JPS586812A - コンベアへの付着樹脂等の清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フラン、フェノール、ウレタンマタは尿素樹
脂を粘結剤とし、さらに硬化触媒を加え１− ｉ有ｉｏ硬砂をベルトコンベアなどのコンベアで搬送す
る際にコンベアの表面に付着硬化して堆積する樹脂等を
除去するだめの清掃装置に関するものである。

前記のような有機自硬砂をコンベアで搬送するト、特に
該コンベアがゴムベルトコンベアの場合ベルト表面に樹
脂が付着して硬化する。この付着硬化した樹脂は、ベル
ト表面を侵蝕する傾向にあり、機械的に除去することは
ほとんど不可能で、数ケ月間で数覇の厚さにも達してベ
ルトを変形させると共にベルトの性能劣化を招き、耐久
年数を非常に短かくしていた。また、前記付着硬化樹脂
は、ゴムに限らず金属の表面にも強く付着して機械的に
除去することは非常に困難である。

本発明は、コンベアに付着した前記のような樹脂等をモ
ツプやブラシなどの清掃部材に溶剤を含ませつつ摺接さ
せることにより除去し得るようにしたコンベアへの付着
樹脂等の清掃装置を提供するにある。

以下本発明の一実施例を示す第１図ないし第２２− 図について説明する。１はコンベア、２はその両側に設
けられているフレームである。３は前記フレーム２にそ
れぞれ着脱可能に係合される支持体で、これらの支持体
３にはガイド４がそれぞれ立設されている。ガイド４の
上方寄りにはブラケット５が摺動可能にして止めねじ６
により所定位置に固定可能に取付けられている。ブラケ
ット５゜５の間には板７がボルト８にて連結され、この
板７を介して前記ブラケット５，５、ガイド４，４なら
びに支持体３，３を一体的に連結するようになっている
。なお、前記板７のボルト８を係合する部分は、ガイド
４，４を結ぶ方向へ伸びる長穴（図示せず）になされ、
ブラケット５．５の間隔を調節し得るようになっている
。

前記ガイド４，４には摺動筒９，９が係合されこれらの
摺動筒９，９０間に受皿１０が取付けられている。この
受皿１０は、第２図および第３図に示すように、底に開
口１１を有し、この間口１１の下面を被うように、モツ
プまたはブラシ々どの液体を滲透させ得る清掃部材１２
が下向きに取付けられて３− いる。この清掃部材１２は、その下端がコンベア１の全
巾にわたって接触可能になされ、まだ受皿１０に対して
交換可能に取付けられている。なお、前記受皿１０と摺
動筒９，９の間もボルト１３と図示しない長穴にて摺動
筒９，９の間隔を調節し得るようになっている。

１４は容器支持枠で、前記板７に取付けられたシリンダ
などの駆動手段１５により上下動されるようになってい
る。この容器支持枠１４は、穴１６と当金１７などの上
下方向へ所定量のみ相対的に移動可能な連結手段を介し
て前記受皿１０に連結され、その下部が受皿１０の底に
対して、第２図および第３図に示すように、接近したり
、若干遠ざかったりするようになっている。容器支持枠
１４内には、第２図および第３図に示すように、溶剤を
入れた容器１８が交換可能に載置されるようになってい
る。

容器１８は、下部に押込式の開閉弁１９を有し、周知の
ようにその弁棒２０を押込んでおけば、開閉弁１９゛の
下面に一致する高さまで容器１８内の溶剤を受皿ＩＯ内
へ供給するものである。

一乙一 次いで本装置の使用方法および作用について説明する。

まず、駆動手段１５により容器支持枠１４および受皿１
０を第３図に示すように上方へ位置させポル１．＋３を
緩めてガイド４，４および支持体３．３の間隔を広げ、
これから清掃するコンベア１のフレーム２に支持体３，
３を係合させ、次いで、清掃部材１２がコンベア１の全
中をカバーし得る位置へ受皿１０１容器支持枠１４およ
び駆動手段１５の位置を調節して前記ポル）８．１３を
締付ける。

次に、予じめ溶剤（フリフリルアルコール捷たは／およ
びテトラヒドロフランなどに水を添加したもの）を入れ
た容器１８を容器支持枠１４内にセットする。このセッ
トされた容器１ｇの開閉弁１９の弁棒２０は、第３図に
示すように、容器支持枠１４が上方に位置し、受皿１０
がもっばら当金１７によって容器支持枠１４の穴１６の
下端で支持されているときは受皿）Ｏの底から離れてお
り、開閉弁１９を閉じだままに置く。これは、前記のよ
うな溶剤は揮発性が高いためで、実際に清掃するときの
み開閉弁１９を開くようにしたものである。

