JPS5869294A - 燃料油用添加剤 - Google Patents
燃料油用添加剤Info
- Publication number
- JPS5869294A JPS5869294A JP16934681A JP16934681A JPS5869294A JP S5869294 A JPS5869294 A JP S5869294A JP 16934681 A JP16934681 A JP 16934681A JP 16934681 A JP16934681 A JP 16934681A JP S5869294 A JPS5869294 A JP S5869294A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel oil
- additive
- oil
- amine salt
- esterified product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は燃料油用添加剤、特にに質燃料油用添加剤に関
する。
する。
石油資源の枯渇化に伴って陸上用および船舶用燃料油は
益々重質花し、スラッジに起因する多くのトラブルか発
生している。例えば重質燃料油の加熱や異種燃料油との
混合において発生】るスラッジは清浄機障害、ストレー
ナ−閉塞、燃焼障害等を引起こす。
益々重質花し、スラッジに起因する多くのトラブルか発
生している。例えば重質燃料油の加熱や異種燃料油との
混合において発生】るスラッジは清浄機障害、ストレー
ナ−閉塞、燃焼障害等を引起こす。
このような障害を取除くために添加剤としてスラッジ分
散剤か一般に使用され、これによって燃料油中のスラッ
ジの発生を抑え、燃料タンク底部へのスラッジの堆積や
ストレーナ−の目詰まり等 ゛を抑制している。
散剤か一般に使用され、これによって燃料油中のスラッ
ジの発生を抑え、燃料タンク底部へのスラッジの堆積や
ストレーナ−の目詰まり等 ゛を抑制している。
スラッジ分散剤として現在使用されている各種の界面活
性剤(非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニ
オン界面活性剤、両性界面活性剤)等は比較的低粘度の
重油に対しては優れた効果を発揮するか、スラッジを発
生しやすい異種燃料油混合油や高粘度の重質燃料油(残
渣油、熱分解油、接触分解油等)に対しては七分な効果
を発揮しないためにメインテナンス十、のトラブルを引
起こすケースか増力口している。
性剤(非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニ
オン界面活性剤、両性界面活性剤)等は比較的低粘度の
重油に対しては優れた効果を発揮するか、スラッジを発
生しやすい異種燃料油混合油や高粘度の重質燃料油(残
渣油、熱分解油、接触分解油等)に対しては七分な効果
を発揮しないためにメインテナンス十、のトラブルを引
起こすケースか増力口している。
本発明者は燃料油の性状に関係なくスラッジを安定に分
散させる燃料油用添加剤を見出すために鋭意研究を重ね
た結果、オレフィン系炭化水素−無水マレイン酸共重合
体のエステル化物またはアミン塩を両性界面活性剤と併
用することによって上記目的が達成されることを究明し
本発明を完成した。
散させる燃料油用添加剤を見出すために鋭意研究を重ね
た結果、オレフィン系炭化水素−無水マレイン酸共重合
体のエステル化物またはアミン塩を両性界面活性剤と併
用することによって上記目的が達成されることを究明し
本発明を完成した。
即ち本発明は、オにフィン系炭化水素−無水マレイン酸
共重合体のエステル化物またはアミン塩および両性界面
活性剤を25 : 75〜75:25の重量割合で含有
する燃料油用添加剤に関する。
共重合体のエステル化物またはアミン塩および両性界面
活性剤を25 : 75〜75:25の重量割合で含有
する燃料油用添加剤に関する。
本発明に使用するオレフィン系炭化水素は通常C2〜C
2o、好ましくはC1o−616のオレフィンである。
2o、好ましくはC1o−616のオレフィンである。
このようなオレフィン系炭化水素は無水マレイン酸とモ
ル比0.4:1.5〜1.5:0.4で共重合させる。
ル比0.4:1.5〜1.5:0.4で共重合させる。
重合触媒は通常、塩化アルミニウム、三弗化ホウ素、活
性白土、酸性白土、5i−AJ系触媒、アゾ化合物、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ハイドロパーオキサイド、パ
ーオキサイド、ジターシャリブチルパーオキサイド等を
使用する。
性白土、酸性白土、5i−AJ系触媒、アゾ化合物、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ハイドロパーオキサイド、パ
ーオキサイド、ジターシャリブチルパーオキサイド等を
使用する。
本発明で使用するオレフィン系炭化水素−無水マレイン
酸共重合体の平均分子量は通常2000〜6000、好
ましくは3000〜4000である。
酸共重合体の平均分子量は通常2000〜6000、好
ましくは3000〜4000である。
上記の共重合体は常法によってエステル化物またはアミ
ン塩とする。
ン塩とする。
上記共重合体とエステル化物を形成する他の成分として
はステアリルアルコール、エイコサノール、テトラコサ
ノール、ドコサノール、メリシルアルコール、モノオレ
イン酸エステル等か挙げられるが、特にステアリルアル
コール、ドコサ/−ル、エイコサノール、モノオレイン
