JPS5865784A - カイロ - Google Patents
カイロInfo
- Publication number
- JPS5865784A JPS5865784A JP56165223A JP16522381A JPS5865784A JP S5865784 A JPS5865784 A JP S5865784A JP 56165223 A JP56165223 A JP 56165223A JP 16522381 A JP16522381 A JP 16522381A JP S5865784 A JPS5865784 A JP S5865784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- iron
- pref
- iron sulfide
- 100pts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
管時のガスの発生が少ない新規なカイロに関する。
鉄の空気酸化によって生ずる熱を利用するカイロは、火
を使わず安全で手軽に使用で睡ることから、近年、たと
えば使い捨てカイロとして広く販売されている。そのよ
うなカイロには、鉄のほかに水、金属中性塩、炭素質物
質、保水剤などが配合された混合物を袋体に封入するこ
とにより製造されている。
を使わず安全で手軽に使用で睡ることから、近年、たと
えば使い捨てカイロとして広く販売されている。そのよ
うなカイロには、鉄のほかに水、金属中性塩、炭素質物
質、保水剤などが配合された混合物を袋体に封入するこ
とにより製造されている。
鉄としては反応面積を大きくするなどして酸化文応をス
ムーズに行なうために粒状または粉状のものが用いられ
、さらに還元法によって見られた還元鉄粉が一般に用い
られている。
ムーズに行なうために粒状または粉状のものが用いられ
、さらに還元法によって見られた還元鉄粉が一般に用い
られている。
しかし、鉄の空気酸化という反応自体が本来激しいもの
ではないため、平衡温度（一般に５０〜６０Ｑａ）に達
するまで約３〜４時間を必要としている。１＊寒冷地に
おいてはさらに発熱開始時の温度の立上抄がわるく、役
に立九表いこともある。
ではないため、平衡温度（一般に５０〜６０Ｑａ）に達
するまで約３〜４時間を必要としている。１＊寒冷地に
おいてはさらに発熱開始時の温度の立上抄がわるく、役
に立九表いこともある。
そのような発熱開始時の温度の立上りを改善するべく本
発明者らは種々研究を重ね九が、満足する４のはえられ
なかつ九。
発明者らは種々研究を重ね九が、満足する４のはえられ
なかつ九。
本発＃４４らはさらに研究を重ねえ結果、鉄粉、炭素質
物質、水および金属中性塩からなる従来の発熱組成物に
硫化鉄粉を配合するとき、発熱時の温度の立上りが速く
なることを見出し、さらに従来問題となっていた保管時
のガスの発生４抑制できることを見出し、本発明を兜威
し九。
物質、水および金属中性塩からなる従来の発熱組成物に
硫化鉄粉を配合するとき、発熱時の温度の立上りが速く
なることを見出し、さらに従来問題となっていた保管時
のガスの発生４抑制できることを見出し、本発明を兜威
し九。
本発明に用いることのできる硫化鉄粉としては鉄元素と
イオウ元素が種々の割合で結合したー硫化鉄の粉末があ
けられるが、価格、入手の容易さなどから黄鉄鉱の粉末
が好ましい０粒度は小さくなればなるほど温度の立上り
速度は速く粉がとくに好ましい。
イオウ元素が種々の割合で結合したー硫化鉄の粉末があ
けられるが、価格、入手の容易さなどから黄鉄鉱の粉末
が好ましい０粒度は小さくなればなるほど温度の立上り
速度は速く粉がとくに好ましい。
市販の硫化第一鉄粉や黄鉄鉱粉を鉄粉に代えて用いたば
あい殆んど発熱しないということから、本発明において
硫化鉄は鉄の酸化を促進する作用を果しているものと考
えられる。
あい殆んど発熱しないということから、本発明において
硫化鉄は鉄の酸化を促進する作用を果しているものと考
えられる。
硫化鉄粉Ω配合割合は、鉄粉１００ｓ（重量部、以下同
様）に対して約１５０部以下、とくに約２〜７０部が好
ましい。１６０９１５を超えても発熱の立上りは向上す
るが、カイロ全体の重１が増大し、カイロとして不適当
である。
様）に対して約１５０部以下、とくに約２〜７０部が好
ましい。１６０９１５を超えても発熱の立上りは向上す
るが、カイロ全体の重１が増大し、カイロとして不適当
である。
本発明において用いる金属中性塩としては塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどがあげられるが
、価格その他の点から塩化す） ＩＪウムが好まし一０
炭素質物質は酸化触媒として用いるものであり、たとえ
ば活性炭粉が好ましいが、適宜ヤシ殻炭粉などに置き換
えてもよい、そのほか保水剤を用いてもよい。保水剤と
しては、木屑、バーンキュライト、稙維粉、高吸水性樹
脂またはそれらの混合物があげられる。
ム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどがあげられるが
