Critical patent/JPS5871Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば釣魚などを冷却源と共に収容して低温状
態に維持すべく威した保冷容器に関する。
一般にこの種の保冷容器はその冷却源として市販の氷が
用いられるが、この氷は時間経過に伴って融解し容器内
底部に溜るのであり、従ってこの融解した水或は前記氷
に収容物が直接触れて変色或は変質するようなことがあ
った。
そこでこのような欠点を除去すべく先に、冷却媒体を収
容し該媒体を凍結させて冷却源とする冷却用容器を形成
し、該冷却用容器を適宜収容物と共に保冷容器内に収容
して、この収容物を低温状態に維持すべく威したものを
提案したが、この冷却用容器は、保冷容器内に内装する
ごとくしているため、冷気が保冷容器内全域に効率よく
、かつ充分に行き渡らせることができず、しかも前記保
冷容器内に収容する収容物を取出し或は収容する場合に
前記冷却用容器が邪魔になってこの取出し及び収容が困
難となる問題があった。
この問題を解決するため収容物の入口を冷却用容器に設
けることも考えられるが、構造が複雑となったり、冷却
媒体の収容容積が小さくなる問題がある。
又前記冷却用容器を保冷容器内に内装することにより、
例えば魚等の収容物の臭いが、前記冷却用容器に付着し
、従ってこの冷却用容器に水を入れ、鉄水を凍結させて
冷却源として用い、かつこの凍結せる氷が融解した後の
水を飲料水とする場合前記の如く冷却用容器に収容物の
臭いが付着して飲料水として供し難いものである。
そこで本考案は以上の如き問題点を解決すべく考案した
もので、その目的は飲料可能な液体を収容し該液体を凍
結させて冷却源とする冷却用容器からの冷気を容器本体
内全域に斑なくかつ迅速に行き渡らせて、この容器本体
内の収容物を低温状態に確実に維持させることができ、
しかも前記容器本体内収容物の出し入れが極めて簡単容
易に行なえ、かつこの収容物の臭いが前記冷却用容器に
耐着するようなことがなく、この冷却用容器内の液体を
飲料用として供することができると共に、この液体の冷
却用容器からの取出しが極めて簡単容易である保冷容器
を提供するにある。
以下本考案の実施態様を例示図に基づいて説明する。
図において耐量1で全体的に示した保冷容器は、断熱構
造とした容器本体2と、該本体2の一側縁部に蝶番4,
4を介して開閉自在に枢着した蓋体3とから成るもので
、この蓋体3の内側形状よりも小さくかつ密閉された容
器であって、飲料可能な液体例えば水やジュースなどを
収容し該液体を凍結させて冷却源とすべく威した冷却用
容器5を形成し、この冷却容器5を前記蓋体3の内側に
、該蓋体3の内側に取付けた2本のゴムバンド6.6に
より着脱自在に取付ける。
斯くして前記冷却用容器5の蓋体枢着側に取水ロアを形
成して、該取水ロアに開閉栓9をもつ蛇口8を取付けて
成るものである。
尚図中10はコツプであって、前記取水ロアの周囲に円
形の膨出部11を形成し、この膨出部11の周壁をテー
パー状として、この膨出部周壁に前記コツプ10を着脱
自在に嵌着保持させる。
このとき膨出部11のテーパー状周壁にコツプ10の開
口部内周が密に嵌着して該コツプ10が不用意に脱落し
ないのである。
又前記冷却用容器5は弾性変形が可能な合成樹脂により
形成して、前記膨出部11を前記容器5と1体に成形し
、前記膨出部11が弾性変形できるようにし、前記膨出
部11に前記コツプ10を嵌着保持させるとき、弾性変
形により保持させたり、また前記膨出部11のテーパー
状周壁の途中に環状凹溝又は環状突条を形成してコツプ
10の開口部内周を前記凹溝又は突条への嵌合い構造に
より前記コツプ10を保持させるようにしてもよい。
この場合前記コツプ10にも、前記凹溝又は突条に嵌合
する突条又は凹溝を形成するのが好ましい。
本考案保冷容器は以上の如く構成するもので、その使用
時には予め冷却用容器5に水やジュースなどの液体を入
れて冷蔵庫の製氷室或は冷凍室でこの液体を凍結させ、
然る後この冷却用容器5を蓋体3の内側に取付けると共
に、釣魚など適宜収容物を容器本体2内に入れて、この
冷却用容器5内の氷により収容物を低温状態に維持させ
るのである。
斯くして前記冷却用容器5内の氷が融解した後は、その
液体を飲料用として供するのであって、この時冷却用容
器5を蓋体3から取外す必要はない。
即ち蓋体3を開くと冷却用容器5の取水ロアが最下部に
位置することになるので、蛇口8の開閉栓9を開くだけ
で冷却容器5内の液体を取出すことができるのである。
尚本考案は既述実施例の如く冷却用容器5を冷蔵庫の製
氷室や冷凍室に入れて、該容器5内の液体を凍結させる
場合、蛇口8が邪魔になり易すいので、゛この蛇口8を
冷却用容器5の取水ロアに着脱自在に取付けるべく構威
し、この冷却用容器5内の液体を凍結させる場合に前記
蛇口8を取水ロアから取外すごとくしても□よい。
又既述実施例において冷却用容器5を蓋体3の内側にゴ
ムバンド6.6により取付けるべく威したが、この取付
構造は嵌込み構造やレールによる保持構造としてもよく
、また第3,4図に示す如く蓋体3の内側に縮径可能と
した頭部12をもつ合成樹脂型のフック体13を複数個
固定する一方、冷却用容器5から一体的に貫通孔14を
もつフランジ15を複数個形威し、このフランジ15の
貫通孔14を前記フック体13の頭部12から嵌挿して
、前記冷却用容器5を蓋体3の内側に着脱自在に取付け
るごとくしてもよい。
以上説明した如く本考案による保冷容器は、飲料可能な
液体を収容し該液体を凍結させて冷却源とする冷却用容
器を形成して、該容器を容器本体に枢着した蓋体の内側
に取付け、この冷却用容器からの冷気により容器本体内
を低温状態に維持させるものであるから、この容器本体
内に入れた収容物の低温状態維持が極めて効率よく確実
に行なえる。
即ち冷却用容器からの冷気は容器本体内底部に降下し、
該本体内底部の比較的暖かい空気は上昇して冷却用容器
