JPS586664B2 - 連続的に供給された糸を損失なしにボビンに巻取る方法及び装置 - Google Patents

連続的に供給された糸を損失なしにボビンに巻取る方法及び装置

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JPS586664B2
JPS586664B2 JP49036870A JP3687074A JPS586664B2 JP S586664 B2 JPS586664 B2 JP S586664B2 JP 49036870 A JP49036870 A JP 49036870A JP 3687074 A JP3687074 A JP 3687074A JP S586664 B2 JPS586664 B2 JP S586664B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • B65H67/044Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession
    • B65H67/048Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession having winding heads arranged on rotary capstan head
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は糸を綾振りしながら1つの心管上に巻取って1
つのボビンを形成させ、所定のボビン大きさ又は巻取時
間に達した際に巻取作業の中断なしにこのボビンを1つ
のから心管と取換え、その際1つのほゾ出来上ったボビ
ンから1つのから心管への糸の掛換の前に1つのボビン
ターレソトのから心管を支持している心管チャックを、
殆んど出来上ったボビンをその外周で駆動しつづけ且つ
から心管を殆んど出来上っているボビンとほゾ同じ円周
速度にする1つの位置へ移すようにして、連続的に供給
された糸を高い巻取速度で損失なしにボビンに巻取る方
法に関する。
本発明は更にこの方法を実施する装置に関する。
連続的に供給された糸を損失なしに巻取るための巻取法
は既に種々提案されている。
このためにボビンターレットを有する装置が提案されて
おり、その作用形式は例えばドイツ特許第46651号
明細書、ドイツ特許出願公開公報第1435508号、
第2048416号、第2051311号及び第211
10367号に記載されている。
これらの装置はすべてボビン交換をできるだけ損失なし
に実施するという目的に役立ち、即ち出来上ったボビン
を所定の巻取時間又はボビン大きさに達した後にから心
管と交換し、その際できるだけ短かい交換時間を達成し
て、これによってボビン交換中の損失を僅かにしようと
する。
このような課題は例えば線条機、ヤーンテクスチャード
加工機(ドイツ特許出願公開公報第2051311号)
、或いは化学繊維を高速紡績するための巻取装置(″C
heniefasern und Textil−In
dustrie”、1973年4月、295〜296頁
参照)の場合に生じ、この巻取装置ではコンスタントの
高い速度で且つ場合により大きな太さで生産される合繊
糸が巻取られ且つその際に短かいボビン巻取時間が生じ
るに過ぎず、この短かいボビン巻取時間は頻繁なボビン
交換を必要ならしめるが、しかしこのボビン交換の際に
紡績段階での生産は中断されることかできない。
しかもその際、中間時間中の供給される糸の速度を減ら
すことは可能でない、それというのは紡績機構をいじる
と番手が変動し且つ紡績プロセスが許容し得ないほど不
安定になるからである。
もはや手動で操作し得ないような高い速度で糸が生産さ
れる場合には、損失なしにボビン交換することは、準備
されたから心管がそれに糸を掛けられる前に既に糸速度
にほゾ等しい円周速度にされている場合にのみ、町能で
あるに過ぎない。
そうでないと、特に、殆んど出来上ったボビンかから心
管の加速過程中にフリクションロールから取外される場
合、糸張力が過度に低下するか又はなくなり、且つ糸繰
出機構のところで糸切れを招くもつれが形成されるとい
う危険が生じる。
このためにドイツ特許出願公開公報第2110367号
により、から心管を有するチャックが休止もしくはボビ
ン交換位置にあるときにこのチャックに作用する補助駆
動装置を設けることが周知である。
ドイツ特許第4665 1号明細書により、まだ巻取過
程中のフルボビン又は殆んど出来上っているボビンが駆
動ロールに接しているときに既にチャックにはめられて
いるから心管を駆動ロールと摩擦接触させることも周知
である。
これにより、モータによる付加的の補助駆動装置なしに
、まだフルボビン上へ走り上がっている糸が切断されて
且つから心管へあてられる前に、糸引取のために準備さ
れたから心管を有するチャックを増大した円周速度にす
ることが効果的に且つ僅かな費用で可能である。
しかし不利なことに、この場合に引続き殆んど出来上っ
ているボビン上へ走り上がる糸が、から心管が駆動ロー
ルに接してしまうと直ちに、もはや所定の速度で綾振り
されることができない、それというのは駆動ロールとか
ら心管の間の圧迫のために糸がかたく締込まれているか
らである。
従ってフルボビンからから心管への糸の掛換は極めて迅
速におこなわれる必要があり、その際から心管が所定の
円周速度にまだ達していないというおそれがある。
もう1つのワインダ(フランス特許第1412096号
明細書)ではチャックに、ボビン心管よりも大きい直径
を有する連行リングが設けてある。
これらの連行リングが先ず駆動ロールに接触するので、
駆動ロールとから心管の間に隙間が生じ、この隙間内で
