JPS5870806A - 消泡剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフッ素系界面活性化合物を含有する消泡剤に関
する。

繊維工業、塗料工業、製紙パルプ工業、合成ゴムラテッ
クス工業、食品工業、発酵工業等の多くの工業分野とお
いて不都合な泡立ちにより生産能力の減少、品質の低下
等の多くのトラブルが発生しており、泡を立たせなくす
るか、あるいは生成した泡を如何に迅速に消滅させるか
は極めて家人な問題となっている。

このような問題に対して、従来より各種の消泡剤が使用
されている。例えば鉱油、天然油脂、高級脂肪酸、脂肪
酸エステル、高級アルコール、金属石ケン、リン酸エス
テル、ポリオキシアルキレン、ポリオキシアルキレン誘
導体、等の炭化水素系消泡剤が知られている。

これらの消泡剤は安価であることからよく使わ２−Ｌ′
″Ｃいるが、泡消し性が弱い重大な欠陥を宵している。

多ｉｄｃ添加しても泡消し性が向上せず、逆Ｖ−泡立ち
を助長させる好ましくない性質も有している。

これらの他にシリコン系消油剤が知られている。泡消し
・肚は前記の炭化累青系に比べ優れているが、シリコー
ン系に特有の種々の欠陥を有している。例えば泡立ち溶
液上にシリコーン油膜を形成し易すく、製品の品質低下
をまねき易い。特に＊科用消泡剤として使用した場合、
シリコーン消泡剤が離型剤として作用し、重ね塗りがで
きなくなる。

あるいはクレタリングを惹起する等のトラブルが派生す
る。

また潤滑油、原油等の油性泡沫系に対して良効な泡消し
性を示すものはなく、油性泡沫に起因する種々のトラブ
ルを解消する消泡剤の開発はこれら油性物質を扱う業界
から強ぐ要望されている状況にある。

このような観点から本発明者等は鋭意検討を重ねた結果
、７ツ索化脂肪族基と長鎖脂肪族基とを同＝分子中に含
有する化合豐が顕著な泡消し効果を有することを発見し
、さらにシリコーン系特有のハジキ現象を全く起こさな
いことを見出し、本発明を完成するに至った。

を同一分子中に含有する含フツ素化合物（４）を含有す
ることを特徴とする泡消し性に優れた消泡剤と要約され
る。

フッ素化脂肪族基Ｒｆのうち好ましいものの例としては
、パー７０ロアルキル基マたはパー７０コアルケニル基
テあり直鎖状、分岐状、環状（例えばシクロヘキシルの
ようなが）またはそれらを組合わせたもののいずれでも
よ（、更に主鎖中に酸素原子または電電原子の介入した
もの、例えば（ＣＦ３　）２　ＣＦ　ＯＣＦ２　ＣＦ２
−１（ＣｓＦ＋ｙ）ｚＮｃＦ２ｃＦ２−などでもよい。

高級脂肪族基Ｒのうち好ましいものの例としてはアルキ
ル基ブたはアルケニル基であり、直鎖状、分岐状、環状
またはそれらを組合わせたもののいずれでもよいっＲｆ
基とＲ基の分子内連結方式は特に限足されないが、（Ｇ
Ｈｚ）ｎｃｏ　−（但し、■は１〜１２の整数を表わす
）を表わす。〕が挙げられる。

Ｒｆ基、Ｒ基は分子内にそれぞれ少くとも１つ以上含有
されることが必須であり、高分子化合物中ｉｃ繰返し単
位として導入されることにより複数個含有せしめること
もできる。

不発に！Ａに係る含フツ素化合物（４）の具体的例とし
て次の如きものが挙げられろう （ＣＨｔ　）ｓ　ＣＨ＝ＣＨ（ＣＨ２）７　ＣＨｓＣ３
Ｆ１７ＳＯ２Ｎ　（ＣＨ２）２ＮＣＯＣｔａ　Ｈｒｔ（
０８Ｆ＋７　）２ＮＣＦｖ　ＣＦ、ＩＣＯＮ　（ＣＨ２
）ａＮＣＯＣ１５Ｈ３？にｏ＋Ｈｓｙ　　　　　　　　
　　Ｃｓ５Ｈｓ−。

Ｃ７ＦＩＨＣ０Ｎ（ＣＨ２）２００囚 養 Ｃ−迅１ ＣＬ　　　　　　　　　　　Ｃ島 １（Ｈ ７，４Ｃ□＞：（Ｃ３）、Ｎ５Ｏ２ＣａＲ７（但しｍは
０〜５００の羨数）Ｃ！５Ｈｙｙ 本発明に係る含フッ素化合物仏硅当業界にとって周知の
方法（例えばＵＳＰ２，８０３，６５６号ｌ３１１細書
等参照）により容易に製造することができる。

