JPS587147Y2 - スプリングと固定金具との連結構造 - Google Patents

スプリングと固定金具との連結構造

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Publication number
JPS587147Y2
JPS587147Y2 JP1977151313U JP15131377U JPS587147Y2 JP S587147 Y2 JPS587147 Y2 JP S587147Y2 JP 1977151313 U JP1977151313 U JP 1977151313U JP 15131377 U JP15131377 U JP 15131377U JP S587147 Y2 JPS587147 Y2 JP S587147Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
adjustment
plate
bellows
fixing metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977151313U
Other languages
English (en)
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JPS5477850U (ja
Inventor
剣持久雄
清水清一郎
青柳誠
木曽好輝
Original Assignee
東芝熱器具株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東芝熱器具株式会社 filed Critical 東芝熱器具株式会社
Priority to JP1977151313U priority Critical patent/JPS587147Y2/ja
Publication of JPS5477850U publication Critical patent/JPS5477850U/ja
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Publication of JPS587147Y2 publication Critical patent/JPS587147Y2/ja
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、スプリングと固定金具との連結構造に係り、
特に、ガスサーモ等の温度調節装置に組み込1れる釣台
圧力調整用の調節スプリングと調節ねじとの接続に最適
なスプリングと固定金具との連結構造に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、ガスサーモ等に使用される釣合圧力調整用の調節
スプリング1と調節ねじ2との接続は、第1図および第
2図に示すように、固定金具3を介して行なわれ、この
固定金具3は軸心部に雌ねじ3aが形成され、かつ周面
にスプリングのピッチに合わせてねじ溝4が設けられて
いる。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、この種の固定金具3は、加工が容易でな
いとともにスプリングへの組込みに多大の時間を要し、
またスプリングの伸縮により固定金具が除々に戻りつい
にはスプリングから離脱してし1うおそれがあり、さら
にスプリングの径およびピッチに規制されるため汎用性
がない等の難点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、前述した従来の難点を解決し、加工が容易で
、かつ連結が強固な汎用性のあるスプリングと固定金具
との連結構造を提供することを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案を第3図〜第5図に示す第1実施例に基づい
て説明する。
第3図は、本考案に係る調節スプリング1調節ねじ2お
よび固定金具5がそれぞれ設けられた温度調節装置を示
す断面図でアリ、図中、符号6は、金属板等で箱状に形
成されたケースである。
このケース6内の一側には、ベローズ7が取付けられて
おり、このベローズ7は、金属細管8を介して温度感熱
素子9に連通されている。
この温度感熱素子9は、温度測定部に設けられる一方、
前記感熱素子9、金属細管8およびベローズ7内には、
フレオンガスなどの気体が密封されており、この気体が
感温して膨張あるいは収縮することにより、ベローズ7
が伸縮するように構成されている。
ケース6内の底部には、ベルクランク状の作動板10が
揺動自在に設けられている。
この作動板10の一端側は、作動環10aとして形成さ
れ、この作動環10aの先端がベローズ7のベローズキ
ャップ11に接触し、ベローズ7の伸縮力を受けるよう
に構成されている。
上記作動板10の他端部10bには、調節スプリング1
の一端が固定金具5および調節ねじ2を介して支持され
ており、また他端は調節板12の下方湾曲部(ばね支持
部)12aに装架されている。
この調節スプリング1は、作動板10を支軸15cを支
点として反時計方向に回動させ、作動環10aがベロー
ズキャップ11を常時圧接するように構成されている。
調節板12は、ケース6の仕切板6aに形成された案内
溝13に摺動自在に支持されている。
この調節板12には、上方に突出する係合突起12bが
一体成形されており、この係合突起12bは調節カム1
4のカム面に側から抑圧接触されている。
調節カム14は、ケース6の仕切板6aに回転自在に支
持されており、その操作棒15を使用者が回動調整する
ことができるように構成されている。
ケース6の底板は、絶縁材料で形成されており、その中
央部には、可動接点板16がビン17によって固定され
ている。
可動接点板16は、一端に固定接点18と対向する可動
接点19を有し、また他端は作動部として形成されてい
る。
そして、この作動部には、作動板10に装着された抑圧
ビン20が接触している。
しかして、作動部を押圧することにより、可動接点19
は弾発的に動作して固定接点18より開離し、lた作動
部の押圧を解除することにより可動接点19は固定接点
18に接触するように構成されている。
前記作動板10の他端部には、係止レバー21が一体に
設けられ、との係止レバー21は、側方に突出して図示
しない上下のストッパあるいは係止溝に係合されている
そして、この保合により作動板10の揺動範囲が規制さ
れている。
作動板10にはまた、その背面に絶縁板22が取付けら
れており、作動板10が時計方向に回動した際に、固定
接点18に誤って接触するのを防止している。
以上の構成において、作動板10がストッパなどにより
その揺動範囲が規制されることによって、ベローズ7の
伸び量が一定範囲内に規制され、ベローズ7の湾曲が防
止されるとともに、ベローズ7内に配されたスペーサ2
3によってベローズ7の一定以上の収縮が規制される。
前記調節スプリング1は、第4図に示すように通常のコ
イルスプリングで形成されており、その一端部には固定