、価格その他の点から塩化す） ＩＪウムが好まし一０
炭素質物質は酸化触媒として用いるものであり、たとえ
ば活性炭粉が好ましいが、適宜ヤシ殻炭粉などに置き換
えてもよい、そのほか保水剤を用いてもよい。保水剤と
しては、木屑、バーンキュライト、稙維粉、高吸水性樹
脂またはそれらの混合物があげられる。
まえ未処理鉄粉のみを用いるばあいガスが発生するが、
従来その発生を抑えるためにガス発生抑制剤として水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、
プロピオン酸ナトリウムなどの無機または有機のアルカ
リまたはアルカリ弱酸塩などを配合していえ。
従来その発生を抑えるためにガス発生抑制剤として水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、
プロピオン酸ナトリウムなどの無機または有機のアルカ
リまたはアルカリ弱酸塩などを配合していえ。
しかし、そのようなガス発生抑制剤を添加すると発熱反
応が若干損なわれることがある。ところが、硫化鉄粉を
配合するときにはガスの発生が少なくなるので、とくに
ガス発生抑制剤を用いる必要はない。しかし、ガス抑制
剤を用いることを制限するものではない。
応が若干損なわれることがある。ところが、硫化鉄粉を
配合するときにはガスの発生が少なくなるので、とくに
ガス発生抑制剤を用いる必要はない。しかし、ガス抑制
剤を用いることを制限するものではない。
本発明のカイロにおける好ましい配合割合は鉄粉と硫化
鉄粉の混合物１００１ＳＫ対して水２０〜７０ｓ１炭素
質物質０．１〜（資）部、金属中性塩１〜２０部、保水
剤１〜５００部である。また要すれば、前記ガス発生抑
制剤を硫化鉄粉１００部に対して０．１〜４部配合して
もよい。
鉄粉の混合物１００１ＳＫ対して水２０〜７０ｓ１炭素
質物質０．１〜（資）部、金属中性塩１〜２０部、保水
剤１〜５００部である。また要すれば、前記ガス発生抑
制剤を硫化鉄粉１００部に対して０．１〜４部配合して
もよい。
また要すれば酸化剤を適轟量配合してもよい。
以上の混合物を封入する袋体としては、通常通気性１有
すゐ内袋と非通気性の外袋からなるものが用いられる。
すゐ内袋と非通気性の外袋からなるものが用いられる。
本発明のカイロに用いる外袋としては、非通気性のもの
であればそのはかの制限はなく、ライネートされている
ものでもよい、好ましいものとしては、たとえばＯＦＦ
、 ＯＦＦ 、ポリ塩化ビニリデンなどにより防湿処
理され九ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンフィ
ルム、さらにはアルに箔またはアルミ蒸着され九プラス
チックフィルムなどがあげられる。
であればそのはかの制限はなく、ライネートされている
ものでもよい、好ましいものとしては、たとえばＯＦＦ
、 ＯＦＦ 、ポリ塩化ビニリデンなどにより防湿処
理され九ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレンフィ
ルム、さらにはアルに箔またはアルミ蒸着され九プラス
チックフィルムなどがあげられる。
この種カイロの内袋は通常不織布が用いられているが、
通気性を有する亀のであればよく、たとえば布、紙など
も用いられつる。
通気性を有する亀のであればよく、たとえば布、紙など
も用いられつる。
つぎに実施例、比較例および試験例をあげて本発明の詳
細な説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。
細な説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定され
るものではない。
実施例１〜５
還元鉄粉（粒度１００メツシユバス）２６ｇ％硫化第１
鉄粉（粒度６ｏメツシユパス、−級試薬、和光紬薬工業
−製）を第１表に示す量、水１２ｇ１塩化ナトリウム１
．５ｇ 、バーミキュライトＬ５ｇ。
鉄粉（粒度６ｏメツシユパス、−級試薬、和光紬薬工業
−製）を第１表に示す量、水１２ｇ１塩化ナトリウム１
．５ｇ 、バーミキュライトＬ５ｇ。
活性炭粉（ＯＡ、武田薬品工業株製）２ｇ１ヤシ殻炭（
粒度５０メツ７ユパス） ７ｇおよび高吸水性樹脂（サ
ンウェットエトＳＯＯ、三洋化成工業■ＩＩ ） ０４
８ｇを充分混合し九のち通気性の袋体に封入し、それら
の発熱状態を調べた。
粒度５０メツ７ユパス） ７ｇおよび高吸水性樹脂（サ
ンウェットエトＳＯＯ、三洋化成工業■ＩＩ ） ０４
８ｇを充分混合し九のち通気性の袋体に封入し、それら
の発熱状態を調べた。
袋体としてはナイロン不織布の内面にポリエチレンをラ
イネートしたものの中央部に、 ６ｍｎ幅、８ｍｍ間隔
で片面１５０個穿孔（０，５ｍｍ径の針使用）し喪もの
を用い喪。
イネートしたものの中央部に、 ６ｍｎ幅、８ｍｍ間隔
で片面１５０個穿孔（０，５ｍｍ径の針使用）し喪もの
を用い喪。
測定は封入後、ただちに数十回振り、毛布４枚を重ねた
上におき、熱電対を挾んだ上に毛布２枚を重ねて行なっ
た。室内温度は約８００に保った。
上におき、熱電対を挾んだ上に毛布２枚を重ねて行なっ