糸はから心管の加速中、自由に左右に動かされることが
できる。
この場合不利なことに、から心管は連行リングの大きい
直径のためにボビンと同じ円周速度にされることができ
ず且つ糸がから心管と糸繰出機構の間でたるんで、即ち
糸張力を失ってたるんで従って繰出機構でもつれを生じ
やすいというおそれがある。
もう1つのワインダ(スイス特許第513763号明細
書)は増大した連行リング直径を有する駆動フリクショ
ンロールを有している。
これによってもから心管とフリクションロールの間に隙
間が形成される。
しかしこの構造はから心管を有するチャックが軸方向に
移動町能であることを必要とし、このことは装置費を増
大する。
本発明の目的とするところは、前記の欠点を克服し且つ
から心管がフリクションロールに接触させられてこれに
よって所望の円周速度にするときでも連続的に供給され
た糸をフルボビン上でなお秩序正しく綾振りさせること
を可能にする、最初に述べた形式の方法を提案すること
にある。
更に本発明のもう1つの目的は、ほゾ出来上った1つの
ボビンから準備されて既に駆動されているから心管への
糸の掛換作業を有利に実施することができて、これによ
ってこの作業を損失なしに且つ高い運転安全性で実施す
ることができ且つ任意の頻度で反復再現可能にし且つ良
好な品質のボビンを作り得るようにすることにある。
その際方法段階が時間的に明白に順次に続く作業タイミ
ングで開始可能であって、これによって運動経過が逐次
制御もしくはプログラム制御によって制御され得るよう
にする、それというのはこのことはボビン交換を自動化
するための重要な必要条件だからである。
本発明の更に別の目的は、高い速度で連続的に供給され
た糸をボビンに巻取り且つ例えば周知の糸蓄積機構又は
ボビン交換中に糸を捕捉して掛けるためのインゼクタを
使用する場合に生じるような損失なしに掛換作業を実施
するのに適している装置を提供することである。
この場合糸掛換中に、殆んど出来上っているボビン並び
にから心管がその外周で摩擦駆動され、従って糸張力が
低下することもなければ許容し得ない程度に上昇するこ
ともなく、もつれ又は糸切れが避けられるようにする。
この要求の根底をなす認識によれば、殆んど出来上った
ボビンの駆動の中断の際に、高い円周速度の際に極めて
著しく増大した空気抵抗のために、フルボビンは即座に
制動され、その際糸掛換前のボビンのあらゆる減速は、
数分の1秒であっても、不利な効果を生じ且つ例えば糸
張力の減退もしくはそれに基く糸過度供給のためにフリ
クションロール上でもつれが生じる。
しかもこのような装置ではボビン交換及びから心管への
糸の掛換の際に発生する技術的困難も解決されねばなら
ない。
即ち更に、ワインダヘッド及び糸掛換機構と協彷する適
当な機構によって、太い糸を糸掛換の完了後に強制的に
切断し且つ巻取開始の際に各から心管上に所定の糸リサ
ーブ、例えば1つのボビンを第2のボビンと糸結するた
めの糸リサーブ、を巻成することを保証するようにする
という2次的な目的を達成しなければならない。
上記目的を達成した本発明の要旨は、供給された化学繊
維糸をその走行方向に対して垂直に、綾振糸道の両折返
し個所によって規定されたボビン範囲内で往復綾振りし
て、水平に支承されて回転駆動される心管上に巻付け、
ボビンが所定の大きさになった後又は所定の巻取時間の
後に形成されたボビンを、糸の巻取りを中断することな
く心管ごと空心管に取替える形式で、高い一定巻取り速
度で連続供給される化学繊維糸を損失なく巻取ってボビ
ン体を形成せしめる方法であって、ボビン交換を行なう
ために空心管を完成に近すいたボビンの周速度と同じ周
速度まで回転せしめ、しかる後に、フルボビンから空心
管へ糸を掛換えるために綬振糸道の綾振範囲内で糸を捕
捉する形式のものにおいて、補助糸道によって綾振糸道
から糸を引外し、空心管への糸の掛換えのさいに、綾振
糸道のボビン範囲から外れたところで空心管上に糸のリ
ザーブを形成せしめる如く補助糸道を走行糸に係合させ
かつ制御することにある。
糸掛換作業を実施するための本発明方法の有利な1実施
態様では、糸をフリクションロールから綾振糸道とフリ
クションロールの間の綾振平面内へ且つ更にそれを超え
て旋回する1つの糸案内機構によって往復運動する綾振
糸道から外し、糸を糸張力の作用で1つの傾斜モ面上で
殊に綾振行程の端部における1つの規定された位置へ滑
動させて且つこの位置で1つの補助糸道に引渡し、この
補助糸道は糸を糸運動経路内へ突入している1つの突起
上方で引っぱる際に所定の運動をおこないながら糸に1
つのループを形成させ、このループの補助糸道に向って
進む部分を該ループの開放後にから心管の糸捕捉機構と
接触させる。
更に本発明方法の実施態様では、補助糸道への糸の引渡
しを出発位置への糸案内機構の後退旋回によっておこな
うことを提案する。
更に、糸をから心管への接触後に糸捕捉機構と補助糸道
との間で切断するのが有利である。
この場合糸の捕捉後に糸をなお引続き巻取るフルボビン
は糸張力を発生し、この糸張力は、糸をこのために場合
により設けられた切断機構のところで切断するのに十分
である。
細い糸の場合、この糸張力は経験によれば糸を裂断させ
るのに既に十分であって、従ってこの場合には糸切断機
構を省略することができる。
更に、本発明方法のもう1つの有利な実施態様では、か
ら心管へ掛けられた糸が、調整可能の糸リサーブが巻か
れてしまうまで、綾振行程中心への後退を阻止されるよ
うにした。
本発明方法によれば、準備されて駆動ロールの円周速度
に加速されたから心管への掛換が完了するまで、糸をコ
ントロールされた糸張力のもとて巻取ることが達成され
る。
その際掛換作業は常にその都度同じ規定された条件のも
