JPS5871997A - メタクリル樹脂用離型剤 - Google Patents
メタクリル樹脂用離型剤Info
- Publication number
- JPS5871997A JPS5871997A JP16984981A JP16984981A JPS5871997A JP S5871997 A JPS5871997 A JP S5871997A JP 16984981 A JP16984981 A JP 16984981A JP 16984981 A JP16984981 A JP 16984981A JP S5871997 A JPS5871997 A JP S5871997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- methacrylic resin
- resin
- molding
- releasing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明(/:l:射出成形、押出成形あるいは圧縮成形
法 −゛ などによって成形されるメタクリル樹脂成形材料に用い
る離型剤に関するものである。
法 −゛ などによって成形されるメタクリル樹脂成形材料に用い
る離型剤に関するものである。
1−
従来、メタクリル樹脂の成形においては離型に関して特
に工業的に実施する上に支障となるような問題は起って
いなかったため、離型剤を積極的に樹脂内部に添加する
必要もなかったし、また金型などに塗布するいわゆる外
部離型剤も、成形品の美麗な外観をそこなうおそれがあ
るために通常は用いられていなかった。
1しかしながら、近年、(1)メ
タクリル樹脂成形においても、製品取出しロボットなど
が導入されて機械的に製品が取扱われるようになってき
ておシ、この際良能型性が不良率低下の一つのポイント
になっていること、(2)光学レンズや光ディスクのよ
うな超鏡面金型による成形においては、成形品と金型面
との密着性が極めて高く々るため、良能型性のポリマー
が要求されていること、(3)光学レンズのような高精
度の表面を有する成形品を得るには超高圧射出成形機が
用いられるが、この際金型からの離型が比較的困難とな
るため、良能型性の成形材料が必要であること、(4)
生産性向上の要求に対して、良能型性の付与は一つの有
効な手段となりうろこと、などの観点から優ノtノこ前
型性を有するメタクリル樹脂成形4′A享・1が要求さ
ノ]、る」:うになってきた。
に工業的に実施する上に支障となるような問題は起って
いなかったため、離型剤を積極的に樹脂内部に添加する
必要もなかったし、また金型などに塗布するいわゆる外
部離型剤も、成形品の美麗な外観をそこなうおそれがあ
るために通常は用いられていなかった。
1しかしながら、近年、(1)メ
タクリル樹脂成形においても、製品取出しロボットなど
が導入されて機械的に製品が取扱われるようになってき
ておシ、この際良能型性が不良率低下の一つのポイント
になっていること、(2)光学レンズや光ディスクのよ
うな超鏡面金型による成形においては、成形品と金型面
との密着性が極めて高く々るため、良能型性のポリマー
が要求されていること、(3)光学レンズのような高精
度の表面を有する成形品を得るには超高圧射出成形機が
用いられるが、この際金型からの離型が比較的困難とな
るため、良能型性の成形材料が必要であること、(4)
生産性向上の要求に対して、良能型性の付与は一つの有
効な手段となりうろこと、などの観点から優ノtノこ前
型性を有するメタクリル樹脂成形4′A享・1が要求さ
ノ]、る」:うになってきた。
したがって、このような要求に対して、8苅に応じ成形
品の美麗性をそこなうことのないような物質を樹脂に配
合することによって、1η11型t2にを向上させる手
段が試みられている。この物質として、例えは流動パラ
フィン、ワックス、Fj1級脂肪酸やそのエステル、高
級アルコールなどが用いらノ1ている。しかしながら、
これらの離型剤(rJl、その配合量が樹脂に対して1
000 pprn以下4rIH度ではIN型効果がほと
んど発揮されないため、通常11000ppをかなり越
えた範囲で用いられ、その上同時間の連続成形において
は金型表面に析出する傾向(いわゆるモールドデポジッ
ト現象)があるため、成形品表面の美麗さがそこなわh
たり、また離型剤自体の熱分解によって成形品内にいわ
ゆる「曇り」や「もや」を生じるおそれがあるなどの欠
点を有している。
品の美麗性をそこなうことのないような物質を樹脂に配
合することによって、1η11型t2にを向上させる手
段が試みられている。この物質として、例えは流動パラ
フィン、ワックス、Fj1級脂肪酸やそのエステル、高