金具45が配設され、調節スプリング1の一端部に固着
されている。
すなわち、上記固定金具45は、底部に雌ねじ45aが
設けられた有底筒状に形成されており、この局面には、
底部に向かって切り込む略コ字状の切込み28が所要数
設けられている。
そして、この固定金具45は調節スプリング1の端部に
冠着され、工具25によって切込み28部分が内側に折
曲されて、調整スプリング1の最端部ターンに係止され
ている。
以上の構成において連結に際しては、1ず調節スプリン
グ1の一端部に固定金具45を冠着し、その後、固定金
具45の開口端を工具25によってかしめ付けし、第5
図に示すように、調節スプリング1の最端部ターンに保
合固定する。
次いで、この調節スプリング1の一端部を調節板12の
下方湾曲部12aに係止するとともに、固定金具45側
の端部を、この固定金具45の雌ねじ45aに螺合する
調節ねじ2を介して作動板100所要位置に調整可能に
支持する。
すなわち、調節ねじ2を操作することにより調節スプリ
ング1の張力は自由に調整される。
温度調節装置の作動に際しては、1ず操作棒15を操作
して調節カム14を回動させる。
すると、調節カム14のカム面に接触する調節板12の
摺動位置が規制され、調節スプリング1の引張力を調節
設定する一方、温度感熱素子9を温度感知部に取付ける
この状態で周囲温度が上昇すると、内部ガスが膨張し、
ガス圧が上昇する。
これにより、ベローズの内圧が高1つてベローズ7が伸
張し、作動環10aを押圧し、作動板10を支軸10c
回りの時計方向に回動させる。
作動板10の回動により押圧ピン20の押圧力が解除さ
れ、可動接点板16は、ピン17を支点として自己弾発
力により、可動接点19を固定接点18に接触させ、接
点をONする。
この際、作動板10は、その係止レバー21がストッパ
などに係合して回動が規制されるので、ベローズ7の一
定以上の伸張を防止することができる。
接点がONすると、例えば、図示しない冷却装置等が作
動し、冷却を開始する。
周囲温度が低下すると、感熱素子9の内部ガスは収縮し
、ベローズ7も収縮する。
このベローズ7の収縮により、作動板10は調節スプリ
ング1のばね作用の助けを受け、反時計方向に回動する
これにより、抑圧ピン20が可動接点板16の一端を押
圧する。
すると、可動接点板16は、ピン17を支点として弾発
され、可動接点19がOFFする。
このQFFにより、冷却装置等は運転が停止され、冷却
が中止される。
以下、前述する動作が反復される。
以上のように、調節カム140回動を予め調節設定して
調節板12の摺動量を規制し、また調節ねじ2を操作し
て調節スプリング1のばね力を調節することにより、周
囲温度に対する接点の0NOFFが調節設定され、周囲
温度を調節することができる。
このように構成すれば、調節スプリングの外周側に突出
部分がないので、狭い箇所にスプリングを取付ける場合
でも例等支障がない。
な卦、前記する実施例では、いずれも温度調節装置に用
いられる調節スプリングと、調節ねじとを連結するため
の連結構造について説明したが、これに限らず一般のス
プリングの場合にも汎用されることは言うlでもない。
〔考案の効果〕
以上、本考案を各実施例に基づいて説明したが、本考案
によれば、固定金具の製作が容易であるとともに、スプ
リングへの組込みも容易であり、またスプリングが伸縮
しても固定金具がスプリングから離脱するおそれが全く
ない。
また、従来の固定金具では、スプリングの径またはピッ
チ等が僅かでも狂っていれば連結が不可能であったが、
本考案によれば、スプリングの径、ピッチが多少違って
いても連結が可能であり、汎用性がある。
【図面の簡単な説明】
、第1図は従来例を示すl!’r面図、第2図は従来の
固定金具を示す斜視図、第3図乃至第5図は、本考案の
第1実施例を示すものであり、第3図は温度調節装置の
断面図、第4図は、本考案の要部を示す断面図5、第5
図は、本考案に組込まれる固定金具や斜視図である。 1・・・・・・調節スプリング、2・・・・・・調節ね
じ、3・・・・・・雌ねじ、4・・・・・・ねじ溝、4
55575・・・・・・固定金具、45a 55a
75a・・・・・・雌ねじ、25・・・・・・工具、
28・・・・・・切込み、29・・・・・・長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定金具を、その底部に離ねじが設けられた有底筒状に
    形成し、その局面に、上記底部に向って切れ込む複数の
    略コ字状の切込みを設け、上記固定金具をスプリングの
    一端部に冠着し、前記各切込み部分を内側に折曲してス
    プリングの最端部ターンに係止してなることを特徴とす
    るスプリングと固定金具との連結構造。
JP1977151313U 1977-11-11 1977-11-11 スプリングと固定金具との連結構造 Expired JPS587147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977151313U JPS587147Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 スプリングと固定金具との連結構造

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JP1977151313U JPS587147Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 スプリングと固定金具との連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS5477850U JPS5477850U (ja) 1979-06-02
JPS587147Y2 true JPS587147Y2 (ja) 1983-02-08

Family

ID=29136444

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JP1977151313U Expired JPS587147Y2 (ja) 1977-11-11 1977-11-11 スプリングと固定金具との連結構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723069U (ja) * 1971-04-07 1972-11-15
JPS5195562A (ja) * 1975-03-12 1976-08-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723069U (ja) * 1971-04-07 1972-11-15
JPS5195562A (ja) * 1975-03-12 1976-08-21

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JPS5477850U (ja) 1979-06-02

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