JPS5870840A - Co−Mo触媒の再生方法 - Google Patents

Co−Mo触媒の再生方法

Info

Publication number
JPS5870840A
JPS5870840A JP16830381A JP16830381A JPS5870840A JP S5870840 A JPS5870840 A JP S5870840A JP 16830381 A JP16830381 A JP 16830381A JP 16830381 A JP16830381 A JP 16830381A JP S5870840 A JPS5870840 A JP S5870840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
water
reactor
washed
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16830381A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Nishimura
泰彦 西村
Kunio Yagyu
柳生 邦雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP16830381A priority Critical patent/JPS5870840A/ja
Publication of JPS5870840A publication Critical patent/JPS5870840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水添脱硫反応に使用したCo−Mo触媒の再
生に関するものである。
本発明の方法で再生したCo −Mo触媒は、良好な触
媒活性を示し、触媒床の閉塞が起こりにくく1、該反応
の連続運転可能期間が長くなる。
Co −Mo触媒を水添脱硫反応に使用した後、再生処
理を行ない、再び該反応用触媒として用いることは、当
業者においては望むところであり、種々の処理方法が行
われている。例えば、該反応使用後の反応器中の触媒層
に空気とスチームを吹き込み、ポリマー等可燃性物質を
完全燃焼せしめ、この触媒を冷却した後、反応器外に抜
き出し、触媒表面に残存する炭化物や鉄粉等を篩分けて
再生するなどが知られている〇 しかしながら、これらの方法で再生された触媒を使用し
て、水添脱硫反応を行った場合には、触媒床の閉塞が短
期間に起こり、連続運転期間が短かいなどの問題がちっ
た。一方、Co −Mo触媒を水で洗滌することは、該
触媒の強度を低下させ、触媒を破壊することになるので
再生手法として用いられることは無かつ九〇 本発明者らは、上記問題点が解決され、工業的規模にお
いて経済的に実施可能な、水添脱硫反応に使用したCo
 −Mo触媒の再生方法について鋭意検討を行った結果
、本発明の工程を用いた場合、再生したCo −Mo触
媒は、良好な触媒活性を示し、触媒床の閉塞が起こりに
くいことを見い出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、水添脱硫反応に使用したC。
−Mo  触媒を再生するに際し、次の工程を用いるこ
とを特徴とする方法を提供するにある。
(イ)触媒を充填した反応器中へ、酸素とスチームを吹
き込みながら、350〜500℃の範囲で該触媒に付着
した可燃性物質を完全燃焼させる←) この触媒を冷却
後、該反応器中の触媒層上部の堆積物を取り除く (ハ)得られた触媒を水でスラリー状にし、流動させ洗
滌する に)洗滌した触媒を乾燥後、篩分ける。
本発明の方法は、始めに使用済の触媒を反応器から抜き
出した後、この触媒の再生を本発明の工程に従って行な
うこともできるが、以下に記す再生方法を採用すること
もできる。
まず、水添脱硫反応に使用したCo −Mo触媒が充填
されたままの反応器から、反応生成液等の液体を抜き出
す。使用済触媒のみの入っている反応器へ、酸素又は空
気とスチームを吹き込みながら、350〜500℃の範
囲で該触媒に付着した重質油、ポリマーなどの可燃性物
質を完全燃焼させる。
この時、350℃より低い温度では、可燃性物質が完全
燃焼しに<<、炭化物などが副生じて該触媒表面に残る
為に好ましくなく、500℃を越えると、触媒性能に影
響がでるので避けなければならない。
この燃焼した触媒を冷却後、該反応器中の触媒層上部の
鉄さび、重金属などの堆積物を取や除く。
この工程は、次の水洗工程に要−する時間を短縮させ、
また、前記堆積物除去率を向上させる。
次に、この様にして得られた触媒を水でスラリー状にし
、流動させ洗滌する。この工程は、先の工程と同じく、
触媒が充填されている反応器中で行なうのが効率的であ
る。勿論、該反応器外へ抜き出して、スラリー状にし、
流動させて洗滌することもできる。
通常、Co + Mo、f+J媒を水に浸漬すると触媒
の強度が低下する。従って、使用済のCo −vio触
媒は、水洗酸中に該触媒が破壊されることなく、かつ該
触媒の表面に付着している微小な鉄さび、重金属などが
除去されるようにする必要がある。この目的に適う例と
しては、使用済の触媒のみ入っている反応器の下側に設
けた口から水を導入し、触媒層の体積/洗滌水の量比が
、1 / 3〜1/20、好ましくは、115〜1/1
5に調節しながら触媒をスラリー化し、該反応器中でこ
のスラリーを流動させることにより、触媒が破壊される
ことなく、該触媒の表面に付着している微小な鉄さび、
重金属などが効率よく除去する方法がある。触媒層の体
積/洗滌水の量比が1/3を違えると、触媒がスラリー
化し流動させるのが困難となり、該量比が1/20未満
となると触媒の表面に付着している微小な鉄さびなどの
除去に長時間を要するようになる。この時、該反応器の
下側に設けた口から水を導入し、触媒を水スラリー化し
、さらに連続的に水を導入しつつ、触媒層の体積/洗滌
水の量比を前記範囲に調節する為には、該反応器上方か
ら余剰の水を流出させるのが良い。
随媒をスラリー化し、流動させる洗滌を行なうと、洗滌
後の水は始め赤茶色を呈するが、触媒の洗滌が進むに従
ってこの色が薄くな抄、この色の消失した時点で洗滌は
終了とすることができる。
洗滌の終了した触媒は、スラリー状のまま反応器から抜
き出し乾燥する。この乾燥方法は竹に限定されるもので
はなく、公知の種々の方法で行うことができる。
このスラリー状で触媒を反応器から抜き出す方法は、触
媒を燃焼後、乾燥した触媒を反応器から抜き出し、篩分
ける従来の方法が、鉄さびなどの微粉を飛散させ、作業