酸エステルか好ましい。
はステアリルアルコール、エイコサノール、テトラコサ
ノール、ドコサノール、メリシルアルコール、モノオレ
イン酸エステル等か挙げられるが、特にステアリルアル
コール、ドコサ/−ル、エイコサノール、モノオレイン
酸エステルか好ましい。
エステル化物はモノまたはジエステルか一般的である。
また、上記共重合体とアミン塩を形成するアミンとして
はテトラデシルアミン、ジブチルアミン、ジステアリル
アミン、シタロウアミン、ラウリルアミン等が挙げられ
るか、特にジブチルアミン、ラウリルアミン、ジステア
リルアミンか好ましい。
はテトラデシルアミン、ジブチルアミン、ジステアリル
アミン、シタロウアミン、ラウリルアミン等が挙げられ
るか、特にジブチルアミン、ラウリルアミン、ジステア
リルアミンか好ましい。
上述のオレフィン系炭化水素−無水マレイン酸共重合体
のエステル化物またはアミン塩と併用する両性界面活性
剤としてはカルボン酸塩型としてラウリルアミノプロピ
オン酸ナトリウム、ラウリルジヒドロキシエチルベタイ
ン、スルホン酸塩型としてN−ベンジルスルファニル酸
及び塩、N−アルキルアミノビス、リン酸工支チル塩型
としてアルキルアミノポリオキシエチレンリン酸エステ
ル、レシチン等が例示されるが、特にカルボン酸塩型両
性界面活性剤およびリン酸エステル塩型両性界面活性剤
が好ましい。
のエステル化物またはアミン塩と併用する両性界面活性
剤としてはカルボン酸塩型としてラウリルアミノプロピ
オン酸ナトリウム、ラウリルジヒドロキシエチルベタイ
ン、スルホン酸塩型としてN−ベンジルスルファニル酸
及び塩、N−アルキルアミノビス、リン酸工支チル塩型
としてアルキルアミノポリオキシエチレンリン酸エステ
ル、レシチン等が例示されるが、特にカルボン酸塩型両
性界面活性剤およびリン酸エステル塩型両性界面活性剤
が好ましい。
上記のエステル化物またはアミン塩と両性界面活性剤と
の配合割合は25ニア5〜75:25(重量比)、好ま
しくは30 : 70〜70:30とする。エステル化
物またはアミン塩がこの範囲よりも多過ぎても、また少
過ぎても本発明の所期の目的は達成し難い。
の配合割合は25ニア5〜75:25(重量比)、好ま
しくは30 : 70〜70:30とする。エステル化
物またはアミン塩がこの範囲よりも多過ぎても、また少
過ぎても本発明の所期の目的は達成し難い。
本発明による燃料油用添加剤の使用量は燃料油の性状、
貯蔵条件等に応じて適宜選定すればよいが通常は燃料油
中の濃度か20〜500ppm、好ましくは50〜30
0 PPm になるようにする。500PPm以上の添
加剤を使用しても一般にスラッジの分散性は平衡状態と
なるので不経済である。
貯蔵条件等に応じて適宜選定すればよいが通常は燃料油
中の濃度か20〜500ppm、好ましくは50〜30
0 PPm になるようにする。500PPm以上の添
加剤を使用しても一般にスラッジの分散性は平衡状態と
なるので不経済である。
本発明による燃料油用添加剤には所望によりさらに他の
成分、例えは燃焼促進型およびスケール改質型、例えは
アルカリ土類金属塩、非イオン型界面活性剤等を適宜配
合してもよい。
成分、例えは燃焼促進型およびスケール改質型、例えは
アルカリ土類金属塩、非イオン型界面活性剤等を適宜配
合してもよい。
本発明による添加剤は広範囲の燃料油に対して優れた効
果を発揮するものであるか、特にディーゼルエンジンや
ボイラー等に使用される電性燃料油、例えばA重油、B
重油、C重油、残渣油、熱分解油、接触分解油等に対し
ても有効で、従来から懸案となっていた重質燃料油中の
スラッジは安定に分散されて燃料タンク底部等へのスラ
ッジ堆積やストレーナ−の目詰まり等は効果的に抑制さ
れ、また異種燃料量混合油におけるスラッジの発生やア
スファルテンの析出も抑制される。
果を発揮するものであるか、特にディーゼルエンジンや
ボイラー等に使用される電性燃料油、例えばA重油、B
重油、C重油、残渣油、熱分解油、接触分解油等に対し
ても有効で、従来から懸案となっていた重質燃料油中の
スラッジは安定に分散されて燃料タンク底部等へのスラ
ッジ堆積やストレーナ−の目詰まり等は効果的に抑制さ
れ、また異種燃料量混合油におけるスラッジの発生やア
スファルテンの析出も抑制される。
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例1〜9
重質燃料油加熱輸送装置の燃料タンクに表−1の添加剤
を含有する所定量の外国産C重油〔比重(15/4℃)
:1.016、粘度(122°F):351cst、残
留炭素: 25.2wt%、灰分:o、oswt%、水
分:0.09wt%〕を入れ、80℃に刃口熱して約2
日間靜置後燃料ポンプを作動させ流量を一定に調整しな
がら35μのストレーナ−に通し、供試燃料油中のスラ
ッジがストレーナ−表面に付着してその圧力差か5kt
i/aAに増加するまでの通油時間1′5を測定した。
を含有する所定量の外国産C重油〔比重(15/4℃)
:1.016、粘度(122°F):351cst、残
留炭素: 25.2wt%、灰分:o、oswt%、水
分:0.09wt%〕を入れ、80℃に刃口熱して約2
日間靜置後燃料ポンプを作動させ流量を一定に調整しな
がら35μのストレーナ−に通し、供試燃料油中のスラ
ッジがストレーナ−表面に付着してその圧力差か5kt
i/aAに増加するまでの通油時間1′5を測定した。
測定結果を表−1に示す。
比較例1〜8
実施例1〜9に準拠し、表−1の添加剤を含有する外国
