JPS5866784A - 溶融滓保有熱回収方法 - Google Patents

溶融滓保有熱回収方法

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JPS5866784A
JPS5866784A JP16565681A JP16565681A JPS5866784A JP S5866784 A JPS5866784 A JP S5866784A JP 16565681 A JP16565681 A JP 16565681A JP 16565681 A JP16565681 A JP 16565681A JP S5866784 A JPS5866784 A JP S5866784A
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JP
Japan
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mold
slag
heat
molten slag
bottomed
Prior art date
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Pending
Application number
JP16565681A
Other languages
English (en)
Inventor
中川 侃
和俊 岩見
実 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高炉滓、転炉滓、電気炉滓等の冶金滓が保有す
る熱を回収する方法に関しその目的は回収効率が高く、
しかも作業性の良い方法を提供することにある。
周知の通り、近年、高炉滓を始めとする冶金炉滓が溶融
状態において保有する膨大な保有熱を回収する方法が数
多く提案されている。しかしながら前記冶金炉滓は熱回
収にあたって、非常に難しい問題点を有しているため、
工業的成功はまだ得られてい)いのが現状である。
さて、前記問題点とは冶金炉滓が約1300〜1600
℃と云う非常に高温でちり、熱回収用の設備、資材が耐
熱、耐摩耗性を要求されるため、非常に高額なものとな
シ、経済的採算が困難であることと、冶金炉滓は常温材
に触れると速やかに固化し層状物体となるが、該層状物
体は熱伝導度が低いため、該層状物体を介しての熱貫流
量は著しく低いものとなることがある。つまυ第1図、
第2図に示すような竪形角鋳型1、円筒鋳型2などでは
鋳型と接触した溶融滓は直ちに同化して鋳型内壁面を覆
う層となって、低熱伝導物体となるため中心部の溶融滓
からの鋳型への熱伝導は著しく低下し熱回収には非常に
時間がかかり、工業的に作業性の低いこの手段は採用さ
れ難い問題があり、また前記竪形角鋳型1、円筒鋳型2
の壁に熱媒体系路3を儂環可能に設けることは、技術的
に困難で高価格なものとならざるを得ない問題があリ、
かつ固化した滓を抜型するには鋳型内壁面を下拡がりに
形成したとしても著しく困難で短期間で抜型できなくな
ることを本発明者等は経験した。
次に第3図に示すように、連続鋳造鋳型4に、タンディ
ツシュ5から溶融滓6を連続注入して固化せしめ、ピン
チロール7で下方に同化源6&を引抜く手段も提案され
ているが、やはり熱伝導の悪さから鋳型4は竪方向に長
い長大なものにしないと熱媒体系路3による熱回収が著
しく低いものとなる。しかして長大な鋳型4での引抜き
は亀裂や折損のトラブルが生じ易く、設備的にも著しく
高額なものとなるが、同化源の経済的価値が低いため、
これまた工業的採算K(2)シにくい技術手段である。
そこで本発明者等は、前述の如き問題点がなく、作業性
に優れ、熱回収率の良い方法を研究した結果、本発明方
法を開発したもので、以下図に従って説明する。
第4図は本発明の方法の実施例設備概要図で、滓鍋8は
台車9によって線路lo上を移送され、図示していない
傾動装置を介して、傾斜角自在に作業床11上に固定さ
れた末広がりのシーート12に溶融滓を流下せしめる。
ついで該溶融滓は作業床11上に設定傾斜角(1°〜1
00)で保持されている長方形平底鋳型13に流入し、
ここで平均100+n以下の層厚のものとなる。前記長
方形平底鋳型13は後述する如く熱媒体系路を備えてい
るので、前記溶融滓は固化する迄にその保有熱を前述の
熱媒体に伝えることとなる。前記長方形平底鋳型13は
、ヒンジ受台14を介して回動自在に支承されてお夛、
