JPS5871128A - 延伸吹込成形におけるコ−テング法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は・、Ｏリソンから中空成形品全延伸吹込成形
する成形法において、その中空成形品の内側に所要の産
月をコーテングする方法に関するものである。

合成樹脂材料ケ、飲料用または食品用のびんや容器など
の中空成形品に延伸吹込成形法を用いて成形した場合の
１つの問題は、合成樹脂が壱するガス透過性である３、
フィルム状態において、引張り強さや伸び、破裂強さが
優っていても、ガス透−１＝ 過性の良い合成樹脂を飲料用や食品のびん或は容器とし
て使用するには問題がある１、 現在使用されている合成樹脂のうち、塩化ビニンデン樹
脂が最もガスを通しにくいとされ、捷たポリエステルも
他の樹脂に比軸してガス透過性が劣るとされている。そ
のため塩化ビニリア゛ノ樹脂は食品の容器として広く使
用され、−まり月？リエステル、特にポリエチレンテレ
フタレート＆Ｊ：　）強度などからも炭酸飲料用のびん
全始めとし、食油や酒などの容器として使用されつつあ
る３゜しかしながら、炭酸飲料用としては川に非ガス透
過性であることが望１れているが、今のところ成形法に
よって非ガス透過性全向上さぜることはきわめて困難で
あるとされている１゜ そこでびん或は容器等の内１則にＪｊｌＡ化ビニリデン
を材料とする塗料をコーテングし、そノ′）、により非
ガス透過性全向上させることが考えらｈでいるが、この
ような中空成形品の二次願下ｃ１５、中７１１成形品の
コスト高を招く原因となり、中η°成形品全成形１〜た
のちに他の装置ａによりコーテングすることは採用され
狸＜、実用化にはいたっていない。

本発明者は、たとえ塗料のコーテングか二次加工的に行
われるものであっても、中空成形品の延伸吹込成形の過
程にてなされるものであるならば、中空成形品が特にコ
スト高となるようなことがないことに着眼してこの発明
をなしたものである。

延伸吹込成形には、主として２つの方法がある。

１つは一般的にコールド・４　ｌ）ソン方式と称される
ものであって、予め成形して置いたパリノン全延伸吹込
成形時に、・、Ｏリノン温度を室温から延伸吹込成形に
適した温度まで加熱し、しかるのち吹込金型内にて・や
りノン全中空成形品に延伸吹込成形する方式である。

また他の１つは射出成形したパリノンを直ちに温度調整
装置に送り、延伸吹込成形に適した温度に・ｅ　ＩＪソ
ン温度を調整したのち、吹込金型内にて・ｏ　ＩＪソン
を中空成形品に延伸吹込成形するホット・ぐリソン方式
である１゜ 上記２つの延伸吹込成形法は、・、Ｑ　リソンを吹込金
型に移送する壕での行程に相異はあるものの、吹込金型
における延伸吹込成形と、中り）二成形品を離型する１
での行程には大差がない１゜一般的に、上記のような成
形法の１１．、　ｆｌｌとして、中空成形品の内側に、
塗料をコーテングするＶＣは、中空成形品を成形したの
ちに、たとえｉｔホソＩ・・やリソン方式では、中空成
形品の囲１ノｙ１１位＋ｉ′〔にて行うのが最も効果的
と考えられ易いが、コーテングを施す場合には、中空成
形品の開＋１．．１部を密封状態にする必要があり、−
１′だコーテング用のノズルｌ封状態にて空中成形品内
に挿入しなければならないなどのことから、離型装置ｆ
ｔに加えて特別なコーテング装置が必要となる〇 離型位置にて断１型装詩とコーテング装置ｉ′ｊの両方
を設置することは、据付はス波−スさえあれば大した問
題ではないが、１ｌｉｌＩ型装置の作動前にコーテング
装置を作動し、密封状態或ｋｌ密：Ｊ’Ｊ　Ｙｒ　Ｗｌ
除したのちに離型を行うことは、割型位「ｉにおける機
誠的操作ｋＷ雑化する原因となる３、したがって、離型
位置における中空成形品内１１１１へのコーテングは必
ずしも効果的とは云い難い。

そこで本発明者は延伸吹込成形における一連の行程を検
討した結果、パリソンを中空成形品に延伸吹込成形する
金型位置にて行うことが最良であることを見出したので
ある。

コールトノぐリノン方式、ホントノＱリソン方式を問わ
ず、開放された吹込金型の位置に移送された・ｅ　ＩＪ
ソンは、型閉じに並行して開口部が密封される。この密
封によって延伸吹込ノズルが）ｅ　ＩＪソン内にセット
され、型閉じ後に軸方向に延伸されると共に圧縮空気の
吹込みによって中空成形品に成形される。

この発明は上記開口部が密封されている間に、延伸吹込
ノズルを利用して、捷たは別に用意したコーテング用の
ノズルを使用して、中空成形品の内側に塗料全コーテン
グすることを骨子とする。