環境を極めて劣悪な状態とするのと比較して、鉄さびな
どの微粉が飛散せず、良好な作業環境を保持することが
できるので好ましいものである・ 篩分けは、自動振動篩機などの公知の1分は手法が用い
られ、これにより、マーブルや残留物と触媒を分離し、
触媒として使用可能な粒状のものを得る。
次に実施例及び比較例をあげて本発明をさらに一詳細に
説明する。
実施例1 水添脱硫反応に使用したCo −Mo触媒が充填されて
いる触媒塔を反応系から切り離し、該触媒塔に空気及び
スチームの混合ガスを送抄込み、該触媒塔内の温度が3
50〜500℃となるように前記混合ガスの混合比率及
び供給量を調節しながら該触媒塔内の可燃性物質を20
〜40時間で完全燃焼させるー。この触媒を冷却後、該
触媒塔内の触媒層の表層部に堆積している炭化物・鉄さ
び等を約200雪の厚さですき取る。次に、該触媒塔の
上部の口((16メツシユのSUS金網を張り、下部の
口を盲板で封じる。この触媒塔り下部の別の口から水を
50017分で注入する。水は前記触媒塔内の触媒をス
ラリー化すると同時に、核スラリーを攪拌する働きもあ
る。水は連続的に注入されるので、該触媒塔上部の口か
らオーバーフローする。しかし、該触媒塔内の触媒は、
上部の口に設置した金網の為触媒塔外5流出することは
なく、鉄さびなどが触媒塔外へ洗い出される。触媒塔の
上部から水がオーバーフローしている状態では、該触媒
塔内の触媒層の体積/洗滌水の量比が約1710であっ
た・オーバーフローする水は、初め符、 は赤茶色を呈しているが診々にこの色が薄くなる。
2時間後にオーバーフローする水を11!のビーカーに
取り、この水の着色が消失したことを確認して水洗を終
了した。水洗の終了した触媒はスラリー状で水を注入し
ていた該触媒塔下部の口から抜き出し、水切9バスケツ
トで水切後天日乾燥する。
乾燥後、自動振動篩機に水洗済みの触媒をかけ、触媒粒
とマーブルとに分け、再生Co −Mo触媒を得た。
比較例] 水添脱硫反応に使用したCo −Mo触媒を、実施例1
と同様に触媒塔内で完全燃焼させた後冷却し、触媒層の
表層部に堆麺している炭化物・鉄さび等を約200mの
厚さですき取った後、水を導入することなく該触媒を抜
き出した。この時、微粉化した触媒が飛散し作業環境は
非常に悪かった。この触媒を実施例1と同様に自動振動
篩機にかけ、触媒粒とマーブルに分け、再生Co −M
o Q媒を得たO 未使用の新品Co  +vio触媒および実施例1およ
び比較例1で得た、再生Co −Mo触媒粒子の表面か
ら粒子の中心部へかけて分布する鉄の状態を、それぞれ
X線マイクロアナライザー(以下、XMAと略記する)
を用いて分析した、結果を図1に示す。図1から明らか
なとおり、比較例1で得た再生Co −Mo触媒の表面
近傍に多量に存在する鉄に比べて、実施例1で得た再生
Co −Mo昧媒は、鉄の存在が著しく少なくなり、新
品の触媒層になっている・ (以下余白) 触媒粒子半径方向←) 参考例Iおよび2 実施例1および比較例1で得た、再生Co −M。
触媒を使用した他は同一運転条件下でC5およびC9留
分を除去したC6〜C8留分油中のジオレフィンをパラ
フィン化させろ水添脱硫反応を行った。該反応において
は、通油量が多くなるに従ってポリマー・重質物等が触
媒層に付着・吸着し、反応器触媒;−人口と出口の差圧
上昇が起る。この差圧が1.0に9/−となると反応を
停止して、ポリマー・重質物等の付着・吸着した触媒に
多量の高温水素を接触させ、付着・吸着したポリマーや
重質物等を洗い流して清浄化し反応を再開する。上記水
添脱硫反応時の触媒層の差圧上昇が、1.0Kq/ad
となり反応停止するまでの日数は、実施例1で得た再生
Co −Mo触媒を用いると125日であり、比較例1
で得た再生触媒では39日であった。
上記結果から明らかなとおり、本発明方法で再生したC
o −Mo触媒は、再生が効果的に行われている。
手続補正書 昭和57手3月η日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、 事件の表示  昭和56年特許願第168303
号2、発明の名称  Co −Mo触媒の再生方法3、
 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号氏名 (6
057三菱油化株式会社 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号(発送日 
昭和57年2月23日) 6、補正の対象 欄並びに図面。
7、補正の内容 (1)願書を別紙79通り訂正する。
(2)明細書の発明の詳細な説明の瀾の第10頁及び第
12頁を削除する。
(3)明細書の図面の簡単な説明の欄及び図面を別紙の
通り追加する。
以上 4、図面の簡単な説明 図1は、XMAにょるCo −Mo触媒切断面の付着鉄
分の分布状態を表わすものである。
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 代理人 弁理士 長 谷 正 久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水添脱硫反応に使用したCo −Mo触媒を再生するに
    際し、次の工程を用いることを特徴とする方法 (子 触媒を充填した反応器中へ、酸素とスチームを吹
    き込みながら、350〜500℃の範囲で該触媒に付着
    した可燃性物質を完全燃焼させる(口) この触媒を冷
    却後、該反応器中の触媒層上部の堆積物を取り除く rt  得られた触媒を水でスラリー状にし、流動させ
    洗滌する に)洗滌した触媒を乾燥後、篩分ける。
JP16830381A 1981-10-21 1981-10-21 Co−Mo触媒の再生方法 Pending JPS5870840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16830381A JPS5870840A (ja) 1981-10-21 1981-10-21 Co−Mo触媒の再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16830381A JPS5870840A (ja) 1981-10-21 1981-10-21 Co−Mo触媒の再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5870840A true JPS5870840A (ja) 1983-04-27