傾斜角設定受台15によって傾斜角が設定される。傾斜
角設定受台15は、シリンダ一式の昇降自在な枕台16
を備えており長方形平底鋳型13は傾斜角自在に支承さ
れることとなる。17はテレスコーグ式ピストン台で、
前記長方形平底鋳型13にピン18を介して係合され、
図示していない液圧詠からの圧力伝達によって前記長方
形平底鋳型13をヒンジ受台14と共働して起立させ、
同化源をビット19に排出する機能を有する・ さて、前記長方fヒ平底鋳型13が滓鍋受滓容縫と等量
の受滓容蓄を備える理由は、本発明者等の研究では、溶
融滓は自身より温度の低いものに触れた際、つまり急冷
された際には、直ちに固化するため、注入が2回もしく
はそれv上の回数で行なわれたとき、長方形平底鋳型1
3で均一な拡がりとならず、層厚を平均100關以下と
することが難しいためである。即ち、溶融滓は滓鍋から
一時に注入せしめることが必須の要件となる。又、滓鍋
はその容量一杯に溶融滓を受容することが、作業能率か
らもさらに熱経済的にも有利であり、従って長方形平底
鋳型13もその容量が滓鍋の容量と等量であることが望
ましく、小さいと溢流の危険があり、大に過ぎること絋
、設備的に無駄になるのみならず、熱回収の効果も上ら
ないこととなる。而して本発明において等量とは物理的
な厳密さで云うものではなく、滓鍋にほぼ所定置溝たさ
れた溶融滓を一時に注入した場合、平均100關以下の
層厚になる如くほぼ答童一杯に受容しうろこと金指すも
のと理解せらるべきである。又滓鍋は2回注入分けをす
ると鍋付きと称せられる同化源が増して、熱回収が不利
になる。
次に、長方形平底鋳型について第5図に従って説明する
。第5図の斜視図に示す通り長方形平底鋳型13は側板
20によって四面が囲われ、底21は平坦な板状体とな
っている一状体をなしており、通常は厚鋼板による溶接
組立体あるいはゲールトなど締結具を用いた締結組立体
として構成されている。そして内側の横巾Wと縦巾りと
の比はl:15〜1:5程度に構成される。これは溶融
滓の流下とひるが9の点から経験的に求められたもので
ある。
又、長方形と云うのは鋳型内側の形状の意味で、これも
溶融滓の注入とひろが9から経験的に求められたもので
、幾何学的厳密さを求めるものではなく、多小の丸みや
変形は許容される。実際に鋳型に溶融滓を注入した場合
第6図(a)〜(d)に示すように流下する。又平底と
はほぼ平坦な形状を云い、?ルト・ナツトなどの頭部の
如き小さな突起があっても良いが大きなリプやウェーブ
は溶融滓の流下を妨げるので好甘しくない。また底21
にライナー板を敷設したり、底21を複数部材の結合体
として構成しても良い。これは側板20についても同様
である。
第7図に長方形平底鋳型13の櫃略横断面図を示す。2
2は鋳型底に設けられた熱媒体流通管、たとえば水管で
23はへ、グー、24は耐熱耐圧でかつ伸縮自在なホー
スであシ、25はカーデンスタングを示す。本発明はこ
の実施例に限定することなく、目的を逸脱しない範囲に
おいて設計を変えることは自由である。
前述の実施例では、長方形平底鋳型について述べたが、
これに限定されるものではなく、正方形や楕円形あるい
は台形や丸形でも良いが、底は平坦か、又はそれに近い
形状であることが望ましい。
本発明では以下それらを総称して平底鋳型と云う。
又、前記平底鋳型の上方に接触式もしくは非接触式の熱
媒循環系路を内蔵した吸熱盤を適宜に設け、熱回収効率
を高める方法もあわせて採用することも出来る。
次に平底鋳型13の傾斜角の限定理由について説明する
。本発明者等は実験例の1つとして溶融高炉滓を選んで
、横巾9m、縦巾20mの厚鋼板製長方形平底鋳型を作
成して注入実験を繰返した結束、傾斜角が水平面に対し
1°以下では溶融高炉滓の流下が悪く、作業性が著しく
低下することをつきとめ、又10°以上では流下速度が
早すぎて均一な層厚にならず、溢流する危険の高いこと
をつきとめた。これは他の冶金滓でも同じであった。
第8図に注入点よシ5m位置での傾斜角と溶融滓の同化
後の層厚関係を示す0次に本発明における熱回収を第9
図について説明する。
第9図において%8a〜8dは滓鍋であって長方形平底
鋳型13a〜13dにそれぞれ溶融滓を注入する。26
は気水分離ドラムで、27のスチームタービンに蒸気を
送給する。28は前記タービン27に同軸に接続された
発電機であり、29゜30は熱交換器を示す。31は循
環ポンプである。
通常このような熱利用装置は周知であり、この他盛気暖