産C*油について通油時間T5を測定した。
産C*油について通油時間T5を測定した。
測定結果を表−1に示す。
実施例10〜18
供試燃料油として外国産C重油と国内産A重油〔比重(
15/4”C) : 0.870 、粘度(122°F
’):3.1cst 、残留炭素:3,5wt%、灰分
:0.01wt%、水分: 0.04wt%〕との均一
混合油(60:、40)を使用する以外は実施例1〜9
と同様にして通油時間T5を測定した。
15/4”C) : 0.870 、粘度(122°F
’):3.1cst 、残留炭素:3,5wt%、灰分
:0.01wt%、水分: 0.04wt%〕との均一
混合油(60:、40)を使用する以外は実施例1〜9
と同様にして通油時間T5を測定した。
測定結果を表−2に示す。
比較例9〜16
実施例10〜18に準拠し、表二2の添加剤を含有する
均一混合油(外国産C微油:国内産へ重油=60:40
)について通油時l′BJT5を測定した。
均一混合油(外国産C微油:国内産へ重油=60:40
)について通油時l′BJT5を測定した。
測定結果を表−2に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 オレフィン系炭化水素−無水マレイン酸共−重合
体のエステル化物またはアミン塩および両性界面活性剤
を25 : 75〜75)25の重置割合で含有する燃
料油用添加剤。 2、両性界面活性剤かカルボン酸塩型、スルホン酸塩型
、リン酸エステル塩型両性界面活性剤から選ばれたもの
である第1項記載の添加剤。 3、燃料油か重質燃料油である第1項記載の添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16934681A JPS5869294A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 燃料油用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16934681A JPS5869294A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 燃料油用添加剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869294A true JPS5869294A (ja) | 1983-04-25 |
JPS612715B2 JPS612715B2 (ja) | 1986-01-27 |
Family
ID=15884854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16934681A Granted JPS5869294A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 燃料油用添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5869294A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123692A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Toho Chem Ind Co Ltd | 燃料油用低温流動性改良剤及び低温流動性を有する燃料油 |
JPS6296591A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-05-06 | エクソン ケミカル パテンツ インコ−ポレ−テツド | 改良された低温性をもつ中留出組成物 |
CN101735864A (zh) * | 2009-12-04 | 2010-06-16 | 中泰恒森(北京)科技有限公司 | 稀土羧酸盐微乳化燃油添加剂 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7478010B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-05-02 | 平田機工株式会社 | 回転電機 |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16934681A patent/JPS5869294A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123692A (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-01 | Toho Chem Ind Co Ltd | 燃料油用低温流動性改良剤及び低温流動性を有する燃料油 |
JPS6296591A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-05-06 | エクソン ケミカル パテンツ インコ−ポレ−テツド | 改良された低温性をもつ中留出組成物 |
CN101735864A (zh) * | 2009-12-04 | 2010-06-16 | 中泰恒森(北京)科技有限公司 | 稀土羧酸盐微乳化燃油添加剂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS612715B2 (ja) | 1986-01-27 |
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