JPS5871439A - 促進耐候性試験方法とその装置 - Google Patents

促進耐候性試験方法とその装置

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JPS5871439A
JPS5871439A JP17060981A JP17060981A JPS5871439A JP S5871439 A JPS5871439 A JP S5871439A JP 17060981 A JP17060981 A JP 17060981A JP 17060981 A JP17060981 A JP 17060981A JP S5871439 A JPS5871439 A JP S5871439A
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Shoichi Suzuki
正一 鈴木
Toshimi Araga
荒賀 年美
Ryusuke Tsuji
龍介 辻
Takeshi Narita
成田 猛
Osamu Hiruta
修 蛭田
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N17/00Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light
    • G01N17/004Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light to light

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、太陽光にさらされて長期間使用される塗装品
や合成樹脂製品のような化学品の光沢低下や変色のよう
な品質劣化を実験室的に短期間に調べる促進耐候性試験
の方法と装置に関する。
従来のこの種の試験においては、人工光源のカーボンア
ーク、キセノンランプ又は螢光紫外線ランプから放射す
る光をフィルタを介して又は介せずに゛化学品の試料に
照射している。ところが、従来の試験の結果は、自然界
で実際に使用した結果と必ずしも合致せず、実際の使用
結果との相関性が高−とは言い難い。
本発明の目的は、上記のような従来の欠点をな   ゛
〈シ、寮際の使用結果との相関性の高い促進耐候性試験
方法と装置を提供することである。
本発明者は、上記の目的を達成するため、先ず、光によ
る化学品の品質劣化について研究したところ、品質劣化
の程度は化学品が受ける光の波長に大きく依存している
ことを発見した。例えば、μチル型酸化チタン顔料を約
to重量%含有したアミノ・アμキッド塗膜に分光した
光を各波長の光について同一条件で照射して、各波長の
光に対する塗膜の光沢低下量を測定したところ、第1図
に示すように、塗膜の光沢低下量は光の波長が約3jO
’ILmから短くなるに従って指数函数的に大きくなる
。tた、アクリμ塗膜などの他の塗膜やポリスチレンな
どの合成樹脂について同様に測定したところ、いずれに
ついても、光沢低下量は光の波長が300%m前後の長
さから短くなるに従って急激に大きくなる。即ち、光に
よる化学品の品質劣化は、化学品の種類によって異なる
波長依存性を有するが、いずれの化学品につφても、3
!Orm以下の波長に非常に強い一存性を有する。一方
、地表に到達する太陽光は、コタovxs以下の波長の
光を全く含まず、300 %m以下の波長の光をはとん
ど含まないことが知られているので、太陽光による化学
品の品質劣化はその大部分が太陽光に含まれる300〜
330%mの波長の光によって生ずるものと認められる
次に、本発明者は、従来の試験において試料が受ける人
工光の分光分布を調べたところ、いずれの人工光も、太
陽光に含まれないコタ。zm以下の波長の光を含み、し
かも、300 %m以下の波長の光の量が太陽光のそれ
より多く300〜329%rnの波長の光の量の数10
%にも及び、化学品の品質劣化に大きな影響を与える3
30%m以下の波長の光の分光分布が太陽光のそれと相
当異なっていることを発見した。従って、従来の人工光
による試験結果が太陽光による実際の使用結果と合致し
な一原因は、主に330%m以下の波長の光の分光分布
が太陽光のそれと異なることに起因しているものと認′
められる。
そこで、本発明者は、3 j O%m以下の波長の光の
分光分布が太陽光のそれと非常に近似した人工光を試料
に照射すれば、実際の使用結果との相関性の高い試験を
行うことができることに着眼したのである。
本発明の促進耐候性試験方法において試料が人工光源か
ら受ける光は次の条件を満す分光分布を有する。
(1)22□zm以下の波長の光を含まない。
(2)300′LIn以下の波長の光の量が300〜3
20 srnの波長の光の量の5%以下である。
(3)  各波長の光の量が330 %mの波長から短
波長側に向って連続的に減少する。
(4) 310%rnの波長の光の量を/とすれば、3
.20 rmの波長の光の量が、2 f O,/ 0で
、330璽の波長の光の量が3±OISである。
このような条件を満す人工光の分光分布は、化学品の品
質劣化に大きな影響を与えるJ S O%m以下の波長
の光について、従来の人工光の分光分布より太陽光のそ
れに近似しているので、本発明の試験結果は、従来の試
験結果より実際の使用結果との相関性が高い。
また、本発明者は、7種又は2種以上の人工光源とフィ
ルタを適宜に組み合せて使用すれば、上記の条件を満す
分光分布を有する光を試料に照射することができること
に着眼したのである。
本発明の促進耐候性試験装置は、試料に光を照射する1
種又Fiコ種以上の人工光源を設け、人工光源と試料の
間にフイ〜りを設け、人工光源の放射光の分光分布とフ
ィルタの透過特性を、試料が受ける光の分光分布が上記
の条件を満すように選定している。
この製電は、上記の条件を満す分光分布を有する人工光
を試料に照射して本発明の上記の方法の実施に使用する
ことができ、実際の使用結果との相関性の高い試験結果
を得ることができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
本例の装置は、第2図に概略斜視図を示すように、光源