房や加熱設備など蒸気、あるいは熱水としての利用など
自由に採用できる。第9図の例の如く複数の長方形平底
鋳型を用いて互に回収時期をずらせると経時的に平均し
た熱回収を行なうことが可能になシ、又設備補修もグラ
ンドを停止する′ことな〈実施できるので有利である。
次に実施例について説明する。
横巾9 m s縦中20mの長方形平底鋳型(この例で
は鋳型は二分割合せ鋳型とし、同化滓は前記鋳型を夫々
転回して下方に落下せしめる態様を採用した) 4基を
用いて高炉滓合計2400 tOn1日処理し、10 
kll/cm2G 220℃のスチーム864 ton
を回収した。回収効率は60%に達した。
以上詳細に述べた通り、本発明によれば長期に安定して
熱回収を行なうことが出来、固化滓も緻密で堅固なもの
が得られる。
【図面の簡単な説明】
@1図および紀2図は竪形鋳型のれ略斜視図、第3因は
連続鋳造鋳型による製造工程略図、第4図は本発明にか
かる実施例装置概要説明図、第5図は本発明にかがる長
方形平底鋳型の櫃略斜祝図、第6図(&)〜(d)は注
入状況を説明するための縫路上面図、第7図は本発明の
実施例鋳型の横断面概要図、′IIF、8図は傾斜角と
層厚との関係を示すグラフ、第9図は本発明にかかる熱
回収装置実施例概要図である。 1・・・竪形角鋳型、2・・・円筒鋳型、3・・・熱媒
体系路、4・・・連続鋳造鋳型、5・・・タンディ、シ
ュ、6・・・溶融滓、7・・・ピンチロール、8・・・
滓鍋、9・・・台車、10・・・線路、11・・・作業
床、12・・・シュート、13・・・長方形平底鋳型、
14・・・ピンチ受台、15・・・傾斜角設定受台、1
6・・・枕台、17・・・テレスコーグ式ピストン台、
18・・・ピン、19・・・ビット、20・・・側板、
21・・・底、22・・・熱媒体流通管、23・・・へ
、グー、24・・・ホース、25・・・h −te ン
xp:yf、26・・・気水分離ドラム、27・・・X
 チームタービン、28・・・発′a機、3o・・・熱
交換器、31・・・循環ポンプ。 卒/図    沙回 箒3回 第一回 亭5回 早6回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 滓鍋受滓容量と等量の受滓容量を備えた平底鋳型を傾斜
    角1°〜10°に設備し、前記滓鍋から溶融滓を一時に
    前記平底鋳型に注入せしめて平均100n以下の層厚と
    なし、前記溶融滓が固化する期間に、前記平底鋳型の鋳
    型壁もしくは該鋳型壁に熱伝導可能に装着された熱媒体
    系路を介して前記溶融滓の保有熱を回収することを特徴
    とする溶融滓保有熱回収方法。
JP16565681A 1981-10-19 1981-10-19 溶融滓保有熱回収方法 Pending JPS5866784A (ja)

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JP16565681A JPS5866784A (ja) 1981-10-19 1981-10-19 溶融滓保有熱回収方法

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JPS5866784A true JPS5866784A (ja) 1983-04-21

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JP16565681A Pending JPS5866784A (ja) 1981-10-19 1981-10-19 溶融滓保有熱回収方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54161596A (en) * 1978-06-12 1979-12-21 Sumitomo Metal Ind Ltd Heat recovering method for molten slag

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54161596A (en) * 1978-06-12 1979-12-21 Sumitomo Metal Ind Ltd Heat recovering method for molten slag

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