不発明のＩＰ！泡剤は、含フツ素化合物体）を単独で使
用することもできるが、炭化水素系消泡剤（例えば鉱油
、天然油脂、高級脂肪酸、脂肪酸エステル、高級アルコ
ール、金桜石ケン、リン酸エステル、ポリオキシアルキ
レン、ポリオキシアルキレン銹導体等→、あるいはシリ
コーン系消泡剤と混合して使用することもできる。

混合して使用する場合、含フッ素化介物ムま有９′ｊＪ
成分中０．１重菫チ以上の添加が必要である。

これより少ないと含フツ素化合物のな消し性の発現が弱
くなる。

本発明者等の知見によれば混合することにより泡陶し性
が相乗的に同上する場合が見出され、さらに混合消な剤
の添７７Ｉ］麓も単独使用時の場合より少量で同等以上
の泡消し惟か発現することが見出された。このような混
合系は、高価フ逓含フッ素化合物の使用量を低減させる
ことができ、性能改、経済的により有利な消泡剤となる
。

本発明の消泡剤”・ま泡立っている液に添加すること忙
より容易）′二泡を消滅させる消泡性と、あらかじめ液
に添加しておくことＫより泡立ちを迎える抑泡性の両方
の抱消し性を発現する。

７７Ｉ【発明の消泡剤は這当Ｔ、【溶湯（例えば水、低
級脂肪族炭化水素、低級アルコ−１７、′低級ケトン、
低級エステル、低りビエーテル、ハロゲン化炭化水素、
芳香族炭化水嵩等）に７１・；解させ、―（溶７夜型と
して使用−２；゛ろことができ、またはｌく、適当な有
機瀝剤、あるいはこれらの混合溶剤に分散、毛；、化さ
せ、場合によってはシリカのよ５な固形微粒子を添−シ
、ニマ７．／ジョン型、ペースト型として使用すること
も゛・−さる。

本発明の消泡剤を効率よく使用するためには、通常あら
かじめ泡消ししようとする液に分散ないし溶解させ希釈
液とし、これを投入すると消泡剤の分散性が向上し、よ
り効果的な泡消しが行える。

短時間のうちに多量の泡が発生するとき、あるいは−レ
）的に発生した泡を消したい場合にはスプレーガン等を
用いてスプレー状にして吹きつける方法も効果的である
。

また泡立ち液の表面上に設置した金紙やガーゼ、あるい
は容器の縁に塗布して？くと泡が上昇してきても消泡剤
、望２Ｆ面に触れたとき泡がン′肖される。

本発明の消泡剤は泡立ちが問題となる各植の用途（ダリ
えば塗料工業、合成ゴム・ラテックス工業、製紙バルプ
工業、繊維工業、食品工業、発酵工業、化学工業、石油
化学・石？＋＋３稽ｍ工業等）に広く使用することがで
き、さらに場合によってはパー７０ロアルキル基の低表
面エネルギー４−＋ｎによる付加的特性（レベリング性
、摩擦抵抗低減性等）を則行ンこ付与することもでき適
用製品の高品質化をはかること７、−できる特留をもつ
。

択に実施例により不発明をさらに具体的に鋭頻する。

ッ゛４　鬼例中のチは全て重ｆチを表わす。

、″４旅例１ 次式で表わされる含フツ素化合物（Ａ−１）ｎ−Ｃ情Ｈ
Ｊ？ （・）１チエタノール浴放を調製し消泡剤とした。

これを、ラウリル硫酸ソーダ０．１チ水苗液に添加し、
ロスーマイルス法（２５℃）で抑泡性を調べた。結果を
表−１に示す。

表　　−１ ０ｊ　　２１０　　１８０　　１６０ ） ５　　　　　　　１４０　　　　ｉｏ　　　　　０１０
　　　　　１　　２０　　　５　　　０番 ２０　　　　　　　　ｌ　　　　５　　　　０　　　　
０実月例２ 含フツ素化合ｖＪ（Ａ−２＞ Ｃ３ＦＩ７５ＯｚＮ　（ＣＨｚＣＨｙＯ）ＩＯＨを１％
、およびｎ　−Ｃｙ、ｌ１ｙ ＰＰＧ−４０００を１０係含むエタノール溶液な−製し
、消泡剤とした。これをドブフルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ０．１チ水溶液に添加し、ロスーマイルス法で抑泡
性を＾べ文。結果を表−２に示す。

表　　−２ ０，５：　　　１０　　　　２　　　　０１　　　　　
　　’　　　　５　　　　０　　　　０５　　　　　；
０　　　０　　　０ ｊＯ「０　　　　０　　　　０ 比較例としてＰＰＧ−４０００（１０％エタノール溶液
）の：ｉ：Ｑｌ泡性を表−５に示す。（起泡剤は実施例
２と同じドデシルベンゼンスルホンばソータＱ、　１　
％水溶液）。

表　　−６ ＰＰＧ−４０００１ロスーマイルス泡高１−□ 実施例３ 実施例２の消泡剤の抑泡性をカチオン系起泡剤（ラウリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド　Ｑ、ＩＪ水浴液
）、非イオン糸起泡剤（ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル０．１チ水溶ｇ）、両性系起泡剤（ラウリルベタ
イン　０．１チ水溶液）それぞれに対して調べた結果を
表−４に示す。

