JPS586528B2 - リニアユウドウコイルニヨル キカジヨウキハイジヨホウホウ - Google Patents
リニアユウドウコイルニヨル キカジヨウキハイジヨホウホウInfo
- Publication number
- JPS586528B2 JPS586528B2 JP50059468A JP5946875A JPS586528B2 JP S586528 B2 JPS586528 B2 JP S586528B2 JP 50059468 A JP50059468 A JP 50059468A JP 5946875 A JP5946875 A JP 5946875A JP S586528 B2 JPS586528 B2 JP S586528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vapor
- conductive
- iron core
- coils
- vaporized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえば通常「ＦＢＲループ」と呼ばれる
ループに用いられるナトリウムなどのような液体金属の
導電性気化蒸気を排除するリニア誘導コイルによる気化
蒸気排除方法に関するものである。
ループに用いられるナトリウムなどのような液体金属の
導電性気化蒸気を排除するリニア誘導コイルによる気化
蒸気排除方法に関するものである。
従来のこの種リニア誘導コイルによる気化蒸気排除の手
段としては、メッシュ（網篩状）の障害物に混合蒸気流
を流して気化蒸気を排除するようにしているが、排除効
率がきわめて悪く、しかも上記メッシュ（網篩）を常時
交換する必要があり著しく面倒である。
段としては、メッシュ（網篩状）の障害物に混合蒸気流
を流して気化蒸気を排除するようにしているが、排除効
率がきわめて悪く、しかも上記メッシュ（網篩）を常時
交換する必要があり著しく面倒である。
この発明はかかる点に着目してなされたもので、リニア
誘導コイルにより発生させた磁力により気化蒸気の流れ
と逆方向の力を導電性蒸気に加えることによりこれを排
除するようにした気化蒸気排除方法を提供しようとする
ものである。
誘導コイルにより発生させた磁力により気化蒸気の流れ
と逆方向の力を導電性蒸気に加えることによりこれを排
除するようにした気化蒸気排除方法を提供しようとする
ものである。
第１図はこの発明の原理を説明するための説明図で、こ
の説明図は上記磁力を発生させるための２種類のコイル
２Ａ，２Ｂによる磁束の方向「Ｂ」と、誘導電流の方向
「Ｊ」と、力の方向「Ｆ」とをそれぞれ示しており、上
記両コイル２Ａ，２Ｂによって発生した磁力により気化
蒸気流通管１内の中心部に導電性蒸気を集中させ、かつ
蒸気流通管内を流れる導電性蒸気に、これの流通方向と
逆方向の力を加えるようにしたもので、上記両コイル２
Ａ，２Ｂの電磁力は、上記導電性蒸気が持っているわず
かな浮力と拡散力に打ち勝つ程度でよいことはいうまで
もない。
の説明図は上記磁力を発生させるための２種類のコイル
２Ａ，２Ｂによる磁束の方向「Ｂ」と、誘導電流の方向
「Ｊ」と、力の方向「Ｆ」とをそれぞれ示しており、上
記両コイル２Ａ，２Ｂによって発生した磁力により気化
蒸気流通管１内の中心部に導電性蒸気を集中させ、かつ
蒸気流通管内を流れる導電性蒸気に、これの流通方向と
逆方向の力を加えるようにしたもので、上記両コイル２
Ａ，２Ｂの電磁力は、上記導電性蒸気が持っているわず
かな浮力と拡散力に打ち勝つ程度でよいことはいうまで
もない。
なお、第１図の管１端に示され、当該管の中心に向かう
「Ｆ」は、コイル２Ａに流れる電流によって発生する力
である。
「Ｆ」は、コイル２Ａに流れる電流によって発生する力
である。
また、コイル２Ｂにより流通方向とは逆方向に力を加え
るのは、気体粒子の相互衝突の頻度及び時間を増加させ
るためである。
るのは、気体粒子の相互衝突の頻度及び時間を増加させ
るためである。
第２図はこの発明の一実施例を示すもので、１は気化蒸
気流通管、３はこの管１の中心部に導電性蒸気を集中さ
せる電磁力を得るためのコイル２Ａと、導電性蒸気にこ
れの流通方向と逆方向の電磁力を与えるためのコイル２
Ｂとをそれぞれ挿入した複数のスロット４を有するリニ
ア形鉄心である。
気流通管、３はこの管１の中心部に導電性蒸気を集中さ
せる電磁力を得るためのコイル２Ａと、導電性蒸気にこ
れの流通方向と逆方向の電磁力を与えるためのコイル２
Ｂとをそれぞれ挿入した複数のスロット４を有するリニ
ア形鉄心である。
第２図ａは管１とコイル２Ａ，２Ｂ、また第２図ｂはコ
イル２Ａ，２Ｂをリニア形鉄心３のスロットに挿入した
状態を示している。
イル２Ａ，２Ｂをリニア形鉄心３のスロットに挿入した
状態を示している。
このように管１内に鉄心がない場合凝縮したものを分離
するのは、質量分解、慣性分離等による。
するのは、質量分解、慣性分離等による。
次に第３図はこの発明の他の実施例を示すもので、１は
中心部に内部鉄心６を配設した気化蒸気流通管、３はこ
の管１の中心部に導電性蒸気を集中させる電磁力を得る
ためのコイル２Ａと、上記導電性蒸気にこれの流通方向
と逆方向の電磁力を与えるためのコイル２Ｂをそれぞれ
挿入した複数のスロット４を有するリニア形の鉄心であ
る。
中心部に内部鉄心６を配設した気化蒸気流通管、３はこ
の管１の中心部に導電性蒸気を集中させる電磁力を得る
ためのコイル２Ａと、上記導電性蒸気にこれの流通方向
と逆方向の電磁力を与えるためのコイル２Ｂをそれぞれ
挿入した複数のスロット４を有するリニア形の鉄心であ
る。
しかして、上記内部鉄心６は、上記コイル２Ａによって
管１の中心部に集中された導電性蒸気の凝縮金属液を付
着させるとともに、これを伝って外部に排除させるため
に設けられたものである。
管１の中心部に集中された導電性蒸気の凝縮金属液を付
着させるとともに、これを伝って外部に排除させるため
に設けられたものである。
したがって、この発明によれば、一方のコイル２Ａの電
磁力により、気化蒸気流通管１内を流れる導電性蒸気を
この管１の中心部に集中させると共に、他方のコイル２