５− 清掃を行なう場合は、駆動手段１５を作動させて容器支
持枠１４を下降させると、これと共に受皿１０も下降し
て清掃部材１２が清掃のために走行しているコンベア１
の上面に押圧される。このコンベア１への清掃部材１２
の押圧により受皿１０は下降を制限され、容器支持枠１
４のみが下降を続ける。そこで、弁棒２０の下端が受皿
１０の底または清掃部材１２に当接して押込められ、開
閉弁１９を開き、容、器１８内の溶剤を受皿１０の開口
１１内へ供給する。この状。

態は、受皿１０に対する容器支持枠１４の相対的下降量
で知ることができ、この状態になったところで駆動手段
１５を停止させる。前記開口１１内へ供給された溶剤は
清掃部材１２内に滲透して下端に至り、引 この溶剤による溶解作画と清掃部材１２の摺接による除
去作用によりコンベア１の表面に付着している硬化樹脂
等を除去する。

なお、容器１８から受皿１０へ供給される溶剤の量は、
前述したように開閉弁１９の下面によって自動的に制限
されるが、溶剤の揮発性が高い場合には受皿１０内にお
ける溶剤の表面積をできるだけ小さ６− 〈押えるか、または適宜なシール手段によって密封する
ことが好ましい。また、コンベア１に対する清掃部材１
２の接千力を適宜な値に保つため、受皿１０および清掃
部材１２の重量との関係からこれを上方まルは下方へ押
圧するバネなどの弾圧手段を付加してもよい。

こうして清掃が終了したならば、駆動手段１５により再
び容器支持枠１４および受皿１０を上昇させる。

この上昇により、まず弁棒２０が受皿１０の底または清
掃部材Ｉ２から離れて開閉弁１９を閉じ、次いで清掃部
材１２がコンベア１から離れて待機状態に至る。

前述した実施例は、揮発性溶剤の場合を考慮して容器支
持枠１４と受皿１０とを所定量相対移動可能に連結し、
これらが清掃を行なわない上昇位置にあるときには容器
１８の開閉弁１９を自動的に閉じるようにした例を示し
たが、溶剤によっては受皿１０を直接上下動させるよう
にし、この受皿１０内に容器１８を載置するようにして
もよい。

以−Ｌ述べたように本発明によれば、コンベアのち 表面に付着した樹脂等の付着物を容入に除去する７− ことができ、本発明装置をコンベアに設置しておけば、
例えば１日の作業終了後に数分間清掃するち、 ことによりコンベアを常にきれいに保’歩−嘴ヤ寿命を
大巾に延ばすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図に示しだ装置の清掃状態を示す部分破断圧面図、第３
図は同じく第１図に示した装置の待機状態を示す部分破
断圧面図である。 １・・・・・コンベア、２・・・・・・フレーム、３・
・・・・支持体、４・・・・・・ガイド、５・・・・・
・プラケット、７・・・・・・板、８．１３・・・・・
・ボルト、９・・・・・・摺動筒、１０・・・・・・受
皿、１１・・・・・開口、１２・・・・・・清掃部材、
１４・・・・・・容器支持枠、）５・・・・・・駆動手
段、１６・・・・・・穴、１７・・・・・・当金、１８
・・・・・・容器、１９・・・・・・開閉弁、２０・・
・・・・弁棒。 １゛− ８− １１図 第２　図 才３Ｉ２１ 手続補正書 ２ 昭和５６年×几７日 特許庁長官　島　１）春　樹　殿 １、事件の表示 昭和５６年特許願第１０３７３１号 ２、発明の明称 コンベアへの付着樹脂等の清掃装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　　　所　東京都中央区銀座４丁目２番１１号名　　
称　（３４５）−東芝機械株式会社４、補正の対象 ５、補正の内容 Ｄ　明細書第５頁１０行 「フリフリルアルコール」を ［フルフリルアルコール］と訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　コンベアの側部上方に立設されたガイドと、同ガ
   イドに沿って上下動可能に設けられ前記コンベアの表面
   に接触可能になされたモツプなどの清掃部材を有する受
   皿と、同受皿の上方に置かれて前記清掃部材に清掃用溶
   剤を供給する溶剤供給容器と、前記受皿および溶剤供給
   容器を前記ガイドに沿って上下動させる駆動手段とから
   なるコンベアへの付着樹脂等の清掃装置。 ２、受皿と溶剤供給容器とが上下に所定量相対移動可能
   に設けられ、駆動手段が溶剤供給容器側に連結されてい
   る特許請求の範囲第１項記載のコンベアへの付着樹脂等
   の清掃装置。