とで進行する。
その際糸掛換の際に有利に、フリクションロールの円周
速度よりも軸方向の緩振速度に相応する分速度だけ大き
い糸速度が規定された糸綾振の短時間の停止中に糸ルー
プの引出しを許容するということを利用し、その際この
時間中に最後の定置の糸道とフリクションロールの間の
糸運動距離が延長される。
この場合糸綾振の停止に基く糸張力減退の補償もおこり
、これは糸掛換に意外に有利に作用する。
本発明方法を実施する本発明装置の要旨は、特許請求の
範囲第1項記載の方法を実施する装置であって、綾振糸
道を往復駆動する綾ねじロールに対して平行に支承され
たフリクションロールを備えた摩擦駆動装置を有するワ
インダと、心管を回転可能に支承する心管チャック軸を
備えた少なくとも2つの心管チャックを有する、所定の
巻取位置で係止可能なボビンターレソトと、綾振糸道の
ボビン範囲で、供給された糸を掴んでフルボビンから前
記の駆動される空心管へ掛換えるための制御可能な補助
糸道とが設けられている形式のものにおいて、前記フリ
クションロール及び綾振り装置が、ボビンターレットの
回転軸線に対して相対的に鉛直な案内内で運動町能な共
通の1つのスライダ内に配置されており、かつ、前記綾
振り装置に、作動時に心管に対して相対的に軸方向で運
動して糸リザーブの形成のために戻り行程の開始前に規
定の時間だけボビン範囲の外部で停止できる補助糸道が
配置されていることにある。
更に装置は、連続的に供給される糸を糸引取のために準
備されてフリクションロールの円周速度にまで加速され
たから心管に掛換える機構を有する。
このような装置において本発明によれば、フリクション
ロールの外周面上に綾振行程の全長にわたってのびてい
て綾振行程の両端で互いに接続している互いに逆方向に
らせん形の1つの糸案内溝が設けてあり、且つ糸掛換中
に制御されて糸運動経路内へ入り込む少くとも1つの糸
案内機構が設けてあり、該糸案内機構の運動過程が、糸
運動経路の一時的の変化によって糸を糸捕捉機構の作用
範囲内へ移し得るように、確定されているようにするこ
とを提案する。
糸案内機構は本発明による装置の有利な1実施態様では
次のように構成された、即ち1つの出発位置から往復運
動する綾振糸道とフリクションロールの間の綾振平面へ
且つ更にそれを超えて旋回可能の1つの糸案内U字形片
がワインダヘッドに設けてあり、この糸案内U字形片が
少くともボビン軸線に対して傾斜している第1の部分と
クランク形に曲げられた第2の部分とより成っており、
且つこの糸案内U字形片に各糸巻個所ごとに1つの案内
路内で移動可能で且つ一時的にこれと協彷する1つの補
助糸道が配属されており、この補助糸道が糸引取後に糸
運動経路内へ突入している1つの突起を介して拡開する
ことによって1つの糸ループを形成させ且つ補助糸道に
進入する糸ループ部分をから心管又はそれを支持する心
管チャックの工つの糸捕捉機構と接触させるようにした
その際装置の有利な1実施形では糸案内U字形片のクラ
ンク形部分は綾振行程端部の範囲に設けられた。
更に糸案内U字形片はワインダヘッドに次のように支承
された、即ち糸案内U字形片はその出発位置で綾振乎面
の後方でワインダヘッドのサポート内に沈め可能に配置
されていて、従ってワインダヘッドの正面板を超えて突
出しない。
糸掛換過程を開始させる綾振平面内へ及びそれを超えて
の糸案内U字形片の旋回運動を時間的に制御可能に且つ
自動的に実施し得るようにするために、更に本発明によ
れば、圧力媒体によってシリンダ内で作動可能である1
つのピストンを設け、そのピストン棒が糸案内U字形片
に連接されているようにした。
その際ピストン行程距離によって糸案内U字形片の終端
位置は確定され且つ制限されている。
補助糸道の運動を制御するために、更に1つのシリンダ
の壁内へ削成した1つの案内路を設けておくことを提案
する。
シリンダ内に、補助糸道を支持している1つのピストン
を配置しておくことができ、このピストンは補助糸道と
固く結合されており且つロープにより圧力媒体によって
作動させられてロープシリンダ内で可動である。
これにより、旧来の空気力式又は液力式シリンダの使用
に比べて装置の全長が著しく小さくなる、それというの
はピストン棒の押出しのために必要なスペースが不必要
になるからである。
しかしこの構造の欠点は多くの用途において、やはり圧
力媒体の作用をうけるピストンに取付けられているロー
プがシリンダから出入する個所のところで圧力媒体シリ
ンダから少量の圧力媒体が漏出し得ることである。
コントロール不可能の圧力媒体損失及びそれに基く緩衝
特性変化により、特に時間的の運動経過の正確な制御が
困難になる。
従ってこの困難を避けるためにこの構造の代りに、補助
糸道を1つの空気力式又は液力式系のピストン棒に取付
け、その際内周に1つの案内路を備えた1つのピストン
棒が1つの定置の連結滑子を介してこの案内路によって
確定された運動をおこないながらシリンダ内で圧力媒体
の作用によって可動であるようにすることを提案する。
必要と思われる場合には、本発明による装置に、から心
管への接触がおこなわれた後に糸を切断するための機構
を設けておき、その際この機構は、チャック軸に対して
同軸的に心管チャック上に配置されていて円周上に分散
配置されたフックを有・している1つの糸捕捉ディスク
の切断エッジとして構成しておくことができる。
心管チャックに配置された切断ナイフ、殊に心管チャッ
ク軸の円周上に分散配置された角柱体を設けておき、心
管チヤツクの軸線に対して平行なそのエッジを刃として
構成しておくのも極めて有利であると判った。
この形式の切断ナイフは極めて有利であって、それとい
うのはこの切断ナイフは刃上にのった糸が増大した糸張
力をうける場合にのみ彷くからである。