級アルコールなどが用いらノ1ている。しかしながら、
これらの離型剤(rJl、その配合量が樹脂に対して1
000 pprn以下4rIH度ではIN型効果がほと
んど発揮されないため、通常11000ppをかなり越
えた範囲で用いられ、その上同時間の連続成形において
は金型表面に析出する傾向(いわゆるモールドデポジッ
ト現象)があるため、成形品表面の美麗さがそこなわh
たり、また離型剤自体の熱分解によって成形品内にいわ
ゆる「曇り」や「もや」を生じるおそれがあるなどの欠
点を有している。
本発明者らは、このような従来の離J〜12剤のもつ欠
点を克服し、より少ない配合量によって優れた離型効果
を発揮するメタクリル樹脂用離型剤を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、2.4.6位にある特定の置換基を有
するフェノール類によりその目的を達成しうろことを見
出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
点を克服し、より少ない配合量によって優れた離型効果
を発揮するメタクリル樹脂用離型剤を開発すべく鋭意研
究を重ねた結果、2.4.6位にある特定の置換基を有
するフェノール類によりその目的を達成しうろことを見
出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、一般式
(式中のXは水素又は炭素数5以下のアルキル基、Yは
炭素数5以下のアルキル基又はアルコキシ基、2は電子
供与性置換基である) で表わされる化合物から成るメタクリル樹脂用離型剤を
提供するものである。
炭素数5以下のアルキル基又はアルコキシ基、2は電子
供与性置換基である) で表わされる化合物から成るメタクリル樹脂用離型剤を
提供するものである。
前記一般式(1)中の置換基Xは、水素原子であるか、
又は炭素数5以下のアルギル基例えはメチル基、エチル
基、ターンヤリ−ブチル基、イソアミル基などである。
又は炭素数5以下のアルギル基例えはメチル基、エチル
基、ターンヤリ−ブチル基、イソアミル基などである。
また、置換基Yは炭素数5以下のアルキル基例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ターシャリ−ブチル基、
イソアミル基、l:など、あるいは炭素数5以下のアル
コキシ基、(、例えd:メトキシ基、エトキシ基、ブロ
ポギシ基などである。
ル基、エチル基、プロピル基、ターシャリ−ブチル基、
イソアミル基、l:など、あるいは炭素数5以下のアル
コキシ基、(、例えd:メトキシ基、エトキシ基、ブロ
ポギシ基などである。
他方、置換基2はベンゼン核に対して電子を与える傾向
のある置換基いわゆる電子供与性11′を換基であって
、例えばアミン基、アルキル基、・・ロゲン原子のほか
含窒素不飽和複素環基などもこれに含まれる。
のある置換基いわゆる電子供与性11′を換基であって
、例えばアミン基、アルキル基、・・ロゲン原子のほか
含窒素不飽和複素環基などもこれに含まれる。
したがって、本発明の離型剤として月Iいられる化合物
の例としては、2,4.6−トIJメチルフエノーノヘ
2,6−ジターシャリ−ブチル−1−メチルフェノール
、2,4−ジメチル−6−メチルシクロヘキシルフェノ
ール、2.イージメチル−6−ツニルフエノール、2,
4−ジメチル−6−ターシャリ−ブチルフェノール、2
−ターシャリ−ブチル−4−メチルフェノールへ 2,
6−ジタ〜シヤリ−ブチル−4−メトキシフェノール1
.2−(2′−ヒドロキシ−57−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2=(2′−ヒドロキシ−37,5
/−ジターシャIJ 7’チルフエニル)ペンツトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−37−ターシャリ
−ブチル−57−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(27−ヒドロキシ−a/、 5/−ジイソアミ
ルフェニル)ベンゾトリアゾールなどを挙げることがで
きる。
の例としては、2,4.6−トIJメチルフエノーノヘ
2,6−ジターシャリ−ブチル−1−メチルフェノール
、2,4−ジメチル−6−メチルシクロヘキシルフェノ
ール、2.イージメチル−6−ツニルフエノール、2,
4−ジメチル−6−ターシャリ−ブチルフェノール、2
−ターシャリ−ブチル−4−メチルフェノールへ 2,
6−ジタ〜シヤリ−ブチル−4−メトキシフェノール1
.2−(2′−ヒドロキシ−57−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2=(2′−ヒドロキシ−37,5
