JPS5864986A - 通気装置を有する流体容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体容器、特に容器から閉鎖部材を解放するに
先立って閉鎖部材と容器との間の密封を解除するだめの
装置を有する流体容器に関する。

天然ガスの輸送管路の如き、流体輸送系はフィルター、
サイクロン、セパレータ等の多くの装置を有し、保守等
のためにこれらの装置に出入りする必要がある。

これらの装置は、希望するときに取りはずすことができ
る閉鎖部材をもった密封可能な容器内に装着される。例
として、英国特許第１≠タタｏｓｒｙ＝明細書は圧縮空
気輸送管路に組込まれるフィルタ減圧装置を開示してお
り、このフィルタ減圧装置ｉｔ。

差込式継手によって装置本体に取外し自在に機械的に取
付けられた閉鎖部材を有している。−１装置本体には又
、閉鎖部材が偶発的に取りはずされるのを防止する摺動
固定装置が取付けられている。

圧力下の流体を保持するこの型式の装置においては閉鎖
部材が解放されるとき、流体がおそらくは爆発的に閉鎖
部材を容器から押すといった問題がある。

従って本発明の目的はかかる問題を克服することにある
。

本発明によれば、容器と、容器に機械的に結合して蓋お
よび密封を形成する取外し可能な閉鎖部材とからなる流
体容器において、容器は、閉鎖部材と容器との間の密封
が作られるよう閉鎖した容器の内部を大気に対して閉鎖
させ、或は密封が破られるように閉鎖した容器の内部を
大気に対して開放させながら閉鎖部材と容器との間に機
械的な結合を維持するようになっている。

本発明の一つの実施態様では、機械的な結合は、容器の
内部を夫々大気に対して閉鎖させ或は大気に対して開放
させることのできる２つの位置の間を移動可能である。

この場合、機械的結合は少なくとも一つの差込式固定部
材からなり、固定部材は、好ましくは二つの変位した位
置で溝と協働するラグからなるのが良い。この構成を実
現するために、溝は、ラグに二つの変位した位置を与え
るように段をなしているのが良い。

好ましくは、容器は、容器が大気に対して閉鎖されるよ
うな位置においてラグを溝の中に解放自在に保持するよ
うになった戻り止めを含む。望１しくは、戻り止めは、
閉鎖部材を容器に機械的に結合しながら容器の内部を大
気に対して閉鎖もしくは開放させるととができるように
作動するバルブを含む。バルブは、容器の内部を夫々大
気に対して閉鎖もしくは゛開放させることができる二つ
の位置、の間で移動可能な摺動バルブであるのが良い、
。

便宜上、摺動バルブは、容器内部と連通している第一の
口と容器の外部と連通している第二の口との間の通路を
開閉するようなピストンから成る。

好ましくは、ピストンはこれに取付けられ、戻り止めと
して作用する固定ピンを有している。窒゛ましくは、戻
り市めは弾性的に押圧されてラグと係合する。

本発明の他の実施態様では、容器は、閉鎖部材を容器に
機械的に結合させながら、容器内部を大気に対して閉鎖
もしくは開放させることができるように作動するナシく
とも一つのバルブを有している。バルブは、容器の内部
を夫々大気に対して閉鎖もしくは開放させることができ
る二つの位置の間で移動しうる摺動バルブである。望ま
しくは、バルブは容器内部と連通している第一の口と容
器の外部と連通している第二の口との間の通路を開閉す
るようになっているピストンから成る。

便宜上、バルブは容器の内部室を大気に対して閉鎖する
位置に弾性的に押圧される。

閉鎖部材と容器との間の機械的結合は少なくとも一つの
差込式固定部材の形を取り、差込式固定部材は、好まし
くは■二つの変位した位置で溝と協働するラグからなる
。

これを実現するために、溝は、ラグに二つの変位した位
置を与えるよう段をなしているのが良い。

今、本発明の実施態様を、添付図面を参照してその一例
として説明する。

図面を参照すると、第１図Ｆｉ、遮断バルブ３．４によ
り、圧力容器５に連結されている入口管１と出口管２を
もつガスの輸送管路を示している。

圧力容器５はバルブ、フィルター、サイクロツユニット
（図示せず）の容器として使用される。

遮断バルブ３．４は、この発明の要旨ではないからそれ
らについては詳述しない。

圧力容器５は、固定リング７によって圧力容器５に取付
けられた取外し可能な閉鎖部材６を有する。

第１図および第２図に示すように、閉鎖部材もの下端に
は、容器５の上縁９に着座するだめの外方に向いたフラ
ンツ８が形成されている。

閉鎖部材６のフランツ８Ｆｉその下側に円周凹部１０を
備え、この円周凹部は、ネオゾレンのような適当な弾性
物質の密封リング１１を収容し、この密封リング１１は
使用中、容器５の上縁９に当っている。