本発明による方法では糸は糸捕捉機構によって捕捉され
しかもその際ほゾ出来上っているボビンによって引続き
巻取られる場合に初めて切断されるので、糸張力は切断
ナイフでの糸の切断のために十分である程度にしか高め
られない。
その際角柱体の比較的鈍いエッジを心管チャック軸に、
作業員に何ら事故の危険がないように、配置しておく。
本発明の装置のもう1つの実施形では糸を引取るから心
管上に糸リサーブを形成するために、糸掛換の際に定置
の糸道とから心管の間の糸運動平面内へ突入する1つの
糸案内部材を設けておき、この糸案内部材に調整可能の
ばね力によって突出旋回させられている1つのピンが取
付けられているようにした。
この糸案内部材は定置して取付けられており且つ殊にワ
インダヘッドのサポートに配置されている。
糸案内部材は所定の糸リサーブが形成されるまで、から
心管に掛けられた糸が糸張力のために最短距離で綾振行
程中心に向って滑り戻るのを阻止する。
糸運動経路内へ突入しているピンは、糸リサーブの長さ
を主として規定する調整された抵抗に打勝った後に糸案
内部材に対して軸線平行な位置へ動かされ、従って糸は
次いで糸案内部材上を滑り越えて綾振行程中心に向って
後退することができ、そこで往復運動する綾振糸道によ
って捕捉される。
糸が滑り越えた後に糸案内部材のピンは再び自動的に出
発位置へはね戻り且つ次のボビン交換のときまでこの位
置にとどまる。
糸ループを形成させ且つ開放するための突起は殊に糸リ
サーブを形成するための前述の糸案内部材に取付けられ
ており且つはゾZ字形に曲げられたワイヤ彎曲片の形を
有する。
こしワイヤ彎曲片の傾斜している脚部上で、補助糸道か
らほゾ出来上っているボビンに向って進む糸ループ部分
は滑りおりることができ、これによって糸ループは開ら
かれる。
このことはなお、補助糸道が1つの案内路上で案内され
ていてこの案内路上で糸の流入側部分が強制的にから心
管の糸捕捉機構に向って引っぱられることによって、助
長される。
既に前に糸を切断する機構について述べたよに、糸捕捉
機構は例えばチャック軸に対して同軸的に心管チャック
上に配置されていて、円周上に分散配置された多数のフ
ックを有している糸捕捉ディスクとして構成しておき、
この糸捕捉ディスクにから心管が軸方向で当てつけ可能
であるようにしておくことができる。
その際糸捕捉ディスクの外径は殊にから心管の外径より
も大きく且つ駆動フリクションロールは機械ケーシング
に向いていて糸捕捉ディスクに隣接するその端部のとこ
ろで直径を相応して減らされている。
更に、本発明による方法を例えば2本又はそれ以上の糸
を同時に別々のボビン上へ巻取ろうとする装置へ適用す
ることも可能である。
このことは殊に細い糸の場合にあてはまる。
この場合には各心管チャック上へ例えば2本の心管を順
次に差しはめ、これらの心管上へ糸を別々に巻取る。
この場合には連続的に供給される糸をから心管に掛換え
る機構を各ワインダヘッドごとに2個又はそれ以上設け
且つ互いに同期化しておく。
更に、フリクションロールの表面の糸案内溝を、フリク
ションロールでの糸の綾振りを周知の形式(ドイツ特許
出願公開公報第2056146号)で相応して短縮した
行程距離に切換可能であるように、構成しておく。
その際ボビン交換の際にから心管への糸掛換後に糸を切
断する機構は場合により省略することができる。
本発明によるワインダは、ほゾ出来上っているボビン上
への糸の巻取りをフリクションロールへのから心管の接
触後もなお比較的長い時間にわたって維持することを可
能にする。
このことは例えばフリクションロールによってから心管
を始動するために従来周知の装置と異なって僅かな加速
度しか必要でないという利点を有する、それというのは
加速するための時間が十分にあるからである。
従ってから心管を僅かな且つゆっくりと上昇する圧迫力
でフリクションロールと接触させることができる。
これにより、フリクションロールを駆動するために通例
使用される同期モータが急激に発生する制動力によって
とまるという危険が避けられ、ひいてはこの危険のため
に同期モータを過度に大きく設計せねばならないことが
避けられる。
更になお、フリクションロールの糸案内溝内で糸を案内
することは、1つの往復運動する糸道による準備綾振と
相まって、正確な縁を有するボビンが作られるという利
点を有する。
次に添付図面について本発明を詳説する。
第1及び2図に示したワインダーは機枠(図示せず)と
結合された1つのケーシング1(101)とその案内部
3(103)内で鉛直方向に可動である1つのサポート
2(102)より成る。
括弧内に入れた符号は第2,7.13及び14図に示し
た実施例に関する。
サポート2(102)は1つの綾振糸道4(104)並
びに同期モータ(図示せス)によって駆動されるフリク
ションロール7(107)を支持している。
綾振糸道4(104)は直線案内部5(105)内で案
内され且つ第3〜7図に略示した1つの綾ねじロール6
(106)によって駆動され、この綾ねじロールはフリ
クションロール7(107)に対して平行に支承されて
いる。
第1図に示した運転段階ではフリクションロールはほゾ
出来上ったボビン11.1と接触しており、このボビン
からそれに走り上がる糸がから心管10.2に引渡され
ばならない。
から心管10.2はこの位置でフリクションロール7に
やはり表面で駆動される。
これに反して第2図は第4図に相応する運転段階を示し
、この運転段階では糸を所持しているボビン(111.
1)だけがフリクションロール(107)に接している
ボビンもしくはから心管を回転可能に支承するために役
立つ心管チャック9.1(109.1)及び9.2(1
09.2)は図に見えないチャック軸8.1(108.