表　　−４ 七 １　　　　　　１４　　　　５　　　　７５　　　　　
　　　　１　　　　０　　　１１ｏ　　　　　Ｈ０００ 冥〃Ｑｊ例４ ＣｘｔＪｌｓフ ＣＨ８ との１＝１共重合体（ｉ’−−３）のｉ　０’ｌルエン
溶液を消泡剤とした。

これを潤滑油（作動油アイモール）に添力Ωし、ＪＩＳ
Ｋ−２５１８試験法に従い、ディ７ユーザーストーンに
より空気を吹込み起泡量を測定した（２５℃）。

結果を表−５に示す。

表　　−５ 手　　続　　補　　正　　書 昭和５７年１２月１　日 特詐庁長官若杉和夫殿 １、事件の表示 昭和５６年特許ｌｑ第１５１４１０号 ２、発明の名称 消泡剤 ６、補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 住所　（〒１７４）東京都板橋区坂下６丁目３５番５８
号４、合ｌ正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 〜・５．− −　粗°ｌ″シｚ＋、、。

５、補正の内容 （１）明細書第１６頁表−５と特許出願人の間に次の文
を加入する。

１°実施例５ Ｈ Ｃ８Ｆｌ？　８０２　Ｎ　（ＣＨ２）６ＮＣＯＣＩｌｌ
Ｈａ７を１％、ＰＰＧ−４０００を５％含むエタノール
溶液を調整し消泡剤とした。

実施例６ を１％、ソルビタントリオレエートを５％含むエタノー
ル浴液を１整し消泡剤とした。

実施例７ を１％、魅油系消泡剤（市肱品Ａ）を５％含むエタノー
ル溶液を調整し消泡剤とした。

実施例８ を１％、鉱油系消泡剤（市販品Ｂ）を５％含むエタノー
ル浴液を！ｉｌｌ菫し消泡剤とした。

実施例９ を１％、スパン８５を５％含むエタノール溶液を調整し
消泡剤とした。

実施例１０ を１％、天然油脂系消泡剤（市販品Ｃ）を５％含むエタ
ノール溶液を調整し消泡剤とした。

上記実施例５〜１０で得られた消泡剤の抑泡性能および
消泡性能を次の表−６に示す。

表−６において抑泡性能は消泡剤をあらかじめ０，１％
（含フツ素化合物の添加濃度として１０ｐｐｍ）含む０
．１％ラウリル硫酸ソーダ水浴液のロスーマイルス発泡
性（直後の池田（Ｗ））により評価した。

また表−６において、消泡性能は消泡剤を加えていない
０．１％ラウリル硫酸ソーダ水浴液１０−を目盛付試験
管（内容量５０ｇ、共栓性）に採り、水平方向に６０秒
間、５０ｃｒＩＬの振巾で振とうし泡立てた（泡量４５
±２ｍ）。この泡に消泡剤０，１％をマイクロシリンジ
で添加し全ての泡が消滅するまでの時間（秒）を測定し
、消泡性能の評価とした。

尚表−６中の比較例は、市販の炭化水素系消泡剤から成
るもので、いずれも１０％エタノール溶液とし、添加量
はα１％で実施例５〜１０と同一である。

比較例２　　　ＰＰＧ−４０００の１０％エタノール溶
液〃　６　　スパン８５０１０％エタノール静液〃　７
　　天然油脂系消泡剤（市販品Ｃ）の１０％エタノール
溶液 ／″ ／″′ 表−６ 」 （以上）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、炭素数６〜２ｏの７ツ素化脂肪族基（Ｒｆ）と炭素
   数１０．１７′、正、好ましくは１２〜３６の高級脂肪
   族基低）とを同一分子中に含有する含７Ｚ禦化合物久ン
   を含有することを特徴とする泡プ丙し性に浸れた消泡剤
   。 ２、　　Ｒｆカバーフロロアルキル基またはバー７０ロ
   アルケニル基である特許請求の軛厩第１項記載の消泡剤
   。 ８、Ｐ、がアルキル示またはアルケニル基である９Ｍ請
   求の範ＭＩＪ菟１または２項記載の清な剤。 ４Ｌ　　ＲｆおよびＲの分子内連結方式がｆＸＮ− 〔但し式中Ｘは−ｓｏ、−１−ｃｏ−ｌ−〇〇８０２−
   １−〇〇ｃｏ−１（ＣＨｚ）ｚｌ　Ｓ（ｈ　、　（ＣＨ
   ｔ）ｎｃｏ−（但しｎは１〜１２の整数を表わす）を表
   わす。〕である特特許束の範囲第１．２または３項記載
   の消泡剤。 ５、含フツ素化合物（Ａ）を消泡剤有効成分中ＣＬ１〜
   １００重童チ含有する特許請求の範囲第１．２．６また
   は４項記載の消泡沖ル