た。室内温度は約８００に保った。
それらの結果を第１表に示す。
比較例１
硫化第一鉄粉を用いなかったほかは実施例１と同様に配
合、混合し、袋体に封入してその発熱状態を実施例１と
同様にして測定した。
合、混合し、袋体に封入してその発熱状態を実施例１と
同様にして測定した。
比較例２
還元鉄粉を用いなかったほかは実施例１と同様に配合、
混合し、不織布製の袋体に封入してその発熱状態を実施
例１と同様にして測定した。
混合し、不織布製の袋体に封入してその発熱状態を実施
例１と同様にして測定した。
それらの結果を第１表に示す。
実施例６〜１０
硫化第一鉄粉に代えて黄鉄鉱粉（１００メツシエパス）
を用いたほかは実施例１と同様に配合、混合し、袋体に
封入してそれらの発熱状態を実施例１と同様にして測定
した。
を用いたほかは実施例１と同様に配合、混合し、袋体に
封入してそれらの発熱状態を実施例１と同様にして測定
した。
結果を第２表に示す。
比較例５
還元鉄粉を用いなかったほかは実施例６と同様に配合、
混合し、袋体に封入してその発熱状態を実施例１と同様
にして測定した。
混合し、袋体に封入してその発熱状態を実施例１と同様
にして測定した。
結果を第２表に示す。
試験例
鉄粉３０ｇ、第３表に示す量の黄鉄鉱粉および水酸化カ
ルシウム０．４ｇを混合して非通気性のアルミ箔製の袋
体に充填し、ついで水１２ｇ１塩化ナトリウム１．５ｇ
、バー々キュライト２．５ｇ、活性炭粉ＣＭ−３０、武
田薬品工業■製） ２．５ｇ％ヤシ殻炭粉７ｇおよび高
吸水性樹脂（ｆンウエットＩＭ１５００）を混合したも
のを前記袋体に鉄粉混合物と接触するように充填し、真
空密封してガスの発生を調べた。
ルシウム０．４ｇを混合して非通気性のアルミ箔製の袋
体に充填し、ついで水１２ｇ１塩化ナトリウム１．５ｇ
、バー々キュライト２．５ｇ、活性炭粉ＣＭ−３０、武
田薬品工業■製） ２．５ｇ％ヤシ殻炭粉７ｇおよび高
吸水性樹脂（ｆンウエットＩＭ１５００）を混合したも
のを前記袋体に鉄粉混合物と接触するように充填し、真
空密封してガスの発生を調べた。
えられた密封体を乾燥炉で８８旬で８時間加熱してガス
の発生度合を調べた。それらの結果を第３衰に示す。
の発生度合を調べた。それらの結果を第３衰に示す。
ガス発生の度合は、つぎの基準で肉１１ＮＫより観察評
価した。
価した。
◎：変化なし
Ｏ：真空度がわずかに低下している
Δ：わずかに袋体がふくらんでいる
第 ６ 表
Claims (1)
- １ 鉄粉、硫化鉄粉、炭素質物質、水および金属中−性
基からなる混合物を袋体に封入してなるカイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56165223A JPS5865784A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | カイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56165223A JPS5865784A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | カイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5865784A true JPS5865784A (ja) | 1983-04-19 |
| JPS6321716B2 JPS6321716B2 (ja) | 1988-05-09 |
Family
ID=15808187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56165223A Granted JPS5865784A (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | カイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5865784A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7971585B2 (en) | 2006-02-01 | 2011-07-05 | Tilak Bommaraju | Hydrogen elimination and thermal energy generation in water-activated chemical heaters |
| US9193588B2 (en) | 2006-02-01 | 2015-11-24 | Tilak Bommaraju | Hydrogen elimination and thermal energy generation in water-activated chemical heaters |
| CN107746704A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-03-02 | 辽宁好立环境治理有限公司 | 环保新型锅炉及管道防冻剂 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040477A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-14 | ||