/−ジターシャIJ 7’チルフエニル)ペンツトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−37−ターシャリ
−ブチル−57−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(27−ヒドロキシ−a/、 5/−ジイソアミ
ルフェニル)ベンゾトリアゾールなどを挙げることがで
きる。
これらの化合物は、メタクリル樹脂中に添加して均一に
分散した状態で使用すると顕著な離型効果を発揮する。
分散した状態で使用すると顕著な離型効果を発揮する。
これらの化合物は単独で用いても、丑だ2種以上混合し
て用いてもよく、その配合量(グ樹脂100重量部に対
して50 X 10−4〜1000 X 10−4重量
部の範囲が望ましい。1000 X to−’1重量部
を大きく越えて用いる場合、成形品が着色するおそれが
あるので好ましくない。
て用いてもよく、その配合量(グ樹脂100重量部に対
して50 X 10−4〜1000 X 10−4重量
部の範囲が望ましい。1000 X to−’1重量部
を大きく越えて用いる場合、成形品が着色するおそれが
あるので好ましくない。
また、これらの化合物は、樹脂のベレッテイング時に配
合してもよいし、あるいは重合時に配合してもよい。
合してもよいし、あるいは重合時に配合してもよい。
本発明の離型剤は、従来のメタクリル樹脂成形に用いら
れている離型剤に比べて、少ない配合量で優れた離型効
果を発揮するので、メタクリル樹脂を工業的規模で成形
する際の離型剤として特に好適である。
れている離型剤に比べて、少ない配合量で優れた離型効
果を発揮するので、メタクリル樹脂を工業的規模で成形
する際の離型剤として特に好適である。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
なお、実施例1及び2において前jl;l、j効果を評
1i11i 。
1i11i 。
判定するだめに用いた成形方法及びその成形装置を添伺
図面によって説明すると、図に、1.−・いて1.2は
加熱及び冷却可能なプレス装置の面盤、:3.4.5.
8は金型の構成部分であって、:3.4 i:割型とな
っている側壁部1.8は底1rii部、5はコ3の内面
に樹脂が漏出しない程度の狭い隙間をイJして作られた
ブロック状のシリンダーである。(jは樹脂塊であって
、面詰1.2を介してヒーターに」ニジ加熱されて所定
温朋、例えld: 180 ’CK達し)このち、面詰
1によりシリンダー5を即し下げ゛Cプレスされる。樹
脂塊6はシリンダー5から−15えら力。
図面によって説明すると、図に、1.−・いて1.2は
加熱及び冷却可能なプレス装置の面盤、:3.4.5.
8は金型の構成部分であって、:3.4 i:割型とな
っている側壁部1.8は底1rii部、5はコ3の内面
に樹脂が漏出しない程度の狭い隙間をイJして作られた
ブロック状のシリンダーである。(jは樹脂塊であって
、面詰1.2を介してヒーターに」ニジ加熱されて所定
温朋、例えld: 180 ’CK達し)このち、面詰
1によりシリンダー5を即し下げ゛Cプレスされる。樹
脂塊6はシリンダー5から−15えら力。
た押圧力によって金!モ11空間内に押しO・ろけられ
、ついには金型空間一杯に充満する。この際、金型空間
中の空気は金型内壁:3とシリンダー5の隙間から逃げ
るが、このシリンダー5VJ金M、II内AH’r(+
(の ・内面に狭い隙間で作られているため、’it;
脂が漏出することはない。この樹脂塊6が金型空間に一
杯に充満したのち、所定の圧力をシリンダー5に与えて
、あらかじめプレス圧力とシリンダー底面の面積とから
計算される所定の押圧力を正確にかつ一定時間樹脂に加
えることによって、金型面と樹脂面とをよく密着せしめ
る。次いで面詰1に設置されている通水溝に通水して室
温まで冷却したのち、面詰1を上げ金型の側壁部3.4
を外して、金型底面部8と板状になった樹脂とシリンダ
ー5から構成される部分を取り出す。次にシリンダー5
及び金型底面部8から板状となった樹脂とを引きはがし
てその離型性を評価する。この離型性の評価は、金型底
面部8の上面11及びシリンダー5の底面12のいずれ
か一方又はその両方を鏡面研磨しておけはより明確とな
る。
、ついには金型空間一杯に充満する。この際、金型空間
中の空気は金型内壁:3とシリンダー5の隙間から逃げ
るが、このシリンダー5VJ金M、II内AH’r(+
(の ・内面に狭い隙間で作られているため、’it;
脂が漏出することはない。この樹脂塊6が金型空間に一
杯に充満したのち、所定の圧力をシリンダー5に与えて