により冷却されて再び降下し、所謂容器本体内全域に冷
気が迅速にかつむらなく行き渡り、収容物の保冷を極め
て確実に行なわせ得るに至ったのである。
又このように冷却用容器を蓋体の内側に取付けることに
よって、この冷却用容器を取出す場合或は取付ける場合
収容物に邪魔されるようなことなく極めて簡単容易にか
つ迅速に取付け、取外し得るのであり、又収容物の出入
れも冷却用容器に邪魔されずに容易に行なえ、その上、
前記冷却用容器の重量により蓋体の閉鎖を確実に行なえ
るのである。
又前記冷却用容器に収容物の臭が耐着するような恐れが
全くなく、従ってこの冷却用容器内の氷が融解した後の
液体を飲料用として供することができ、かつこの冷却用
容器内から液体を取出す場合、冷却用容器を蓋体から取
外す必要がなく、この蓋体を容器本体から開くだけでよ
く、即ち蓋体を容器本体から開き、直立させることによ
って取水口が最下部に位置することになるので、開閉栓
を開くだけで冷却用容器内の液体を取出すことができる
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は斜視図、第
2図は一部切欠側面図、第3図は別の実施例を示す部分
縦断面図、第4図はその底面図である。 1・・・・・・保冷容器、2・・・・・・容器本体、3
・・・・・・蓋体、5・・・・・・冷却用容器、7・・
・・・・取水口、9・・・・・・開閉栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱構造とした容器本体と、該本体の一側縁部に開閉自
    在に枢着した蓋体とから戊る保冷容器において、飲料可
    能な液体を収容した該液体を凍結させて冷却源とする冷
    却用容器を形成し、この冷却用容器を前記蓋体の内側に
    取付け、かつこの冷却用容器の蓋体枢着側に取水口を形
    成して、該取水口に開閉栓を設けたことを特徴とする保
    冷容器。
JP4886179U 1979-04-11 1979-04-11 保冷容器 Expired JPS5871Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4886179U JPS5871Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 保冷容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4886179U JPS5871Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 保冷容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149162U JPS55149162U (ja) 1980-10-27
JPS5871Y2 true JPS5871Y2 (ja) 1983-01-05

Family

ID=28933372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4886179U Expired JPS5871Y2 (ja) 1979-04-11 1979-04-11 保冷容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5871Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55149162U (ja) 1980-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5555746A (en) Two liter insulated cooler containers
US5406808A (en) Two-liter bottle cooler/insulator
US4344300A (en) Chillerwell cooler
US5001907A (en) Beverage container with refrigerant gel
US4183226A (en) Refrigerated beverage holder
US4162029A (en) Cooler chest/liquid dispenser combination
US4793149A (en) Cooling and insulating device for containers such as beverage cans and the like
US7950249B1 (en) Ice cubes cooled container
JPS5811741Y2 (ja) 恒温容器
US6357252B1 (en) Portable cooler apparatus
JPH07308261A (ja) 断熱ボトルとその組立方法
US4438637A (en) Cooling container for canned beverages and sandwiches
US20080156814A1 (en) Cooling tray
US6668579B1 (en) Container with refillable core
JPS5871Y2 (ja) 保冷容器
KR200493844Y1 (ko) 휴대용 아이스컵
US3273354A (en) Thermal insulating and cooling receptacle for disposable fluid containers
KR200250105Y1 (ko) 물통
JPH035275Y2 (ja)
KR200401581Y1 (ko) 스폰지 보냉용기
JPS5845261Y2 (ja) 保温・保冷容器
JPS591534Y2 (ja) 水筒
JPS601616Y2 (ja) 恒温容器
JP3231031U (ja) 食品容器
JPH08276964A (ja) 飲料容器