JPS586714Y2 - 紙シ−ト入れ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は硬質合成樹脂より成る透明方形状の２枚の挾持
板を相対向させ、三方を互いに止着して挟持板間に紙シ
ートの挟入空隙を形成した紙シート入れの改良に係るも
のである。

すなわち、従来の紙シート入れは、前記の通りの構造を
しているため、落下させたり、或いは折付けたりすると
挟持板に容易に亀裂が生じ、破損率がきわめて高く、こ
の点においてその取扱いに充分注意する必要があった。

本考案は従来の紙シート入れの斯様な欠陥を可及的に除
去することを目的として案出したものである。

図面は本考案に係る紙シート入れの一実施例を示し、１
は硬質合成樹脂製の透明方形板より戒る挾持板で、この
挾持板１の三方の端部を断面凸状体より成る縁部材２の
係合切欠３に係合して相対向させ、該挟持板１，１と縁
部材２を互いに止着し、両挟持板１，１間に紙シートの
挟入空隙４を形成し、また、縁部材２は軟質合成樹脂を
素材として所望の色彩を施こして構成するのである。

なお、挟持板１と縁部材２の止着手段は溶着その他任意
で実施例にあっては接着剤を用いて互いに止着しである
。

また、縁部材２はゴムを素材として構成して良いことは
勿論である。

本考案は前記の通り三方の止着部に弾性体を配設しであ
るから、落下させたり或いは打付けたりしても弾性体に
よってこれを緩衝することができ、従って、破損率が少
く耐久的である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る紙シート入れの一実施例を示し、第
１図は一部欠截正面図、第２図は縦断面図である。 １・・・・・・挾持板、２・・・・・・縁部材、４・・
・・・・挟入空隙。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 硬質合成樹脂よす戊る透明方形状の２枚の挟持板を相対
   向させ、三方を互いに止着して挟持板間に紙シートの挟
   入空隙を形成した紙シート入れにおいて、三方の止着部
   に軟質合成樹脂等の弾性体を配設した構造。