部(1)と試料部(5)を対置して構成される。
光源部(1)は、矩形状の取付枠(2)の上側片と下側
片の間に試料部(5)と対面する円柱状の第1ランプ(
3)と第2ランプ(4)を左右方向に交互に等間隔に並
列して取付け、試料部対面側と反べ側を反射板で閉鎖し
た取付枠(2) ′f:左右方向に揺動する図示しない
クランク機構を設けている。試料部(5)は、試料室(
6)の前面開口に光源部の第1.71g2ランプ(3)
 、 (4)と対面するフィルタ(7)を取付け、試料
室(6)内のフィルタ(7)後側位置に試料(9)を保
持する枠板(8)を取付け、試料室(6)内の一温度と
湿度を制御する図示しない空調装置を設けている。第1
.第2ランプ(3)。
(4)とフイ〜り(7)及び試料(9)間の寸法は第3
図に示す通りである。第7ランプ(3)は、出力20W
の真夏製螢光ランプPL20B、BLBであり、その分
光分布は、第を甲に示す通1りであって、分光放射照度
は、光の波長がJ !; 0 ′rLmで最大になり、
その波長より短波長又は長波長になるに従って大体減少
する。また、第2ランプ(4)は、出力20Wの真夏製
螢光うンプFLコ08・Eであり、その分光分布は、V
、S図に示す通りであって、分光“放射照度は、光の波
長が3 / 3; zmで最大になり、その波長より短
波長又は長波長になるに従って概略減少する。フイμり
(7)は、鉄を添加した光学ガラス製であり、その透過
特性は、第6図に示す通シであって、透過率は、光の波
長がλり01Lm以下で零にtb、波長が22osmよ
シ長波長になるに従って増加する。
本例の装置を使用する場合、試料室(6)内の枠板(8
)に板状の試料(9)を保持し、図示しない空調装置を
駆動して試料室(6)内の温度と湿度を制御し、一方、
図示しないクランク機構を駆動して取付枠(2)を左右
方向に揺動し、取付枠(2)内の第1.第2ランプ(3
) 、 (4)を点灯する。すると、試料(9)面と平
行に揺動する第・/、第2ランプ(3) * (4)か
ら放射される光がフイμり(7)を経て試料(9)に均
等に照射される。
試料(9)が受ける光の分光分布は、wIJ7図に示す
通りであって1次の条件を備えている。
(1)  コテ0′rL コタ,t %m以下の波長の光はほとんど含まない。
(2)  3 0 0 srn以下の波長の光の量が3
00〜340%mの波長や光の量の7%位である。
(3)  各波長の光の量即ち分光放射照度が330%
mの波長から短波長側に向って連続的に減少する。
(4)  J / 0 ’1’Lmの波長の光の量即ち
分光放射照度を/とすると.3コo 1Lmの波長の光
の量か27弱で.330%mの波長の光の量が2g5強
である。
(5)  300−1100sm (F)波長の光ノt
:A!全ff長の光の量の50%以上であり、u o 
o ′rLmを越える長波長の光がほとんどない。
本例における上記のS条件を満す人工光の分光分布は、
前記した本発明における弘条件をすべて満足しており、
化学品の品質劣化に大きな影響を与える3 j O ’
hm以下の波長の光について、太陽光の分光分布に近似
しているので、本例の試験結果は実際の使用結果との相
関性が高い。
本例において試料が受ける人工光は、lIoomを越え
る長波長の光がほとんどない。長波長の光は、化学品の
品質劣化にほとんど影響を与えない一方,試料の温度を
上昇させて試料の温度制御な困難にすると共に、発光に
要するエネルギが多い。
従って、本例の装置は、長波長の光を含む人工光を放射
する装置に比して、試料の温度制御が容品であると共に
、ランプの発光に要するエネμギが少なくて済み、製作
費と運転費が安い。
なお、本例においては、化学品の品質劣化に大きな影響
を与える300〜3 3 0 ’I1mの波長の人工光
の強度が太陽光の強いときの約−倍であり、年間を通じ
て計算すると、太陽光の約75倍の光量が得られ、高い
促進性がある。
【図面の簡単な説明】
@7図は各波長の光に対する塗膜の光沢低下量を示す線
図であり、第一図は本発明の実施例の装置の概略斜視図
、第3図は同装置の一部平面図、第1図と第5図はそれ
ぞれ同装置の第1,@コランプの放射光の分光分布を示
す線図、第6図社同装置のフィルタの透過特性な示す線
図、第7図は同装置の試料が受ける光の分光分布を示す
線図である。 S :第1ランプ、人工光源  4:第2ランプ、人工
光源□7:フイ〜タ       9:試 料第1図 波長(nm) 第2図 第4図 − ゛    波長(nm) 第5図 波長(nm) 225− 波長(nm)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料が人工光源から受ける光が次の条件を満す分
    光分布を有することを特徴とする促進耐候性試験方法。 ■ コタQ >m以下の波長の光を含まない。 ■ 300 ’tL、m以下の波長の光の量が300〜
    320 ′1′1.mの波長の光の量の5%以下である
    。 ■ 各波長の光の量が350 zmの波長から/ 短波長側に向って連続的に減少する。 ■ J / Osmの波長の光の量を/とすれば、32
    0%mの波長の光の量が一±0. / 0で、330%
    mの波長の光の量が3±07まである。
  2. (2)  前記の分光分布が更に次の条件を満すことを
    特徴とする特許請求σy範囲wIJ1項記載の促進耐候
    性試験方法。 ■ 300− l100 ’Lmの波長の光の量が全波
    長の光の量のざ0%以上である。
  3. (3)  試料に光を照射する7種又は2種以上の人工
    光源を設け、人工光源と試料の間にフイμりを設け、人
    工光源の放射光の分光分布とフイμりの透過特性を、試
    料が受ける光の分光分布が特許請求の範囲第1項に記載
    の条件を満すように選定したことを特徴とする促進耐候
    性試験装置。
JP17060981A 1981-10-23 1981-10-23 促進耐候性試験方法とその装置 Granted JPS5871439A (ja)

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