閉鎖部材６は円形版の形をしており、その下部から容器
の中へ垂下するカートリッジバルブヲ有していても良い
し、或はカートリッジバルブは閉鎖部材を形成しても良
い。

固定リング７は、半径方向外方に延びる下部１５をもつ
下方部分１５を有し、下方部分１４は閉鎖部材６の垂直
壁１６に溶接されている。

第２図乃至第ｊ図に示すように、段付溝１７が固定リン
グ７の外側下部１５に形成されていて、容器５の上端か
ら半径方向内方に突出する方形ラグ１８とともに、閉鎖
部材６と容・器５のだめの差込固定部材及び二位置式機
械的結合を形成する。

溝１７は固定リング７の隣接した段付面間に形成されて
いる。下１１１１の面は、２つの垂直面２１．２２に夫
々隣接する２つの水平面１９．２０からなる。上側の面
は２つの垂直面２５．２６に夫々隣接する２つの水平面
２３．２４からなる。使用中、ラグ１８は水平面１９又
は２０上に位置する。

下水平面１９上に位置するときには、閉鎖部材６と容器
５との間の密封は破られ、容器の内部は大気に開放する
。ラグ１Ｂは又使用中、上水平面２０上に位置し、この
位置では、閉鎖部材６は容器５を完全に閉じるから閉鎖
部材６と容器５との間に密封が形成され、容器は大気に
対して閉鎖される。

面２１と２５は固定リング７の下端にラグ人口通路を形
成し、一方、溝１７Ｆｉ水平面２０．２４に隣接する垂
直面２７により閉じられている。ラグ１８Ｆｉ、第３図
に示すように、これが面２１に向って押されるとき面２
０と２４の間に位置するようになっている。第≠図に示
すように、固定リング７は幾つかのこのような溝１７を
備えるのが良く、又容器５は等しい数のラグ１８を備え
るのが良い。

バルブ２Ｂは閉鎖部材に取付けられており、そして閉鎖
部材６の垂直壁１６およびフランツ８と垂直壁１６およ
びフランジ８の延長部３０との間に形成されたシリンダ
２９を有する。このように形成されたシリンダ２９はそ
の内部に摺動自在に受は入れられる円筒形のピストン状
ブランクヤ３１を収容し、シランシャ３１から円筒形固
定ビン３２が延び、ビン３２は第３図に示すように、ラ
グ１８を段付溝の上側の面’２０の位置に固定するだめ
の戻り止めとして作用する。ラグ１８と溝１７の数に対
応して多数のこのようなバルブ２８と固定ビン３２が存
在する。

シランジャ３１はその上端に円筒形凹部３３を備え、凹
部３３の端３４にコイルバネ３５の下端が位置している
。コイルバネ３５の上端はシリンダ３０の上端壁３６に
当っており使用中、シランツヤ３１を下方に付勢するよ
うになっており、そのためシランツヤ３１の下の肩３７
′はフランジ８の上面に押し付けられる。この位置では
、固定ピン３２はフランツ８の開口部３８を通して延び
、段付溝孔の面２０の真上の点で終っている。閉鎖部材
６が容器５上に完全に閉じられるとラグ１８は第３図に
示す位置にあり固定ピン３２はラグ１８の後方壁３９に
係合してラグ１８を所定位置に固定する。