Ｂにより気化蒸気流通管１内を流れる導電性蒸気に、こ
れの流通方向と逆方向の電磁力を与えるようにしたので
、その結果蒸気流通管１内に流れる導電性蒸気は積極的
に中心部の内部鉄心６に凝縮付着し、そしてこれを伝つ
て外部に排除されるものである。
磁力により、気化蒸気流通管１内を流れる導電性蒸気を
この管１の中心部に集中させると共に、他方のコイル２
Ｂにより気化蒸気流通管１内を流れる導電性蒸気に、こ
れの流通方向と逆方向の電磁力を与えるようにしたので
、その結果蒸気流通管１内に流れる導電性蒸気は積極的
に中心部の内部鉄心６に凝縮付着し、そしてこれを伝つ
て外部に排除されるものである。
なお、上記内部鉄心６は上記コイル２Ａ，２Ｂによって
発生した磁束をより強力化させ、かつ中心部の空隙長を
短かくして導電性蒸気の迅速な排除を促進するものであ
る。
発生した磁束をより強力化させ、かつ中心部の空隙長を
短かくして導電性蒸気の迅速な排除を促進するものであ
る。
この発明は、上述したように、リニア形鉄心３に装着さ
れた一対のコイル２Ａ、２Ｂの両電磁力によって、気化
蒸気流通管１内を流れる導電性蒸気は、迅速に凝縮排除
される優れた効果を有するものである。
れた一対のコイル２Ａ、２Ｂの両電磁力によって、気化
蒸気流通管１内を流れる導電性蒸気は、迅速に凝縮排除
される優れた効果を有するものである。
また、上記コイル２Ａ，２Ｂは、導電性蒸気が流通する
気化蒸気流通管１の外周部に装着されるので、両コイル
の保守・点検がきわめて容易であるばかりでなく、気化
蒸気流通管の外径寸法等を小形に構成することができる
効果もある。
気化蒸気流通管１の外周部に装着されるので、両コイル
の保守・点検がきわめて容易であるばかりでなく、気化
蒸気流通管の外径寸法等を小形に構成することができる
効果もある。
第１図はこの発明の原理を説明するための説明図、第２
図はこの発明の一実施例を示す平面図、第３図はこの発
明の他の実施例を示すもので、ａは平面図、ｂは断面図
である。 図面中、１は気化蒸気流通管、２Ａ，２Ｂはコイル、３
はリニア形鉄心、４はスロット、６は内部鉄心である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図はこの発明の一実施例を示す平面図、第３図はこの発
明の他の実施例を示すもので、ａは平面図、ｂは断面図
である。 図面中、１は気化蒸気流通管、２Ａ，２Ｂはコイル、３
はリニア形鉄心、４はスロット、６は内部鉄心である。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 導電性蒸気が流通する気化蒸気流通管の外周部に配
設されたリニア形鉄心の内側に、電磁力により上記導電
性蒸気を流通管の中心部に集中させる第１のコイルと、
上記導電性蒸気にこれの流通方向と逆方向の電磁力を与
える第２のコイルとを、それぞれ前記鉄心の長さ方向に
沿って分布して装着し、上記導電性蒸気を凝縮排除する
ようにしたことを特徴とするリニア誘導コイルによる気
化蒸気排除方法。 ２ 上記第１項の気化蒸気流通管の中心部に内部鉄心を
装着し、上記第１と第２のコイルによって管の中心部に
集中されかつ流通方向と逆方向の電磁力が与えられた導
電性蒸気を、上記内部鉄心に凝縮付着させるとともに、
これを伝って排除するようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載のリニア誘導コイルによる気化蒸
気排除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50059468A JPS586528B2 (ja) | 1975-05-19 | 1975-05-19 | リニアユウドウコイルニヨル キカジヨウキハイジヨホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50059468A JPS586528B2 (ja) | 1975-05-19 | 1975-05-19 | リニアユウドウコイルニヨル キカジヨウキハイジヨホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51134406A JPS51134406A (en) | 1976-11-20 |
| JPS586528B2 true JPS586528B2 (ja) | 1983-02-04 |
Family
ID=13114161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50059468A Expired JPS586528B2 (ja) | 1975-05-19 | 1975-05-19 | リニアユウドウコイルニヨル キカジヨウキハイジヨホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586528B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6389050A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-20 | Jiyousuke Ichijiyou | Ｍｈｄ発電機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5057963A (ja) * | 1973-07-05 | 1975-05-20 |
-
1975
- 1975-05-19 JP JP50059468A patent/JPS586528B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5057963A (ja) * | 1973-07-05 | 1975-05-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51134406A (en) | 1976-11-20 |
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