| JPS55131081A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-11 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Heat-generating material composition |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP56165223A patent/JPS5865784A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040477A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-14 | ||
| JPS55131081A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-11 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Heat-generating material composition |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7971585B2 (en) | 2006-02-01 | 2011-07-05 | Tilak Bommaraju | Hydrogen elimination and thermal energy generation in water-activated chemical heaters |
| US9193588B2 (en) | 2006-02-01 | 2015-11-24 | Tilak Bommaraju | Hydrogen elimination and thermal energy generation in water-activated chemical heaters |
| CN107746704A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-03-02 | 辽宁好立环境治理有限公司 | 环保新型锅炉及管道防冻剂 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6321716B2 (ja) | 1988-05-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3976049A (en) | Structure of warmer | |
| EP0208849B1 (en) | Exothermic composition | |
| USRE32026E (en) | Structure of warmer | |
| US4366804A (en) | Warming device for generating heat by controlled exothermic oxidation of iron powder | |
| EP1751249B1 (en) | Self-steaming compositions, articles comprising such compositions and methods of preparing such compositions | |
| JPS5837075A (ja) | カイロ | |
| JPS5865784A (ja) | カイロ | |
| JPH09192026A (ja) | 発熱体 | |
| JPS5950905B2 (ja) | 化学カイロ | |
| JPS5843430B2 (ja) | カイロ | |
| JPS59229131A (ja) | 化学かいろの発熱時間制御方法 | |
| JPH10298542A (ja) | 食品加熱剤 | |
| JPH0218358B2 (ja) | ||
| WO2021002376A1 (ja) | 発熱具 | |
| WO2021002377A1 (ja) | 発熱具 | |
| JPS59166143A (ja) | 加温用はり薬 | |
| TWI849167B (zh) | 發熱件 | |
| JPS5848183B2 (ja) | 加湿器 | |
| JPS5819255A (ja) | カイロ | |
| JP2000087019A (ja) | 発熱剤組成物 | |
| JPS58130039A (ja) | 化学的発熱によるカイロ | |
| JPH039736Y2 (ja) | ||
| JPH0134549B2 (ja) | ||
| JPH02502519A (ja) | 異なる熱発生水準のための異なる通気用の孔セットを有する化学的加熱用パッド | |
| JP2000093450A (ja) | 発熱袋 |