Family

ID=15865512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16830381A Pending JPS5870840A (ja) 1981-10-21 1981-10-21 Co−Mo触媒の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5870840A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018508A1 (fr) * 1998-09-29 2000-04-06 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Procede de regeneration d'un catalyseur d'hydrogenation
JP2010510058A (ja) * 2006-11-21 2010-04-02 エボニック デグサ ゲーエムベーハー フィッシャートロプシュ触媒の再生法
RU2484896C1 (ru) * 2012-04-09 2013-06-20 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт катализа им. Г.К. Борескова Сибирского отделения Российской академии наук Регенерированный катализатор гидроочистки углеводородного сырья, способ регенерации дезактивированного катализатора и процесс гидроочистки углеводородного сырья

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000018508A1 (fr) * 1998-09-29 2000-04-06 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Procede de regeneration d'un catalyseur d'hydrogenation
JP2010510058A (ja) * 2006-11-21 2010-04-02 エボニック デグサ ゲーエムベーハー フィッシャートロプシュ触媒の再生法
RU2484896C1 (ru) * 2012-04-09 2013-06-20 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт катализа им. Г.К. Борескова Сибирского отделения Российской академии наук Регенерированный катализатор гидроочистки углеводородного сырья, способ регенерации дезактивированного катализатора и процесс гидроочистки углеводородного сырья

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2987470A (en) Demineralization of oils
JPS5884047A (ja) 触媒の再生方法
FR2508886A1 (fr) Procede de craquage de gaz d'hydrogene sulfure et appareil pour sa mise en oeuvre
JPH07800A (ja) ガス状反応物から液体及びガス状生成物を製造する方法及び装置
US4855123A (en) Method of oxidizing sulfide-containing liquor
JP2004537395A (ja) スラリー状フィッシャー−トロプシュ触媒の再生方法
JP2000288410A (ja) バッフル付き流動床における段階的触媒再生
US3775344A (en) Active carbon having a hollow microspherical structure
KR20010080164A (ko) 유동화 베드 방법 및 촉매 및 촉매 담체 처리용 반응기
US2500056A (en) Method and apparatus for solventcleaning finely divided solids
TW421610B (en) Process for increasing the activity of zeolite containing particulate solids
US3839191A (en) Hydrocracking of coal liquids
JPS5870840A (ja) Co−Mo触媒の再生方法
US3509835A (en) Combined filter-incinerator device for waste disposal system
US2409234A (en) Revivifying adsorptive material
CN1048038C (zh) 一种包括烟灰/灰处理过程的碳氢化合物原料部分氧化方法
US5240613A (en) Process for regenerating clogged filters
JP3715893B2 (ja) 水素化処理触媒の再生方法
JP2000144151A (ja) 水素化処理触媒の再生方法
CN108325295A (zh) 高温气体中细颗粒物沸腾床分离方法与装置
US4038209A (en) Catalyst regeneration process
US2454466A (en) Regeneration of fluid catalysts with cooling of flue gases by water injection
EP0606957B1 (en) Carbon burn-off process
CA1159402A (en) Segregating used catalyst fractions by liquid fluidization
US20230313058A1 (en) Method for gasifying biomass