、あらかじめプレス圧力とシリンダー底面の面積とから
計算される所定の押圧力を正確にかつ一定時間樹脂に加
えることによって、金型面と樹脂面とをよく密着せしめ
る。次いで面詰1に設置されている通水溝に通水して室
温まで冷却したのち、面詰1を上げ金型の側壁部3.4
を外して、金型底面部8と板状になった樹脂とシリンダ
ー5から構成される部分を取り出す。次にシリンダー5
及び金型底面部8から板状となった樹脂とを引きはがし
てその離型性を評価する。この離型性の評価は、金型底
面部8の上面11及びシリンダー5の底面12のいずれ
か一方又はその両方を鏡面研磨しておけはより明確とな
る。
なお、離型性の評価は次の判定基準に従った。
8:全く抵抗なく離型する、
7:離型時にわずかな抵抗かある、
6:離型時にかなり大きい抵抗がある、5゜離型時に樹
脂の一部が剥離して金型面に伺着する。
脂の一部が剥離して金型面に伺着する。
4:N1型時に樹脂のかなシ広いγτ11分が剥1俯し
て金型面に付着する。
て金型面に付着する。
3:離型時に成形品が割へる、
2:型開時に成形品が割わる、
1:成形品が金型に密着しすぎて部Jr1111.ない
。
。
実施例■
離型剤としてステアリルアルコール、ステアリン酸及び
本発明の2,6−ジターシーヤリ−ブチルー4−メチル
フェノールを用い、メタクリル樹脂100重量部に対し
てそれぞれを所定量配合した樹脂成形月利を調製し、添
伺図面に示す成形装置を用いて各種押圧力にて成形し、
成形品の11+型性を評価した。なお比較のだめ、肉1
1型剤無添加の樹脂についても同様に成形して離型性を
評価(7た。
本発明の2,6−ジターシーヤリ−ブチルー4−メチル
フェノールを用い、メタクリル樹脂100重量部に対し
てそれぞれを所定量配合した樹脂成形月利を調製し、添
伺図面に示す成形装置を用いて各種押圧力にて成形し、
成形品の11+型性を評価した。なお比較のだめ、肉1
1型剤無添加の樹脂についても同様に成形して離型性を
評価(7た。
これらの結果を第1表に示す。
第1表から判るように、離型剤の添加のないメタクリル
樹脂成形材料では樹脂押圧力50 kg / crdで
は、かなシ大きな抵抗感はあるものの、とにかく金型か
ら成形品を離型することができるが、100 神/ c
r/lにするとすてに型開時に成形品が割れるほど金型
に密着し、1sokp/dにすると成形品が金型に密着
しすぎて離型しないといった状態になる。
樹脂成形材料では樹脂押圧力50 kg / crdで
は、かなシ大きな抵抗感はあるものの、とにかく金型か
ら成形品を離型することができるが、100 神/ c
r/lにするとすてに型開時に成形品が割れるほど金型
に密着し、1sokp/dにすると成形品が金型に密着
しすぎて離型しないといった状態になる。
これに比べると、ステアリルアルコールやステアリン酸
のような従来用いられている滑剤は離型効果があシ、判
定基準レベル1に達するのはそれぞPL2501w/m
、300〜4001y / crAである。
のような従来用いられている滑剤は離型効果があシ、判
定基準レベル1に達するのはそれぞPL2501w/m
、300〜4001y / crAである。
しかしながら11本発明の2,6−ジターシャリ−ブチ
ル−4−メチルフェノールを配合したメタクリル樹脂で
は、−たんは樹脂押圧力の増加とともに金型と成形品の
密着度がちがシ、離型しにくくなるが、さらに樹脂押圧
力を上げていくとかえって離型性がよくなるという、ま
ったく意外な新規現象を示すようになる。この理由は明
らかではないが、この現象はメタクリル樹脂100重量
部に対10− して2,6−ジターシャリ−ブチル−4−メチルフェノ
ール100 X to−’1重量部付近から著しくなり
、200.300.500及び1000 X io−”
1重量部にわたり同じ傾向を保つ。
ル−4−メチルフェノールを配合したメタクリル樹脂で
は、−たんは樹脂押圧力の増加とともに金型と成形品の
密着度がちがシ、離型しにくくなるが、さらに樹脂押圧
力を上げていくとかえって離型性がよくなるという、ま
ったく意外な新規現象を示すようになる。この理由は明
らかではないが、この現象はメタクリル樹脂100重量
部に対10− して2,6−ジターシャリ−ブチル−4−メチルフェノ
ール100 X to−’1重量部付近から著しくなり
、200.300.500及び1000 X io−”
1重量部にわたり同じ傾向を保つ。
しかし、2,6−ジターシャリ−ブチル−4−メチルフ
ェノールなどのヒドロキシトルエン類は、一般にそれ自
体が黄色を呈する化合物であるか、あるいは射出成形の
ように長時間加熱されると分解によって梢脂に黄色を与
える傾向があるため、1000 X 10−4重音部を