これは、閉鎖部材６が容器５上で完全に閉じた位置にあ
るとき偶発的に生じる閉鎖部材６の回転を阻止するのに
有効である。

グランツヤ３１はその両端に２対の環状外周りブ４０．
４１と４２．４３とを備え、各対のリブの間には、ニト
リルゴムのような適当な弾力性物質からなるＯ−リング
４４．４５を夫々収容する凹部が形成される。０−リン
グ４４．４５はプランジャ３１とシリンダ２９との間に
気密な密封を作る。プランツヤ３１の中央部分４６の径
は両端部の径より小さくなっており、その結果、密封さ
れた環状室４７がＯ−リング４４と４５の間に形成され
る。閉鎖部材６には、シリンダ２９を容器の内部と連通
させることのできる通気口４８が形成されている。通気
口４８はシリンダ２９と連通ずる水平部４９および容器
の内部と連通する垂直部５０から成る。シリンダ２９の
垂直壁５１は又シリンダ２９を大気と連通させることが
できるように通気口の水平部４９から垂直方向に離れた
通気口５２を備えている。

図に示された固定即ち閉鎖位置では、通気口４８と５２
は上側のＯ−リング４４によって形成された密封により
互いに隔絶されている。しかしながら、固定が解除され
た位置即ち開放位置では、通気口４８と５２は室４７を
介して互に連通ずることができる。この場合、戻り止め
プランツヤ３１は、λつの通気口４Ｂ、５２がともにＯ
−リング４４と４５との間に位置するようになるまで、
・ぐネ３５の作用に抗して垂直上向きに引き上げられ、
これによって２つの通気口４Ｂと５２は室４フを介して
互いに連通ずる。

プランジャ３１を引き上げることができるようにするた
めに、シランジャ３１は作動ビン５３を備える。この作
動ビン５３は凹部３３の端の穴にねじ込まれたねじ山付
端部５４と、シリンダ２９の土壁３６にある開口部５６
を貫通している本体５５とを有している。・９ネ３５は
ビン５３の本体５５を囲んでおり、ビン５３は、シリン
ダ２９の外側に位置し、ビン５３を作動のために手でつ
かむことができるようにするヘッド５７を有していいが
、■−−−溝毎に７つずつ、或は、容器内に分離可能な
室がある場合には加圧室毎に７つずつ数個の弁２８があ
るのが良い。

閉鎖部材を容器５に位置決めして密封するため固定（ン
３２Ｖｉプランジャ３１を引き上げることによって引き
上げられる。部材６を固定リング７および密封リング１
１と共に容器５の上に蓋のように置き、ラグ１Ｂを溝１
７の入口通路に入り込ませて溝１７の水平面２３に係合
させる。次いで閉鎖部材６を適当に回転させ、次に押し
てラグ１８を面２４に合致させ、最後に、ラグ１８が第
３図に示す位置を占め、溝１７の面２０に着座するまで
再び回転させる。すると、閉鎖部材６は容器５に対して
密封され、シランジャ３１を押し下げると、固定ビン３
２はラグ１Ｂの壁３９に係合して閉鎖部材６を固定し、
閉鎖部材の偶発的な回転を阻止する。

閉鎖部材６を解放するためには、戻り止め１ランツヤ３
１の作動ピン５３を、通気口４Ｂと５２が室４７により
互いに連通ずるまで引き上げる。

これによって容器内の圧力を大気に通気させることがで
きる。

次に、閉鎖部材６を、ラグ１８が面２６に衝合するよう
な第２の部分閉鎖位置まで回転させ、次いで、持ち上げ
るとラグ１Ｂは面１９と２２に一合するが、閉鎖部材６
と容器５は依然として機械的に連結されている。次に閉
鎖部材６を、ラグ１Ｂが而２５と接するまで回転させ、
次２いで溝１７から引き抜く。

ラグと段付溝結合もしくはバルブ組立体のいずれかを容
器に組込むことによって、閉鎖部材が容器内の流体の圧
力で押し離される危険度を最小にして閉鎖部材を容器か
ら取りはずすことができる。

これは、閉鎖部材が容器に依然として機械的に結合され
ている間に、いずれかの装置で容器内の圧力を通気させ
ることができるからである。

図面に示された容器は、両方の装置を有しているが、ラ
グと段付溝組立体もしくは単純な差込式固定装置をもつ
バルブ組立体のいずれかがあれば安全性の改良に寄与し
うることが認められる。しかしながら完全な安全性を確
保するため、両装置を流体容器に組み込むことが求めら
れる。