塗料のコーテングは圧縮空気と共に、或は、塗料をエマ
ルゾョンの状態にて噴霧するなどの手段を用いて行う。

！、たコーテングはパリソンの延伸吹込成形と同時でも
よく、中空成形品の成形を完了したのちとは限る必要は
ない。

　５− 吹込金型の位置においてコーテングを行う場合の利点は
、延伸吹込成形の状態でコーテングをも行うことができ
ることであり、特にコーテングのための装置など全設け
る必要がないことである。

また吹込用のノズルをコーテングのためのノズルとして
利用でき、空気の吹込みの後に塗料を圧入する場合であ
っても、金型位置に要する時間は、コーテング’を流さ
ぬ場合と比較してほとんど差がなく、仮りにコーテング
に要する１１、″を間たけ反引いたとしても、金型位置
にて停止している時間ｄ１、成形サイクル全支配する射
出成形時間内に収丑るので、コーテングエｆｉｋ延伸吹
込成形エイ′、１に加えても、既存の成形ザイクルが長
く変化することもない。したがってコーテングが二次加
二［的なものであったとしても、吹込金型位置において
、延伸吹込成形とともに、或は、延伸吹込成形完了直後
になされる限り、二次加工として他の装置１゛ウ−にて
行う場合のような欠点は生じないのである。

更にこの発明を図示の例により詳細にｉ）ｌ明する。

ここに例示する延伸吹込成形ステー７ヨンは、６− 特公昭５：３〜２２　（１９６号公報にて開示された射
出延伸吹込装置６が（＋ｉｉｉえたものである１、吹込
金型１は上部基盤２の１Ｓ而に近接して設けられ、がっ
」二部基盤中央のロータリーアクチュエタにより回動す
る移送盤３の下側に配設されている。この吹込金型／ １の開閉は下部基盤４の上に固定したアクチュエタ５に
より行われ、移送盤３の下面に取り伺けた半径方向に開
閉自在なネック型６　ｋ　ｌ：ｘ部に抱えた状態にて型
閉じする。

」−配ネツク型６はパリソン７の開口部周囲を挾持して
おり、そのパリソン７の開口部内には、上部基盤２及び
移送盤３を貫通して下降して来た吹込ノズル８が妖挿し
である。この吹込ノズル８の中央にはＩｉｊ；伸ロッド
９が挿通してあり、また吹込ノズル８は・ｅ　ＩＪノン
開口部の内壁と密着するに充分な外径を有し２、延伸ロ
ッド９との間隙から・ｅ　リソン内に圧入された空気が
、吹込ノズル８とパリソン開口部との間から漏出しない
ように密封している。

しかして、中空成形品１０の内側へのコーテング１１は
、上記−Ｆ　＋）ノン７を延伸吹１へ成形すると同時に
、即ち、吹込みのだめの圧縮りＩ？気と塗料とを同時に
吹込んで行う場合と、圧縮＋＜７：気の吹込みによって
中空成形品１０を成形したのち、圧縮りと気を塗料に切
換えて、塗料合一中空成形品内に吹込む場合のいずれを
も実施することができる。後者の場合、切換１１．１に
中空成形品内の圧縮空気全［放出すれば、高圧を要する
ことなく学才１の吹込みを行うことができる。

塗料としては、中空成形品１０郁形成する合成樹脂に応
じて任意のものが選択されるが、炭酸飲料（７）　容５
　ｆ目的とするポリエチレンテレフタレートのびんの場
合にけ、塩化ビニリラ゛ンのエマルゾョンが塗料として
便用される１、そして、コーテング１１は中空成形品１
（）の内側全体を均等に施す必要はなく、部分的であっ
ても炭酸飲序Ｉの容器としての一応の効果を達成すると
とができる。

１−記のようにしてコーテング１１された中空成形品１
０は、従来の場合と全く同一の手段によって離型位置へ
と移送することができる１゜

【図面の簡単な説明】 図面はこの発明に係るコーテング方法を説明するための
もので、第１図は延伸吠込ステーノの縦断面図、第２図
は内側にコーテングを施した中空成形品の一部縦断面面
図である。 ／ １・・・・吹込金型、　　　　３　°・移送盤、６・・
・・・・ネック型、　　　　７　　・・パリソン、８・
・・・・・吹込ノズル、　　　９・・・・・・延伸ロッ
ド、１０・・　・中空成形品、１１・・・・コーテング
。 特許出願人　　　青　　木　　　　　固　９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ・、ｐ　ＩＪソノを延伸吹込成形する場合に、・ｅ　Ｉ
   Ｊソンの延伸吹込成形と同時捷たは成形完了後で・ξリ
   ソンの開口部が未だ密封されている間に塗ｆＡｔ中空成
   形品の内側にコーテングすることを特徴とする延伸吹込
   成形におけるコーテング方法。