JPS586769B2 - 排熱回収式焼結設備 - Google Patents

排熱回収式焼結設備

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Publication number
JPS586769B2
JPS586769B2 JP50126115A JP12611575A JPS586769B2 JP S586769 B2 JPS586769 B2 JP S586769B2 JP 50126115 A JP50126115 A JP 50126115A JP 12611575 A JP12611575 A JP 12611575A JP S586769 B2 JPS586769 B2 JP S586769B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintering
zone
sintered ore
primary cooling
cooling zone
Prior art date
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Expired
Application number
JP50126115A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5249909A (en
Inventor
公昭 大多和
敬三 荒井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP50126115A priority Critical patent/JPS586769B2/ja
Publication of JPS5249909A publication Critical patent/JPS5249909A/ja
Publication of JPS586769B2 publication Critical patent/JPS586769B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,鉱石を焼結するための移動グレートをそなえ
た焼結設備に関し,特に焼結鉱を冷却する際に生じる排
熱を回収できるようにした排熱回収式焼結設備に関する
従来,移動グレートに沿い焼結帯と冷却帯とをそなえた
焼結設備としては第1図に示すようなものが用いられて
おり、焼結機の移動グレートaに沿う焼結帯Aで生成さ
れた焼結鉱を.冷却帯Bで所要温度まで冷却することが
行なわれている。
なお、この焼結設備には.第1図に示すごとく焼結排ガ
ス用集塵器bおよび誘引ファンcが設けられるほか、冷
却用排気の集塵器dおよびその誘引ファンeが設けられ
ている。
しかしながら.このような従来の焼結設備では次のよう
な問題点がある。
(1)冷却用排気を一括混合してしまうため温度が低く
なり排熱の有効な再利用が困難である。
(2)焼結帯および冷却帯とも下向通風であるため,焼
結帯での通気ムラがそのままの状態で冷却帯に入り,冷
却帯でも冷却ムラが生じて,排鉱される焼結鉱中に.冷
却不足による高温焼結鉱が残ってしまう。
本発明は,これらの問題点を解決しようとするもので,
焼結設備における冷却系を移動グレートに沿う一次冷却
帯と,移動グレートから独立した二次冷却器とに分ける
ことにより.一次冷却帯から排出される高温の排気を有
効に再利用できるようにすると共に,焼結鉱の冷却ムラ
の解消をはかった排熱回収式焼結設備を提供することを
目的とする。
このため本発明の排熱回収式焼結設備は,焼結機の移動
グレートに沿い,下向き通風による焼結帯と,該焼結帯
で生成された焼結鉱を上向き通風により冷却する一次冷
却帯とをそなえると共に,上記一次冷却帯を経て上記移
動グレートから排出された焼結鉱を破砕する破砕機と,
同破砕機で破砕された焼結鉱をふるい分けるホットシン
タースクリーンと,同ホットシンタースクリーンを経て
互いに混合された破砕焼結鉱を所要温度まで冷却する二
次冷却器とをそなえ,上記一次冷却帯からの排気を上記
焼結帯へ導いて焼結用空気として利用するための通風路
が設けられたことを特徴としている。
以下、図面により本発明の一実施例としての排熱回収式
焼結設備について説明すると、第2図はその系統図であ
って、焼結機の移動グレート1に沿うA′は焼結帯、B
′は一次冷却帯を示す。
また排熱回収用フード2が、焼結機の点火炉2′を除く
焼結帯A′および一次冷却帯B′のパレット上に設置さ
れ、さらに焼結排ガス用集塵器3およびその誘引ファン
4と、一次冷却帯用押込ファン5とが設けられる。
そして、焼結帯A′で下向き通風により作られた焼結鉱
は、一次冷却帯B′で上向き通風により冷却されたのち
、破砕機6およびホットシンタースクリーン7を通り、
二次冷却器8に導入されるようになっている。
なお符号9は二次冷却器用押込ファンを示す。
移動グレート1に沿う焼結帯A′で焼結された焼結鉱は
、一次冷却帯B′で冷却ファン5より供給された冷却用
空気により冷却される。
一次冷却帯B′は、高温焼結鉱の冷却を行い、その排空
気は高温となっているので、この排空気は、冷却ファン
5により形成される正圧と誘引ファン4により形成され
る負圧とにより、フード2内の通風路2aを通って焼結
帯A′へ流動し、焼結帯A′で下向きに供給される。
焼結帯A′で作られた焼結鉱は一次冷却帯B′で冷却さ
れた後、一次破砕機6で破砕され、ホットシンタースク
リーン7でふるい分けられる間に、通気度のムラに基因
した温度差のある焼結鉱が互いに混合され、しかる後に
二次冷却器8に投入されて、ここで均一に所要温度まで
冷却される。
なお二次冷却器8は低温焼結鉱の冷却を行うので、その
排気は、温度が低く、その熱の利用価値が少ないので、
大気中へ放出される。
本発明の最大の特色は、焼結後のシンターケーキの冷却
を2段に分割し、一次冷却帯B′の高温排気を効果的に
焼結帯A′で活用することにある。
そして、このように一次冷却帯B′の高温の排気を焼結
用予熱空気として使用することにより、焼結鉱の品質の
向上及び焼結用配合コークス量の減少が可能となるので
ある、 さらに二次冷却器8では、一次冷却帯B′で残った焼結
鉱の冷却ムラを、それらの間に設けられた破砕機6やホ
ットシンタースクリーン7等で混合した上で冷却するの
で、焼結鉱の均一冷却が可能となる利点もある。
また本発明によれば焼結鉱は一次冷却帯B′で予備冷却
されたのち排鉱されるので、上記破砕機6あるいはホッ
トシンタースクリーン7の高熱によるトラブルが減少し
、全体として作動が確実で、しかも熱効率の高い焼結設
備が実現されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の焼結設備を示す系統図であり、第2図は
本発明の一実施例としての排熱回収式焼結設備を示す系
統図である。 A′・・・・・・焼結帯 B′・・・・・・一次冷却帯
、1・・・・・・移動グレート、2・・・・・・フード
、2a・・・・・・通風路、3・・・・・・集塵器、4
・・・・・・誘引ファン、5・・・・・・押込ファン、
6・・・・・・破砕機、7・・・・・・ホットシンター
スクリーン、8・・・・・・二次冷却器、9・・・・・
・押込ファン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 焼結機の移動グレートに沿い.下向き通風による焼
    結帯と,該焼結帯で生成された焼結鉱を上向き通風によ
    り冷却する一次冷却帯とをそなえると共に,上記一次冷
    却帯を経て上記移動グレートから排出された焼結鉱を破
    砕する破砕機と.同破砕機で破砕された焼結鉱をふるい
    分けるホットシンタースクリーンと.同ホットシンター
    スクリーンを経て互いに混合された破砕焼結鉱を所要温
    度まで冷却する二次冷却器とをそなえ.上記一次冷却帯
    からの排気を上記焼結帯へ導いて焼結用空気として利用
    するための通風路が設けられたことを特徴とする排熱回
    収式焼結設備。
JP50126115A 1975-10-20 1975-10-20 排熱回収式焼結設備 Expired JPS586769B2 (ja)

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JPS5249909A JPS5249909A (en) 1977-04-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344135Y2 (ja) * 1985-10-28 1988-11-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051903A (ja) * 1973-09-10 1975-05-09

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JPS5249909A (en) 1977-04-21

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