1)及び8.2(108.2)上に片持突出式に配置さ
れており且つ心管例えば適当ながら心管10.1(11
0.1)及び10.2(110.2)を締付固定するた
めに役立つ。
適当な心管チャックは例えばドイツ特許出願公開公報第
2106493号によって周知である。
チャック軸8.1(108.1)及び8.2(108.
2)はボビンターレット12(112)内に回転可能に
支承されている。
ボビンターレツN2(112)は1水平軸線を中心とし
て回動可能であって且つ所定の回動位置に拘留可能であ
る。
これらの運転段階の若干が第3〜6もしくは7図に図示
されており且つ以下に更に説明される。
本発明によるワインダの実施形ではフリクションロール
7(107)は1つの糸案内溝13(137)を備え、
これによって糸14(114)はから心管がフリクショ
ンロールの円周速度に加速されてしまうまでなお秩序正
しく綾振りされることができ、次いで本発明方法による
糸掛換過程が開始されることができる。
フリクションロールの糸案内溝13(137)は準備綾
振機構4,5,6(104,105,106)と協彷し
且つ糸を綾振りさせて1つの円筒形の綾巻ボビンを形成
させるために役立つ。
その際綾ねじロール6(106)は、綾振糸道4(10
4)が糸を十分な進みをもって確実に糸案内溝内へ導く
ように、フリクションロール7(107)に対して調和
させられている。
本発明方法による糸掛換作業を説明する前になお、糸巻
作業の略示されている運転段階を簡単に説明する。
このために第3〜6もしくは7図に機械ケーシング1(
101)、綾振糸道4(104)と、綾ねじロール6(
106)と、フリクションロール7(107)とを有す
るサポート2(102)、並びに心管チャック9.1(
109.1),9.2(109.2)と、心管10.1
(110.1),10.2(110.2)と、巻成中の
ボビン11.1(111.1)とを有するボビンターレ
ット12(112)が略示されている。
更に第3図にはステップモータ15が略示されており、
これはウオーム16及びウオームホイール17を介して
ボビンターレット12(112)を1つの運転段階から
次の運転段階へ回動させる。
第3図に示したボビンターレットの位置はあらかじめ心
管チャック9.2上で形成された出来上1つたボビン1
1.2を取外し且つ1本の新しいから心管10.2を心
管チャック上へはめるために適している。
しかしボビンターレットのこの位置はこの操作過程が完
了するまで維持されるに過ぎない、それというのはから
心管10.1上に形成されるボビン11.1の迅速に増
大する直径が上方に向ってのサポート2の極めて迅速且
つ大きな後退を生じることになってこのことがワインダ
の普通の限定された全高のために好ましくないからであ
る。
このために第4もしくは2図が示すように、ボビンター
レツH2(112)は前述の断続回動機構(ステップモ
ータ15、ウオーム16及びウオームホイール17)に
より一定直径に達したときに駆動側から見て左回り方向
に回動させられて、第5図に示した運転位置に達する。
フリクションロール7(107)とから心管10.1(
110.1)もしくはボビン11.1(111.1)の
間の圧迫圧力を第3〜6もしくは7図に示すボビンター
レット12(112)の変化する運転位置に適合させる
ため並びに該圧迫圧力を増大するボビン直径に関連して
適合させるために、回動するボビンターレットは適当な
切換部材(図示せず)、例えば連続的か又は非連続的の
切換カムを介して制御弁に作用することができ、この制
御弁によりシリンダ18及び19内の圧力は、糸を損傷
することなしにフリクションロールとボビンの間の密着
を生じるように、適合させられる。
第5図ではボビンターレットはボビン11.1をほゾ完
成する1つの運転段階で図示されている。
この運転段階は巻成過程の最も長い時間にわたって維持
される。
糸が通例はコンスタントの速度で供給され且つ場合によ
り番手及び張力の差に無関係にほゾ同じ糸長を有するボ
ビンが望まれるので、第5図に示した運転位置からのボ
ビンターレット12の断続回動を1つのタイマによって
おこなうのが有利である。
このタイマは第5図に示した運転位置へ入る際又は第3
図に示した運転位置から出る際に既に運転させられる。
ボビン11.1のほゾ完成後にボビンターレット12は
第1図に相応する第6もしくは7図に示した位置へ回わ
される。
この位置はボビン11.1(111.1)並びにから心
管10.2(110.2)が共にフリクションロール7
(107)に接するという特色を有する。
これによりから心管は徐々に且つ十分に円滑にフリクシ
ョンロールの円周速度にまで加速される。
その際第6もしくは第7図に示した運転段階にボビンタ
ーレット12(112)は短時間だけ拘留され、これに
よってから心管10.2(110.2)を有するチャッ
ク9.2(109.2)をフリクションロールγ(10
7)の円周速度にするのに十分な時間が与えられている
しかし、交換すべきボビン11.1(111.1)に向
ってまだ進んでいる糸14(114)はこの時間中引続
き秩序正しく綾振りされることができる、それというの
は糸がフリクションロール7(107)のエンドレスの
糸案内溝13(137内にあり従ってから心管10.2
(110.2)の表面と直接に接触せず且つこれによっ
てまたフリクションロールとから心管の間に固く締込ま
れないからである。
から心管10.2(110.2)がフリクションロール
の円周速度に達した後に、本発明方法によるフルボビン
からから心管への糸の掛換がおこなわれる。
次に糸掛換過程を第1図について詳細に説明する。
この掛換過程は例えばタイムスイッチ又はタイムリレー
(図示せず)によって開始されられ、このタイムスイッ
チ又はタイムリレーはから心管10.2がフリクション
ロールの円周速度に達するように経験的に調整されてい
る。
このような6空気力式タイムリレー″又は遅延部材のス
イッチインパルスによって作動させられて糸案内U字形
片20.1は実線で示した出発位置から往復に運動する
綾振糸道4とフリクションロール7の間の綾振平面内へ
旋回し且つ更に例えば破線で示した終端位置20.2へ
旋回する。
その際に糸案内U字形片は糸14を綾振糸道4から外す
この旋回運動は空気シリンダ21に圧力空気を供給する
ことによっておこなわれ、そのピストン棒22は糸案内
U字形片にヒンジ23により取付けられている。
ピストン棒22の行程距離は糸案内彎曲片の終端位置2
0.2及び出発位置20.1を確定する。
この行程距離は、糸案内U字形片がその際にその出発位
置では綾振乎面の後方でワインダヘッドのサポート2内
に沈めて配置されているように、きめられている。
糸14は準備綾振機構から外されると直ちに糸張力のた
めに自動的に綾振行程中心に向って引っぱられ且つフリ
クションロール7に対する糸案内U字形片の傾斜のため
に1つの傾斜平面上で綾振行程端のところで糸案内U字
形片のクランク形彎曲部24.2に向って滑動する。
その際この傾斜乎面は糸案内U字形片20.2のボビン
軸線に対して傾斜している部分25.2(第8図をも参
照)と機粋に固定された糸道26との間に形成されてい
る。
糸案内U字形片20.2に沿ってクランク形部分24.