この方式によれば、戻り止めを解放するとき圧力を排出
することを保証し、万一圧力が残っていたとしでもラグ
と段付溝の構成は蓋を機械的に解放するのに先立って、
蓋を取りはずすべく廻ゎすとき圧力を自動的に排出させ
ることができる。閉鎖部材の取外しを容易にするために
、ラグと溝の合致する面は解放のだめの移動方向に垂直
ではなく、傾斜しているのが良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は輪郭で示され、本発明の実施態様を有する容器
に取り付けられたガス輸送管路の制御バルブの概略図で
ある。 輌２図は第１図に示された実施態様の断面図である。 第３図は第１図および第２図に示された実施弗様の一部
切欠斜視図である。 第≠図は段付溝の斜視図である。 Ｆｌ（３，１゜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／）容器と、蓋及び密封を形成するため容器に機械的に
   結合する取外し可能な閉鎖部材とからなる流体容器にお
   いて、容器は、閉鎖部材と容器との間に密封が作・られ
   るように閉鎖された容器の内部を大気に対して閉鎖させ
   、あるいは密封が破ら７するように閉鎖された容器の内
   部を大気に対して開放させることかできるようにしなが
   ら閉鎖部材と容器との間に機械的な結合を維持するよう
   になっていることを特徴とする流体容器。 ２）機械的結合が、容器の内部を夫々大気に対して閉鎖
   もしくは開放させることのできる２つσ）位置の間で可
   動であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   の流体容器。 ３）機械的結合が、少なくとも一つの差込式固定部材か
   らなることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の
   流体容器。 ≠）差込式固定部材が二つの変位した位置で溝と協働す
   るラグからなることを特徴とする特許請求の範囲第３項
   に記載の流体容器。 ｊ）溝は、ラグに二つの変位した位置を与えるように段
   をなしていることを特徴とする特許請求の範囲第弘第に
   記載の流体容器。 乙）容器を大気に対して閉鎖する位置においてラグを溝
   内に解放自在に保持するようになった戻り止めを含む特
   許請求の範囲第弘項又は第５項に記載の流体容器。 ７）戻り止めは、閉鎖部材を容器に機械的に結合しなが
   ら容器の内部を大気に対して閉鎖もしくは開放させるこ
   とができるように作動するバルブを有していることを特
   徴とする特許請求の範囲第６項に記載の流体容器。 ざ）　パルプは、容器の内部を夫々大気に対して閉鎖も
   しくは開放させることのできる二つの位置の間で移動可
   能な摺動バルブであることを特徴とする特許請求の範囲
   第７項に記載の流体容器。 り）摺動パルプは、容器の内部と連通ずる第一の口と容
   器の外部と連通ずる第二の口との間の通路を開閉するよ
   うになっているピストンからなることを特徴とする特許
   請求の範囲第ｒ項に記載の流体容器。 ｎ）ピストンは、これに取り付けられ、戻り止めとして
   作用する固定ビンを有することを特徴とする特許請求の
   範囲第７項に記載の流体容器。 ／／）戻り止めはラグと係合するように弾性的に押圧さ
   れている特許請求の範囲第６項乃至第１Ｏ項のいずれか
   に記載の流体容器。 ／２）容器は、閉鎖部材を容器に機械的に結合させなが
   ら、容器の内部を大気に対して閉鎖もしくヲー１開放さ
   せることができるように作動する少なくとも一つのバル
   ブを有する特許請求の範囲第１項に記載の流体容器。 ／３）バルブは、容器内部を夫々大気に対して閉鎖もし
   くは開放させることができる二つの位置の間で移動でき
   る摺動バルブであることを特徴とする特許請求の範囲第
   ７２項に記載の流体容器。 厚）バルブは、容器の内部と連通ずる第一の［＝１と容
   器の外側と連通ずる第二の口との間の通路を開閉するよ
   うになっているピストンを包含することを特徴とする特
   許請求の範囲第１３項に記載の流体容器。 ／１）バルブは、容器の内部を大気に対して閉鎖させる
   位置に弾性的に押圧されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１．２項乃至第１≠項のいずれかに記載の流
   体容器。 如閉鎖部材と容器との間の機械的結合が少なくとも一つ
   の差込式固定部材からなることを特徴とする特許請求の
   範囲第７２項乃至第１ｊ項のいずれかに記載の流体容器
   。 〃）差込式固定部材が二つの変位した位置で溝と協働す
   るラグからなることを特徴とする特許請求の範囲第１６
   項に記°載の流体容器。−Ｉ）溝は、ラグに二つの変位
   した位置を与えるように段をなしていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第７７項に記載の流体容器。