著しく越えて配合することは実際上好ましくない。
ェノールなどのヒドロキシトルエン類は、一般にそれ自
体が黄色を呈する化合物であるか、あるいは射出成形の
ように長時間加熱されると分解によって梢脂に黄色を与
える傾向があるため、1000 X 10−4重音部を
著しく越えて配合することは実際上好ましくない。
実施例2
離型剤の種類をいろいろと変えてメタクリル樹脂成形材
料を調製し、実施例1と同様に添付図面に示す成形装置
を用いて成形し、成形品の離型性を評価、判定した。そ
の結果を第2表に示す。
料を調製し、実施例1と同様に添付図面に示す成形装置
を用いて成形し、成形品の離型性を評価、判定した。そ
の結果を第2表に示す。
第2表から明らかに、本発明化合物は従来の離型剤であ
るステアリルアルコールやステア+)−4と異なシ、少
量の配合においても離型効果があって、しかも樹脂押圧
力の増加によシ離型がよくなるという本発明化合物類の
もつ特%’+j、 (+”) /:rJ)果を示すこと
が分る。
るステアリルアルコールやステア+)−4と異なシ、少
量の配合においても離型効果があって、しかも樹脂押圧
力の増加によシ離型がよくなるという本発明化合物類の
もつ特%’+j、 (+”) /:rJ)果を示すこと
が分る。
実施例3
本発明成分のヒドロキシトルエン類、ヒドロキシアニソ
ール類(バラメトキシフェノール類)及びオルトベンシ
トリアゾヒドロキシトルエン類の中からそれぞれ代表的
な化合物1種を選び、これらの化合物をそれぞれメタク
リル樹脂100重量部当’93oo x to−4重量
部配合したメタクリル樹脂組成物を調製した。メタクリ
ル樹脂はメタクリル酸メチル90%とアクリル酸メチル
10%配合し、アゾビスイソブチロニトリルを開始剤と
して通常のラジカル重合方法によシ重合して得た。この
極限粘度〔η〕は50m1/fに調製して射出成形に供
しうるようにした。
ール類(バラメトキシフェノール類)及びオルトベンシ
トリアゾヒドロキシトルエン類の中からそれぞれ代表的
な化合物1種を選び、これらの化合物をそれぞれメタク
リル樹脂100重量部当’93oo x to−4重量
部配合したメタクリル樹脂組成物を調製した。メタクリ
ル樹脂はメタクリル酸メチル90%とアクリル酸メチル
10%配合し、アゾビスイソブチロニトリルを開始剤と
して通常のラジカル重合方法によシ重合して得た。この
極限粘度〔η〕は50m1/fに調製して射出成形に供
しうるようにした。
また、本発明化合物のメタクリル樹脂への配合は、トラ
イブレンド後、40酎押出機を用いて溶融混合すること
によって行い、ペレットとした。
イブレンド後、40酎押出機を用いて溶融混合すること
によって行い、ペレットとした。
一方、ラジカル重合方法によってメタクリル樹脂を得る
際、あらかじめメタクリル酸メチル90%及びアクリル
酸メチル10襲から成るモノマー混合体中に 前記の本
発明化合物をそれぞれ、モノマー混合体100重量部当
fi 300 X 1o−4重量部溶解して、そのまま
ラジカル重合に供した。得られたポリマーはその’!1
捷40ryn押出機を用いてペレットとした。
際、あらかじめメタクリル酸メチル90%及びアクリル
酸メチル10襲から成るモノマー混合体中に 前記の本
発明化合物をそれぞれ、モノマー混合体100重量部当
fi 300 X 1o−4重量部溶解して、そのまま
ラジカル重合に供した。得られたポリマーはその’!1
捷40ryn押出機を用いてペレットとした。
このようにして、本発明化合物が配合された6種類のメ
タクリル樹脂組成物のペレットを得た。
タクリル樹脂組成物のペレットを得た。
さらに比較のため、メタクリル樹脂100重囲部当り、
1000 X 10−4重量部、5000 X to−
’1重量部のステアリン酸をそれぞれ配合したメタクリ
ル樹脂組成物も別途調製した。
1000 X 10−4重量部、5000 X to−
’1重量部のステアリン酸をそれぞれ配合したメタクリ
ル樹脂組成物も別途調製した。
これら8種類のメタクリル樹脂ペレットを次に示す条件
によって射出成形し、成形時の状況や成形品について計
画したところ、第3表の結果が得られた。
によって射出成形し、成形時の状況や成形品について計
画したところ、第3表の結果が得られた。
第3表から明らかに、本発明化合物類が重合時あるいは
ペレツテイング時いずれにおいて配合されても、そのメ
タクリル樹脂組成物(は優れた離型性を示すことが分る
。
ペレツテイング時いずれにおいて配合されても、そのメ
タクリル樹脂組成物(は優れた離型性を示すことが分る
。
射出成形条件;
射出成形機 東芝機械315B
シリンダ一温度:260℃(ノズル側)230℃(ホッ
パー側) ノズル温度 =260℃ 射出圧力 : 1000 kg、/ C10射