2に向っての滑り運動の際に糸はまだフリクションロー
ルの糸案内溝13によって支えられる。
外方へ旋回した糸案内U字形片20.2と1つの補助糸
道27.1が協幼し、この補助糸道は実線で示したその
出発位置で、糸案内U字形片がシリンダ21の圧力空気
供給によってその出発位置20.1へ戻されるときに、
糸を引取る。
相応する糸経路が図に符号14.1で且つ鎖線で示され
ている。
補助糸道27.1は第9図に示したピストン28に取付
けられており、このピストンは1つのロープシリンダ2
9内で案内されている。
補助糸道はロープシリンダの壁内に削成されている案内
路30に沿って運動する(第9図をも参照)。
ピストン28はロープ31及び32と結合されており、
これらのロープは方向変換ローラ33及び34に巻掛け
られており且つ往復動式空気シリンダ36のピストン3
5に取付けられている。
空気シリンダ36への導管37.1を介しての圧力空気
の制御供給によって補助糸道27.1は案内路30に沿
って移動させられる。
その際補助糸道は糸14.1を糸運動経路内へ突入する
ほyZ字形に折曲げられた1つのワイヤ彎曲片38を介
してひっぱり且つ糸に1つのループを形成し、このルー
プは案内路30に沿っての補助糸道27.1の引続く運
動の際に開らかれる。
補助糸道27.1からほゾ出来上っているボビン11.
1に供給される糸部分はその際ワイヤ彎曲片の斜めに配
置された脚部に沿って滑り落ちて結局糸14.3の破線
で示した位置が達成されると共に、定置の糸道26から
補助糸道27.2へ進む糸部分14.2はロープシリン
ダ28内の案内路30の形状に基く補助糸道の旋回運動
によりから心管10.2の糸捕捉機構39と接触させら
れる。
進行する糸14.2はこれにより必然的にから心管に捕
捉され、且つ糸捕捉機構39と補助糸道27.2(破線
で示した終端位置)の間の糸部分は切断ナイフ40の作
用範囲内へ移され、これらの切断ナイフは各心管チャッ
ク軸の外周に分散配置された角柱状部材であって、その
心管チャック軸線に対して平行なエッジは刃41として
構成されている。
今や糸捕捉機構39に締込まれていて且つ出来上ってい
るボビン11.1によってなお引続き巻取られる糸はそ
の際に増大した糸張力をうけて且つ刃41又は切断ナイ
フ40によって切断される。
導管37.2に圧力空気を供給することにより、補助糸
道は次いでその出発位置27.1へ戻され、次のボビン
交換のときまでこの位置にとどまる。
その間に、から心管10.2に捕捉されてその上へ走り
上がる糸は、糸張力のために綾振行程中心へ戻ろうとし
ている。
しかしこれは定置の糸案内部材42によって阻止され、
この糸案内部材はサポート2に取付けられており且つ定
置の糸道26とから心管の間の糸運動平面を貫通してい
る,糸案内部材42は第8図に詳細に図示されている,
この糸案内部材に1本のピン43が設けてあり、このピ
ンは調整可能のばね力によって旋回突出させられている
ばね44を調節するためには管形の糸案内部材42内へ
挿入されたねじ45が役立つ。
旋回突出させられているピン43による抵抗に打勝つま
で、綾振行程中心に向っての糸の運動が遅延させられて
、糸リサーブが巻成される。
次いで糸は直ちに綾振行程中心に向ってひっぱられ、そ
こで綾振糸道によって捕捉され、これによって次いで秩
序正しく綾振りされて綾巻ボビンを形成する。
から心管上に糸リサーブを形成するための初張力をうけ
ているピン43を有する上記の糸案内部材42は殊に特
殊糸、特にカーペットヤーン、を巻取るために使用され
る、それというのはこの場合には細い糸の場合に可能で
あるよりも高い糸力を、ばね力に抗してピン43を動か
すために、加えることができるからである。
第2もしくは7図では、ワインダは糸をフルボビン11
1.1からから心管110.2上へ掛換えるために1つ
の補助糸道122を有している。
この補助糸道は軸方向に可動の1本の棒123より成り
、この棒の端部に1本のピン124がある。
このピン124はサポート102側の端部のところで機
械ケーシング101に向って曲げられている。
補助糸道122の棒123は案内部125内でチャック
軸の軸線に対して平行に移動可能である。
から心管110.2が第7図でフリクション,ロールの
円周速度に達した場合、フルボビン111.1からから
心管110.2への糸の掛換がおこなわれる。
このために棒123は機械ケーシング101に向って軸
方向に動かされる(第2図中の矢印方向参照)。
その際彎曲しているピン,124は糸114と接触し、
その際この糸は綾振糸道104から並びにおそくとも外
方の方向反転個所のところで駆動フリクションロール1
07のらせん形の互いに交叉している糸案内溝131か
ら外される。
補助糸道122は糸を駆動フリクシ4ヨンロール107
の機枠101側の直径を減らされている最外方端部13
8のところまで、ほゾから心管110.2の端部にまで
輸送する(第13図参照)。
次いで補助糸道は案内部125に沿つて平行に移動させ
られる。
これにより補助糸道は糸を方向変換させ、1つのループ
をひっぱって、それを第7図に破線で示した運動経路上
へ移す。
この糸運動経路の特徴はζ糸が駆動フリクションロール
107よりも前にチャック109.2に接触することで
ある。
第13図に示すようは、チャック軸108もしくは心管
チャック109に対して同軸的に1つの糸捕捉ディスク
132が取付けられている。
この糸捕捉ディスクは円周上に分散配置された多数の突
出しているフツク133を有している。
フック133を含めて糸捕捉ディスクの直径はボビン心
管110の直径よりも大きく、従って駆動フリクション
ロール107はそこに直径を相応して減らされた端部1
38を有している。
突出しているフツク133とから心管110の間に半径
方向の隙間が残っており、この隙間内へピン124によ
り駆動ロール107の端部へ導かれた糸が落込んで、か
ら心管110のV字形のノッチ139内に捕捉される。
これを促進するためにフック133及び糸捕捉ディスク
132の外面134は傾斜している。
これによってこれらの外面は更に、糸が糸捕捉ディスク
の外周に巻取られることを阻止する。
糸は第7もしくは14図に示されているように少くとも
1つのフツク133によって捕捉され且つから心管11
0.2と出来上ったボビン111.1の間で緊張させら
れる。
フツク133は第14図に示すように切断エツジ135
を有し、この切断エッジはボビンターレットもしくは心
管チャックの回転方向に向いており且つこの切断エッジ
によって完成ボビン111.1とから心管110.2の
間で緊張させられた糸114.1が切断される。
出発位置への補助糸道122の軸方向の後退運動により
から心管110.2の縁部のところで若干巻条の巻リザ
ーブが巻かれることができる。
その際糸リサーブは溝140の傾斜によって規定され、
この胃の深さは入口のところで増大しており且つ出口に
向って、エンドレスの糸案内溝137の始端の直前で、
零に向って減小する。
糸は次いで綾振糸道104及び糸案内溝134によって
捕捉され且つから心管上で綾振りされて綾巻ボビンを形
成する。
糸掛換後にボビンターレットの駆動装置は再び活動させ
られ且つボビンターレットは第3図に示した位置へ回さ
れ、この位置でフルボビンがから心管と交換される。
第10及び11図には第1図に示した補助糸道27.1
もしくは27.2の運動経過を制御するためのもう1つ
の構造的手段が示されており、この場合有利に例えば第
9図のシリンダ36の端壁内のロープ31.32の通過
個所における圧力空気損失が避けられる。
図示のシリンダピストン系ではシリンダは符号201で
示されている。
このシリンダ内に環状ピストンとして構成されたピスト
ン202が滑動可能に且つ圧力媒体の作用をうけ得るよ
うに配置されている。
ピストン202は2重壁状の円筒形の管として構成され
たピストン棒203によって支持される。
ピストン棒203の内側管204内へ案内路206が削
成されており、この案内路は糸案内機構218の運動路
に相応して構成されており且つボビンターレソトの幾何
学的の寸法に適合させられている。
正確にきめられた内径及び外径を有する内側管204は
同軸的の外側管205によってぴったりと取囲まれてい
る。
作業ピストンを有するピストン棒203は1方の終端位
置から他方の終端位置(鎖線で示す)へ遊びなしにマン
ドリル207上で滑動可能である。
マンドリル207はこのために作業シリンダ201内に
定心して配置されており且つ殊にプラグ209と一体に
製作された単片より成っている(第11図参照)。
プラグはシリンダ内へねじ込まれており、そこに周知の
図示されていない形式でシールされており且つピン21
1により軸方向運動及び回動を防止されている。
シリンダの圧力媒体接続口219と結合されていて圧力
媒体分布に役立つ環状通路210の範囲でプラグ209
は小さい直径に旋削されており且つその段面によってマ
ンドリル207上での環状ピストン202の軸方向運動
のためのストツパを形成する。
マンドリル207の送端部に連結滑子208がねじ21
2によって取付けられ且つ回動を防止されている。
ピストン202及びピストン棒203の運動の際に連結
滑子208はピストン棒の内側管204の案内路206
と協彷する、即ち連結滑子208は案内路206内へ噛
合接続で掛合している。
この場合ピストン棒203及びそれに回動不可能に取付
けられた糸案内機構218を有する環状ピストン202
は正確に規定され且つ強制的に制御された運動をおこな
う。
シリンダ201の他端部はやはり例えばねじり込まれた
1つのプラグ213によって封鎖されており、その軸方
向孔214を貫通してピストン棒はマンドリル207上
で定心されて移動可能である。
シールのためには滑り負荷下でのシールのために適して
いる周知のシール部材、例えばピストンリング又は特殊
形状のQリングなどが役立つ。
ピストン棒のシール部材は符号215及び216で示さ
れている。
これらのシール部材はプラグ213内もしくは環状ピス
トン202内に配置されている。
圧力空気を供給されているシリンダ室をその際同時に放
圧させられているシリンダ室からシールするためにはピ
ストンリング217が役立つ。
シリンダの圧力空気供給は圧力媒体接続口219及び2
20を介しておこなわれる。
第11図にはピストン棒203及びそれに取付けられて
いる環状ピストンが図示されている。
ピストン棒204の内側管に案内路206が明瞭に示さ
れている。
外側管205はこの図では省略された。実施例で説明し
たワインダ細部構造は決して本発明を限定するものでな
い。
それどころかこれらの細部構造は所定の機能に相応する
適当な手段と交換することもできる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明による実施例を示すもので、第1図は
本発明による1つのワインダの斜視図、第2図はもう1
つの実施例のワインダの斜視図、第3〜5図はボビンタ
ーレットの個々の運転段階を示す略示図、第6図は第1
図に示したボビンターレットについての糸掛換位置を示