出 率 + 3:Hl cc/秒背 圧
+10にり/ cnl金 型 : 25(I X 2
5(l角シちリギャビテイ1 mm厚ザイドゲーI・表
面鏡而イlI+磨 / −18−
パー側) ノズル温度 =260℃ 射出圧力 : 1000 kg、/ C10射
出 率 + 3:Hl cc/秒背 圧
+10にり/ cnl金 型 : 25(I X 2
5(l角シちリギャビテイ1 mm厚ザイドゲーI・表
面鏡而イlI+磨 / −18−
図面は実施例1及び2において用いたプレス成形装置の
要部を示すI11面説明図であって、図中符号1,2は
面詰、3.4は割型、5はブロック状シリンダー及び6
は樹脂塊である。 特許出願人 旭化成T業株式会社 代理人阿 形 明 8 11
要部を示すI11面説明図であって、図中符号1,2は
面詰、3.4は割型、5はブロック状シリンダー及び6
は樹脂塊である。 特許出願人 旭化成T業株式会社 代理人阿 形 明 8 11
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中のXは水素又は炭素数5以下のアルキル基、Yは
炭素数5以下のアルキル基又はアルコキシ基、2は電子
供与性置換基である)離型剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16984981A JPS5871997A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | メタクリル樹脂用離型剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16984981A JPS5871997A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | メタクリル樹脂用離型剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5871997A true JPS5871997A (ja) | 1983-04-28 |
JPH0261364B2 JPH0261364B2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=15894069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16984981A Granted JPS5871997A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | メタクリル樹脂用離型剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5871997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6509398B1 (en) | 1998-08-28 | 2003-01-21 | Basf Coatings Ag | Photopolymerizable acrylic lacquer compositions |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2031538A1 (en) * | 1969-02-20 | 1970-11-20 | Eastman Kodak Co | Maleimide and its n-substd derivs prepn |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP16984981A patent/JPS5871997A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2031538A1 (en) * | 1969-02-20 | 1970-11-20 | Eastman Kodak Co | Maleimide and its n-substd derivs prepn |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6509398B1 (en) | 1998-08-28 | 2003-01-21 | Basf Coatings Ag | Photopolymerizable acrylic lacquer compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0261364B2 (ja) | 1990-12-19 |
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