す図、第7図は第2図に示したボビンターレットについ
ての糸掛換位置を示す図、第8図は糸案内U字形片を示
す図、第9図は補助糸道を動かすための削成された案内
路を有するロープシリンダの部分縦断面図、第10図は
内側にある案内路を有するシリンダの縦断面図、第11
図は第10図に示した制御シリンダのピストン棒を示す
図、第12図は糸リサーブを形成するための糸案内部材
の縦断面図、第13図は第2図のワインダの糸捕捉機構
を有するチャック軸の部分詳細図、第14図は糸掛換過
程を明瞭にするための第7図中の1部分を示す部分図で
ある。 ところで図示された主要部と符号の対応関係は次の通り
である:1・・・・・・機械ケーシング、2・・・・・
・サポート、4・・・・・・綾振糸道、綾ねじロール、
γ・・・・・・フリクションロール、8.1及び8.2
・・・・・・チャック軸、9.1及び9.2・・・・・
・心管チャック、10.1及び10.2・・・・・・心
管、11.1・・・・・・巻成中のボビン、12・・・
・・・ボビンターレソト、13・・・・・・糸案内溝、
14・・・・・・糸、20.1及び20.2・・・・・
・糸案内U字形片、27.1及び27.2・・・・・・
補助糸道、39・・・・・・糸捕捉機構、42・・・・
・・糸案内部材、102・・・・・・サポート、104
・・・・・・綾振糸道、106・・・・・・綾ねじロー
ル、107・・・・・・フリクションロール、108.
1及び108.2・・・・・・チャック軸、109.1
及び109,2・・・・・・心管チャック、110.1
及び110.2・・・・・・心管、112・・・・・・
ボビンクーレット、122・・・・・・補助糸道、13
7・・・・・・糸案内溝、139・・・・・・ノツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 供給された化学繊維糸をその走行方向に対して垂直
    に、綾振糸道の両折返し個所によって規定されたボビン
    範囲内で往復綾振りして、水平に支承されて回転駆動さ
    れる心管上に巻付け、ボビンが所定の大きさになった後
    又は所定の巻取時間の後に形成されたボビンを、糸の巻
    取りを中断することなく心管ごと空心管に取替える形式
    で、高い一定巻取り速度で連続供給される化学繊維糸を
    損失なく巻取ってボビン体を形成せしめる方法であって
    、ボビン交換を行なうために空心管を完成に近すいたボ
    ビンの周速度と同じ周速度まで回転せしめ、しかる後に
    、フルボビンから空心管へ糸を掛換えるために綬振糸道
    の綾振範囲内で糸を捕捉する形式のものにおいて、補助
    糸道によって綾振糸道から糸を引外し、空心管への糸の
    掛換えのさいに、綾振糸道のボビン範囲から外れたとこ
    ろで空心管上に糸のリザーブを形成せしめる如く補助糸
    道を走行糸に係合させかつ制御することを特徴とする連
    続的に供給された糸を損失なしにボビンに巻取る方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法を実施する装置で
    あって、綾振糸道を往復駆動する綾ねじロールに対して
    平行に支承されたフリクションロールを備えた摩擦駆動
    装置を有するワインダと、心管を回転可能に支承する心
    管チャック軸を備えた少なくとも2つの心管チャックを
    有する、所定の巻取位置で係止可能なボビンターレット
    と、綾振糸道のボビン範囲で、供給された糸を掴んでフ
    ルボビンから前記の駆動される空心管へ掛換えるための
    制御可能な補助糸道とが設けられている形式のものにお
    いて、前記フリクションロール7,107及び綾振り装
    置4.6;104,106が、ボビンターレソト12,
    112の回転軸線に対して相対的に垂直な案内3;10
    3内で運動可能な共通の1つのスライダ2,102内に
    配置されており、かつ、前記綾振り装置4,6;104
    ,106に、作動時に心管10,110に対して相対的
    に軸方向で運動して糸リザーブの形成のために戻り行程
    の開始前に規定の時間だけボビン範囲の外部で停止でき
    る補助糸道124が配置されていることを特徴とする連
    続的に供給された糸を損失なしにボビンに巻取る装置。
JP49036870A 1973-03-31 1974-04-01 連続的に供給された糸を損失なしにボビンに巻取る方法及び装置 Expired JPS586664B2 (ja)

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DE2316218 1973-03-31
DE19732353202 DE2353202C3 (de) 1973-10-24 Vorrichtung zum verlustlosen Aufwickeln eines kontinuierlich zugeführten Fadens zu Spulkörpern
DE2353202 1973-10-24
DE7407372 1974-03-02
DE7407372 1974-03-02

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FR2223291B1 (ja) 1978-01-06

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